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じ‐もり【自盛り】🔗🔉

じ‐もり自盛り】 自ら酒を盛ること。独酌。手酌。幸若舞曲、高館「自酌―の楽遊び。舞うつ歌うつ飲む程に」

しも‐りゅう【下流】‥リウ🔗🔉

しも‐りゅう下流‥リウ 茶道の藪内やぶのうち流の別称。上京かみぎょうにいた千家を上かみ流と呼んだのに対し、藪内家が下京六条にあったのでいう。

しも・る【沈る】🔗🔉

しも・る沈る】 〔自四〕 水が入ってきて沈む。水中に沈む。浄瑠璃、自然居士「舟は―・つて」

しも‐わらわ【下童】‥ワラハ🔗🔉

しも‐わらわ下童‥ワラハ 雑事に召し使うこども。源氏物語蜻蛉「かしこに侍りける―の、ただこの頃宰相が里に出でまうで来て」

しも‐われ【霜割れ】🔗🔉

しも‐われ霜割れ】 急激な寒気のため樹幹の水分の多い辺材が凍って膨張し、その外周部の樹皮は収縮するため、幹に縦に割れ目ができること。凍裂。 ○霜を履んで堅氷至るしもをふんでけんぴょういたる [易経坤卦]霜がおりる時期になれば、やがて厚い氷が張る寒い冬がやってくる。少しでも災いの徴候が現れれば、やがて大きな災難がやってくることにいう。 ⇒しも【霜】

し‐もん【支文】🔗🔉

し‐もん支文】 「四度の公文くもん」にそえた帳簿。内容は一般にその公文書の明細書。

し‐もん【四文】🔗🔉

し‐もん四文】 ①1文の4倍。 ②(四文銭の安っぽく軽々しいことから)安価なもの、軽々しいことのたとえ。また、人の話に差出がましく口を挟むたとえ。歌舞伎、傾城金秤目「あぢな所へ―と出て」 ⇒しもん‐せん【四文銭】 ⇒しもん‐や【四文屋】

し‐もん【四門】🔗🔉

し‐もん四門】 ①四つの門。四方(東・西・南・北)の門。太平記8「内裏へ参りたまひたれば、―いたづらに開き」 ②〔仏〕 ㋐密教の曼荼羅まんだらで四方をいう称。すなわち、発心門(東)・修行門(南)・菩提ぼだい門(西)・涅槃ねはん門(北)。葬場の四方の門にこの名を用いることがある。 ㋑真理を悟るための四つの見方。有門・空門・亦有亦空やくうやくくう門・非有非空門。 ⇒しもん‐がく【四門学】 ⇒しもん‐しんか【四門親家】 ⇒しもん‐ゆうかん【四門遊観】

広辞苑 ページ 9082