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ぞう🔗🔉

ぞう (長野県などで)カイコの蛹さなぎ。どきょう。じょう。ずしゃ。

ぞう【判官】🔗🔉

ぞう判官(→)「じょう」に同じ。古今和歌集「文屋の康秀が三河の―になりて」

ぞう【造】ザウ🔗🔉

ぞうザウ つくること。

ぞう【族】🔗🔉

ぞう】 (ゾクの音便)やから。うから。宇津保物語俊蔭「この―は伝はるごとにまさること限なし」

ぞう【象】ザウ🔗🔉

ぞうザウ ゾウ目(長鼻類)の哺乳類の総称。体は極めて大きく、陸棲哺乳動物中で最大。鼻は極めて長く、屈伸自在で、手の働きをする。上顎の一対の門歯は牙となる。現存種はアフリカゾウ・アジアゾウの2種。化石種は種類多く世界に広く分布。古名、きさ。〈倭名類聚鈔18

ぞう【像】ザウ🔗🔉

ぞうザウ ①物のかたち。すがた。 ②神仏・人・獣などの形をまねて造り、または描いたもの。「ブロンズ―」 ③想い描いた姿、あり方。 ④〔理〕物体から出た光が光学系によって、屈折または反射した後、再び集合して生じた形象。実際にスクリーン上に映し出し得る実像と、眼に見えるだけの虚像との2種がある。「―を結ぶ」

ぞう【増】🔗🔉

ぞう】 ①ますこと。ふえること。↔減。 ②能面。田楽能の名手増阿弥の始めたという気品のある女面。 増 節木増 撮影:神田佳明(所蔵:堀安右衞門) 泣増 撮影:神田佳明(所蔵:岩崎久人)

ぞう【雑】ザフ🔗🔉

ぞうザフ (呉音)和歌・俳諧の分類の一つ。広義には四季(春・夏・秋・冬)・恋以外のもの。狭義には、四季・恋のほか、賀・離別・羇旅・物名・哀傷などの分類にも属さないもの。雑歌。俳諧では無季の句。→ざつ(雑)

ぞう【蔵】ザウ🔗🔉

ぞうザウ ①おさめること。おさめ持つこと。また、その物。所有。「個人の―」 ②〔仏〕一切を包みこんでいるもの。 ③大蔵省の略。「―相」

ぞう【贈】🔗🔉

ぞう】 (呉音。漢音はソウ) ①おくること。さしあげること。 ②死後に官位をおくること。「―正一位」

ぞう【臓】ザウ🔗🔉

ぞうザウ 心・肝・腎・肺・脾など、体内の諸器官。はらわた。

ぞう【候】ザウ🔗🔉

ぞうザウ (ニサウの約)…であります。幸若舞曲、烏帽子折「例のちやうはんがぼうをもつてゆりひらいてただ一打のせうぶ―よ」→そう(候)

ぞう‐あい【憎愛】🔗🔉

ぞう‐あい憎愛】 にくむことと愛すること。愛憎。

ぞう‐あく【造悪】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐あく造悪ザウ‥ 悪事をすること。↔作善さぜん

ぞう‐あく【増悪】🔗🔉

ぞう‐あく増悪】 症状が一層悪くなること。「病勢が―する」

ぞう‐い【造意】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐い造意ザウ‥ 考えたくらむこと。保元物語(金刀比羅本)「大納言伴善男―の嫌疑ありけるによつて」

ぞう‐い【贈位】‥ヰ🔗🔉

ぞう‐い贈位‥ヰ 生前の功労によって死後に位階をおくること。また、その位階。

ぞう‐い【贈貽】🔗🔉

ぞう‐い贈貽】 贈与。贈遺。

ぞう‐い【贈遺】‥ヰ🔗🔉

ぞう‐い贈遺‥ヰ 物を贈ること。贈与。

ぞう‐いん【増員】‥ヰン🔗🔉

ぞう‐いん増員‥ヰン 人員を増やすこと。「警備員を―する」↔減員

ぞう‐え【雑穢】ザフヱ🔗🔉

ぞう‐え雑穢ザフヱ 種々のけがらわしいもの。

ぞう‐えい【造営】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐えい造営ザウ‥ 神社・仏閣・宮殿・家屋などをつくりいとなむこと。「社殿を―する」 ⇒ぞうえい‐ぶぎょう【造営奉行】

