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だい【第】🔗⭐🔉
だい【第】
(呉音。漢音はテイ)
①数詞に冠して物の順序を数える語。「―1課」
②(「邸」に通用)やしき。
③中国で官吏の登用試験。転じて、一般の試験。
だい‐いち【第一】🔗⭐🔉
だい‐いち【第一】
①一番初めであること。最初。「―の議題」
②最も大切なこと。一番主要なこと。「安全―」
③最もすぐれたこと。最も貴いこと。「世界―」
④(副詞的に)まず何よりも。そもそも。「―彼は親切だ」「遊びたくても―金がない」
⇒だいいち‐いんしょう【第一印象】
⇒だいいち‐インターナショナル【第一インターナショナル】
⇒だいいち‐ぎ【第一義】
⇒だいいちぎ‐てん【第一義天】
⇒だいいち‐けいようし【第一形容詞】
⇒だいいち‐げんご【第一言語】
⇒だいいち‐こうとうがっこう【第一高等学校】
⇒だいいちじ‐さんぎょう【第一次産業】
⇒だいいちじ‐せかいたいせん【第一次世界大戦】
⇒だいいち‐しんごうけい【第一信号系】
⇒だいいち‐せいしつ【第一性質】
⇒だいいち‐せっしょく【第一接触】
⇒だいいち‐てつがく【第一哲学】
⇒だいいちにん‐しゃ【第一人者】
⇒だいいち‐にんしょう【第一人称】
⇒だいいち‐ふじん【第一夫人】
⇒だいいち‐りゅう【第一流】
だいいち‐いんしょう【第一印象】‥シヤウ🔗⭐🔉
だいいち‐いんしょう【第一印象】‥シヤウ
(first impression)物事や人に接したとき、一番初めに得た印象。「―が悪い」
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐インターナショナル【第一インターナショナル】🔗⭐🔉
だいいち‐インターナショナル【第一インターナショナル】
(First International)正式には国際労働者協会(International Workingmen's Association)。1864年ロンドンで結成された世界最初の国際的な労働者の組織。労働運動が国単位に組織されてゆく傾向が強まる中でマルクス派とバクーニン派の内部紛争も生じ、76年みずから解散。→第二インターナショナル→第三インターナショナル。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐ぎ【第一義】🔗⭐🔉
だいいち‐ぎ【第一義】
①〔仏〕究極の真理。第一義諦。勝義諦。真諦しんたい。
②最も大事な根本の意義。また、本質的で最上の価値あること。「―の生活」
⇒だい‐いち【第一】
だいいちぎ‐てん【第一義天】🔗⭐🔉
だいいちぎ‐てん【第一義天】
〔仏〕第一義の真理を天にたとえた語。また、ここに住する仏のこと。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐けいようし【第一形容詞】🔗⭐🔉
だいいち‐けいようし【第一形容詞】
ク活用の形容詞。→ク活用。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐げんご【第一言語】🔗⭐🔉
だいいち‐げんご【第一言語】
生まれて最初に習得した言語。母語。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐こうとうがっこう【第一高等学校】‥カウ‥ガクカウ🔗⭐🔉
だいいち‐こうとうがっこう【第一高等学校】‥カウ‥ガクカウ
旧制官立高等学校の一つ。前身は1877年(明治10)設立の東京大学予備門。86年中学校令により第一高等中学校。94年高等学校令により3年制高校。1935年東京、向丘から駒場に移転。49年新制東京大学の教養学部として統合。略称、一高。→東京大学。
⇒だい‐いち【第一】
だいいちじ‐せかいたいせん【第一次世界大戦】🔗⭐🔉
だいいちじ‐せかいたいせん【第一次世界大戦】
三国同盟(独・墺・伊)と三国協商(英・仏・露)との対立を背景として起こった世界的規模の大戦争。サラエヴォ事件を導火線として1914年7月オーストリアはセルビアに宣戦、セルビアを後援するロシアに対抗してドイツが露・仏・英と相次いで開戦、同盟側(トルコ・ブルガリアが参加)と協商側(同盟を脱退したイタリアのほかベルギー・日本・アメリカ・中国などが参加)との国際戦争に拡大。史上最初の総力戦となった。最後まで頑強に戦ったドイツも18年11月に降伏、翌年ヴェルサイユ条約によって講和成立。欧州大戦。第一次大戦。
