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○心腹を輸写すしんぷくをゆしゃす🔗🔉

○心腹を輸写すしんぷくをゆしゃす [漢書趙漢伝](「輸写」は残りなく話すこと)心の中をすべて打ち明ける。 ⇒しん‐ぷく【心腹】 しんふじん‐きょうかい新婦人協会‥ケフクワイ 1920年(大正9)平塚らいてう・市川房枝らが結成した女性団体。女性の政治活動を禁止した治安警察法第5条撤廃運動を推進。22年解散。 しん‐ふぜん心不全】 心臓の機能が低下して全身諸組織の需要を充たすだけの送血ができない状態。心筋梗塞後などにおこる収縮不全、老人性心筋障害・弁膜症に伴う拡張不全がある。 じん‐ふぜん腎不全】 腎臓の機能が低下した状態。尿毒症。 シンプソンGeorge Gaylord Simpson】 アメリカの古生物学者・進化学者。進化の総合説の確立に貢献した。著「進化の速度と様式」「進化の意味」「動物分類学の基礎」など。(1902〜1984) しん‐ぶつ心仏】 〔仏〕 ①われわれのこの心がそのまま仏であるということ。心即仏。 ②心と仏。「―一如」 しん‐ぶつ神仏】 ①神と仏。「―に祈る」 ②神道と仏教。 ⇒しんぶつ‐こんこう【神仏混淆】 ⇒しんぶつ‐しゅうごう【神仏習合】 ⇒しんぶつ‐どうたい‐せつ【神仏同体説】 ⇒しんぶつ‐ぶんり【神仏分離】 しん‐ぶつ真物】 まことの物。ほんもの。 じん‐ぶつ人物】 ①人。人間。人類。慈雲短編法語「天地開きそめて―そのなかに生ず」。「登場―」 ②人がら。人品。風采。天草本伊曾保物語「或る烏おのれが―を憍慢し」。「―を見込む」 ③役にたつ人。すぐれた人。人材。四河入海「杭州は―少からざる程に」。「ひとかどの―」 ④人と物。人と他の生物。万物。都鄙問答「―をはごくみやしなふを以て要とす」 ⇒じんぶつ‐が【人物画】 ⇒じんぶつ‐くさ・し【人物臭し】 ⇒じんぶつ‐しゅぎ【人物主義】 ⇒じんぶつ‐らし・い【人物らしい】 じんぶつ‐が人物画‥グワ 人物を主題として描いた絵画。肖像画より広い意味に用いる。 ⇒じん‐ぶつ【人物】 じんぶつ‐くさ・し人物臭し】 〔形ク〕 ひとかどの人物といった感じである。人物らしい。 ⇒じん‐ぶつ【人物】 しんぶつ‐こんこう神仏混淆‥カウ (→)神仏習合に同じ。 ⇒しん‐ぶつ【神仏】 しんぶつ‐しゅうごう神仏習合‥シフガフ 日本固有の神の信仰と仏教信仰とを折衷して融合調和すること。奈良時代に始まり、神宮寺・本地垂迹ほんじすいじゃく説などはその現れ。神仏混淆。 ⇒しん‐ぶつ【神仏】 じんぶつ‐しゅぎ人物主義】 家柄や財産などを問題にしないで、その人の人柄を中心とする考え方。 ⇒じん‐ぶつ【人物】 しんふつ‐せんそう清仏戦争‥サウ 1884〜85年、清国とフランスとのベトナム支配権をめぐる戦争。天津条約を結び、ベトナムはフランス保護領となる。 しんぶつ‐どうたい‐せつ神仏同体説】 神と仏とは本質において一つであるとする説。本地垂迹ほんじすいじゃく説もその一つ。 ⇒しん‐ぶつ【神仏】 しんぶつ‐ぶんり神仏分離】 維新直後の明治政府の宗教政策の一つ。慶応4年(1868)3月の神仏判然令など神道国教化をめざして行われた一連の政策により、神仏習合を否定し、神道を仏教から独立させた。→廃仏毀釈 ⇒しん‐ぶつ【神仏】 じんぶつ‐らし・い人物らしい】 〔形〕 人格や才能のそなわった人物のように見える。幸田露伴、いさなとり「左右ともかくも―・いとは我等が眼からも判断さるゝが」 ⇒じん‐ぶつ【人物】 しんぶ‐とう真武湯‥タウ 茯苓ぶくりょう・芍薬・生薑しょうきょう・朮じゅつ・附子ぶしからなる漢方方剤。陰証の利水剤で、手足の冷えを伴う浮腫・めまい・下痢などに用いる。 