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ひさご【瓠・匏・瓢】🔗🔉

ひさご瓠・匏・瓢】 (古くは清音) ①ユウガオ・ヒョウタン・トウガンなどの総称。特に、その果実。〈[季]秋〉。仁徳紀「両箇の―を取りて、水かわの中に投なげいれて」 ②ひさごの果実の内部を刳りぬいて乾燥させたもの。酒などの容器とした。宇治拾遺物語3「大なる七八ななつやつは―にせんと思ひて」 ③(「柄杓」「杓」と書く)(ひさごの果実を縦半分に割って用いたという)水を汲むのに用いた具。ひしゃく。和名抄16「杓、比左古」。更級日記「酒壺にさし渡したる直柄ひたえの―の」 ④紋所の名。ひさごの果実にかたどったもの。 ⇒ひさご‐がた【瓢形】 ⇒ひさご‐づか【瓢塚】 ⇒ひさご‐ばな【瓠花】 ⇒ひさご‐ひおけ【瓠火桶】 ⇒ひさご‐ぶね【瓠船】

ほう【匏】ハウ🔗🔉

ほうハウ 中国楽器の分類、八音はちおんの一つ。笙しょう・竽がこれに含まれる。竹管の先にとりつけた共鳴部が匏ふくべ製だったことによるが、のちその部分は木製となる。この共鳴部の名に匏ほう(日本では壺つぼ)の語が残る。

[漢]匏🔗🔉

 字形 〔勹部9画/11画/5023・5237〕 〔音〕ホウ〈ハウ〉(漢) 〔訓〕ひさご [意味] うりの一種。ふくべ。ひょうたん。「匏瓜ほうか

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