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ちゅう‐ごく【中国】🔗🔉

ちゅう‐ごく中国】 ①国の中央の部分。天子の都のある地方。 ②世界の中央に位置する国。自分の国を誇っていう語。 ③もと、山陽道の特称。後世は山陽・山陰両道の総称。 ④律令制で、 ㋐京畿からの距離が近国と遠国おんごくとの中間にある国々の称。 ㋑(チュウコクとも)面積・人口などによって国を大・上・中・下の4等級に分けたものの一つ。安房・若狭・薩摩など。 ⑤中国地方の略。 ⇒ちゅうごく‐かいどう【中国街道】 ⇒ちゅうごく‐さんち【中国山地】 ⇒ちゅうごく‐じどうしゃどう【中国自動車道】 ⇒ちゅうごく‐しんぶん【中国新聞】 ⇒ちゅうごく‐ぜめ【中国攻め】 ⇒ちゅうごく‐たんだい【中国探題】 ⇒ちゅうごく‐ちほう【中国地方】

ちゅうごく【中国】(地名)🔗🔉

ちゅうごく中国】 東アジアの国。きわめて古い時代に黄河中流域に定住した漢民族の開いた国で、伝説的な夏王朝に次いで、前16世紀頃から殷王朝が興り、他民族と対立・統合を繰り返しつつ、周から清までの諸王朝を経て、1912年共和政体の中華民国が成立、49年中華人民共和国が成立。→中華。 中国(歴代王朝) 春秋時代 戦国時代 前漢 後漢 三国時代 五胡十六国 南北朝時代 五代十国 ⇒ちゅうごく‐いがく【中国医学】 ⇒ちゅうごく‐かくめい‐どうめいかい【中国革命同盟会】 ⇒ちゅうごく‐きょうさんしゅぎ‐せいねんだん【中国共産主義青年団】 ⇒ちゅうごく‐きょうさんとう【中国共産党】 ⇒ちゅうごく‐ぎんこう【中国銀行】 ⇒ちゅうごく‐ご【中国語】 ⇒ちゅうごく‐こくみんとう【中国国民党】 ⇒ちゅうごく‐ざんりゅうこじ【中国残留孤児】 ⇒ちゅうごく‐しゅ【中国酒】 ⇒ちゅうごく‐しょうぎ【中国象棋】 ⇒ちゅうごく‐じんみん‐ぎんこう【中国人民銀行】 ⇒ちゅうごく‐じんみん‐せいじきょうしょう‐かいぎ【中国人民政治協商会議】 ⇒ちゅうごく‐ちゃ【中国茶】 ⇒ちゅうごく‐てつがく【中国哲学】 ⇒ちゅうごく‐どうめいかい【中国同盟会】 ⇒ちゅうごく‐ふく【中国服】 ⇒ちゅうごく‐ぶんがく【中国文学】 ⇒ちゅうごく‐もずくがに【中国水雲蟹】 ⇒ちゅうごく‐やさい【中国野菜】 ⇒ちゅうごく‐りょうり【中国料理】

ちゅうごく‐いがく【中国医学】🔗🔉

ちゅうごく‐いがく中国医学】 中国で発生し発達した医学。体系化されたのは漢の時代で、以後六朝りくちょう時代に臨床医学の分野での改良が進み、金・元の時代には治療理論の確立が試みられ、明・清時代には伝染病についての新たな展開を加えた。陰陽五行説を基幹とし、本草ほんぞう・鍼灸しんきゅう等を用いる多分に思弁的・経験的医学だが、西洋医学に欠けた長所をも備え、西洋医学との融合が試みられている。古くから日本の医学に大きな影響を及ぼした。漢方医学。中医。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐かいどう【中国街道】‥ダウ🔗🔉

ちゅうごく‐かいどう中国街道‥ダウ 大坂・下関間の街道。→山陽道⇒ちゅう‐ごく【中国】

ちゅうごく‐かくめい‐どうめいかい【中国革命同盟会】‥クワイ🔗🔉

ちゅうごく‐かくめい‐どうめいかい中国革命同盟会‥クワイ (→)中国同盟会に同じ。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐きょうさんしゅぎ‐せいねんだん【中国共産主義青年団】🔗🔉

ちゅうごく‐きょうさんしゅぎ‐せいねんだん中国共産主義青年団】 中国共産党指導下の青年組織。1920年中国社会主義青年団として設立、57年より現称。一般団員の加入年齢は、満14歳以上満28歳以下。略称、共青団。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐きょうさんとう【中国共産党】‥タウ🔗🔉