→資料:ヴェルサイユ条約
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐しんごうけい【第一信号系】‥ガウ‥🔗⭐🔉
だいいち‐しんごうけい【第一信号系】‥ガウ‥
「第二信号系」参照。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐せいしつ【第一性質】🔗⭐🔉
だいいち‐せいしつ【第一性質】
〔哲〕(primary qualities)第一実体(個物)、第二実体(類種)と分けたアリストテレスの考え方の変容として、性質に関して立てられたロックの説。物の延長・形状・運動・静止・凝固性など物にそなわる客観的な性質。これに対して、色・香・音・味など感覚に対する物の作用によって生ずる性質を主観的なものとして第二性質(二次性質)と名づけた。一次性質。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐せっしょく【第一接触】🔗⭐🔉
だいいち‐せっしょく【第一接触】
〔天〕(→)初虧しょきに同じ。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐てつがく【第一哲学】🔗⭐🔉
だいいち‐てつがく【第一哲学】
(philosophia prima ラテン)アリストテレスは自然や精神という特殊な存在ではなく存在一般の性質と原理を研究する哲学の部門をこの名で呼んだ。中世・近世はこれを継承し、現代でもジャンケレヴィッチ(V. Jankélévitch1903〜1985)をはじめ多くの学者が存在論を第一哲学とするが、フッサールは現象学を、レヴィナスは倫理学を第一哲学とし、言語哲学を第一哲学とする者もいる。
⇒だい‐いち【第一】
だいいちにん‐しゃ【第一人者】🔗⭐🔉
だいいちにん‐しゃ【第一人者】
ある社会または分野で一番すぐれ、他に肩をならべる者のないほどの人。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐にんしょう【第一人称】🔗⭐🔉
だいいち‐にんしょう【第一人称】
(→)一人称に同じ。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐ふじん【第一夫人】🔗⭐🔉
だいいち‐ふじん【第一夫人】
嫡妻。正室。
⇒だい‐いち【第一】
だいいち‐りゅう【第一流】‥リウ🔗⭐🔉
だいいち‐りゅう【第一流】‥リウ
大勢の中で第一に位すべき人々。第一等の人たち。
⇒だい‐いち【第一】
だいいっしゅ‐うんてんめんきょ【第一種運転免許】🔗⭐🔉
だいいっしゅ‐うんてんめんきょ【第一種運転免許】
自動車および原動機付自転車を運転するために公安委員会が与える許可で、運転免許の区分のうち最も一般的なもの。
だいいっしゅ‐ゆうびんぶつ【第一種郵便物】‥イウ‥🔗⭐🔉
だいいっしゅ‐ゆうびんぶつ【第一種郵便物】‥イウ‥
内国通常郵便物の一種。筆書した書状、郵便書簡をいい、また、第二・三・四種に該当しない郵便物をいう。定形と定形外がある。
だいいっ‐しん【第一審】🔗⭐🔉
だいいっ‐しん【第一審】
(→)一審に同じ。
だいいっ‐せい【第一声】🔗⭐🔉
だいいっ‐せい【第一声】
ある活動を始めるとき、最初の公の場で発することば。
だいいっ‐せん【第一線】🔗⭐🔉
だいいっ‐せん【第一線】
敵と接触する最前線。比喩的に、最も重要で、花々しい位置。「―に立つ」「政界の―を退く」
だいいっ‐そう【第一装】‥サウ🔗⭐🔉
だいいっ‐そう【第一装】‥サウ
「第一種軍装」の略。旧軍隊の軍服のうち、礼式用のもの。一装。ほかに、第二装(勤務・外出用)・第三装(演習用)がある。
だいいっ‐ぽ【第一歩】🔗⭐🔉
だいいっ‐ぽ【第一歩】
①最初のひと足。
②物事にとりかかる一番はじめ。とりつき。
だいいっ‐ぽう【第一報】🔗⭐🔉
だいいっ‐ぽう【第一報】
事故・事件についての最初の知らせ。
だい‐かん【第館】‥クワン🔗⭐🔉
だい‐かん【第館】‥クワン
やしき。第宅。邸宅。
だいく【第九】🔗⭐🔉
だいく【第九】