しん‐ぶぶんしゅうごう真部分集合‥シフガフ 〔数〕二つの集合において、の部分集合であって、に一致しないとき、の真部分集合という。 しん‐ぶよう新舞踊】 大正期、西洋舞踊の影響をうけて起こった新しい日本舞踊。 しん‐プラトンがくは新プラトン学派】 (Neoplatonic school)3世紀頃から6世紀にわたる古代ギリシア最後の哲学学派。プロティノスの創始。神秘主義的に解釈されたプラトンの思想を中心に、新ピタゴラス学派・アリストテレス学派・ストア学派などの学説をも取り入れ、その後のキリスト教思想に大きな影響を与えた。 シンプルsimple】 単純なさま。簡単。簡素。「―なデザイン」 じん‐ぶれ陣触れヂン‥ 出陣の命令。また、陣中での布告。甲陽軍鑑9「武田晴信と弓矢を始め申すべく候間―仕り候へ」 しん‐フロイトは新フロイト派】 〔心〕(Neo-Freudian)フロイトの学説の根本原則を認めながらも、文化的・社会的要因を考慮して修正しようとした学派。フロム・H.S.サリヴァンらが代表。 シンプロン‐とうげシンプロン峠‥タウゲ (Simplon Pass)スイス南部、イタリアとの国境に近いアルプスの峠。ナポレオンが約6年間を費やして峠越えの道を開いた。標高2005メートル。この下をうがった鉄道トンネルは1906年開通し、約20キロメートル。 しん‐ぶん真文】 ①真文字金銀しんぶんじきんぎんの略。 ②〔仏〕 ⇒しんもん しん‐ぶん新聞】 ①新しく聞いた話。新しい知らせ。新しい見聞。ニュース。仮名垣魯文、安愚楽鍋「活板局から毎日―をさいそくにくるし」 ②新聞紙の略。社会の出来事の報道・解説・論評を、すばやく、かつ広く伝えるための定期刊行物。多くは日刊で、週刊・旬刊のものもある。仮名垣魯文、安愚楽鍋「日新堂から届いた―の五十八号」 ⇒しんぶん‐がく【新聞学】 ⇒しんぶん‐がみ【新聞紙】 ⇒しんぶん‐きしゃ【新聞記者】 ⇒しんぶん‐こうこく【新聞広告】 ⇒しんぶん‐し【新聞紙】 ⇒しんぶんし‐じょうれい【新聞紙条例】 ⇒しんぶんし‐ほう【新聞紙法】 ⇒しんぶん‐しゃ【新聞社】 ⇒しんぶん‐じゅんそく【新聞準則】 ⇒しんぶん‐しょうせつ【新聞小説】 ⇒しんぶん‐じれい【新聞辞令】 ⇒しんぶん‐だね【新聞種】 ⇒しんぶん‐や【新聞屋】 しん‐ぶん讖文】 未来を予言した文書。未来記。しんもん。 じん‐ぶん人文】 [易経賁卦「人文を観て、以て天下を化成す」] ①人の世に行われる節道。人倫の秩序。 ②人類の文化。じんもん。 ③人文科学の略。 ⇒じんぶん‐か【人文科】 ⇒じんぶん‐かがく【人文科学】 ⇒じんぶん‐しゅぎ【人文主義】 ⇒じんぶん‐ちりがく【人文地理学】 じん‐ぷん人糞】 人間の糞。 じんぶん‐か人文科‥クワ (humanities)人間と文化に関する教科の総称。ヨーロッパの中等学校では伝統的にこれを重視。→実科⇒じん‐ぶん【人文】 しんぶんか‐うんどう新文化運動‥クワ‥ (→)五‐四文化運動に同じ。 じんぶん‐かがく人文科学‥クワ‥ (humanities)自然科学・社会科学に対して、哲学・歴史学・文学など人間文化を研究対象とする学問の総称。人文学。文化科学。 ⇒じん‐ぶん【人文】 しんぶん‐がく新聞学】 新聞をはじめマス‐メディアによる情報の大衆伝達過程に関する学問。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶん‐がみ新聞紙⇒しんぶんし2⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶん‐きしゃ新聞記者】 新聞記事の取材・執筆・編集に従事する人。