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い‐けん【意見】🔗🔉

い‐けん意見】 ①思う所。考え。「各人が―を述べる」 ②(「異見」とも書く)思う所を述べて人を諫めること。忠告。「おやじに―される」 ⇒いけん‐こうこく【意見広告】 ⇒いけん‐じゃ【意見者】 ⇒いけん‐ちんじゅつ‐てつづき【意見陳述手続】 ⇒いけん‐ふうじ【意見封事】 ⇒意見と餅はつくほど練れる ⇒意見に付く

いけん‐こうこく【意見広告】‥クワウ‥🔗🔉

いけん‐こうこく意見広告‥クワウ‥ 団体あるいは個人が主義・主張を社会に訴える広告。 ⇒い‐けん【意見】

いけん‐じゃ【意見者】🔗🔉

いけん‐じゃ意見者】 意見2をする人。〈日葡辞書〉 ⇒い‐けん【意見】

いけん‐ちんじゅつ‐てつづき【意見陳述手続】🔗🔉

いけん‐ちんじゅつ‐てつづき意見陳述手続】 行政手続法上、不利益処分を行う際に事前手続として義務付けられる手続。聴聞手続と弁明手続の総称。 ⇒い‐けん【意見】 ○意見と餅はつくほど練れるいけんともちはつくほどねれる 議論を重ねるほど、良い考えになってゆくものだ。 ⇒い‐けん【意見】 ○意見に付くいけんにつく 忠告に従う。天草本金句集「賢人はあれども、そのいけんにつかぬによつて遂に亡ぶ」 ⇒い‐けん【意見】

