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そうかい‐そうでん【滄海桑田】サウ‥サウ‥🔗🔉

そうかい‐そうでん滄海桑田サウ‥サウ‥ (→)桑海そうかいに同じ。 ⇒そう‐かい【滄海・蒼海】

そうかい‐の‐いちぞく【滄海の一粟】サウ‥🔗🔉

そうかい‐の‐いちぞく滄海の一粟サウ‥ [蘇軾、前赤壁賦](滄海中の1粒の粟の意)広大なものの中の極めて小さいもの。宇宙における人間の存在のはかないことにいう。 ⇒そう‐かい【滄海・蒼海】

○滄海変じて桑田となるそうかいへんじてそうでんとなる🔗🔉

○滄海変じて桑田となるそうかいへんじてそうでんとなる 「桑田変じて滄海となる」に同じ。→桑田(成句) ⇒そう‐かい【滄海・蒼海】 そうかい‐や総会屋‥クワイ‥ 少数株をもって株主総会に出席し、ゆすりなどを行う者。 ⇒そう‐かい【総会】 そうかいよう宋会要‥クワイエウ 宋代の制度の沿革を類別・集大成した書。勅により宋の宋綬ら編。原本は亡失、「永楽大典」に収録された部分だけ残り、清の徐松らがそこから抽出したのが現本「徐輯本宋会要輯稿」。 そうか‐がっかい創価学会サウ‥ガククワイ 法華系の新宗教で、もと大石寺を総本山とする日蓮正宗の信者団体。1930年牧口常三郎(1871〜1944)と戸田城聖(1900〜1958)が創立。51年戸田が会長となり、以後急速に発展。60年池田大作が会長となり、64年に宗教政党の公明党を結成。91年日蓮正宗より独立。 そう‐がかり総掛り】 ①総員が協同して事に当たること。「家中―」 ②軍勢を総動員して攻めかかること。「全軍―になる」 ③ある事をするのに必要な費用の総計。 ぞうか‐かんすう増加関数‥クワン‥ 変数の値が増加すると、値が増加する関数。 ⇒ぞう‐か【増加】 そう‐がき相書きサウ‥ 人相判断のために人相を書きしるしたもの。 そう‐がき草書きサウ‥ ⇒そうしょ ぞうか‐きみょう造化奇妙ザウクワ‥メウ 運のよいこと。しあわせ。 ⇒ぞう‐か【造化】 そう‐かく層閣】 幾層か高く構えた楼閣。たかどの。 そう‐かく総角】 ①[詩経衛風、氓]あげまき。つのがみ。また、その形の髪をした幼者。 ②転じて、幼時。 ⇒そうかく‐の‐よしみ【総角の好】 そう‐かく総画‥クワク 一つの漢字の画数の合計。「―索引」 そう‐かく騒客サウ‥ (「騒」は漢韻文の一体)詩人。風流人。騒人。 そう‐がく宋学】 宋代に確立した新しい儒学。漢学2に対していう。一般に、北宋の周敦頤しゅうとんい・張載・程顥ていこう・程頤ていいらが、陰陽五行などの伝統的観念や、老荘の学、仏教の哲理や世界観をとりこんで儒学を新しく体系づけ、南宋の朱熹(朱子)が集大成したとされるものを指す。漢・唐の訓詁学に対して、理学・性理学・道学ともいい、また程朱学・朱子学と同義にも用いられる。近世東アジアの思想に大きな影響を及ぼした。→儒学→朱子学 そう‐がく奏楽】 ①音楽、特に雅楽を奏すること。また、その音楽。 ②歌舞伎囃子の一つ。雅楽の音色を模した鳴物で、宮殿・寺院などの場面に用いる。 ⇒そうがく‐どう【奏楽堂】 そう‐がく相学サウ‥ 人相・地相・家相などを観る学。 