ベートーヴェン作曲の交響曲第9番(通称「合唱付き」)の略称。ニ短調。1824年作曲、同年ウィーンで初演。第4楽章にシラーの「歓喜に寄す」による独唱と合唱を取り入れる。
ベートーヴェン
提供:Lebrecht Music & Arts/APL
→交響曲第9番「合唱」 第四楽章
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
→交響曲第9番「合唱」 第四楽章
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
だい‐ご【第五】🔗⭐🔉
だいご‐きょうわせい【第五共和制】🔗⭐🔉
だいご‐きょうわせい【第五共和制】
(Cinquième République フランス)フランスの現在の政体。第二次大戦後続いた不安定な第四共和制に代わって、1958年ド=ゴールが樹立。強い大統領権限が特徴。
⇒だい‐ご【第五】
だいごふくりゅうまる‐じけん【第五福竜丸事件】🔗⭐🔉
だいごふくりゅうまる‐じけん【第五福竜丸事件】
1954年ビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験によって静岡県のマグロ漁船第五福竜丸が多量の放射能を浴び、乗組員の久保山愛吉が死亡した事件。原水爆禁止運動の発端となる。→死の灰
焼津港に戻った第五福竜丸
提供:毎日新聞社
水爆実験(ビキニ環礁 1954年3月1日)
提供:第五福竜丸平和協会
第五福竜丸展示館
提供:第五福竜丸平和協会
ビキニ水爆実験
提供:NHK
水爆実験(ビキニ環礁 1954年3月1日)
提供:第五福竜丸平和協会
第五福竜丸展示館
提供:第五福竜丸平和協会
ビキニ水爆実験
提供:NHK
だいご‐れつ【第五列】🔗⭐🔉
だいご‐れつ【第五列】
(fifth column)(スペイン内戦の際、4個部隊を率いてマドリードを攻めたフランコ将軍麾下きかのモラ将軍が、市内にもこれに呼応するもう1個の部隊すなわちフランコ派がいると揚言したことに基づく)敵方に内応する者。内通者。第五部隊。
⇒だい‐ご【第五】
○太鼓を叩くたいこをたたく
他人の言うことに調子を合わせて機嫌をとる。迎合する。太鼓を打つ。太鼓を持つ。
⇒たい‐こ【太鼓】
○太鼓を持つたいこをもつ
(→)「太鼓を叩く」に同じ。
⇒たい‐こ【太鼓】
だい‐さん【第三】🔗⭐🔉
だい‐さん【第三】
①3番目。3回目。
②連歌・俳諧で第3句目をいう。脇句から一転して新しい局面を展開すべき句で、「て留め」「らん留め」を多く用いる。
⇒だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
⇒だいさん‐かいきゅう【第三階級】
⇒だいさん‐き【第三紀】
⇒だいさんき‐そう【第三紀層】
⇒だいさん‐けい【第三系】
⇒だいさん‐こうとう‐がっこう【第三高等学校】
⇒だいさん‐ごく【第三国】
⇒だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】
⇒だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】
⇒だいさん‐しじょう【第三市場】
⇒だいさん‐しゃ【第三者】
⇒だいさんしゃ‐いぎ‐の‐うったえ【第三者異議の訴え】
⇒だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】
⇒だいさん‐しゅとくしゃ【第三取得者】
⇒だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】
⇒だいさん‐せいりょく【第三勢力】
⇒だいさん‐せかい【第三世界】
⇒だいさん‐セクター【第三セクター】
⇒だいさん‐せっしょく【第三接触】
⇒だいさん‐ていこく【第三帝国】
⇒だいさん‐とう【第三党】
⇒だいさん‐にんしょう【第三人称】
⇒だいさん‐のうしつ【第三脳室】
⇒だいさん‐の‐みち【第三の道】
⇒だいさん‐ぶんや【第三分野】
⇒だいさん‐みぶん【第三身分】
だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】🔗⭐🔉
だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