ちゅうごく‐きょうさんとう中国共産党‥タウ 1921年7月、李大釗りたいしょう・陳独秀らを中心に創立した中国の政党。27年国共合作の分裂後、31年江西省瑞金にソビエトを建設、毛沢東らの指導のもとに根拠地を陝西省延安に移し、37年再び国民党と合作して抗日民族統一戦線を結成。第二次大戦後、国民党を本土から駆逐して、49年10月中華人民共和国を成立させ、以後その統治勢力。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐ぎんこう【中国銀行】‥カウ🔗🔉

ちゅうごく‐ぎんこう中国銀行‥カウ 清末、1905年、中国の中央銀行として設立された戸部銀行の後身。国民党政府時代には、宋子文一家の財閥としての基礎となる。中華人民共和国成立後は、中国人民銀行の指導下、主に国際決済業務を行う。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐ご【中国語】🔗🔉

ちゅうごく‐ご中国語】 (Chinese)漢民族の言語。シナ‐チベット語族のシナ語派に属する。形態は孤立語。北方(北京語など)・呉(上海語など)・閩びん(廈門語など)・粤えつ(広東語など)・客家ハッカ・湘しょう(湖南語など)・贛かん(南昌の方言など)の7大方言があり、北京語の発音と北方方言の文法・語彙を基礎とする共通語(普通話)が広く用いられる。シナ語。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐こくみんとう【中国国民党】‥タウ🔗🔉

ちゅうごく‐こくみんとう中国国民党‥タウ 孫文を指導者として1919年10月に成立した中国の政党。前身は中華革命党。蒋介石の北伐成功後、28年、一党独裁の国民政府を南京に樹立。第二次大戦後、共産党に敗退し、以後台湾を統治。国民党。(中国同盟会を12年改組して成立した国民党とは別) ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐さんち【中国山地】🔗🔉

ちゅうごく‐さんち中国山地】 中国地方の主体をなす山地。中国脊梁せきりょう山地とその南北にある吉備高原・石見高原などに分けられる。脊梁部の高さは、1200〜1300メートルに達するが、大部分は1000メートル以下で高原状の隆起準平原。多くの盆地を抱く。 ⇒ちゅう‐ごく【中国】

ちゅうごく‐ざんりゅうこじ【中国残留孤児】‥リウ‥🔗🔉

ちゅうごく‐ざんりゅうこじ中国残留孤児‥リウ‥ 太平洋戦争敗戦当時概ね13歳未満で、主に中国東北地方(旧満州)で肉親から取り残され、中国人に養育された満蒙開拓団員らの子女。当時13歳以上の女性は残留婦人と呼ぶ。1981年以降、一部が帰国。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐じどうしゃどう【中国自動車道】‥ダウ🔗🔉

ちゅうごく‐じどうしゃどう中国自動車道‥ダウ 大阪府吹田市より神戸・津山・三次・山口を経て山口県下関市に至り山陽自動車道に接続する高速道路。全長540.3キロメートル。吹田市からは名神高速道路・近畿自動車道に接続。法定路線名、中国縦貫自動車道。 ⇒ちゅう‐ごく【中国】

ちゅうごく‐しゅ【中国酒】🔗🔉

ちゅうごく‐しゅ中国酒】 中国特有の酒。醸造酒では紹興酒シャオシンチュウ、蒸留酒では茅台酒マオタイチュウ・高粱酒カオリャンチュウなどが代表的。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐しょうぎ【中国象棋】‥シヤウ‥🔗🔉

ちゅうごく‐しょうぎ中国象棋‥シヤウ‥ (xiangqi)中国の二人用のゲーム。日本の将棋の原形とされる。駒は円形で赤と黒それぞれ16個用い、盤の線上を移動させる。シャンチー。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐しんぶん【中国新聞】🔗🔉

ちゅうごく‐しんぶん中国新聞】 広島県を中心とする日刊紙。1892年(明治25)「中国」として創刊。1908年より現紙名。ブロック紙の一つ。 ⇒ちゅう‐ごく【中国】

ちゅうごく‐じんみん‐ぎんこう【中国人民銀行】‥カウ🔗🔉

ちゅうごく‐じんみん‐ぎんこう中国人民銀行‥カウ 中国の中央銀行。1948年設立。唯一の発券銀行。計画経済期には、中央銀行と市中銀行の機能を合わせもったが、改革・開放期に前者に特化し、通貨管理と金融政策を担う。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐じんみん‐せいじきょうしょう‐かいぎ【中国人民政治協商会議】‥ヂケフシヤウクワイ‥🔗🔉

