ぶとく‐でん【
武徳殿】
①平安京大内裏
だいだいりの殿舎の一つ。殷富門内、右兵衛府の東にあって、東面。ここで騎射・競馬
くらべうまなどを天覧。弓場殿
ゆばどの。古今著聞集
11「―の競馬の所に」
→大内裏(図)。
②1895年(明治28)に平安神宮境内に設けた、大日本武徳会の大演武場。今は廃止。
⇒ぶ‐とく【武徳】
○不徳の致すところふとくのいたすところ
事がうまく運ばなかった時などに、自分が至らなかったからだとして謝す語。
⇒ふ‐とく【不徳】
○太く短くふとくみじかく
したいことをして楽しく過ごせるのなら長生きなどしなくてもいいという生き方。「―生きる」↔細く長く
⇒ふと・い【太い】