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いち‐まい【一枚】🔗🔉

いち‐まい一枚】 ①紙・板・貨幣・田畑など「枚」で数えるもの一つ。→枚。 ②大判金(近世)・一万円札(現代)など貨幣・紙幣の間接的な言い方。黄表紙、高漫斉行脚日記「わたくしが申せば、―ぐらいではお手に入ります」。「―貸せ」 ③仕事の担い手としての、ひとり。「彼が―加われば面白くなる」 ④(副詞的に用いて)一段階。「―上手うわて⇒いちまい‐いわ【一枚岩】 ⇒いちまい‐え【一枚絵】 ⇒いちまい‐おち【一枚落】 ⇒いちまい‐かわ【一枚かわ】 ⇒いちまい‐かんばん【一枚看板】 ⇒いちまい‐きしょうもん【一枚起請文】 ⇒いちまい‐ずり【一枚摺・一枚刷】 ⇒いちまい‐だて【一枚楯】 ⇒いちまい‐だな【一枚棚】 ⇒いちまい‐ばん【一枚版】 ⇒いちまい‐まぜ【一枚交ぜ】 ⇒一枚噛む ⇒一枚かわは火をよう吹かん

いちまい‐いわ【一枚岩】‥イハ🔗🔉

いちまい‐いわ一枚岩‥イハ 一枚つづきの板のような、裂け目のない大きな岩。強固な団結・組織などにたとえる。 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐え【一枚絵】‥ヱ🔗🔉

いちまい‐え一枚絵‥ヱ 一枚刷の版画。版本の絵に対していう。→つづき絵⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐おち【一枚落】🔗🔉

いちまい‐おち一枚落】 将棋で、技量の劣ったものに対して、上手うわてが大駒おおごまのうち1枚、すなわち飛車または角行のいずれかを外して指すこと。片駒。 ⇒いち‐まい【一枚】 ○一枚噛むいちまいかむ 一つの役割を果たしている。ある物事に何らかの関係を持つ。 ⇒いち‐まい【一枚】

○一枚噛むいちまいかむ🔗🔉

○一枚噛むいちまいかむ 一つの役割を果たしている。ある物事に何らかの関係を持つ。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐かわ一枚かわ‥カハ 1歳上の姉女房。夫婦仲が良いとされる。「―は火をよう吹かん」 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐かわ【一枚かわ】‥カハ🔗🔉

いちまい‐かわ一枚かわ‥カハ 1歳上の姉女房。夫婦仲が良いとされる。「―は火をよう吹かん」 ⇒いち‐まい【一枚】 ○一枚かわは火をよう吹かんいちまいかわはひをようふかん 女房が1歳年上だと夫婦仲がよくて笑ってばかりいるので、火吹き竹を吹くこともできない。 ⇒いち‐まい【一枚】