そう‐がく総額】 数量・金額の総計。全額。 ⇒そうがく‐ひょうじほうしき【総額表示方式】 ぞう‐がく増額】 数量・金額を増やすこと。増えること。また、その数量・金額。「家族手当を―する」↔減額 そうがく‐どう奏楽堂‥ダウ 日本初の木造洋式音楽ホール。1890年(明治23)東京音楽学校の施設として完成。1987年上野の杜もりに移築・保存。 ⇒そう‐がく【奏楽】 そうかく‐の‐よしみ総角の好】 [三国志呉志、周瑜伝、注]幼時からの親交。 ⇒そう‐かく【総角】 そうかくは宗咯巴・宗喀巴】 チベット僧、ツォンカパのこと。 そうがく‐ひょうじほうしき総額表示方式‥ヘウ‥ハウ‥ 価格を表示する際、消費税等の額を含めた支払総額を示す方式。 ⇒そう‐がく【総額】 そうかく‐るい双殻類サウ‥ (→)二枚貝類に同じ。 そうが・し騒しサウガシ 〔形シク〕 サワガシの転。能因本枕草子心にくきもの「うちたるきぬの鮮やかなるに、―・しうはあらで髪のふりやられたる」 そうが‐じぼく爪牙耳目サウ‥ (→)爪牙2に同じ。太平記33「さしも―の武臣たりしかば」 ⇒そう‐が【爪牙】 そうか‐せい走化性‥クワ‥ 〔生〕化学物質の刺激によって起こされる走性。例えば、ハエはアンモニアに対して強い走化性を示す。化学走性。趨化性。 そう‐がた惣型・総型】 鋳型いがたの一種。また、それを用いる最も原始的な鋳金技法。粘土製の鋳型の内面に文様を彫って外型そとがたとし、焼いて乾燥させ鋳造する。銅鐸や大型の鐘などをこの技法で製作。 そうか‐だいがく創価大学サウ‥ 私立大学の一つ。1971年、創価学会が創価学園の一環として創設。八王子市。 そう‐がち草勝ちサウ‥ 仮名書きで、平仮名よりも草仮名の多いこと。源氏物語初音「ことごとしく―などにもざれ書かず、目やすく書きすましたり」 そうか‐ちゅうしゅつ‐ほう層化抽出法‥クワチウ‥ハフ 〔数〕(→)「層別任意抜取り」に同じ。 そう‐かつ総括・綜括‥クワツ 別々のものをまとめ合わせること。全体を総合して、しめくくること。また、すべての過程を検討・評価すること。「―質問」「大衆運動の―」 ⇒そうかつてき‐ひょうか【総括的評価】 そう‐かつ総轄】 全体をまとめ、とりしまること。「―責任者」 そうがっこうけい創学校啓サウガクカウ‥ 荷田春満かだのあずままろの著した文書。1798年(寛政10)刊。昌平黌しょうへいこう以下諸藩校が儒学教育を行なっているのを嘆き、国学を主とする学校の創設を幕府に進言したもの。創造国学校啓。 そうかつてき‐ひょうか総括的評価‥クワツ‥ヒヤウ‥ 教育評価の一つ。学習指導が一段落した際に、指導と学習の成果を確認するために行う評価。 ⇒そう‐かつ【総括・綜括】 そう‐がな草仮名サウ‥ 万葉仮名を草体に書きくずした字体。さらに簡略化したものが平仮名。遺例、「秋萩帖」など。 そう‐がな総仮名】 漢字を交えず仮名だけで記すこと。 そうか‐の‐いぬ喪家の狗サウ‥ [孔子家語困誓]喪中の家の犬、または、やどなし犬。転じて、やつれて元気のない人のたとえ。 ⇒そう‐か【喪家】 そうか‐の‐けつ霜下の傑サウ‥ [陶淵明詩]菊の異称。 