尾崎紅葉、三人妻「牛込の奥のさる差配は、陸軍士官と―に限りて、五円の店たなを十円にても貸さゞるよし」 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶん‐こうこく新聞広告‥クワウ‥ 新聞に掲載する広告。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶん‐し新聞紙】 ①(→)新聞2に同じ。仮名垣魯文、安愚楽鍋「人の知博ちしきを弘めるのは―のことだよ」 ②新聞として印刷された紙。しんぶんがみ。「―に包む」 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しん‐ぶんじ‐きんぎん真文字金銀「元文金銀げんぶんきんぎん参照。 しん‐ぶんじ‐きんぎん新文字金銀「文政金銀ぶんせいきんぎん参照。 しんぶんし‐じょうれい新聞紙条例‥デウ‥ 1875年(明治8)に明治政府が発布した新聞取締法令。各地の新聞に反政府的論説が多く掲載されたことから発布された。翌76年には改正・強化され、1909年新聞紙法に代わった。 →文献資料[新聞紙条例] ⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶんし‐ほう新聞紙法‥ハフ 日刊新聞・定期刊行雑誌の取締りを目的とする法律。1909年(明治42)制定。49年出版法とともに廃止。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶん‐しゃ新聞社】 新聞を発行する会社。森鴎外、ヰタ‐セクスアリス「―なんといふものは存外分らない人が寄つてゐるものと見えるねえ」 ⇒しん‐ぶん【新聞】 じんぶん‐しゅぎ人文主義】 (humanisme フランス・Humanismus ドイツ・humanism イギリス)教会の権威や神中心の世界観から人間を解放し、ギリシア・ローマの言語・文学・芸術の研究を通じて普遍的な教養を身につけ、人間の尊厳を確立することを目ざす運動。また、その立場。ルネサンス初期のイタリアに始まり、ペトラルカ・ボッカッチョ・ピコ=デラ=ミランドラ、オランダのエラスムス、フランスのビュデ・ラブレー、ドイツのフッテン、イギリスのモーアらがその代表。→ヒューマニズム⇒じん‐ぶん【人文】 しんぶん‐じゅんそく新聞準則(→)プレスコードのこと。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶん‐しょうせつ新聞小説‥セウ‥ 新聞に連載する小説。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しんぶん‐じれい新聞辞令】 新聞が、高級公務員や企業幹部などの任免を発令前に予想して報道すること。噂だけで任免されなかった時などにいう。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しん‐ぶんすう真分数】 分子が分母より小さい分数。↔仮分数 しんぶん‐だね新聞種】 新聞記事の材料。特に、三面記事の材料。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 じんぶん‐ちりがく人文地理学】 地理学の一分野。地表上の人文現象すなわち人口・居住・産業・交通・文化などを地域特性の構成要素として考察する学問。→自然地理学 ⇒じん‐ぶん【人文】 しんぶん‐や新聞屋】 ①新聞の販売・配達をする店、また、人。 ②新聞を作り発行する人。特に、新聞記者。ぶんや。 ⇒しん‐ぶん【新聞】 しん‐べ新部】 新参者。しんまい。浄瑠璃、傾城酒呑童子「この春かゝへた広文が口入の―めも」 ⇒しんべ‐こ【新部子】 しん‐べい神幣】 出雲地方の正月飾り。