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○兎の毛で突いた程うのけでついたほど🔗🔉

○兎の毛で突いた程うのけでついたほど きわめて小さいことのたとえ。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「―もけがさせず、虫一つ痛ませず」 ⇒う‐の‐け【兎の毛】 うのけ‐どおし兎の毛通し‥ドホシ 唐破風からはふの中央の懸魚げぎょ⇒う‐の‐け【兎の毛】 うの‐こうじ宇野浩二‥カウ‥ 小説家。本名、格次郎。福岡市生れ。早大中退。「蔵の中」「苦の世界」で独特の語りくちによる笑いの文学を樹立。後年は現実的な作風に転じ、「枯木のある風景」「子の来歴」「思ひ川」など。(1891〜1961) 宇野浩二 撮影:田村 茂 ⇒うの【宇野】 うの‐こうぞう宇野弘蔵‥ザウ 経済学者。岡山県生れ。東大教授。マルクス経済学を独創的に体系化し、経済学研究を三段階(原理論・段階論・現状分析)に分けることを提唱。主著「経済原論」。(1897〜1977) 宇野弘蔵 提供:岩波書店 ⇒うの【宇野】 うの‐じゅうきち宇野重吉‥ヂユウ‥ 俳優・演出家。本名、寺尾信夫。福井県生れ。左翼劇場を経て新協劇団に参加。第二次大戦後、リアリズム演劇を目ざし民衆芸術劇場(のち民芸)を滝沢修らと結成、指導者として活躍。朗読の名手としても知られた。(1914〜1988) 宇野重吉 撮影:田村 茂 ⇒うの【宇野】 うの‐そうすけ宇野宗佑】 政治家。滋賀県生れ。1989年6〜8月、竹下内閣後、自民党総裁・首相。(1922〜1998) ⇒うの【宇野】 うの‐ちよ宇野千代】 小説家。山口県生れ。岩国高女卒。巧妙な一人称の語りで、恋する男女の機微を描く。雑誌「スタイル」を創刊し、服飾界でも活躍。小説「色ざんげ」「おはん」、随筆「生きて行く私」など。(1897〜1996) 宇野千代 撮影:田沼武能 ⇒うの【宇野】 うの‐てつと宇野哲人】 中国哲学者。熊本県生れ。東大教授。著「支那哲学史講話」。(1875〜1974) ⇒うの【宇野】 う‐の‐のど鵜の咽喉】 魚の骨を咽喉に立てた際のまじない言葉。「鵜の咽喉」と三唱しながら患部をなでる。 うの‐のぶお宇野信夫‥ヲ 劇作家・演出家。本名、信男。東京生れ。6代尾上菊五郎に提供した「巷談宵宮雨こうだんよみやのあめ」などの新作歌舞伎のほか、「曾根崎心中」を歌舞伎脚本化。(1904〜1991) ⇒うの【宇野】 う‐の‐はな卯の花】 ①ウツギの花。また、ウツギの別称。〈[季]夏〉。万葉集17「―は今そさかりと」 ②襲かさねの色目。山科流では、表は白、裏は萌葱もえぎ。4〜5月に用いる。 ③豆腐のしぼりかす。おから。雪花菜きらず⇒うのはな‐あえ【卯の花和え】 ⇒うのはな‐いか【卯の花烏賊】 ⇒うのはな‐いり【卯の花炒り】 ⇒うのはな‐おどし【卯花縅】 ⇒うのはな‐がき【卯の花垣】 ⇒うのはな‐くたし【卯の花腐し】 ⇒うのはな‐ぐもり【卯の花曇】 ⇒うのはな‐じる【卯の花汁】 ⇒うのはな‐ずし【卯の花鮨】 ⇒うのはな‐だて【卯の花点て】 ⇒うのはな‐づき【卯の花月】 ⇒うのはな‐づくよ【卯の花月夜】 ⇒うのはな‐づけ【卯の花漬】 ⇒うのはな‐なます【卯の花膾】 ⇒うのはな‐ひらめ【卯の花比目魚】 ⇒うのはな‐ぶき【卯の花葺き】 ⇒うのはな‐めし【卯の花飯】 ⇒うのはな‐やき【卯の花焼】 うのはな‐あえ卯の花和え‥アヘ 和え物の一種。酢でしめた魚や野菜の細切りなどを、煎って調味したおからであえたもの。きらずあえ。吹雪あえ。からまぶし。雪花あえ。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐いか卯の花烏賊(→)「うのはないり」1に同じ。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐いり卯の花炒り】 ①切ったイカを薄味のたれで煮たもの。卯の花烏賊。 ②おからを炒って味をつけた料理。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐おどし卯花縅‥ヲドシよろいの縅の名。白一色の縅。萌葱もえぎの緂だんまたは萌葱肩白の縅と解する説もある。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐がき卯の花垣】 ウツギの生垣。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐くたし卯の花腐し】 (クタシは、グタシ、クダシとも。卯の花を腐らす意)陰暦4月から5月に降る雨。梅雨に先立って降る長雨、また、さみだれの異称。〈[季]夏〉。謡曲、歌占「時しも―のさみだれも降るやとばかり」。日葡辞書「ウノハナクダシ」。小杉天外、はやり唄「四五日降続いた―も暁方あけがたから収あがつて」 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐ぐもり卯の花曇】 卯の花が咲く頃の曇天。鶉衣「卯月は例の―に」 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐じる卯の花汁】 汁物の一種。おからを入れて作る味噌汁。あさりのむき身、サケやブリ、油揚げ、こんにゃく、野菜などを具にする。おから汁。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐ずし卯の花鮨】 炒って味付けしたおからを飯の代りに用いた巻鮨・押鮨・握り鮨。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐だて卯の花点て】 茶箱の平手前ひらでまえで、裏千家玄々斎の創案。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐づき卯の花月】 陰暦4月の異称。千五百番歌合「―の曇りなりけれ」 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐づくよ卯の花月夜】 卯の花の白く咲き月光の美しい夜。また、白い月光の比喩。「うのはなづきよ」とも。万葉集10「五月さつき山―ほととぎす」 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐づけ卯の花漬】 酢漬けの一種。酢でしめたコハダ・イワシ・アジ・野菜などを、酢・味醂みりん・塩で調味したおからに漬け込んだもの。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐なます卯の花膾】 酢につけた魚の身を、調味したおからに混ぜ合わせた料理。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐ひらめ卯の花比目魚】 ゆでたヒラメの身をほぐしておからのようにしたもの。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐ぶき卯の花葺き】 卯の花に蔽われた屋根。夫木和歌抄7「しはつ山―のかり庵や」 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐めし卯の花飯】 調味したおからをのせた飯。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うのはな‐やき卯の花焼】 焼鮒やきふなに酢をかけておからをふりかけた料理。 ⇒う‐の‐はな【卯の花】 うの‐はら海原】 (上代東国方言)(→)「うなばら」に同じ。 う‐の‐ふえ竽の笛(→)に同じ。

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