ぞうか‐の‐さんしん造化の三神ザウクワ‥ 天地開闢かいびゃくのはじめ、高天原にあらわれて万物を経営したという3神。古事記では天御中主神あまのみなかぬしのかみ・高皇産霊神たかみむすびのかみ・神皇産霊神かみむすびのかみ⇒ぞう‐か【造化】 そうか‐びょう瘡痂病サウ‥ビヤウ 植物の病害。細菌・菌類の感染によって、植物組織の表面にかさぶた状の病斑ができる。ジャガイモでは放線菌、柑橘類・落花生では菌類が病原。 そう‐かべ総壁】 経緯たてよこともに壁糸を使った絹織物。 そうか‐へいきん相加平均サウ‥ 個の数を加えた和をで割って得る平均値。算術平均。 そう‐がまえ総構え‥ガマヘ 城・砦とりでなどの外郭。また、その内部の全体。 そう‐がまし・い騒がましいサウ‥ 〔形〕 さわがしい。うるさい。歌舞伎、五大力恋緘「オヽオヽ何ぢや、―・い」 そう‐がみ総髪】 ①⇒そうはつ。鯛の味噌津「唐からの人はみな―か」 ②女性が髪を結うのにかもじを使わず、自毛で結うもの。 ぞう‐がめ象亀ザウ‥ リクガメ科のカメ数種の総称。陸生では最大で甲長1メートル以上。ガラパゴス諸島・セイシェル諸島などに分布。濫獲により激減。植物食。寿命が100年以上のものもある。 ゾウガメ 提供:東京動物園協会 そう‐がら僧柄】 僧としての品位。僧の人柄。 そう‐がら総柄】 布地などの全体に模様が描かれていること。また、そのもの。「―のワンピース」 そう‐がらん僧伽藍(→)伽藍がらんに同じ。 そうかり僧伽梨】 (梵語saṃghāṭī)三衣さんえの一つ。三衣のうち最も大きく、9〜25条の袈裟けさ。説法・托鉢のときに用いる。大衣。そうぎゃりえ。さんがり。 そうか‐れん葱花輦・葱華輦‥クワ‥ 天皇の乗輿じょうよの一種。屋上に金色の葱花の飾りを付したもの。葱花は長く散らないから、めでたいものと考えられていた。鳳輦ほうれんに比し、やや略式で、神事・仏事をはじめ諸社への行幸、常の行幸、上皇・中宮・東宮の乗用などに用いられた。華輦。葱花なぎのはなの御輦みこし。 葱花輦 ⇒そう‐か【葱花】 そう‐かん双関サウクワン ①左右から閉鎖しあうようにしたとびら。 ②双関法の略。 ⇒そうかん‐ご【双関語】 ⇒そうかん‐ほう【双関法】 そう‐かん双鬟サウクワン 幼者の髪の結い方。頭の左右に角のようにたばねる。あげまき。 そう‐かん主典サウクワン (→)「さかん」に同じ。古今和歌集「前の甲斐の―凡河内躬恒」 そう‐かん壮観サウクワン 壮大なながめ。大きく立派なみもの。「山頂からの眺望は―だった」 そう‐かん早寒サウ‥ 例年より寒さが早く来ること。 そう‐かん走還‥クワン ①はしりかえること。 ②逃走者が還り来ること。 そうかん宗鑑⇒やまざきそうかん(山崎宗鑑) そう‐かん相姦サウ‥ 社会通念に反する間柄での性交。「近親―」 ⇒そうかん‐こん【相姦婚】 ⇒そうかん‐しゃ【相姦者】 そう‐かん相関サウクワン (correlation) ①相互に関係しあっていること。互いに影響しあう関係にあること。「―概念」 ②〔数〕いくつかの変量がかなりの程度の相互関係を示しつつ同時に変化していく性質。 ⇒そうかん‐かんけい【相関関係】 ⇒そうかん‐けいすう【相関係数】 ⇒そうかん‐ず【相関図】 そう‐かん相観サウクワン 〔生〕(physiognomy)植物群落、特にその最上層によって形成される景観または様相。植物生態学における群系の指標として重要。 そう‐かん草間サウ‥ ①くさむらのなか。草野の間。 ②転じて、片田舎。僻地へきちそう‐かん送還‥クワン 人を、送りかえすこと。「強制―」 そう‐かん挿管サフクワン チューブを血管・中空臓器などに挿入すること。「気管―」 そう‐かん創刊サウ‥ 新聞・雑誌などを初めて発行すること。「文芸誌を―する」「―号」 そう‐かん僧官‥クワン 朝廷から僧侶に与える官。僧正・僧都そうず・律師など。 そう‐かん総官‥クワン ①被官に対して、太政官をいう。 ②宣旨によって事務を統べる荘園の職名。 そう‐かん総管‥クワン ①事務・人員の全体を総轄・管理すること。また、その職。 ②奈良時代、畿内の国司の上に置き、兵馬の動員、治安の維持、国司・郡司の監督などを職務とした臨時の官。→鎮撫使 そう‐かん総監】 全体の事務・人員を統率・監督すること。また、その官職。「警視―」 そう‐かん総観‥クワン 全体をひっくるめて見ること。 ⇒そうかん‐きしょう【総観気象】 そう‐かん藻翰サウ‥ 美文の手紙。 そう‐がん双眼サウ‥ 左右両方の眼。両眼。 ⇒そうがん‐きょう【双眼鏡】 そう‐がん早雁サウ‥ 秋、例年よりも早く渡って来る雁。 そう‐がん総願‥グワン 〔仏〕あらゆる菩薩が共通してたてる誓願。四弘誓願しぐぜいがん。↔別願 ぞう‐かん増刊】 雑誌などを定期以外に発行すること。また、その刊行物。「臨時―号」 ぞう‐かん増感】 (写真用語)写真感光材料の感度を増大させること。「―現像」 ぞう‐かん贈官‥クワン 生前勲功のあった人に、死後、官を贈ること。また、その官。平家物語3「宇治悪左府、―贈位おこなはれて」 ぞう‐がん象眼・象嵌ザウ‥ ①布または紙などに、模様を金泥・色紙などで細くふちどったもの。ぞうが。枕草子278「地摺の唐の薄物に、―重ねたる御裳などたてまつりて」 ②金属・木材・陶磁器などの素地に模様を刻んで、他の材料、特に金・銀・赤銅・四分一しぶいちなどをはめ込む技法。また、その作品。 ③(印刷用語)鉛版・銅版などで、修正箇所を切り抜き、そのあとに修正した活字などを挿入すること。 ⇒ぞうがん‐めい【象眼銘】 そうかん‐かんけい相関関係サウクワンクワン‥ 一方が他方との関係を離れては意味をなさないようなものの間の関係。父と子、右と左など。相関関係にある概念を相関概念という。 ⇒そう‐かん【相関】 そうかん‐きしょう総観気象‥クワン‥シヤウ 水平範囲3000〜5000キロメートル、鉛直範囲は対流圏全層に及ぶ広域の気象。 ⇒そう‐かん【総観】 そうがん‐きょう双眼鏡サウ‥キヤウ 2個の望遠鏡の光軸を平行に並べ、両眼で同時に遠景を拡大して見る光学器械。倍率は普通7〜8倍。尾崎紅葉、金色夜叉「旋やがて―は貴婦人の手に在りて、措くを忘らるゝまでに愛でられけるが」 ⇒そう‐がん【双眼】 そうかん‐けいすう相関係数サウクワン‥ 二つの変量または現象の間に何らかの相関的関係があると予想される時、その関係の程度を量的に表現する数学的係数。 ⇒そう‐かん【相関】 そうかん‐ご双関語サウクワン‥ 中国語で、同一の語を両意に用いる表現法。 ⇒そう‐かん【双関】 ぞうがん‐こうぶつ造岩鉱物ザウ‥クワウ‥ 岩石を構成する鉱物。主な造岩鉱物は石英・長石・準長石・雲母・角閃石・輝石・橄欖かんらん石など。 そうかん‐こん相姦婚サウ‥ 姦通により離婚しまたは刑の宣告を受けた者が、その姦通の相手方とする婚姻。旧民法で禁じていた。 ⇒そう‐かん【相姦】 そうかん‐しゃ相姦者サウ‥ 1947年改正前の刑法で、姦通行為の相手方の男。 ⇒そう‐かん【相姦】 そう‐かんじょう総勘定‥ヂヤウ 総体の勘定。 ⇒そうかんじょう‐もとちょう【総勘定元帳】 そうかんじょう‐もとちょう総勘定元帳‥ヂヤウ‥チヤウ 複式簿記で、すべての勘定口座を設けた帳簿。主要簿の一つ。その記録に基づいて貸借対照表と損益計算書を作成する。元帳。 ⇒そう‐かんじょう【総勘定】 そうかん‐ず相関図サウクワンヅ 〔数〕二つの変量の値を平面上の直交座標の縦軸と横軸にとり、資料の組を点として表したグラフ。一方が増加するとき他方が増加(減少)すれば、正(負)の相関があるという。 ⇒そう‐かん【相関】 そうかん‐ほう双関法サウクワンハフ 漢文の修辞法の一つ。表面上は一つの意味しか見えないが、もう一つの意味を隠し持つようにするもの。 ⇒そう‐かん【双関】 ぞうがん‐めい象眼銘ザウ‥ 金銀の象眼で入れた刀の銘。 ⇒ぞう‐がん【象眼・象嵌】 そう‐き壮気サウ‥ さかんな元気。 そう‐き早起サウ‥ はやく起きること。はやおき。 そう‐き早帰サウ‥ 早くかえること。 そう‐き早期サウ‥ 早い時期。まだはじめのうち。「―発見」 ⇒そうき‐がん【早期癌】 ⇒そうき‐きょういく【早期教育】 ⇒そうき‐さいばい【早期栽培】 ⇒そうき‐しんじゅん【早期浸潤】 そう‐き爽気サウ‥ ①さわやかな空気。 ②すがすがしい気分。 そう‐き創起サウ‥ 事業・会社などをはじめて起こすこと。 そう‐き喪期サウ‥ 服喪ふくもの期間。 そう‐き葬器サウ‥ 葬儀に用いる器物。葬具。 そう‐き想起サウ‥ ①過去のことをおもいおこすこと。 ②〔心〕(→)再生5に同じ。 ③〔哲〕(→)アナムネーシスに同じ。 そう‐き掻器サウ‥ (→)スクレイパーに同じ。 そう‐き総記】 ①全体についての記述。 ②図書の十進分類法による区分の一つ。百科事典・新聞・雑誌などを含むもの。 そう‐き霜気サウ‥ 霜の催す冷気。 そう‐き叢記】 種々の事を集め記すこと。また、その書籍。 そう‐ぎ争議サウ‥ ①互いに自己の意見を主張して争うこと。 ②労働争議の略。 ⇒そうぎ‐けん【争議権】 ⇒そうぎ‐こうい【争議行為】 ⇒そうぎ‐だん【争議団】 そうぎ宗祇】 室町末期の連歌師。号は自然斎・種玉庵。俗に姓を飯尾いいおとする。和歌は東常縁とうのつねよりより古今伝授を受け、また連歌を心敬らに修め、称号「花の本もと」を許され、当時連歌の中心指導者。編著「竹林抄」「新撰玖波集」「萱草わすれぐさ」など。(1421〜1502) →作品抜粋(新撰菟玖波集) →作品抜粋(水無瀬三吟) そう‐ぎ奏議】 君主に意見を奏上すること。