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あつか・う【扱う】アツカフ🔗⭐🔉
あつか・う【扱う】アツカフ
〔他五〕
①気をつかう。世話をする。また、病人などを看護する。枕草子155「ことなることなき人の、子などあまたもて―・ひたる」。源氏物語若菜下「いろいろの病者を見―・ひ、心のいとまなきほどに」
②もてなす。処遇する。源氏物語総角「いかで人めかしくも―・ひなし奉らむ」。「一人前に―・う」
③取沙汰する。また、大袈裟に言いたてる。源氏物語紅葉賀「人々も思ひの外なることかなと、―・ふめるを」。中華若木詩抄「尺三千は―・うたるものなり」
④手であやつる。操作する。使いこなす。枕草子218「笙の笛は…所せく、もて―・ひにくくぞ見ゆる」。「危険物を―・う」「機械を―・う」
⑤とりさばく。担当して処理する。また、調停する。玉塵抄9「国の柱になつて君を助け国を―・ふ」。「当店ではその品は―・っていません」「この件は総務課で―・う」「環境問題を―・った番組」
⑥処置に苦しむ。もてあます。枕草子142「多く取らむと騒ぐものは、なかなかうちこぼし―・ふほどに」。宇治拾遺物語7「誠に騒ぎまどひて、し―・ふを見て」
⑦いじりまわす。もてあそぶ。玉塵抄6「鍋へ入れて、いろはいで煮るぞ。―・へば爛れて正体ないぞ」
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