藁を約1.5メートル幅一面に垂れ下げた注連しめを横竹にとりつけ、中央部に食物・木炭などを結びつけたもの。家の出入口、年神棚などの上部に懸ける。蓑飾り。蓑組。 しん‐べい親米】 米国に親しみをもっていること。 しん‐ぺい神兵】 神の兵士。神の加護ある兵。 ⇒しんぺいたい‐じけん【神兵隊事件】 しん‐ぺい新兵】 新参または新入営の兵士。↔古兵 しん‐ぺい親兵】 ①君主などが護衛として手近に備えおく兵。親衛の兵士。 ②明治維新政府の直属部隊。1868年(明治1)の設立当初は弱体であったが71年薩摩・長州・土佐の献兵により強力な部隊となる。翌年近衛兵と改称。御親兵。 じんべい甚平】 甚兵衛じんべえ羽織のこと。 しん‐へいか新平価】 本位貨幣の純金分量を変更した際の新貨幣の金価値。 しんぺいたい‐じけん神兵隊事件】 1933年(昭和8)7月の愛国勤労党天野辰夫らを中心とするクーデター未遂事件。 ⇒しん‐ぺい【神兵】 しん‐へいみん新平民】 1871年(明治4)えた・非人ひにんを新たに平民籍に編入した後も、なおこれらを差別して呼んだ俗称。 じんべえ甚兵衛‥ヱ 甚兵衛羽織の略。〈[季]夏〉 ⇒じんべえ‐ざめ【甚兵衛鮫】 ⇒じんべえ‐ばおり【甚兵衛羽織】 じんべえ‐ざめ甚兵衛鮫‥ヱ‥ ジンベエザメ科の海産軟骨魚。現生の魚類中最大で全長18メートルに達し、灰黒色で白い斑点がある。巨大だが性質は穏やかで、小魚やプランクトンを食べる。全世界の暖海に分布。ジンベイザメ。 ジンベエザメ 提供:NHK ⇒じんべえ【甚兵衛】 じんべえ‐ばおり甚兵衛羽織‥ヱ‥ (「陣羽折」また「陣兵羽織」の転という)男子用の袖無し羽織の名。もと関西地方に起こり、木綿製綿入れの防寒着で、丈たけは膝を隠すくらいとし、前の打合せを付紐で結び留める。今、麻・木綿製で筒袖をつけた夏の家庭着をいう。じんべ。甚平。 ⇒じんべえ【甚兵衛】 しん‐ぺき深碧】 濃いみどりいろ。ふかみどり。 しんべ‐こ新部子】 年少の歌舞伎役者。色子。浮世草子、浮世親仁形気「野郎や親かたが、―に女形の風を教るごとく」 ⇒しん‐べ【新部】 しん‐べつ神別】 「新撰姓氏録」に見られる分類で、古代、神々の子孫と称した氏うじ。例えば天児屋根命あまのこやねのみことを祖先とした藤原氏の類。→皇別→諸蕃 しん‐べん唇弁】 ①二枚貝の口辺の左右にある2対の三角形の弁。表面に生えた繊毛の動きで食物を口辺に寄せる。触唇。 ②植物の唇形花冠やラン科の花の主体をなす唇状の花弁。 しん‐ぺん身辺】 身のまわり。「―を警護する」「―多忙を極める」 ⇒しんぺん‐せいり【身辺整理】 しん‐ぺん神変】 (古くはジンベンとも)人知ではかり知ることのできない不思議な変化。今昔物語集2「虚空に昇りて―を現ず」 しん‐ぺん新編・新篇】 新しく編集または編成すること。また、その物。 しん‐ぺん鍼砭】 (「鍼」はかねの針、「砭」は石の針) ①医療のはり。また、それを用いた治療。 ②転じて、人を戒めてその過失を矯正すること。いましめ。 しんぺん‐せいり身辺整理】 後に面倒な問題が生じないように、身の回りの品を処分したり懸案の事柄に結末をつけたりすること。 ⇒しん‐ぺん【身辺】 しんぺんついか新編追加】 鎌倉幕府の追加法を種目別に編纂した法令集。室町中期以降に成立。 しん‐ぼ宸謨】 天子のはかりごと。皇謨。 しん‐ぼ親母】 ははおや。 しん‐ぽ進歩】 ①すすみあゆむこと。 ②物事が次第に発達すること。物事が次第によい方、また望ましい方に進み行くこと。「技術が―する」↔退歩。 ⇒しんぽ‐しゅぎ【進歩主義】 ⇒しんぽしゅぎ‐きょういく【進歩主義教育】 ⇒しんぽ‐てき【進歩的】 ⇒しんぽ‐とう【進歩党】 しん‐ぽ新甫】 取引所で月の最初の立会たちあいで新たに出る先物さきもの、またはその生れ値。 