複数辞典一括検索+

うたか‐ぐさ【升麻】🔗🔉

うたか‐ぐさ升麻】 トリアシショウマの古称。〈本草和名〉

しょう【升】🔗🔉

しょう】 尺貫法における容量の単位。古来用いられてきたが、現代の1升は1.80391リットル。斗の10分の1で、合の10倍。

しょう‐か【升遐・昇遐】🔗🔉

しょう‐か升遐・昇遐】 (はるかな天にのぼる意)天子や貴人の死。登遐とうか。崩御。

しょう‐へい【昇平・升平】🔗🔉

しょう‐へい昇平・升平】 国運が盛んで、世の中が平和に治まっていること。

しょう‐ま【升麻】🔗🔉

しょう‐ま升麻】 漢方生薬の一つ。サラシナショウマ・オオミツバショウマの根茎を乾燥させたもの。解熱・解毒・消炎の効がある。補中益気湯などに配合する。

ます【枡・升・斗】🔗🔉

ます枡・升・斗】 ①度量衡器の名。液体・粉状物・粒状物などの分量を計る器。木製または金属製で方形または円筒形。普通には一升枡をいう。今昔物語集13「―を以て此れを量るに」→大枡おおます→京枡。 ②枡で計った量。ますめ。枕草子108「一升瓶ひとますがめに二―は入るや」 ③水を引く樋の接合するところに設けた箱。 ④相撲場や劇場などの観客席の形式。角材で枡形に仕切ったおのおのの区画に数人ずつ収容する。仕切り枡。升席。 ⑤〔建〕(「斗」と書く)社寺建築で、柱などの上に設けた方形の受け木。組物を構成する部材。斗形ますがた。 斗 ⑥紋所の名。枡形にかたどった方形のもの。 ⑦銭湯で、湯槽・水槽から湯水を汲むのに用いる枡状の器。 ⇒枡で量るほどある

ます‐かき【枡掻・升掻】🔗🔉

ます‐かき枡掻・升掻】 ①枡に盛った穀類を縁と平らにするのに用いる短い棒。斗掻とかき。 ②「八十八の升掻」の略。日本永代蔵1「行年八十八歳、世の人あやかり物とて―をきらせける」

ます‐がた【枡形・升形・斗形】🔗🔉

ます‐がた枡形・升形・斗形】 ①枡のような四角な形。 ②(斗形と書く)(→)ます5に同じ。とがた。太平記26「―ばかりあるもあり」 ③城の一の門と二の門との間の広く平らな正方形または長方形の地。ここで敵の進む勢を鈍らせる。 ⇒ますがた‐ぼん【枡形本】

ます‐ざ【枡座・升座】🔗🔉

ます‐ざ枡座・升座】 江戸時代、江戸・京都で幕府の特許を得て枡を製作・専売し、その検査を行なった所。江戸の樽屋藤左衛門と京都の福井作左衛門。

ます‐しきし【升色紙】🔗🔉

ます‐しきし升色紙】 古筆切こひつぎれの名。藤原深養父ふかやぶの家集「深養父集」を書写した現存最古写本の断簡。伝藤原行成筆。平安時代の仮名の散らし書きの優品。三色紙の一つ。

ます‐せき【枡席・升席】🔗🔉

ます‐せき枡席・升席(→)「ます(枡)」4に同じ。

ますだ【升田】🔗🔉

ますだ升田】 姓氏の一つ。 ⇒ますだ‐こうぞう【升田幸三】

ますだ‐こうぞう【升田幸三】‥カウザウ🔗🔉

ますだ‐こうぞう升田幸三‥カウザウ 将棋棋士。広島県生れ。名人・王将・九段戦で史上初の三冠王。豪快奔放な棋風で鬼才とうたわれ、実力制第4代名人の称号を贈られる。(1918〜1991) 升田幸三 撮影:石井幸之助 ⇒ますだ【升田】

ます‐め【枡目・升目】🔗🔉

ます‐め枡目・升目】 ①枡ではかった量。 ②枡形の枠・模様。「原稿用紙の―を埋める」

[漢]升🔗🔉

 〔丿部3画〕 ⇒十部

[漢]升🔗🔉

 字形  筆順 〔十部2画/4画/常用/3003・3E23〕 〔音〕ショウ(呉)(漢) 〔訓〕ます・のぼる [意味] ①容積の単位。一合の十倍。約一・八リットル。「土一升に金かね一升」 ②ます。一升ます。「升しょうをもって石こくを量る」(小さいものでは大きなものをはかりがたい) ③のぼる。上方へ動く。(同)昇。「升遐しょうか・升殿・升堂」 [解字] 解字会意。上半部はます、下半部は手。ますで穀物や液体をすくいあげてはかる意。

広辞苑で始まるの検索結果 1-16