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うと【宇土】🔗🔉

うと宇土】 熊本県西部の市。宇土半島の基部に位置し、中心地区はもと細川氏の城下町。人口3万8千。

う‐と【烏兎】🔗🔉

う‐と烏兎】 [張衡、霊憲序](金烏玉兎の略。中国の伝説で、太陽には3本足の烏が、月には兎がすむとされたことによる) ①太陽と月。日月。 ②歳月。月日。光陰。「―匆匆そうそう

うと・い【疎い】🔗🔉

うと・い疎い】 〔形〕[文]うと・し(ク) その人(事)に関係のうすい状態をあらわす語。 ①(その人と)親しくない。(その事に)関係が深くない。疎遠だ。源氏物語若紫「―・きまらうどなどの」。「去る者は日々に―・し」 ②うちとけがたい。しんから親しめない。古今和歌集「かつ見れど―・くもあるかな月かげの至らぬ里もあらじと思へば」 ③関心がうすい。無関心だ。そっけない。大鏡道長「仏法―・くて世ののしる大法会ならぬにはまかりあふこともなかりしに」 ④よく知らない。不案内だ。徒然草「人ごとに我が身に―・き事をのみぞ好める」。「世事に―・い」 ⑤頭の働きが鈍い。愚かである。傾城禁短気「我より―・き人に、いかいたはけものぢやとなぶらるる」 ⑥目・耳などの機能が十分に働かない。浄瑠璃、大経師昔暦「何者やらと、―・き老眼すかして見る」

うとう【善知鳥】🔗🔉

うとう善知鳥】 ①チドリ目ウミスズメ科の海鳥。大きさはハトぐらい。背面は灰黒色、腹部は白色。顔には2条の白毛を垂れる。生殖時期には上嘴基部から角状突起を生ずる。北方海洋の島で繁殖し、冬期本州から九州の海上にまで南下する。子を取られると鳴くという。〈日葡辞書〉 ウトウ 撮影:小宮輝之 ②善知鳥安方うとうやすかたの略。 ⇒うとう‐やすかた【善知鳥安方】

うとう【善知鳥・烏頭】(作品名)🔗🔉

うとう善知鳥・烏頭】 能。陸奥国外の浜の猟師が善知鳥を殺した報いで、地獄で化鳥けちょうに苦しめられる様を描く。他に地歌、常磐津節。 →文献資料[善知鳥]

う‐とう【右党】‥タウ🔗🔉

う‐とう右党‥タウ ①右翼政党。保守党。 ②甘い物の好きな人。 ↔左党

うと‐うと🔗🔉

うと‐うと 眠けを催し、ごく短い時間浅く眠るさま。うつらうつら。とろとろ。「―と居眠りをする」

うとうと‐し・い【疎疎しい】🔗🔉

うとうと‐し・い疎疎しい】 〔形〕[文]うとうと・し(シク) 親しくない意の「うとい」を強めていう語。いかにもよそよそしい。疎遠である。源氏物語手習「年ごろは―・しきやうにて過し給ひしを」

う‐とう‐ぶん‐ぶ【禹湯文武】‥タウ‥🔗🔉

う‐とう‐ぶん‐ぶ禹湯文武‥タウ‥ 夏の禹王、殷の湯王、周の文王・武王。いずれも古代中国の聖王として儒教で並称された。

うとう‐やすかた【善知鳥安方】🔗🔉

うとう‐やすかた善知鳥安方】 陸奥国外ヶ浜にいたという鳥。親が「うとう」と呼べば、子が「やすかた」と答えるという。うとう。 ⇒うとう【善知鳥】

うとうやすかたちゅうぎでん【善知安方忠義伝】🔗🔉

うとうやすかたちゅうぎでん善知安方忠義伝】 読本よみほん。前編6冊。山東京伝作。1806年(文化3)刊。平将門の後日譚。歌舞伎にも脚色上演。未完であるが第2・3輯を松亭金水が作り、49年(嘉永2)・60年(万延1)に刊行し、続編とする。

う‐とく【有徳・有得】🔗🔉

う‐とく有徳・有得】 ①徳のあること。 ②富んでいること。富裕。天草本伊曾保物語「―な者は常に心乱れ騒いで」 ⇒うとく‐じん【有徳人】 ⇒うとく‐せん【有徳銭】

うとく‐じん【有徳人】🔗🔉

うとく‐じん有徳人】 富裕な人。分限者ぶげんしゃ。狂言、八幡の前「あたり近い八幡の里に―があつて」 ⇒う‐とく【有徳・有得】

うとく‐せん【有徳銭】🔗🔉

うとく‐せん有徳銭】 室町・戦国時代、武家や社寺が領内の富裕な商人などに課した臨時の税金。徳銭。有福。 ⇒う‐とく【有徳・有得】

うと・し【疎し】🔗🔉

うと・し疎し】 〔形ク〕 ⇒うとい

うと‐そうそう【烏兎匆匆】🔗🔉

うと‐そうそう烏兎匆匆】 歳月があわただしく過ぎ去るたとえ。→烏兎

ウトナイ‐こ【ウトナイ湖】🔗🔉

ウトナイ‐こウトナイ湖】 北海道南部、勇払ゆうふつ平野にある海跡湖。面積2.8平方キロメートル。鳥獣特別保護地区。ラムサール条約登録湿地。ウトナイトー湖。

うと・ぶ【疎ぶ】🔗🔉

うと・ぶ疎ぶ】 〔他上二〕 (→)「うとむ」に同じ。

うとまし・い【疎ましい】🔗🔉

うとまし・い疎ましい】 〔形〕[文]うとま・し(シク) (動詞ウトムの形容詞形) ①遠ざけたい気がする。縁を絶ちたいと思う。いとわしい。いやらしい。源氏物語手習「行末もうしろめたく、―・しきまで思ひやらる」。源氏物語少女「打ち語らふさまなどを、―・しとも思ひはなれ給はざりけり」。「見るも―・い姿」 ②気味がわるい。源氏物語夕顔「手をたたき給へば、山彦のこたふる声、いと―・し」

うと・む【疎む】🔗🔉

うと・む疎む】 〔他五〕 (下二段にも活用)いみきらって遠ざける。親しまない。おろそかにする。大唐西域記長寛点「釈種畏悪ウトム」。天草本伊曾保物語「真実の為になる者をば盗人のやうに―・むことが多い」。「上司に―・まれる」

うとん・じる【疎んじる】🔗🔉

うとん・じる疎んじる】 〔他上一〕 (→)「うとんずる」に同じ。

うとん・ずる【疎んずる】🔗🔉

うとん・ずる疎んずる】 〔他サ変〕[文]うとん・ず(サ変) (ウトミスの音便)よそよそしくする。史記呂后本紀延久点「上、益ますますウトムス

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