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ひ‐ふ【皮膚】🔗🔉

ひ‐ふ皮膚】 後生動物の体を包む外被。体の保護、体温・水分蒸発などの調節、各種の感覚の受容のほか、皮膚呼吸も営む。動物によりさまざまに変形適応する。高等脊椎動物では表皮・真皮・皮下組織、および各種の付属器官から成る。表皮と真皮のみを指す場合もある。 ヒトの皮膚 毛嚢 立毛筋 汗腺 皮脂腺 表皮 真皮 皮下組織

ひふ‐えん【皮膚炎】🔗🔉

ひふ‐えん皮膚炎】 皮膚の炎症。

ひふ‐か【皮膚科】‥クワ🔗🔉

ひふ‐か皮膚科‥クワ 皮膚の疾患を研究・治療する医学の一分科。

ひふ‐がん【皮膚癌】🔗🔉

ひふ‐がん皮膚癌】 皮膚の上皮性悪性腫瘍。原発性の扁平上皮癌・基底細胞癌・皮膚付属器癌のほかベーチェット病・内臓癌の皮膚転移などが含まれる。露出部の原発性皮膚癌は外界の紫外線量と相関する。

ひふ‐かんかく【皮膚感覚】🔗🔉

ひふ‐かんかく皮膚感覚】 皮膚にある受容器にもとづく感覚の総称。触・圧・温・冷・痛などの諸感覚を含み、下等動物には、皮膚光覚などがある。

ひふ‐きん‐えん【皮膚筋炎】🔗🔉

ひふ‐きん‐えん皮膚筋炎】 皮膚・骨格筋・心筋が系統的に侵され、顔面・躯幹・四肢に対称性に淡紫色の特有な紅斑を生じ、浮腫、筋力低下、筋肉の自発痛・圧痛を伴う全身疾患。典型例では眼瞼がんけん部・爪周囲・指関節背面に淡紫色紅斑を見る。成年女性に多く、時に内臓の悪性腫瘍を合併する。膠原こうげん病の一種とされ、原因不明。

ひふ‐こきゅう【皮膚呼吸】‥キフ🔗🔉

ひふ‐こきゅう皮膚呼吸‥キフ 皮膚などの体表面で行う呼吸。呼吸器を持たないミミズ・ヒルなどで行われる。肺のあるカエルなどでも、全呼吸活動のかなりの割合を占める。哺乳類では1パーセント以下。

ひふ‐せん【皮膚腺】🔗🔉

ひふ‐せん皮膚腺】 動物の表皮に形成される外分泌腺の総称。魚類・両生類・哺乳類に発達し、哺乳類では汗腺・皮脂腺・乳腺などがある。毒腺となるものもある。

ひふ‐そうよう‐しょう【皮膚瘙痒症】‥サウヤウシヤウ🔗🔉

ひふ‐そうよう‐しょう皮膚瘙痒症‥サウヤウシヤウ 慢性皮膚病の一つ。発疹はなくて、かゆみだけを感じる。老人性・糖尿病性・胃腸病性のほか中毒や悪性腫瘍に伴うものなど。

ひふ‐でんき‐はんしゃ【皮膚電気反射】🔗🔉

ひふ‐でんき‐はんしゃ皮膚電気反射】 皮膚に感じない程度のわずかな電流を通じて、この電流の変化を観察するとき現れる反応。情動興奮の時には汗腺活動によって電気抵抗が減少し、電流がよけいに流れる。精神電流反射。精神電気反応。

ひふ‐びょう【皮膚病】‥ビヤウ🔗🔉

ひふ‐びょう皮膚病‥ビヤウ 皮膚に生じる病症。皮膚だけに限局して見られ、全身とは関係のないものと、全身病の部分症状であるものとがある。

ひふ‐もんが‐しょう【皮膚紋画症】‥グワシヤウ🔗🔉

ひふ‐もんが‐しょう皮膚紋画症‥グワシヤウ 皮膚をガラス棒・爪などでこすると、その線の通りに貧血・充血・隆起を相ついで発生する症状。蕁麻疹じんましんなどのアレルギーに関連するといわれる。皮膚描画症。

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