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かん‐こう【嵌工】🔗🔉

かん‐こう嵌工】 象眼ぞうがん・嵌木はめき細工などの職人。 ⇒かんこう‐らん【嵌工卵】

かん‐ごう【嵌合】‥ガフ🔗🔉

かん‐ごう嵌合‥ガフ ⇒はめあい

かんこう‐らん【嵌工卵】🔗🔉

かんこう‐らん嵌工卵(→)モザイク卵に同じ。 ⇒かん‐こう【嵌工】

かん‐とん【嵌頓】🔗🔉

かん‐とん嵌頓】 腸や子宮などの腹部内臓諸器官などが、病的な間隙から脱出したまま元の位置に復帰できない状態。ヘルニア嵌頓。→ヘルニア

かん‐にゅう【嵌入】‥ニフ🔗🔉

かん‐にゅう嵌入‥ニフ はめこむこと。はまりこむこと。

すげ‐かえ【挿替・嵌替】‥カヘ🔗🔉

すげ‐かえ挿替・嵌替‥カヘ すげかえること。つけかえ。

はまり【填り・嵌り】🔗🔉

はまり填り・嵌り】 ①はまること。嵌入かんにゅう。 ②あてはまること。 ③色香などにおぼれること。惑溺わくでき。また、そのための失敗。手ぬかり。好色五人女2「わが物にして行くは久七が―なり」 ④人の計略におちいること。浮世風呂4「おまへに叱られて、チト―ぢやけど」 ⇒はまり‐かた【填り肩】 ⇒はまり‐やく【填り役・嵌り役】

はまり‐やく【填り役・嵌り役】🔗🔉

はまり‐やく填り役・嵌り役】 よくあてはまる役。その人に最も適当な役割。「―の弁慶」 ⇒はまり【填り・嵌り】

はま・る【填る・嵌る】🔗🔉

はま・る填る・嵌る】 〔自五〕 ①穴やふかみなどに落ちこむ。日葡辞書「ドロニハマル」。「側溝に―・る」 ②よくない状態にはいりこんで、また、夢中になって身動きがとれなくなる。日葡辞書「アクニハマル」「セケンノコトニハマル」 ③計略にひっかかる。だまされる。浄瑠璃、双生隅田川「どこぞよその御使らしう私をはめてお笑ひぐさか、―・らぬ―・らぬ」。「うまく―・った」 ④女色に溺れる。惑う。好色一代男6「しめやかになれば笑はせ、粋らしき男は―・らせ、初心なる人には涙こぼさせて悦ばし」。「遊女に―・る」 ⑤しっくりと合う。ぴったりとはいる。「型に―・る」 ⑥あてはまる。適当する。「条件に―・る」

は・む【填む・嵌む】🔗🔉

は・む填む・嵌む】 〔他下二〕 ⇒はめる(下一)

はめ‐あい【嵌合】‥アヒ🔗🔉

はめ‐あい嵌合‥アヒ 〔機〕軸が穴にかたくはまり合ったり、滑り動くようにゆるくはまり合ったりする関係をいう語。かんごう。→すきまばめ→しまりばめ→とまりばめ

はめ‐え【嵌め絵】‥ヱ🔗🔉

はめ‐え嵌め絵‥ヱ (→)ジグソー‐パズル

はめき‐ざいく【嵌木細工】🔗🔉

はめき‐ざいく嵌木細工(→)木象嵌もくぞうがんに同じ。

はめ‐こみ【填込み・嵌込み】🔗🔉

はめ‐こみ填込み・嵌込み】 はめこむこと。また、そのもの。「―の網戸」

はめ‐こ・む【填め込む・嵌め込む】🔗🔉

はめ‐こ・む填め込む・嵌め込む】 〔他五〕 ①はめて入れこむ。はめいれる。「枠にガラスを―・む」 ②計略をめぐらすなどして、おとしいれる。「まんまと敵を―・む」

はめ‐ごろし【嵌め殺し】🔗🔉

はめ‐ごろし嵌め殺し】 枠の内に襖・障子などを造りつけにし、開閉できないようにすること。また、そのもの。「―窓」

はめ‐だて【嵌め立て】🔗🔉

はめ‐だて嵌め立て】 人をおとしいれようとすること。浄瑠璃、心中万年草「京の者を―したらかへりを食はうぞ」

はめ‐はずし【填め外し・嵌め外し】‥ハヅシ🔗🔉

はめ‐はずし填め外し・嵌め外し‥ハヅシ はめこむことと、とりはずすこと。とったりはめたりすること。

は・める【填める・嵌める】🔗🔉

は・める填める・嵌める】 〔他下一〕[文]は・む(下二) ①くぼんだ所におとし入れて身動きならないようにする。万葉集17「鶯の鳴くくら谷に打ち―・めて焼けは死ぬとも君をし待たむ」 ②くぼみに入れて固定する。ある形のものに、ぴったり入れる、または、かぶせる。日葡辞書「ヤヲハムル」。「指輪を―・める」「ボタンを―・める」「手袋を―・める」「手錠を―・める」「予算に枠を―・める」 ③身動きならない所に深入りさせる。沈ませる。浄瑠璃、生玉心中「嘉平次故に身を―・めて替るまいとの七枚起請」 ④計略におとし入れる。だます。一杯くわせる。浄瑠璃、傾城八花がた「ムム扨は肝煎弥太八と並んで、身共を―・めうとや」。「うまく―・められる」 ○羽目を外すはめをはずす (「はめ」は「馬銜はみ」の意ともいう)興に乗って度をすごす。「酒をのんで―」 ⇒は‐め【羽目】

[漢]嵌🔗🔉

 字形 〔山部9画/12画/5440・5648〕 〔音〕カン(漢) 〔訓〕はめる [意味] はめこむ。彫って入れこむ。はまる。「嵌工・嵌入・象嵌ぞうがん

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