シンポ シンポジウムの略。 しん‐ほう心法‥ハフ (シンボウとも) ①心を修める法。心の修養。心がけ。転じて、つとめはげむこと。また、がまんすること。聞上手「おまへ様の―を見とどけました」 ②宋の儒学で、心の体用を存養省察する道をいう。童子問「程子、中庸を以て孔門伝授の―とす」 しん‐ぼう心房‥バウ 心臓内腔の上半部。左右に区分される。→心臓⇒しんぼう‐さいどう【心房細動】 しん‐ぼう心法‥ボフ 〔仏〕心に属する存在。心のはたらきの総称。↔色しきしん‐ぼう心棒‥バウ ①車輪や独楽こまなどの中心の棒。心木。軸。 ②(mandrel)工作機械で中央に孔のある工作物を加工する時に、その孔にはめる棒。 ③種々の活動の中心をなすもの。 しん‐ぼう身謀】 一身上のためを謀ること。 しん‐ぼう辛抱‥バウ (一説に、「心法」からという。「辛棒」と書くのは当て字)つらさをこらえしのぶこと。忍耐。また、つらい仕事でも我慢して勤めること。日葡辞書「シンボウナヒト」。「―が肝心だ」「もう少し―しよう」 ⇒しんぼう‐たちやく【辛抱立役】 ⇒しんぼう‐づよ・い【辛抱強い】 ⇒しんぼう‐にん【辛抱人】 しん‐ぼう信望‥バウ 信用と人望。「―が厚い」 しん‐ぼう神謀】 神わざのように巧妙なはかりごと。 しん‐ぼう真棒‥バウ 建築などで、地面をつき固めるのに用いる太い丸太。重さ100〜600キログラム位の太い木の棒に15〜25本の縄をつけて、やぐらの中心に引き上げて落とす。 ⇒しんぼう‐どうづき【真棒胴突き】 しん‐ぼう深房‥バウ 屋敷の奥深くにある部屋。深閨。 しん‐ぼう深謀】 深いはかりごと。 ⇒しんぼう‐えんりょ【深謀遠慮】 しん‐ぼう寝房‥バウ ねや。ふしど。寝室。 しん‐ぼう榛莽‥バウ 草木の乱れ茂ったところ。やぶ。くさむら。しんもう。 しんぽう申報】 (Shenbao)1872年イギリス人によって上海で創刊された中国最初の商業新聞。のち中国人が経営、有力紙の一つとなる。1949年共産党に接収され、廃刊。 しん‐ぽう信奉】 ある思想・教理などを信じ尊ぶこと。「―者」 しん‐ぽう神宝】 (古くはジンポウとも)神殿に奉安された宝物。また、神聖な宝物。神服・幣・鈴・鏡・剣・戟・弓・箭・琴などが多い。 しん‐ぽう神法‥パフ 神が定めた法。キリスト教では旧約の律法と新約の福音を指し、永久法の一部とされる。 しん‐ぽう神封】 神社の所領である封戸ふこ。神戸かんべしん‐ぽう進奉】 すすめたてまつること。 しん‐ぽう新法‥パフ ①新しく定めた法令。 ②宋の神宗の時、宰相王安石のもとで制定された諸法令。富国強兵・殖産興業をめざした政策であったが、急激な改革と施行上の煩雑とのため反対する者(旧法党)が多く、神宗没後にその目的は挫折。 ③新しい方法。 ↔旧法 しん‐ぽう新報】 ①新しい知らせ。 ②新聞。また、雑誌。「時事―」 しん‐ぽう親朋】 親しい友だち。 じん‐ぼう人望‥バウ 世間の多くの人々がその人に寄せる尊敬・信頼、また期待の心。「―を集める」「―を失う」 じんぼう神保】 姓氏の一つ。 ⇒じんぼう‐かく【神保格】 じん‐ぼう陣亡ヂンバウ 戦陣で死ぬこと。陣没。戦死。 じん‐ぽう陣法ヂンパフ 戦に臨んで陣をしく法。 しんぼう‐えんりょ深謀遠慮‥ヱン‥ [文選、賈誼、過秦論]ずっと先のことまで深く考えて計画を練ること。 ⇒しん‐ぼう【深謀】 しん‐ほうがく新邦楽‥ハウ‥ 邦楽の新作活動とその作品の通称。昭和初年頃からの主に新日本音楽に続く新作活動を指した。その後は「現代邦楽」の称が用いられる。→新日本音楽 じんぼう‐かく神保格】 言語学者。東京生れ。東京文理大・東洋大教授。言語理論・音声学を研究。著「言語学概論」「言語理論」など。