ちゅうごく‐じんみん‐せいじきょうしょう‐かいぎ中国人民政治協商会議‥ヂケフシヤウクワイ‥ 中国の諸党派・諸団体から成る統一戦線組織。1949年成立。毎年大会を開き、全国人民代表大会や国務院に議案や意見を提出する。略称、政協。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐ぜめ【中国攻め】🔗🔉

ちゅうごく‐ぜめ中国攻め】 織田信長が羽柴秀吉を派遣して中国地方の宇喜多・毛利氏を征服しようとした戦い。1577年(天正5)に始まる。秀吉は宇喜多氏を79年に降伏させ、毛利氏とは本能寺の変の際に講和。中国征伐。 ⇒ちゅう‐ごく【中国】

ちゅうごく‐たんだい【中国探題】🔗🔉

ちゅうごく‐たんだい中国探題】 長門ながと探題の後世の称。 ⇒ちゅう‐ごく【中国】

ちゅうごく‐ちほう【中国地方】‥ハウ🔗🔉

ちゅうごく‐ちほう中国地方‥ハウ 日本の本州西部の地方。行政上、岡山・広島・山口・島根・鳥取の5県に分ける。 中国地方の主な山 中国地方の主な川・湖 ⇒ちゅう‐ごく【中国】

ちゅうごく‐ちゃ【中国茶】🔗🔉

ちゅうごく‐ちゃ中国茶】 中国で生産される茶。不発酵の緑茶、茶葉の持つ酵素で発酵させた白茶・青茶・紅茶、緑茶を糸状菌により発酵させた黄茶・黒茶、緑茶や青茶にジャスミンやクチナシ等の香りを吸収させた花茶など。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐てつがく【中国哲学】🔗🔉

ちゅうごく‐てつがく中国哲学】 中国に発達した哲学。戦国時代に現れた諸子百家のうち、やや体系を有し、かつ後世に継承されたのが儒教と道教。なお、外来の仏教も唐代には中国化し、中国哲学のもう一つの柱となる。近代になると西洋哲学の影響やそれとの対決のなかで新儒家などが誕生。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐どうめいかい【中国同盟会】‥クワイ🔗🔉

ちゅうごく‐どうめいかい中国同盟会‥クワイ 清末の革命団体。1905年、孫文と黄興とが提携、従来の興中会・華興会・光復会などの革命団体を大同団結して東京で結成。綱領に三民主義を採用、機関誌「民報」を発刊、革命運動を推進した。12年国民党に改組(13年解散)。中国革命同盟会。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐ふく【中国服】🔗🔉

ちゅうごく‐ふく中国服】 中国人の伝統的な衣服。衣襟イーチン、上海地方では衣衫イーシャンという。近年の婦人服などでは立襟・斜めの前打合せ・筒袖・裾スリットなどが特徴。足首までの長衣のものと、上衣と下衣とに分かれたものとがある。前者は晴れ着・外出着、後者はふだん着・労働着とする。用布は中幅織物で、緞子・繻子・繭紬・木綿・麻など。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐ぶんがく【中国文学】🔗🔉

ちゅうごく‐ぶんがく中国文学】 中国に発達した文学。韻文・散文の両方面で古典的作品に富み、特に日本の文化に与えた影響は大きい。詩経・楚辞・漢賦・楽府がふ・六朝民歌・唐詩・宋詞・元曲、また三国志・水滸伝・西遊記・金瓶梅・紅楼夢などの長編小説、近代に入り魯迅・茅盾・老舎・巴金らの作家を生み、中国文学の概念が固まった。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐もずくがに【中国水雲蟹】‥モヅク‥🔗🔉

ちゅうごく‐もずくがに中国水雲蟹‥モヅク‥ 上海蟹シャンハイがにの標準和名。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐やさい【中国野菜】🔗🔉

ちゅうごく‐やさい中国野菜】 中国に在来の、または中国で改良された野菜。特に日本に導入・栽培されるものをいう。パクチョイ・チンゲンサイ・香菜シャンツァイ・豆苗とうみょうなど。 ⇒ちゅうごく【中国】

ちゅうごく‐りょうり【中国料理】‥レウ‥🔗🔉

ちゅうごく‐りょうり中国料理‥レウ‥ 中国で発達した料理。材料・調味料・調理法の種類が多い。大きくは北京料理・上海料理・四川料理・広東料理の4大料理系統に分かれる。日本の卓袱しっぽく料理・普茶料理は、その日本化したもの。中華料理。 ⇒ちゅうごく【中国】

なか‐つ‐くに【中つ国】🔗🔉

なか‐つ‐くに中つ国】 中央にある国。古事記「葦原中国あしはらのなかつくに

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