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とち【橡・栃】🔗🔉

とち橡・栃(→)「とちのき」に同じ。三教指帰「―の飯」

とちお【栃尾】‥ヲ🔗🔉

とちお栃尾‥ヲ 新潟県長岡市の地名。信濃川支流の刈谷田かりやだ川に沿い、紬つむぎ・化繊の産地。豪雪地として知られる。

とち‐がゆ【栃粥】🔗🔉

とち‐がゆ栃粥】 トチの実を入れた粥。

とちぎ【栃木】🔗🔉

とちぎ栃木】 ①関東地方北部の県。下野国を管轄。面積6408平方キロメートル。人口201万7千。全14市。県庁所在地は宇都宮市。 →日光和楽踊り 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株) ②栃木県南部の市。市場町、日光例幣使街道の宿駅として発達。明治初期、栃木県庁所在地であった。人口8万2千。

とち‐くりげ【栃栗毛】🔗🔉

とち‐くりげ栃栗毛】 馬の毛色。体は暗褐色、たてがみおよび尾は汚褐色または灰白色のもの。

とちにしき【栃錦】🔗🔉

とちにしき栃錦】 第44代横綱。東京生れ。本名、中田清。優勝10回。1960年引退し、年寄春日野を襲名。日本相撲協会理事長。(1925〜1990)

とち‐の‐き【橡・栃】🔗🔉

とち‐の‐き橡・栃】 トチノキ科の落葉高木。各地の山地に自生。高さは約25メートル、周囲は2メートルに達する。葉は複葉長柄で対生。5月頃、枝頂に白色に紅のかかった花を多数つける。雌花・雄花、両性花がある。蒴果さくかは円錐形で3裂し、光沢ある褐色の種子をもつ。種子からあく抜きして澱粉を採り、また、栃餅・栃粥などに作る。材は板に挽き、また、刳物くりものに用いる。庭木・街路樹ともする。とち。七葉樹。「橡の花」は〈[季]夏〉。「橡の実」は〈[季]秋〉。→マロニエ とちのき トチノキ(花) 提供:ネイチャー・プロダクション トチノキ(実) 提供:ネイチャー・プロダクション

とちば‐にんじん【栃葉人参】🔗🔉

とちば‐にんじん栃葉人参】 ウコギ科の多年草。山中の陰地に自生。地下茎は竹類に似た節を有し横走。地上茎は高さ約40センチメートル。葉は5小葉から成る掌状複葉で長柄あり、3〜5葉を輪生。夏、淡緑色の小五弁花を散形花序に多数開き、秋、赤い核果を結ぶ。根茎を竹節人参ちくせつにんじんといい、チョウセンニンジンの代用として、去痰きょたん剤や健胃・解熱剤とする。

とち‐めん【栃麺】🔗🔉

とち‐めん栃麺】 トチの実の粉を米粉または麦粉と共にこねて棒で薄く延ばし、そばのように製した食品。 ⇒とちめん‐ぼう【栃麺棒】

とちめん‐ぼう【栃麺棒】‥バウ🔗🔉

とちめん‐ぼう栃麺棒‥バウ ①栃麺をのばす棒。 ②(「とちめく坊」の意とも、栃麺を造るには、早くしなければよく延びないので、急いで棒を使うことからともいう)あわてること。うろたえること。また、あわてもの。浄瑠璃、神霊矢口渡「延びた鼻毛の―、振廻してぞ出て行く」 ⇒とち‐めん【栃麺】

とち‐もち【栃餅】🔗🔉

とち‐もち栃餅】 トチの実をまぜて搗いた餅。

[漢]栃🔗🔉

 字形 〔木部5画/9画/3842・464A〕 (国字) 〔訓〕とち [意味] 木の名。とち(=橡)。

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