ぞうえい‐ざい【造影剤】ザウ‥🔗🔉

ぞうえい‐ざい造影剤ザウ‥ X線の透過しにくい物質を含んだ薬品。内臓のレントゲン検査の際、明瞭な像を得るために使用。硫酸バリウムやヨウ素化合物を配合。

ぞうえい‐ぶぎょう【造営奉行】ザウ‥ギヤウ🔗🔉

ぞうえい‐ぶぎょう造営奉行ザウ‥ギヤウ 鎌倉・室町幕府の職名。社寺などの造営をつかさどった。 ⇒ぞう‐えい【造営】

ぞう‐えき【増益】🔗🔉

ぞう‐えき増益】 ①増し加えること。増加。 ②利益が増加すること。「増収―をはかる」↔減益

ぞう‐えん【造園】ザウヱン🔗🔉

ぞう‐えん造園ザウヱン 庭園・公園・遊園地などを造ること。

ぞう‐えん【増援】‥ヱン🔗🔉

ぞう‐えん増援‥ヱン 人数を増加して援助すること。「―部隊」

ぞう‐えん【雑縁】ザフ‥🔗🔉

ぞう‐えん雑縁ザフ‥ 〔仏〕仏道修行を妨げる種々の条件。煩悩、仏道以外の学問など。

ぞう‐お【憎悪】‥ヲ🔗🔉

ぞう‐お憎悪‥ヲ ひどくにくむこと。「―の念」

ぞう‐か【造化】ザウクワ🔗🔉

ぞう‐か造化ザウクワ ①天地の万物を創造し、化育すること。また、造物主。古事記「参神―のはじめとなり」。森鴎外、即興詩人「―は我におとなしく軟なる心を授けたりき」 ②造り出された天地。宇宙。自然。また、自然の順行。笈の小文「―に従ひて四時を友とす」。「―の妙」 ③ものをつくり出すこと。造作。〈伊呂波字類抄〉 ⇒ぞうか‐きみょう【造化奇妙】 ⇒ぞうか‐の‐さんしん【造化の三神】

ぞう‐か【造花】ザウクワ🔗🔉

ぞう‐か造花ザウクワ 紙・糸・布などで花の形を模して造ったもの。人工の花。つくりばな。「―の桜」

ぞう‐か【増加】🔗🔉

ぞう‐か増加】 数量がふえること。また、ふやすこと。「人口―」 ⇒ぞうか‐かんすう【増加関数】

ぞう‐か【増価】🔗🔉

ぞう‐か増価】 ①価を増すこと。 ②〔経〕 ㋐時価の騰貴に伴って財産の価額を増額修正すること。 ㋑変動相場制を採用している国の通貨価値が上昇すること。 ↔減価

ぞう‐か【雑歌】ザフ‥🔗🔉

ぞう‐か雑歌ザフ‥ 和歌の分類の一つ。 ①万葉集の一部の巻で、相聞・挽歌に属さない歌。 ②⇒ぞう(雑)

ぞう‐が【象眼】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐が象眼ザウ‥ (ゾウガンの撥音ンを略した発音。またンを表記しない形)(→)「ぞうがん」に同じ。狭衣物語3「同じ色の―の上衣」

ぞうが【増賀】🔗🔉

ぞうが増賀】 平安中期の天台宗の僧。参議橘恒平の子。比叡山で出家、名利を望まず狂をよそおって宮中を避け、多武峰とうのみねに住した。(917〜1003)

