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ゆめの‐きゅうさく【夢野久作】‥キウ‥🔗🔉

ゆめの‐きゅうさく夢野久作‥キウ‥ 小説家。本名杉山泰道。福岡県生れ。慶大中退。怪奇幻想の手法で意識下の世界を探究。作「ドグラ‐マグラ」など。(1889〜1936)

ゆめ‐の‐しま【夢の島】🔗🔉

ゆめ‐の‐しま夢の島】 東京都江東区南部、荒川放水路の河口にある埋立地。塵ごみ・残土による埋立てで知られ、現在はスポーツ施設を含む公園、清掃工場がある。

ゆめ‐の‐しるし【夢の徴】🔗🔉

ゆめ‐の‐しるし夢の徴】 夢に見る前兆。後撰和歌集「はかなかる―にはかられてうつつに負くる身とやなりなん」

ゆめのしろ【夢の代】🔗🔉

ゆめのしろ夢の代】 山片蟠桃やまがたばんとうの書。12巻。1820年(文政3)成る。儒学的合理主義を徹底させ、地動説を支持し、記紀神話・仏教を批判、無神論を展開、また現実に合った経済政策を主張。初稿「宰我の償つぐのい」に師の中井竹山・履軒の校閲を得て改訂増補。 →文献資料[夢の代]

ゆめ‐の‐ただじ【夢の直路】‥ヂ🔗🔉

ゆめ‐の‐ただじ夢の直路‥ヂ 夢が通う、まっすぐな道。夢の中で会うのを妨げるものはないことからいう。古今和歌集「恋ひわびてうちぬる中に行き通ふ―はうつつならなむ」

ゆめ‐の‐たまくら【夢の手枕】🔗🔉

ゆめ‐の‐たまくら夢の手枕】 仮寝に見る夢。極めてはかないことにいう。

ゆめ‐の‐つげ【夢の告げ】🔗🔉

ゆめ‐の‐つげ夢の告げ】 神仏が夢枕に立ってお告げになること。夢のさとし。

ゆめの‐の‐しか【夢野の鹿】🔗🔉

ゆめの‐の‐しか夢野の鹿】 仁徳紀・摂津風土記に見える伝説。夢野(今の神戸市湊川の西)の牡鹿が、自分の背に雪が降り積もり芒すすきが生える夢を見る。牝鹿はその夢を射殺の兆と卜って、夫が淡路島の妾に通うことをとめたが、牡鹿は聞き入れず淡路へ向かう海中で舟人に射殺されたという。和歌に多く詠まれている。いめののしか。山家集「夜を残す寝覚めに聞くぞ哀れなる―もかくや鳴くらん」

ゆめ‐の‐ゆめ【夢の夢】🔗🔉

ゆめ‐の‐ゆめ夢の夢】 夢の中で見る夢。極めてはかないこと、また、到底実現しそうにもないことのたとえ。夢のまた夢。

ゆめ‐の‐よ【夢の世】🔗🔉

ゆめ‐の‐よ夢の世】 夢のような、はかない世の中。栄華物語木綿四手「うちとけて誰もまだ寝ぬ―に人のつらさを見るぞ悲しき」

広辞苑 ページ 20122