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広辞苑の検索結果 (16)

うたか‐ぐさ【升麻】🔗🔉

うたか‐ぐさ升麻】 トリアシショウマの古称。〈本草和名〉

しょう【升】🔗🔉

しょう】 尺貫法における容量の単位。古来用いられてきたが、現代の1升は1.80391リットル。斗の10分の1で、合の10倍。

しょう‐か【升遐・昇遐】🔗🔉

しょう‐か升遐・昇遐】 (はるかな天にのぼる意)天子や貴人の死。登遐とうか。崩御。

しょう‐へい【昇平・升平】🔗🔉

しょう‐へい昇平・升平】 国運が盛んで、世の中が平和に治まっていること。

しょう‐ま【升麻】🔗🔉

しょう‐ま升麻】 漢方生薬の一つ。サラシナショウマ・オオミツバショウマの根茎を乾燥させたもの。解熱・解毒・消炎の効がある。補中益気湯などに配合する。

ます【枡・升・斗】🔗🔉

ます枡・升・斗】 ①度量衡器の名。液体・粉状物・粒状物などの分量を計る器。木製または金属製で方形または円筒形。普通には一升枡をいう。今昔物語集13「―を以て此れを量るに」→大枡おおます→京枡。 ②枡で計った量。ますめ。枕草子108「一升瓶ひとますがめに二―は入るや」 ③水を引く樋の接合するところに設けた箱。 ④相撲場や劇場などの観客席の形式。角材で枡形に仕切ったおのおのの区画に数人ずつ収容する。仕切り枡。升席。 ⑤〔建〕(「斗」と書く)社寺建築で、柱などの上に設けた方形の受け木。組物を構成する部材。斗形ますがた。 斗 ⑥紋所の名。枡形にかたどった方形のもの。 ⑦銭湯で、湯槽・水槽から湯水を汲むのに用いる枡状の器。 ⇒枡で量るほどある

ます‐かき【枡掻・升掻】🔗🔉

ます‐かき枡掻・升掻】 ①枡に盛った穀類を縁と平らにするのに用いる短い棒。斗掻とかき。 ②「八十八の升掻」の略。日本永代蔵1「行年八十八歳、世の人あやかり物とて―をきらせける」

ます‐がた【枡形・升形・斗形】🔗🔉

ます‐がた枡形・升形・斗形】 ①枡のような四角な形。 ②(斗形と書く)(→)ます5に同じ。とがた。太平記26「―ばかりあるもあり」 ③城の一の門と二の門との間の広く平らな正方形または長方形の地。ここで敵の進む勢を鈍らせる。 ⇒ますがた‐ぼん【枡形本】

ます‐ざ【枡座・升座】🔗🔉

ます‐ざ枡座・升座】 江戸時代、江戸・京都で幕府の特許を得て枡を製作・専売し、その検査を行なった所。江戸の樽屋藤左衛門と京都の福井作左衛門。

ます‐しきし【升色紙】🔗🔉

ます‐しきし升色紙】 古筆切こひつぎれの名。藤原深養父ふかやぶの家集「深養父集」を書写した現存最古写本の断簡。伝藤原行成筆。平安時代の仮名の散らし書きの優品。三色紙の一つ。

ます‐せき【枡席・升席】🔗🔉

ます‐せき枡席・升席(→)「ます(枡)」4に同じ。

ますだ【升田】🔗🔉

ますだ升田】 姓氏の一つ。 ⇒ますだ‐こうぞう【升田幸三】

ますだ‐こうぞう【升田幸三】‥カウザウ🔗🔉

ますだ‐こうぞう升田幸三‥カウザウ 将棋棋士。広島県生れ。名人・王将・九段戦で史上初の三冠王。豪快奔放な棋風で鬼才とうたわれ、実力制第4代名人の称号を贈られる。(1918〜1991) 升田幸三 撮影:石井幸之助 ⇒ますだ【升田】

ます‐め【枡目・升目】🔗🔉

ます‐め枡目・升目】 ①枡ではかった量。 ②枡形の枠・模様。「原稿用紙の―を埋める」

[漢]升🔗🔉

 〔丿部3画〕 ⇒十部

[漢]升🔗🔉

 字形  筆順 〔十部2画/4画/常用/3003・3E23〕 〔音〕ショウ(呉)(漢) 〔訓〕ます・のぼる [意味] ①容積の単位。一合の十倍。約一・八リットル。「土一升に金かね一升」 ②ます。一升ます。「升しょうをもって石こくを量る」(小さいものでは大きなものをはかりがたい) ③のぼる。上方へ動く。(同)昇。「升遐しょうか・升殿・升堂」 [解字] 解字会意。上半部はます、下半部は手。ますで穀物や液体をすくいあげてはかる意。