また、その意見書。 そう‐ぎ曹魏サウ‥ (曹操を始祖とするからいう)中国、三国時代の魏の別称。 そう‐ぎ喪儀サウ‥の儀式。 ⇒そうぎ‐し【喪儀司】 そう‐ぎ葬儀サウ‥ 死者をほうむる儀式。葬礼。葬式。「―に参列する」 ⇒そうぎ‐や【葬儀屋】 そうぎ僧祇】 〔仏〕 ①(梵語saṃgha)(→)僧伽そうぎゃに同じ。 ②阿僧祇あそうぎの略。 ⇒そうぎ‐こ【僧祇戸】 ぞう‐き造機ザウ‥ 機関や機械の設計・製造。 ぞう‐き増気】 病勢が進むこと。正法眼蔵随聞記1「種々に療治すれば、少しき減気在りしかども、又―在りて」↔減気 ぞうき増基】 平安中期の歌人。中古三十六歌仙の一人。庵主いおぬしと号。「いほぬし(増基法師集)」の作者とされる。 ぞう‐き雑木ザフ‥ 良材とならない種々雑多の樹木。薪材などにする木。ざつぼく。ぞうぼく。 ⇒ぞうき‐ばやし【雑木林】 ぞう‐き臓器ザウ‥ 体の内部、特に胸腔と腹腔とにある器官。 ⇒ぞうき‐いしょく【臓器移植】 ⇒ぞうき‐かんかく【臓器感覚】 ⇒ぞうき‐せいざい【臓器製剤】 ⇒ぞうき‐バンク【臓器バンク】 ⇒ぞうき‐りょうほう【臓器療法】 ぞうき‐いしょく臓器移植ザウ‥ 疾病や外傷によって臓器などが機能しなくなった場合、自己または他人のものを移植すること。皮膚・角膜・血管・神経・腎臓・骨髄・心臓・肝臓などの移植が行われる。→移植免疫⇒ぞう‐き【臓器】 そうき‐かん送気管‥クワン 坑道など空気の流通の悪いところに空気を送りこむための管。 そうき‐がん早期癌サウ‥ 進行癌・末期癌に対して、早期の癌。比較的小さく、転移が見られず、治癒する可能性の高いもの。 ⇒そう‐き【早期】 ぞうき‐かんかく臓器感覚ザウ‥ 臓器の状態に伴う感覚。健康時には食欲・空腹感・渇き感・悪心・尿意・便意・性欲など。内臓の異常には圧迫感・膨満感あるいは痛みとして現れ、いくつかの神経要素が総合的に働くため局在性が判然とせず、またしばしば体表の特定部位にも連関痛などを伴う。内臓感覚。 ⇒ぞう‐き【臓器】 そうき‐きょういく早期教育サウ‥ケウ‥ 標準とされる年齢に達する前から所定の教育を開始すること。早教育。 ⇒そう‐き【早期】 そうぎ‐けん争議権サウ‥ 労働者が労働条件などに関する自己の主張を実現するために、使用者に対して団結して争議行為をなし得る権利。労働者の基本的権利として日本国憲法第28条で保障。 ⇒そう‐ぎ【争議】 そうぎ‐こ僧祇戸】 北魏における僧曹(宗教行政官庁)所属の人戸。沙門統曇曜の奏請によって設置。僧院維持と備荒貯蔵のため、毎年粟60石を納入させた(僧祇粟という)。 ⇒そうぎ【僧祇】 そうぎ‐こうい争議行為サウ‥カウヰ 労使関係の当事者がその主張を貫徹するために行う行為、またはこれに対抗する行為で、業務の正常な運営を阻害するもの。労働者側ではストライキ・サボタージュなど、使用者側ではロックアウトなど。 ⇒そう‐ぎ【争議】 そうき‐さいばい早期栽培サウ‥ 主として陸稲・水稲などで、在来より1〜2カ月早く作付・収穫すること。災害対策、土地利用の高度化をはかる経営方法として普及。早植え。 ⇒そう‐き【早期】 そうき‐さよう掃気作用サウ‥ 二サイクル式内燃機関において爆発・燃焼したガスを、別に空気を送ってシリンダーから追い出す作用。 