(Third International)共産主義インターナショナル。世界各国の共産党の国際組織。1919年、レーニンらの指導下にモスクワで創立、国際共産主義運動の指導に当たったが、次第にソ連一国の利益に従属するようになり、43年、解散。コミンテルン。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐かいきゅう【第三階級】‥キフ🔗⭐🔉
だいさん‐かいきゅう【第三階級】‥キフ
(→)第三身分に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐き【第三紀】🔗⭐🔉
だいさん‐き【第三紀】
(Tertiary Period)地質年代のうち、新生代の大部分、約6500万年前から180万年前までの時代。哺乳動物・双子葉植物が栄え、火山活動や造山運動が活発でアルプス・ヒマラヤなどの大山脈ができた。現在の日本列島の形はこの時代に成立。→地質年代(表)。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんき‐そう【第三紀層】🔗⭐🔉
だいさんき‐そう【第三紀層】
第三紀に生じた地層。日本はこの地層の分布がきわめて広い。第三系。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐けい【第三系】🔗⭐🔉
だいさん‐けい【第三系】
(→)第三紀層に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐こうとう‐がっこう【第三高等学校】‥カウ‥ガクカウ🔗⭐🔉
だいさん‐こうとう‐がっこう【第三高等学校】‥カウ‥ガクカウ
旧制官立高等学校の一つ。大阪に設置された舎密セイミ局に淵源する大学分校を再編・改称した第三高等中学校が前身。1889年(明治22)京都市吉田町に移転。94年高等学校。当初、法・工・医3学部の専門教育機関であったが、1901年大学予科のみとなる。49年新制京都大学に統合。略称、三高。→京都大学。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐ごく【第三国】🔗⭐🔉
だいさん‐ごく【第三国】
当事国以外の国家。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】🔗⭐🔉
だいさん‐さいむしゃ【第三債務者】
債権者から見て、債務者が有する別の債権の債務者。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】‥ゲフ🔗⭐🔉
だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】‥ゲフ
商業・運輸通信業・サービス業など、第一次・第二次産業以外のすべての産業を指す。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しじょう【第三市場】‥ヂヤウ🔗⭐🔉
だいさん‐しじょう【第三市場】‥ヂヤウ
店頭市場のこと。金融商品取引所の第一部・第二部に対していう。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しゃ【第三者】🔗⭐🔉
だいさん‐しゃ【第三者】
当事者以外の者。その事柄に直接関係していない人。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゃ‐いぎ‐の‐うったえ【第三者異議の訴え】‥ウツタヘ🔗⭐🔉
だいさんしゃ‐いぎ‐の‐うったえ【第三者異議の訴え】‥ウツタヘ
〔法〕民事執行において、ある目的物につき第三者が執行の排除を求める訴え。その目的物が第三者の所有物であるというのが典型的な理由。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】🔗⭐🔉
だいさんしゃ‐わりあて【第三者割当】
証券発行に際し、発行会社と縁故関係にある役員・従業員・関係金融機関・取引先企業など特定の者に新株引受権を与えること。縁故募集。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐しゅとくしゃ【第三取得者】🔗⭐🔉
だいさん‐しゅとくしゃ【第三取得者】