○一枚かわは火をよう吹かんいちまいかわはひをようふかん🔗🔉

○一枚かわは火をよう吹かんいちまいかわはひをようふかん 女房が1歳年上だと夫婦仲がよくて笑ってばかりいるので、火吹き竹を吹くこともできない。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐かんばん一枚看板】 ①京阪歌舞伎で、外題または主な役者名を1枚の看板に書いたもの。傾城禁短気「其の外南の堀の―にのりし役者一両人」 ②(一枚看板にのる役者の意から転じて)一座中の大立者。また、大勢のなかの中心人物。 ③1枚の衣裳の他に着がえのないこと。また、ひとに見せられる唯一の物。いっちょうら。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐きしょうもん一枚起請文‥シヤウ‥ ①ただ1枚の紙に書いた起請文。 ②法然が1212年(建暦2)、門弟源智に浄土往生の要義を1枚の紙に和文で記し、滅後の遺誡いかいに備えたもの。一紙。一枚消息。一枚誓文。一枚起請。御誓言。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐ずり一枚摺・一枚刷】 紙1枚に印刷すること。また、その印刷したもの。一枚絵・辻番付など。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐だて一枚楯】 1枚の板でつくった楯。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐だな一枚棚】 船側の板が1枚から成る平底の小舟。漁業用、渡し舟、または田の中で稲を運搬するのに用いる。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐ばん一枚版(→)木版に同じ。↔一字版。 ⇒いち‐まい【一枚】 いちまい‐まぜ一枚交ぜ】 鎧よろいの仕立て方で、革札かわざねに鉄札を1枚ずつ交互に入れ、金交かなまぜにしたもの。 ⇒いち‐まい【一枚】 いち‐まき一巻】 ①一つの巻子本かんすぼん・絵巻物など。 ②一部の書物の内容のすべて。 ③転じて、話や事件の一部始終。さらに、ある事物についてのいっさい。全部。 ④血族の一団。また、同行の一団。 →まき(巻) いちまつ市松】 ①(童名に多いところから)男児の通称。浮世草子、御前義経記「―が丸裸になつて」 ②市松模様の略。 ③市松人形の略。 ⇒いちまつ‐あみ【市松編み】 ⇒いちまつ‐こもん【市松小紋】 ⇒いちまつ‐ぞめ【市松染】 ⇒いちまつ‐にんぎょう【市松人形】 ⇒いちまつ‐もよう【市松模様】 いち‐まつ一抹】 ①ひとはけ。ひとなすり。 ②ちょっとしたもの。いくらか。多少。「―の不安」 いちまつ‐あみ市松編み】 表編みと裏編みとで市松模様をあらわした編み方。 ⇒いちまつ【市松】 いちまつ‐こもん市松小紋】 市松模様の小紋。 ⇒いちまつ【市松】 いちまつ‐ぞめ市松染】 市松模様を染め出したもの。 ⇒いちまつ【市松】 いちまつ‐にんぎょう市松人形‥ギヤウ 木屑を練り固め、胡粉ごふんを塗り、手足を動くように仕立てた人形。「市松」という孝子の姿をかたどったものとも、歌舞伎俳優佐野川市松の姿を模したものともいう。いちま。大和人形。 ⇒いちまつ【市松】 いちまつ‐もよう市松模様‥ヤウ 紺と白とを交互に置いた碁盤縞を並べた文様。1741年(寛保1)江戸中村座の俳優初代佐野川市松(1722〜1762)がこの文様の袴を用いたのに起こる。石畳いしだたみ。霰あられ。市松。 市松模様 ⇒いちまつ【市松】 いち‐まつり市祭】 中世、市場開設の際、市神の前で行われた祭礼。

いちまい‐かんばん【一枚看板】🔗🔉

いちまい‐かんばん一枚看板】 ①京阪歌舞伎で、外題または主な役者名を1枚の看板に書いたもの。傾城禁短気「其の外南の堀の―にのりし役者一両人」 ②(一枚看板にのる役者の意から転じて)一座中の大立者。また、大勢のなかの中心人物。 ③1枚の衣裳の他に着がえのないこと。また、ひとに見せられる唯一の物。いっちょうら。 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐きしょうもん【一枚起請文】‥シヤウ‥🔗🔉

いちまい‐きしょうもん一枚起請文‥シヤウ‥ ①ただ1枚の紙に書いた起請文。 ②法然が1212年(建暦2)、門弟源智に浄土往生の要義を1枚の紙に和文で記し、滅後の遺誡いかいに備えたもの。一紙。一枚消息。一枚誓文。一枚起請。御誓言。 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐ずり【一枚摺・一枚刷】🔗🔉

いちまい‐ずり一枚摺・一枚刷】 紙1枚に印刷すること。また、その印刷したもの。一枚絵・辻番付など。 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐だて【一枚楯】🔗🔉

いちまい‐だて一枚楯】 1枚の板でつくった楯。 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐だな【一枚棚】🔗🔉

いちまい‐だな一枚棚】 船側の板が1枚から成る平底の小舟。漁業用、渡し舟、または田の中で稲を運搬するのに用いる。 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐ばん【一枚版】🔗🔉

いちまい‐ばん一枚版(→)木版に同じ。↔一字版。 ⇒いち‐まい【一枚】

いちまい‐まぜ【一枚交ぜ】🔗🔉

いちまい‐まぜ一枚交ぜ】 鎧よろいの仕立て方で、革札かわざねに鉄札を1枚ずつ交互に入れ、金交かなまぜにしたもの。 ⇒いち‐まい【一枚】

ひと‐ひら【一枚・一片】🔗🔉

ひと‐ひら一枚・一片】 薄く平らなものいちまい。いっぺん。「―の雪」

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