○意見と餅はつくほど練れるいけんともちはつくほどねれる🔗🔉

○意見と餅はつくほど練れるいけんともちはつくほどねれる 議論を重ねるほど、良い考えになってゆくものだ。 ⇒い‐けん【意見】

○意見に付くいけんにつく🔗🔉

○意見に付くいけんにつく 忠告に従う。天草本金句集「賢人はあれども、そのいけんにつかぬによつて遂に亡ぶ」 ⇒い‐けん【意見】 いげん‐びょう医原病‥ビヤウ 医師の診断治療行為によって患者にあらたにひきおこされる疾病および疾病状態。本来は医師の不適切な言動、または患者の誤解、自己暗示などによる心因的異常を指すが、広義には医療にもとづく種々の副作用・後遺症をも含む。医因性疾患。医原性疾患。 いけん‐ふうじ意見封事】 奈良・平安時代、国家に事ある時、勅旨をもって意見を求めたのに対して、諸臣が意見をしるし密封して提出した書。平安初期の三善清行・菅原文時のものが有名。 →資料:『三善清行意見封事』[三善清行意見封事(抜粋・原漢文)] ⇒い‐けん【意見】 いけん‐りっぽう‐しんさけん違憲立法審査権ヰ‥パフ‥ 一切の法律・命令・規則または処分が憲法に適合するかしないかを決定する裁判所の権限。最高裁判所はその終審裁判所である。法令審査権。司法審査。 ⇒い‐けん【違憲】 い‐こ遺孤ヰ‥ (→)遺子いしに同じ。 い‐ご以後】 ①その時点から後。「夜9時―は外出禁止」↔以前。 ②これから後。今後。「―気を付けます」 い‐ご囲碁ヰ‥ 碁をうつこと。また、碁。 い‐ご咿唔・伊吾】 書をよむ声。唔咿。 いこい憩いイコヒ いこうこと。休息。 い‐こう一向‥カウ (イッコウのツの表記されない形)ひたすら。源氏物語玉鬘「―に仕うまつるべくなむ志を励まして」 い‐こう已講‥カウ 〔仏〕 ①三会さんえ已講師の略。奈良(南京)または天台(北京)の三会の講師を勤め終えた者の称。探題。→擬講。 ②天台宗・浄土宗などの学階の一種。 い‐こう以降・已降‥カウ ある時から後。以後。「明治―」 い‐こう衣香‥カウ 衣服にたきしめた香。 い‐こう衣桁‥カウ 着物などをかけて置く家具。形は鳥居に似る。衝立ついたて式のものと、真中から蝶番ちょうつがいで畳むしかけのもの(衣桁屏風)とがある。衣架いか。みそかけ。かけさお。えもんかけ。 いこう威公ヰ‥ 徳川頼房の諡号しごうい‐こう威光ヰクワウ 人に畏敬されるような、犯し難い威厳。威勢。「―を放つ」 い‐こう胃腔ヰカウ 後生動物の胃の内腔。海綿動物では体の中央の内腔。いくう。 い‐こう韋后ヰ‥ 唐の第4代皇帝中宗の皇后。則天武后の退位後、権力を左右し、中宗を毒殺するも李隆基(のちの玄宗)らの叛乱で殺された。武后の事件とともに「武韋の禍」と称される。( 〜710) い‐こう移行‥カウ (制度などが)うつりゆくこと。「新体制に―する」「―措置」 ⇒いこう‐たい【移行帯】 い‐こう移項‥カウ 〔数〕等式・不等式で、左辺または右辺にある項を符号をかえて他の辺に移すこと。 い‐こう偉功ヰ‥ すぐれて大きなてがら。すぐれて立派な業績。「―をたたえる」 い‐こう偉効ヰカウ すぐれたききめ。えらい効能。卓効。「―を発揮する」 い‐こう異香‥カウ ⇒いきょう い‐こう異寇】 攻めて来ること。また、その賊。 い‐こう意向・意嚮‥カウ 心の向かう所。おもわく。(どうするかの)かんがえ。志向。「先方の―を汲む」「―に添う」 い‐こう維綱ヰカウ おおづな。おおもと。のり。おきて。 い‐こう遺功ヰ‥ 死後に残された功績。 い‐こう遺香ヰカウ 残っているかおり。遺薫。余香。 い‐こう遺構ヰ‥ ①残存する古い建築物。 ②土地に残った過去の人間活動の痕跡で、固定していて動かすことのできないもの。→遺物→遺跡 い‐こう遺稿ヰカウ 発表されないまま死後に遺された原稿。 いこ・う憩う・息うイコフ [一]〔自五〕 息をつぐ。やすむ。のんびり休息する。万葉集1「寒き夜を―・ふことなく通ひつつ」。「木陰に―・う」 [二]〔他下二〕 いこわせる。やすませる。今昔物語集28「国の政まつりごとをも―・へ、物をもよく納めさせ給ひて」 いこう厳うイカウ (イカシの連用形イカクの音便) ⇒いかし3 い‐ごう移郷‥ガウ 奈良・平安時代、殺人犯で死刑を免ぜられた者が強制的に他郷に移住させられること。 い‐ごう意業‥ゴフ 〔仏〕三業さんごうの一つ。心のはたらき、一切の思念をいう。→身業しんごう→口業くごう いこう‐たい移行帯‥カウ‥ ①連続した系を区分したとき、相互に共通な要素の多く見られる隣接した帯域。 ②〔生〕 ㋐二つの植物群落・植生帯、または植物相、また動物群集の間にある地帯。多くは両者の要素をあわせ持つ。 ㋑生物地理学で、動物区系や植物区系の間にある移行的な地域。 ⇒い‐こう【移行】 イコールequal】 ①「…に等しい」「…に同じである」の意。 ②〔数〕等号。記号「=」。→同値 いごか・す動かす】 〔他四〕 ウゴカスの訛。狂言、因幡堂「―・す事でもない」 い‐こく夷国】 えびすの国。野蛮な国。 い‐こく異国】 外国。とつくに。「―の地に果てる」 ⇒いこく‐けいご‐ばんやく【異国警固番役】 ⇒いこく‐しゅみ【異国趣味】 ⇒いこく‐じょうしょ【異国情緒】 ⇒いこく‐じょうちょう【異国情調】 ⇒いこく‐じん【異国人】 ⇒いこくせん‐うちはらい‐れい【異国船打払令】 ⇒いこく‐ばり【異国張】 い‐こ・ぐい漕ぐ】 〔他四〕 (イは接頭語)漕ぐ。万葉集8「朝なぎにい掻き渡り夕潮に―・ぎ渡り」 いご・く動く】 〔自四〕 ウゴクの訛。 いこく‐けいご‐ばんやく異国警固番役】 蒙古の襲来にそなえて、鎌倉幕府が九州の御家人に課した警備の軍役。 ⇒い‐こく【異国】 いこく‐しゅみ異国趣味】 ①外国の風物をあこがれ好む趣向。 ②外国の人物事象を描いて芸術的効果を高めようとする手法。エキゾチシズム。 ⇒い‐こく【異国】 いこく‐じょうしょ異国情緒‥ジヤウ‥ (イコクジョウチョとも)外国らしい風物などに接しておこる気分。異国情調。エキゾチシズム。 ⇒い‐こく【異国】 いこく‐じょうちょう異国情調‥ジヤウテウ (→)異国情緒に同じ。 ⇒い‐こく【異国】 いこく‐じん異国人】 外国人。異邦人。異人。 ⇒い‐こく【異国】 いこくせん‐うちはらい‐れい異国船打払令‥ハラヒ‥ 1825年(文政8)に発布された江戸幕府の外国船追放令。18世紀末から日本近海に来航する欧米の船舶が増し、1808年(文化5)のフェートン号事件につづき、24年イギリス捕鯨船員が上陸して紛争を起こしたことから、翌年幕府が、外国船の追放、上陸外国人の逮捕・射殺を命じた。42年(天保13)廃止。無二念打払令。→薪水給与令→文献資料[異国船打払令] ⇒い‐こく【異国】 いこく‐ばり異国張】 西洋の洗濯法に日本の張り方を加味した洗い張りの方法。安政(1854〜1860)の頃、長崎から広まった。 ⇒い‐こく【異国】 い‐ごこち居心地ヰ‥ そこにいるときのこころもち。すみごこち。「―がよい」 い‐ごころ居心ヰ‥ (→)「いごこち」に同じ。(主として江戸後期から明治期にかけて用いた語) い‐ごころ医心】 医術の心得。歌舞伎、毛抜「拙者ちと―がござりまするてや」 いこ‐じ意固地・依怙地‥ヂ かたくなに意地を張ること。えこじ。「年を取って―になる」「―な態度」 い‐こ・ずい掘ず】 〔他上二〕 (イは接頭語。連用形の用例のみで、上二段とするのは推定)根付きのまま掘りとる。こず。万葉集8「去年こぞの春―・じて植ゑし」 い‐こつ医骨】 医術の秘訣。医道の心得。沙石集2「此の僧、―もなかりければ」 い‐こつ遺骨ヰ‥ ①火葬などにして、あとにのこった骨。こつ。 ②戦没者や物故者の、死後に残された骨。「―の収拾」 いごっそう (高知県で)気骨があること。信念を曲げない、頑固者。高知県人の気性を表す語。 い‐ごて射籠手(→)「ゆごて」に同じ。 いご‐ねりいご練り】 エゴノリを天日と水に晒さらし煮溶かして固めた食品。皿の中で凝固させたものを「鏡いご」といい、盆祭の供物とする。新潟・長野・東北地方の郷土料理。いごさらし。 いこの・う憩ふイコノフ 〔他下二〕 いこう。休む。平家物語(延慶本)「心少し落居して、人人身を―・へ」 いごの・うイゴノフ 「いのごう(期剋ふ)」を誤ったもの。 イコノクラスムiconoclasme フランス】 聖画像(イコン)を偶像とみなして排斥・破壊する思想・運動。特に8〜9世紀のビザンチン帝国で激化。 イコノグラフィーIkonographie ドイツ・iconographie フランス】 ①古代学では肖像学・肖像研究。 ②美術史学では図像学。宗教的図像の個別的表現を、教義上の規定や意味から解釈する研究。転じて、広く芸術作品の象徴・寓意・隠喩などの意味をさぐる研究。 イコノスタシスeikonostasis ギリシア】 キリスト教東方正教会の教会堂で、信徒から内陣を隠すための、イコンを掛け並べた衝立ついたてイコノロジーiconology】 図像解釈学。美術作品の意味内容を世界観にまで掘り下げて解釈する研究。イコノグラフィーの画期的発展としてヴァールブルク・パノフスキーらが提唱。 い‐こぼ・れる居溢れるヰ‥ 〔自下一〕[文]ゐこぼ・る(下二) 人が多くすわって、席からはみ出る。いあまる。平家物語2「縁に―・れ、庭にもひしと並みゐたり」 いこま生駒】 奈良県北西部の市。生駒山地東麓に位置し、大阪のベッドタウンとして人口が増大。人口11万4千。 ⇒いこま‐やま【生駒山】 いこま‐やま生駒山】 奈良県と大阪府との境にある山。生駒山地の主峰。標高642メートル。草香山くさかやま。 生駒山 撮影:的場 啓 ⇒いこま【生駒】 い‐こみ鋳込】 鋳型へ溶融金属を流し込むこと。また、そうして鋳物を製作する方法。 い‐こ・む居籠む・居込むヰ‥ 〔他下二〕 身を中にわりこませる。つめてすわる。(一説、「率込む」で、中に連れ込む意)大鏡道長「―・めたりつる人もみなくづれいづるほどに」 い‐こ・む射込む】 〔他五〕 矢を射て中に入れる。保元物語「左の小耳の根へ箆中のなかばかり―・まれたれば」 い‐こ・む鋳込む】 〔他五〕 金属をとかして鋳型に流し込む。「鉄を型に―・む」 い‐ごもり忌籠り】 神祭りの日もしくは前日に仕事を休み、斎忌を守り、家の外に出ないこと。転じて、仕事休み・農休みの意。 い‐こも・る斎籠る・忌籠る】 〔自四〕 けがれに触れないように身体を浄めて家にこもる。山家集「時鳥卯月のいみに―・るを」 いこ‐よか岐嶷】 きびしく立派なさま。仁徳紀「大王きみは風姿みやびすがた―にまします」 イコライザーequalizer】 (「平等・同等にするもの」の意)オーディオ装置の一種。再生または録音時に、音の信号の周波数特性を補正・変更する装置。 い‐こん遺恨ヰ‥ いつまでもうらみを残すこと。また、そのうらみ。忘れがたいうらみ。「―を晴らす」「―試合」 イコンIkon ドイツ】 (ギリシア語のイメージの意のeikonから) ①ギリシア正教会でまつるキリスト・聖母・聖徒・殉教者などの画像。ビザンチン美術の一表現で、6世紀に始まる。ロシアで独特の発達をみ、ロシア‐イコンと称される。図像。 ②パースによる記号の3区分の一つ。形式が、その示す対象の内容と何らかの類似性を持つ記号。図像。たとえば表意文字。写像。アイコン。→インデックス→シンボル い‐ごん遺言ヰ‥ ①死にぎわにのこすことば。いげん。ゆいごん。 ②〔法〕自己の死亡後の財産や身分に関する一定の方式に従った単独の意思表示で、死亡によって効力を生ずるもの。 ⇒いごん‐しっこう‐しゃ【遺言執行者】 ⇒いごん‐しょうしょ【遺言証書】 ⇒いごん‐のうりょく【遺言能力】 いごん‐しっこう‐しゃ遺言執行者ヰ‥カウ‥ 〔法〕遺言の内容を実現するのに必要な行為をする職務および権限を有する者。 ⇒い‐ごん【遺言】 いごん‐しょうしょ遺言証書ヰ‥ 〔法〕法定の方式により遺言を記載した書面。普通は、自筆証書・公正証書・秘密証書のいずれかの方式による。 ⇒い‐ごん【遺言】 いごん‐のうりょく遺言能力ヰ‥ 〔法〕みずから有効に遺言をなしうる能力。未成年者でも、満15歳に達すれば法定代理人の同意なしに遺言をすることができる。成年被後見人も、本心に復した時に、医師の立会いをもって遺言をすることができる。 ⇒い‐ごん【遺言】 いさ】 クジラの古称。いさな。壱岐風土記逸文「俗くにひと、鯨を云ひて伊佐とす」 いさ [一]〔感〕 相手の質問に対する答がわからないとき、あるいは相手の言うことに否定的な気持で軽く受け流そうとするときの、応答の語。さあ。いやなに。万葉集11「―とを聞こせわが名告らすな」 [二]〔副〕 (普通「知らず」を伴って)さあ、どうだろうか。古今和歌集「人は―心も知らず」 ⇒いさとよ いざ 〔感〕 (人を誘い、または思い立って事をし始めようとする時にいう語)さあ。どれ。いで。 ⇒いざ鎌倉 ⇒いざさせ給え ⇒いざさば ⇒いざさらば ⇒いざ知らず ⇒いざ給え ⇒いざと言う時 い‐さい委細ヰ‥ こまかくくわしいこと。また、くわしい事情。「―面談」「―、文ふみ」「―承知した」 ⇒委細構わず い‐さい偉才ヰ‥ すぐれた才能。また、それをもつ人。「―を発揮する」 い‐さい異才】 人並みすぐれた才能。また、それをもつ人。 い‐さい異彩】 異なった色どり。転じて、他とひどく異なった趣。きわだってすぐれた様子。「―を放つ」 い‐ざい偉材ヰ‥ すぐれた人材・人物。 い‐ざい異材】 人並すぐれた人材・人物。 い‐ざい遺財ヰ‥ 死者の遺した財産。 イザイEugène Ysaÿe】 ベルギーのバイオリン奏者・作曲家。独特の音色で放胆豪快に演奏。イザエ。イザイェ。(1858〜1931)

いけん‐ふうじ【意見封事】🔗🔉

いけん‐ふうじ意見封事】 奈良・平安時代、国家に事ある時、勅旨をもって意見を求めたのに対して、諸臣が意見をしるし密封して提出した書。平安初期の三善清行・菅原文時のものが有名。 →資料:『三善清行意見封事』[三善清行意見封事(抜粋・原漢文)] ⇒い‐けん【意見】

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