〔法〕他人の権利(特に抵当権や質権などの担保物権)が存する物を取得した第三者。
⇒だい‐さん【第三】
だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】‥イウ‥🔗⭐🔉
だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】‥イウ‥
内国通常郵便物の一種。定期的に発行される新聞・雑誌などの刊行物で、開封とし、日本郵政公社の承認を得たもの。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐せいりょく【第三勢力】🔗⭐🔉
だいさん‐せいりょく【第三勢力】
対立する二つの勢力の外に立つ第三の中立的勢力。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐せかい【第三世界】🔗⭐🔉
だいさん‐せかい【第三世界】
(Third World)アジア・アフリカ・中南米などの発展途上にある諸国を、東西両世界、あるいは米ソ(ロシア)二大国とこれに次ぐ先進諸国と対比した呼称。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐セクター【第三セクター】🔗⭐🔉
だいさん‐セクター【第三セクター】
国や地方公共団体と民間企業との共同出資で設立される事業体。主として国や地方公共団体が行うべき事業(公共セクター)に、民間部門(民間セクター)の資金や経営力などを導入して官民共同で行うところからいう。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐せっしょく【第三接触】🔗⭐🔉
だいさん‐せっしょく【第三接触】
〔天〕(→)生光せいこうに同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐ていこく【第三帝国】🔗⭐🔉
だいさん‐ていこく【第三帝国】
(das Dritte Reich ドイツ)ナチス統治下のドイツ(1933〜1945)の称。中世・近世の神聖ローマ帝国を第一帝国(962〜1806)、普仏戦争後に統一したドイツ帝国を第二帝国(1871〜1918)とし、それに続く帝国の意。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐とう【第三党】‥タウ🔗⭐🔉
だいさん‐とう【第三党】‥タウ
議席数が3番目の政党、特に二大政党の間に介在して、ある程度までキャスティング‐ボートを握っている政党。第三政党。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐にんしょう【第三人称】🔗⭐🔉
だいさん‐にんしょう【第三人称】
(→)三人称に同じ。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐のうしつ【第三脳室】‥ナウ‥🔗⭐🔉
だいさん‐のうしつ【第三脳室】‥ナウ‥
「間脳かんのう」参照。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐の‐みち【第三の道】🔗⭐🔉
だいさん‐の‐みち【第三の道】
(The Third Way)1990年代からヨーロッパの社会民主主義が採用した政治路線。新自由主義でも国家介入主義でもなく、市場原理と社会的公正の両立をめざす。イギリスの社会学者ギデンズが示した。
⇒だい‐さん【第三】
○太山は土壌を譲らずたいざんはどじょうをゆずらず
[戦国策秦策]太山が小さな土くれをも包含して大きな山となっているように、大人物は度量が広く、人々の小さい意見もよく容れて大事業をなしとげる。
⇒たい‐ざん【泰山・岱山】
だいさん‐ぶんや【第三分野】🔗⭐🔉
だいさん‐ぶんや【第三分野】
〔経〕生命保険(第一分野)と損害保険(第二分野)との中間に位置する保険分野。医療保険・がん保険・介護保険・傷害保険など。
⇒だい‐さん【第三】
だいさん‐みぶん【第三身分】🔗⭐🔉
だいさん‐みぶん【第三身分】
(Tiers État フランス)フランス革命前のアンシャン‐レジーム(旧制度)で、僧侶(第一身分)・貴族(第二身分)に次ぐ身分、すなわち商人・職人・農民など平民の称。全人口の98パーセントを占めた。