ぞう‐かいちく【増改築】🔗🔉

ぞう‐かいちく増改築】 増築と改築。

ぞうか‐かんすう【増加関数】‥クワン‥🔗🔉

ぞうか‐かんすう増加関数‥クワン‥ 変数の値が増加すると、値が増加する関数。 ⇒ぞう‐か【増加】

ぞうか‐きみょう【造化奇妙】ザウクワ‥メウ🔗🔉

ぞうか‐きみょう造化奇妙ザウクワ‥メウ 運のよいこと。しあわせ。 ⇒ぞう‐か【造化】

ぞう‐がく【増額】🔗🔉

ぞう‐がく増額】 数量・金額を増やすこと。増えること。また、その数量・金額。「家族手当を―する」↔減額

ぞうか‐の‐さんしん【造化の三神】ザウクワ‥🔗🔉

ぞうか‐の‐さんしん造化の三神ザウクワ‥ 天地開闢かいびゃくのはじめ、高天原にあらわれて万物を経営したという3神。古事記では天御中主神あまのみなかぬしのかみ・高皇産霊神たかみむすびのかみ・神皇産霊神かみむすびのかみ⇒ぞう‐か【造化】

ぞう‐がめ【象亀】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐がめ象亀ザウ‥ リクガメ科のカメ数種の総称。陸生では最大で甲長1メートル以上。ガラパゴス諸島・セイシェル諸島などに分布。濫獲により激減。植物食。寿命が100年以上のものもある。 ゾウガメ 提供:東京動物園協会

ぞう‐かん【増刊】🔗🔉

ぞう‐かん増刊】 雑誌などを定期以外に発行すること。また、その刊行物。「臨時―号」

ぞう‐かん【増感】🔗🔉

ぞう‐かん増感】 (写真用語)写真感光材料の感度を増大させること。「―現像」

ぞう‐かん【贈官】‥クワン🔗🔉

ぞう‐かん贈官‥クワン 生前勲功のあった人に、死後、官を贈ること。また、その官。平家物語3「宇治悪左府、―贈位おこなはれて」

ぞう‐がん【象眼・象嵌】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐がん象眼・象嵌ザウ‥ ①布または紙などに、模様を金泥・色紙などで細くふちどったもの。ぞうが。枕草子278「地摺の唐の薄物に、―重ねたる御裳などたてまつりて」 ②金属・木材・陶磁器などの素地に模様を刻んで、他の材料、特に金・銀・赤銅・四分一しぶいちなどをはめ込む技法。また、その作品。 ③(印刷用語)鉛版・銅版などで、修正箇所を切り抜き、そのあとに修正した活字などを挿入すること。 ⇒ぞうがん‐めい【象眼銘】

ぞうがん‐こうぶつ【造岩鉱物】ザウ‥クワウ‥🔗🔉

ぞうがん‐こうぶつ造岩鉱物ザウ‥クワウ‥ 岩石を構成する鉱物。主な造岩鉱物は石英・長石・準長石・雲母・角閃石・輝石・橄欖かんらん石など。

ぞうがん‐めい【象眼銘】ザウ‥🔗🔉

ぞうがん‐めい象眼銘ザウ‥ 金銀の象眼で入れた刀の銘。 ⇒ぞう‐がん【象眼・象嵌】

ぞう‐き【造機】ザウ‥🔗🔉

ぞう‐き造機ザウ‥ 機関や機械の設計・製造。

ぞう‐き【増気】🔗🔉

ぞう‐き増気】 病勢が進むこと。正法眼蔵随聞記1「種々に療治すれば、少しき減気在りしかども、又―在りて」↔減気

ぞうき【増基】🔗🔉

ぞうき増基】 平安中期の歌人。中古三十六歌仙の一人。庵主いおぬしと号。「いほぬし(増基法師集)」の作者とされる。

ぞう‐き【雑木】ザフ‥🔗🔉

ぞう‐き雑木ザフ‥ 良材とならない種々雑多の樹木。薪材などにする木。ざつぼく。ぞうぼく。 ⇒ぞうき‐ばやし【雑木林】

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