(1883〜1965) ⇒じんぼう【神保】 しんぼう‐さいどう心房細動‥バウ‥ 心房が洞房結節からの刺激に応じた正常の収縮を行わず、心房各所に不規則な刺激を生じて無秩序に興奮する状態。それに伴い心室の収縮も不規則かつ頻繁となり心拍数100を越える(絶対性不整脈)。僧帽弁膜症・高血圧性心疾患・バセドー病その他の心不全の際見られる。 ⇒しん‐ぼう【心房】 しんぼう‐たちやく辛抱立役‥バウ‥ 歌舞伎の立役のうち、控え目で働きの少ない受け身の役柄をいう。多くは二枚目。 ⇒しん‐ぼう【辛抱】 しんぼう‐づよ・い辛抱強い‥バウ‥ 〔形〕[文]しんぼうづよ・し(ク) よく辛抱する。がまん強い。 ⇒しん‐ぼう【辛抱】 しんぼう‐どうづき真棒胴突き‥バウ‥ ①真棒で突いて地固めをすること。 ②真棒の異称。 ⇒しん‐ぼう【真棒】 しんぼう‐にん辛抱人‥バウ‥ 辛抱強い人。忍耐強くよく働く人。 ⇒しん‐ぼう【辛抱】 しん‐ほうらく神法楽‥ホフ‥ 神にたむけるためのわざ・諸芸。謡曲、吉野静「―の舞をおん舞ひ候へ」 しん‐ぼく臣僕】 けらいとしもべ。 しん‐ぼく神木】 ①神社の境内にあって、その神社に縁故のあるものとして特に祭られる樹木。注連しめを引いたり柵を設けたりする。また、これを神体とするものもある。 ②広く、神社境内の樹木の総称。 ③「春日かすがの神木」のこと。 しん‐ぼく神僕】 男子のキリスト教信徒の自称。神のしもべ。 しん‐ぼく親睦】 親しみあうこと。なかよくすること。「―を深める」 ⇒しんぼく‐かい【親睦会】 じん‐ぼく人牧】 地方の人民を治める者。地方官・諸侯またはその地の豪族など。太平記6「遐壌遠境の―までも是を聞伝へて」 しんぼく‐かい親睦会‥クワイ 仲間同士の親睦をはかるために催す会。懇親会。 ⇒しん‐ぼく【親睦】 じん‐ほけん人保険】 人の生命や身体に関する保険事故に対する保険。生命保険・傷害保険・疾病しっぺい保険の類。人事保険。↔物ぶつ保険 しんぼこ‐さん心鉾様】 (山陰地方で)左義長さぎちょうの心しんに立てる竹竿。 シンポジウムsymposium】 (古代ギリシアで饗宴の意から)討論の一形式。複数の人が、同一問題の異なった面を示すように講演または報告し、おのおの意見を述べ、聴衆や司会者の質問に応答する方式のもの。シンポ。 シンポシオンSymposion ギリシア】 (ともに飲む、すなわち饗宴の意)プラトン対話篇の一篇(→)「饗宴きょうえんのこと。 しんぽ‐じとう新補地頭‥ヂ‥ 「地頭じとう3」参照。 しんぽ‐しゅぎ進歩主義】 (progressivism)社会の矛盾を変革しようとする前進的思想。 ⇒しん‐ぽ【進歩】 しんぽしゅぎ‐きょういく進歩主義教育‥ケウ‥ (progressive education)アメリカにおけるデューイらの「新教育」運動の称。1919年、進歩主義教育協会が設立されてから特に用いられるようになった。 ⇒しん‐ぽ【進歩】 しん‐ほしゅしゅぎ新保守主義】 (neo-conservatism) ①1950年代にイギリス保守党の掲げた政策。社会福祉や分配の平等化などを主張し、保守反動に陥ることなく、漸進的な政策を行うべきとする考え方。 ②1980年代イギリスのサッチャー政権やアメリカのレーガン政権が採った路線。小さな国家を主張、市場を重視し、規制緩和・民営化を推進した。→新自由主義。 ③自由や民主主義の価値を広めるためには武力行使も辞さないとする考え方・政策。ネオ‐コン。 しんぽ‐しょく親補職】 明治憲法下で、天皇が自ら命を下して補する職。大審院長・検事総長・参謀総長・教育総監・東京警備司令官・軍司令官・師団長・軍令部総長・鎮守府司令長官・艦隊司令長官など。 しん‐ぼち新発意⇒しんぼっち じん‐ぼつ陣没ヂン‥ 戦地で死ぬこと。出征中に死亡すること。陣亡。 