大辞林の検索結果 (17)

うたか-ぐさ【升麻】🔗🔉

うたか-ぐさ 【升麻】 トリアシショウマの古名。

しょう【升】🔗🔉

しょう [1] 【升】 尺貫法の体積の単位。合の一〇倍。斗の一〇分の一。時代によって量が異なる。1891年(明治24),一升を約1.8039リットルと定めた。

しょう-こう【昇降・升降】🔗🔉

しょう-こう ―カウ [0] 【昇降・升降】 (名)スル (1)のぼることと降りること。「エレベーターで―する」 (2)盛んになることと衰えること。盛衰(セイスイ)。「世に―あり/新聞雑誌 40」

しょう-ま【升麻】🔗🔉

しょう-ま [1] 【升麻】 生薬の一。サラシナショウマの根茎で,解熱・解毒薬に用いる。

ます【枡・升・桝・斗】🔗🔉

ます [2][0] 【枡・升・桝・斗】 (1)液状・粉状・粒状の物の一定量をはかる方形・円筒形の器具。一合枡・五合枡・一升枡などがある。 (2){(1)}ではかった分量。ますめ。「一人の僧ごとに飯(イイ)四―を受く/三宝絵詞(中)」 (3)歌舞伎劇場や相撲小屋で,土間を四角く区切った客席。現在は相撲興行と,劇場の桟敷席に見られる。仕切り枡。切り枡。枡席。 (4)銭湯などで,湯舟から湯をくむのに用いる箱形の器。 (5)家紋の一。角桝を図案化したもの。

ます-うり【枡売り・升売り】🔗🔉

ます-うり [0] 【枡売り・升売り】 米・酒・醤油などを,枡ではかって売ること。はかり売り。

ます-おとし【枡落(と)し・升落(と)し】🔗🔉

ます-おとし [3] 【枡落(と)し・升落(と)し】 鼠(ネズミ)取りの仕掛けの一。枡を斜め下向きにして棒で支え,中に餌(エサ)をおいて,鼠がふれると枡が落ちて捕らえるようにしたわな。

ます-かき【枡掻き・升掻き】🔗🔉

ます-かき [4] 【枡掻き・升掻き】 (1)枡に盛った穀類などを,縁の高さにならすのに使う棒。とかき。 (2)「八十八の升掻き」の略。

ます-がた【枡形・升形・斗形】🔗🔉

ます-がた [0] 【枡形・升形・斗形】 (1)枡のような四角い形。 (2)「ます(斗)」に同じ。 (3)直角に設けられた二つの城門と城壁とで囲まれた四角い空き地。敵の直進をさまたげ,勢いを鈍らせる。 →枡形門 枡形(3) [図]

ます-ざ【枡座・升座】🔗🔉

ます-ざ [0] 【枡座・升座】 江戸時代,幕府が枡の製造・販売などをさせた世襲の独占業者。江戸の樽屋氏,京の福井氏。

ます-ざけ【枡酒・升酒】🔗🔉

ます-ざけ [0] 【枡酒・升酒】 (1)枡についだ酒。 (2)枡売りの酒。

ますじきし【升色紙】🔗🔉

ますじきし 【升色紙】 三色紙の一。伝藤原行成筆。清原深養父(フカヤブ)の家集「深養父集」の断簡。一葉が縦14センチメートル,横12センチメートルの方形であるところからの名。もと冊子本。

ます-せき【枡席・升席】🔗🔉

ます-せき [0] 【枡席・升席】 「枡{(3)}」に同じ。

ますだ【升田】🔗🔉

ますだ 【升田】 姓氏の一。

ますだ-こうぞう【升田幸三】🔗🔉

ますだ-こうぞう ―カウザウ 【升田幸三】 (1918-1991) 棋士。広島県生まれ。豪放な棋風で知られた。

ます-づか【枡束・升束・斗束】🔗🔉

ます-づか [0][2] 【枡束・升束・斗束】 「斗束(トヅカ)」に同じ。

ます-め【枡目・升目】🔗🔉

ます-め [0][3] 【枡目・升目】 (1)枡ではかった量。「―が足りない」 (2)枡形の模様・枠・欄など。「原稿用紙の―」

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