そうぎ‐し喪儀司サウ‥ 律令制で、凶事の儀式、喪葬の具をつかさどった役所。治部省の被管。 ⇒そう‐ぎ【喪儀】 そうき‐しんじゅん早期浸潤サウ‥ 肺結核の初期病変。レントゲン検査で鎖骨下に境界の鮮明でない円形の陰影として認められる。鎖骨下浸潤。 ⇒そう‐き【早期】 そうき‐せい走気性】 走化性の一種。生物の酸素に対する走性。好気性細菌などで見られる。酸素走性。趨気性。 ぞうき‐せいざい臓器製剤ザウ‥ 動物の膵臓すいぞう・副腎・甲状腺・肝臓などの臓器を原料として製した薬剤。 ⇒ぞう‐き【臓器】 そうぎ‐だん争議団サウ‥ 争議の場合に労働者が使用者などに対して組織する団体。 ⇒そう‐ぎ【争議】 そう‐きつ蒼頡・倉頡サウ‥ ⇒そうけつ ぞうき‐ばやし雑木林ザフ‥ 種々の雑木が混じって生えている林。 ⇒ぞう‐き【雑木】 ぞうき‐バンク臓器バンクザウ‥ 自分の臓器を移植のために提供しようとする人を登録しておく組織。 ⇒ぞう‐き【臓器】 そう‐きへい槍騎兵サウ‥ (lancer)槍を備えた騎兵。 そうぎゃ僧伽】 〔仏〕(梵語saṃgha 和合衆・衆と訳)仏教の修行者の集まり。仏教の教団。略して「僧」とも。 そうぎ‐や葬儀屋サウ‥ 葬儀に関する器物を貸しまたは売り、または葬儀一切を引き受ける職業(の人)。葬儀社。 ⇒そう‐ぎ【葬儀】 そう‐きゃく双脚サウ‥ 左右双方の脚。両脚。↔隻脚 そうぎゃり‐え僧伽梨衣(→)僧伽梨そうかりに同じ。今昔物語集3「仏の―及び錫杖を右手に取りて」 そう‐きゅう早急サウキフ ⇒さっきゅう そう‐きゅう送球‥キウ ①球技で、たまを投げ渡すこと。 ②ハンドボールの訳語。 そう‐きゅう桑弓サウ‥ クワの木でつくったゆみ。狂言、弓矢「毎年上頭へ御弓始に―を捧げまする」→くわゆみ そうきゅう蒼虬サウキウ ⇒なりたそうきゅう(成田蒼虬) そう‐きゅう蒼穹サウ‥ あおぞら。おおぞら。蒼天。 そう‐きゅう躁急サウキフ 気がいらだち、せわしいこと。せっかち。「―に事を決す」 ぞう‐きゅう増給‥キフ 給料を増すこと。↔減給 そうきゅう‐きん双球菌サウキウ‥ 2個の菌体が対となってつながった球菌。肺炎球菌・淋菌の類。 そうきゅう‐るい双弓類サウ‥ (diapsids)爬虫類を二分するときの一群。頭骨の側面に目と鼻以外に二つの穴のあるもの。恐竜・翼竜・魚竜などの絶滅した群や、トカゲ・ヘビ・ワニなどを含む。双弓亜綱。→無弓類 そう‐きょ壮挙サウ‥ 意気のさかんなくわだて・ふるまい。「―をたたえる」 そう‐きょ怱遽】 あわただしいこと。また、そのさま。 そう‐ぎょ双魚サウ‥ ①一対の魚。2尾の魚。 ②(遠方からよこした2尾の鯉の腹の中から手紙が出てきたという故事から)手紙。信書。双鯉。 ⇒そうぎょ‐きゅう【双魚宮】 そう‐ぎょ草魚サウ‥ コイ科の淡水産の硬骨魚。全長50〜100センチメートル。主に中国・台湾で養殖され、草を食べて育つのでこの名がある。日本では移殖したものが利根川で自然繁殖。ソーヒー。 そう‐きょう争競サウキヤウ 優劣をあらそい、きそうこと。競争。 そう‐きょう宋鏡‥キヤウ 宋代の鏡。