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きざし【兆し・萌し】🔗⭐🔉
きざし【兆し・萌し】
①草木が芽を出すこと。芽生え。
②物事の起ころうとする前ぶれ。兆候。法華義疏長保点「預あらかじめ疑謗の萌キサシを杜ふさぎ」。「病気回復の―」
きざ・す【兆す・萌す】🔗⭐🔉
きざ・す【兆す・萌す】
〔自五〕
①草木の芽がわずかに出る。芽生える。芽ぐむ。「若芽が―・す」
②物事が起ころうとする気配がある。また、気持が生ずる。源氏物語梅枝「このおとどの、おぼし召し―・すさまのいと殊なれば」。「復調が―・す」「疑念が―・す」
ちょう【兆】テウ🔗⭐🔉
ちょう【兆】テウ
数の単位。
㋐億1㋐の1万倍。すなわち10の12乗。
㋑古く中国で、億1㋑の10倍。すなわち10の6乗。
ちょう‐いき【兆域】テウヰキ🔗⭐🔉
ちょう‐いき【兆域】テウヰキ
墓地の区域。墓所。はかば。
ちょう‐こう【兆候】テウ‥🔗⭐🔉
ちょう‐こう【兆候】テウ‥
何かが起こると思わせる前ぶれ。きざし。徴候。「地震の―」
ちょう‐ぜん【兆前】テウ‥🔗⭐🔉
ちょう‐ぜん【兆前】テウ‥
きざしのまだ現れないうち。
ちょう‐でんす【兆殿司】テウ‥🔗⭐🔉
ちょう‐でんす【兆殿司】テウ‥
明兆みんちょうの異称。
ちょう‐みん【兆民】テウ‥🔗⭐🔉
ちょう‐みん【兆民】テウ‥
[書経呂刑]多くの民。万民。
ちょうみん【兆民】テウ‥(中江兆民)🔗⭐🔉
ちょうみん【兆民】テウ‥
⇒なかえちょうみん(中江兆民)
[漢]兆🔗⭐🔉
兆 字形
筆順
〔儿部4画/6画/教育/3591・437B〕
〔音〕チョウ〈テウ〉(漢)
〔訓〕きざす・きざし
[意味]
①きざし。前ぶれ。きざす。「兆候・前兆・吉兆」
②数の名。一億の一万倍。きわめて多い数。「億兆・兆民」▶古くは、一億の十倍をいった。
③墓地。「兆域」
[解字]
甲骨や獣骨のひび割れの形の象形文字。その形で吉凶を占ったところから、きざしの意。[
]は異体字。
[下ツキ
億兆・吉兆・凶兆・慶兆・瑞兆・前兆



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