しん‐ほっく新北区‥ホク‥ 生物(主に動物)地理学上の一区域。北米大陸の大部分を含む。→動物地理区(図) しん‐ぼっち新発意】 (シンホツイの連声)発心ほっしんして新たに仏門に入った者。出家して間のない者。今道心。初発心。小僧。しんぼち。しぼち。平家物語4「これみな六孫王の苗裔、多田―満仲が後胤なり」 しんぽ‐てき進歩的】 ①進歩の方向にあるさま。 ②進歩した思想をもつさま。進歩主義の立場にたつさま。 ⇒しん‐ぽ【進歩】 しんぽ‐とう進歩党‥タウ ①1896年(明治29)立憲改進党を中心に結成された政党。98年、自由党と合同して憲政党となる。 ②日本進歩党の略称。 ⇒しん‐ぽ【進歩】 しん‐ぼとけ新仏⇒あらぼとけ シンボライズsymbolize】 象徴すること。「朝日を―したマーク」 しん‐ぼり新堀】 あらたに掘って作った掘割。 シンボリズムsymbolism(→)象徴主義シンボリックsymbolic】 象徴的。「―な意味」 しんぼり‐ばたけ新墾畑】 新しい開墾地。しぼり。新墾地しんぼりじ。新刈生畑しんかりゅうばたけシンボルsymbol】 (もとギリシア語で、宴会の席次等を決める割符の意) ①象徴。 ②ある意味を表す記号。 ③言葉や感覚的形象で、その本来的意味に加えた意味を担いうるもの。 ④パースによる記号の3区分の一つ。記号が、その示す内容と類似性・隣接性を持たないもの。イヌという記号は動物の犬そのものとは無縁である類。→イコン→インデックス⇒シンボル‐カラー【symbol colo(u)r】 ⇒シンボル‐マーク シンボル‐カラーsymbol colo(u)r】 ある団体・運動などを象徴する色。 ⇒シンボル【symbol】 シンボルけいしきのてつがくシンボル形式の哲学】 (Philosophie der symbolischen Formen ドイツ)カッシーラーの著作。3巻。1923〜29年刊。言語・神話から科学に至る文化的所産を精神の形態化作用(シンボル形式)の所産として捉え、シンボル的機能を人間精神の展開過程として記述する認識論体系を提示した。 シンボルスカWisława Szymborska】 ポーランドの女性詩人。哲学的な抒情詩で知られる。詩集「大きな数」「橋の上の人々」「終わりと始まり」など。ノーベル賞。(1923〜) シンボル‐マーク (和製語symbol mark)ある団体・運動などを象徴する図案。 ⇒シンボル【symbol】 しん‐ぽん新本】 ①人手に触れていない新しい本。↔古本ふるほん。 ②新刊の書籍。 じんぽん‐しゅぎ人本主義】 ①ヒューマニズムの訳語。 ②(→)人文主義に同じ。 じん‐ま蕁麻】 〔植〕イラクサの漢名。 ⇒じんま‐しん【蕁麻疹】 しん‐まい神米】 神に供える、洗い清めた米。饌米せんまいしん‐まい新米】 ①今年収穫した米。今年米。〈[季]秋〉。日本永代蔵5「―壱石六拾目の相場の時も」↔古米。 ②新たにそのことに従って、まだ慣れない者。新前しんまえ。新参しんざん。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「こいつめは此頃の―。見れば骨も堅し」。「―のくせに生意気だ」 しん‐まえ新前‥マヘ (→)新米しんまい2に同じ。 しん‐まく心膜(→)心嚢しんのうに同じ。 しん‐まく慎莫】 ①よく物事の始末をすること。よく身のまわりの処置をすること。みじんまく。誹風柳多留3「小姓よく―をする袈裟衣」 ②実直なこと。律儀。まじめ。狂言、歌仙「猿丸太夫は―な顔じやなあ」 ⇒慎莫に負えぬ じん‐まく陣幕ヂン‥ 陣屋に張る幕。麻布などを用い、大きく定紋を入れる。

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