唐式鏡・湖州鏡・柄鏡えかがみ・複製古鏡の4種に大別。芸術的価値は漢鏡や唐鏡に劣るが、実用的。 そう‐きょう曾鞏】 北宋の政治家・文章家。唐宋八家の一人。字は子固、江西南豊の人。文章を以て欧陽修に知られ、中書舎人に至る。詩文集「元豊類稿」。(1019〜1083) そう‐きょう躁狂サウキヤウ 常軌を逸してさわぐこと。 そう‐ぎょう早暁サウゲウ 夜明け。明け方。払暁ふつぎょう。「―訓練」 そう‐ぎょう宗仰‥ギヤウ たっとび仰ぐこと。 そう‐ぎょう相形サウギヤウ かおつき。形相。相好そうごうそう‐ぎょう崇敬‥ギヤウ (ソウキョウとも)あがめうやまうこと。すうけい。 そう‐ぎょう創業サウゲフ 事業を新しく始めること。 ⇒そうぎょうしゃ‐りとく【創業者利得】 ⇒そうぎょう‐ひ【創業費】 ⇒創業は易く守成は難し そう‐ぎょう僧形‥ギヤウ 僧のすがた。僧のみなり。↔俗形ぞくぎょう⇒そうぎょう‐はちまん【僧形八幡】 そう‐ぎょう操業サウゲフ ①[晋書謝尚伝]みさおとわざ。志と行い。 ②機械を操作するなどして仕事をすること。漁をする船の活動にもいう。「千島沖で―する」 ⇒そうぎょう‐たんしゅく【操業短縮】 ⇒そうぎょう‐ど【操業度】 ぞう‐きょう増強‥キヤウ 増して強くすること。強化。「軍備―」「体力―」 ぞう‐きょう蔵教ザウケウ 天台宗で釈尊一代の教説を分類した化法四教の第1。小乗教のこと。三蔵教の意で、経・律・論がそなわっているからこう呼ぶ。→五時八教 ぞう‐きょう蔵経ザウキヤウ 大蔵経の略。 ⇒ぞうきょう‐し【蔵経紙】 ぞう‐ぎょう雑行ザフギヤウ 〔仏〕念仏以外の諸行を修め、極楽往生を願うこと。「―雑修」↔正行しょうぎょう そう‐きょういく早教育サウケウ‥ (→)早期教育に同じ。 ぞうきょう‐し蔵経紙ザウキヤウ‥ (大蔵経を写したからいう)中国製の紙の一種。蝋引きの光沢ある硬白・硬黄紙。今は黄紙だけを用いる。 ⇒ぞう‐きょう【蔵経】 そうぎょうしゃ‐りとく創業者利得サウゲフ‥ 企業の創業者(最初の株式所有者)が、事業開始後、株式を公衆に売り出す場合、売出し価格と額面価格(引受価格)との差額(プレミアム)によって得る利得。 ⇒そう‐ぎょう【創業】 そう‐きょうじん宋教仁‥ケウ‥ (Song Jiaoren)近代中国の革命家・政治家。湖南省桃源生れ。1904年反清蜂起に失敗して日本に亡命、中国同盟会の結成に参画。民国成立後は国民党を率いて議院内閣制を主張するも、袁世凱により暗殺。(1882〜1913) そうぎょう‐たんしゅく操業短縮サウゲフ‥ 機械の一部運転休止または作業時間の短縮によって生産を制限すること。価格維持を目的とする過剰生産対策。操短。 ⇒そう‐ぎょう【操業】 そうぎょう‐ど操業度サウゲフ‥ (→)稼働率に同じ。 ⇒そう‐ぎょう【操業】 そうぎょう‐はちまん僧形八幡‥ギヤウ‥ 僧形をとった八幡神。神仏習合思想に基づき、その作例は平安初期にまでさかのぼる。東寺・薬師寺に古い作品があり、また、東大寺には快慶の優作がある。 ⇒そう‐ぎょう【僧形】

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