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あわゆき‐かん【泡雪羹】🔗⭐🔉
あわゆき‐かん【泡雪羹】
泡立てた卵白に砂糖と香料を加え、寒天で固めた菓子。淡雪あわゆき。
泡雪羹
撮影:関戸 勇
⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】
⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】
あわゆき‐そば【泡雪蕎麦】🔗⭐🔉
あわゆき‐そば【泡雪蕎麦】
煮立てた蕎麦つゆに泡立てた卵白を入れ、熱くした蕎麦に注ぎかけた料理。
⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】
あわゆき‐たまご【泡雪卵】🔗⭐🔉
あわゆき‐たまご【泡雪卵】
煮立てた清すまし汁の中へ泡立てた卵白を落としたもの。
⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】
あわゆき‐どうふ【泡雪豆腐】🔗⭐🔉
あわゆき‐どうふ【泡雪豆腐】
①泡雪のように軽くて柔らかい特製の豆腐。淡雪豆腐。→絹漉し豆腐→笹の雪。
②鹹目からめに煮た豆腐の上に摺薯すりいもをかけた料理。また、1の豆腐に葛餡をかけた料理。
⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】
あわゆき‐むし【泡雪蒸し】🔗⭐🔉
あわゆき‐むし【泡雪蒸し】
蒸し物の一種。泡立てた卵白を鯛などの材料にのせて蒸す。白くてふわふわしたその外見と雪のように溶ける口当りに因んでいう。淡雪蒸し。
⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】
あわ‐よく‐ばアハ‥🔗⭐🔉
あわ‐よく‐ばアハ‥
うまくゆけば。間まがよければ。「―ひとあわふかせよう」
あわ‐よ・しアハ‥🔗⭐🔉
あわ‐よ・しアハ‥
〔形ク〕
(「あわい(間)よし」の意)都合がよい。間まがよい。幸若舞曲、笈さがし「此辺にも―・き売具足や候」
あわら🔗⭐🔉
あわら
(長野県・飛騨で)湧泉のある草付き地。湿地。
あわらアハラ🔗⭐🔉
あわらアハラ
福井県最北端の市。芦原温泉を中心とする観光と農業を基幹とする。人口3万1千。
あわら‐おんせん【芦原温泉】アハラヲン‥🔗⭐🔉
あわら‐おんせん【芦原温泉】アハラヲン‥
福井県あわら市にある温泉。泉質は塩化物泉。東尋坊への観光基地。
あわれ【哀れ】アハレ🔗⭐🔉
あわれ【哀れ】アハレ
[一]〔感〕
①ものに感動して発する声。嘆賞・親愛・同情・悲哀などのしみじみとした感動を表す。ああ。武烈紀「泣きそほち行くも影媛―」
②(願望・命令を表す語と共に用いて)ああなんとかして。ぜひとも。謡曲、三井寺「―、来り候へかし。語らばやと思ひ候」
③掛け声として用いる。催馬楽、我が駒「いで我が駒早く行きこせ待乳山―待乳山はれ」
[二]〔名〕
➊「なり」「に」「と」などに連なり、主として平安時代以後、深くしみじみと心をひかれる感じ、またそのような感じをおこさせる状態を表す。はじめは賛嘆・愛着など種々の感情に対して用いたが、後には次第に悲哀・憐憫を表すことが多くなった。その場合には「憐」「憫」などとも書く。
①尊いさま。ありがたいさま。枕草子208「霊山は釈迦仏の御すみかなるが―なるなり」
②立派であるさま。なみなみでないさま。枕草子268「手もよう書き、歌も―に詠みて」
③心に愛着を感ずるさま。いとしく思うさま。源氏物語空蝉「この人の何心なく若やかなるけはひも、―なれば」。源氏物語帚木「下臈に侍りし時、―と思ふ人侍りき」
④しみじみとした趣あるさま。情趣深いさま。枕草子253「月は有明の東の山ぎはに細くて出づるほど、いと―なり」。後鳥羽院御口伝「釈阿はやさしく艶に、心も深く、―なるところもありき」
⑤しめやかであるさま。感傷を誘われるさま。蜻蛉日記上「時はいと―なるほどなり」
⑥気の毒なさま。かわいそう。源氏物語桐壺「命婦は、まだ大殿ごもらせ給はざりけるを―に見奉る」
⑦悲しいさま。はかないさま。さびしいさま。源氏物語桐壺「かかる別れの悲しからぬはなきわざなるを、まして―にいふかひなし」
⑧みじめなさま。みすぼらしいさま。「―な身の上」「―な姿を人目にさらす」
➋感動詞「あはれ」の名詞として用いられたもの。
①感慨。感動。源氏物語帚木「心深しやなどほめたてられて―進みぬれば、やがて尼になりぬかし」
②愛情。恋心。同情。源氏物語帚木「―知るばかりなさけなさけしく」。日葡辞書「アワレヲモヨヲス」
③人情。浮世の情。また、慈悲の心。徒然草「子ゆゑにこそよろづの―は思ひ知らるれ」。孝養集「如来の―の余りには」
④情趣。ふぜい。おもしろみ。源氏物語帚木「物の―知りすぐし、はかなきついでの情あり」
⑤悲哀。哀愁。建礼門院右京大夫集「さすが心あるかぎり、この―をいひ思はぬ人はなけれど」
⇒哀れを止める
広辞苑 ページ 767。