⇒だい‐さん【第三】
○大山鳴動して鼠一匹たいざんめいどうしてねずみいっぴき
(ローマの詩人ホラティウスの「詩論」から)前ぶれの騒ぎばかりが大きくて、実際の結果の小さいことのたとえ。「大山」は「泰山」とも書く。
⇒たい‐ざん【大山・太山】
だい‐し【第四】🔗⭐🔉
だい‐し【第四】
4番目。4回目。
⇒だいし‐き【第四紀】
⇒だいし‐こうとう‐がっこう【第四高等学校】
だいし‐き【第四紀】🔗⭐🔉
だいしち‐こうとう‐がっこう‐ぞうしかん【第七高等学校造士館】‥カウ‥ガクカウザウ‥クワン🔗⭐🔉
だいしち‐こうとう‐がっこう‐ぞうしかん【第七高等学校造士館】‥カウ‥ガクカウザウ‥クワン
旧制官立高等学校の一つ。藩校造士館の系譜に連なり、1884年(明治17)設立の鹿児島県立中学造士館が前身。一時廃校。1901年高等学校として再建。49年新制鹿児島大学に統合。略称、七高。→鹿児島大学
だい‐しゃ【第舎】🔗⭐🔉
だい‐しゃ【第舎】
やしき。邸宅。
だいじゅうはち‐がん【第十八願】‥ジフ‥グワン🔗⭐🔉
だいじゅうはち‐がん【第十八願】‥ジフ‥グワン
無量寿経に説く阿弥陀仏の四十八願中の第十八。念仏を修する衆生は必ず極楽に往生できるという誓願。念仏往生願。選択本願せんちゃくほんがん。王本願。至心信楽しんぎょう願。十八願。
だい‐せん【大専・第専】🔗⭐🔉
だい‐せん【大専・第専】
もっとも大切なこと。洒落本、酔姿夢中「飲食よりはこんたんが―としげりのめす」
だい‐に【第二】🔗⭐🔉
だい‐に【第二】
①最も優れた者に次ぐもの。一番先の者に次ぐもの。
②2番目。2回目。
⇒だいに‐インターナショナル【第二インターナショナル】
⇒だいに‐ヴァチカン‐こうかいぎ【第二ヴァチカン公会議】
⇒だいに‐がいしゃ【第二会社】
⇒だいに‐ぎ【第二義】
⇒だいに‐くみあい【第二組合】
⇒だいに‐げいじゅつ【第二芸術】
⇒だいに‐けいようし【第二形容詞】
⇒だいに‐こうとう‐がっこう【第二高等学校】
⇒だいにじ‐さんぎょう【第二次産業】
⇒だいにじ‐せいちょう【第二次性徴】
⇒だいにじ‐せかいたいせん【第二次世界大戦】
⇒だいにしゅ‐うんてん‐めんきょ【第二種運転免許】
⇒だいにしゅ‐ゆうびんぶつ【第二種郵便物】
⇒だいに‐しんごうけい【第二信号系】
⇒だいに‐せいしつ【第二性質】
⇒だいに‐せっしょく【第二接触】
⇒だいに‐ちほうぎんこう【第二地方銀行】
⇒だいに‐ていせい【第二帝政】
⇒だいに‐にんしょう【第二人称】
だいに‐インターナショナル【第二インターナショナル】🔗⭐🔉
だいに‐インターナショナル【第二インターナショナル】
(Second International)1889年パリで創設された各国社会主義政党・労働組合から成る連合組織。反戦平和を志向し、国際的に大きな社会勢力となったが、第一次大戦勃発とともに各国の政党が自国の戦争を支持し、挫折。1920年消滅。前年結成された第三インターナショナルの共産主義に反対する社会主義者たちが23年、社会主義労働者インターナショナルを結成、今日の社会主義インターナショナルにつながる。
⇒だい‐に【第二】
だいに‐ヴァチカン‐こうかいぎ【第二ヴァチカン公会議】‥クワイ‥🔗⭐🔉
だいに‐ヴァチカン‐こうかいぎ【第二ヴァチカン公会議】‥クワイ‥
(the Vatican Council Ⅱ)1962〜65年に開催された第21回公会議。教皇ヨハネ23世が召集、パウロ6世が継続。全世界のカトリック司教と共に諸教会の代表者が史上初めて出席。カトリック教会の現代化が主要議題で、信教の自由や正義と平和の重要性に関する宣言を発表。
⇒だい‐に【第二】
だいに‐がいしゃ【第二会社】‥グワイ‥🔗⭐🔉
だいに‐がいしゃ【第二会社】‥グワイ‥
第二次大戦で戦災や海外資産の消失により破産に瀕した企業が、戦後、企業再建整備法によって作った新会社。転じて、ある企業の破産・解散後、その商権などを継承して作った新会社にもいう。
⇒だい‐に【第二】
だいに‐ぎ【第二義】🔗⭐🔉
だいに‐ぎ【第二義】
根本の理義でないこと。主眼とする意義でないこと。
⇒だい‐に【第二】
だいに‐くみあい【第二組合】‥アヒ🔗⭐🔉
だいに‐くみあい【第二組合】‥アヒ
労働組合(第一組合)のある企業で、一部組合員などが脱退し、第一組合に対抗して、同一企業内に別個に形成する労働組合。
⇒だい‐に【第二】
だいに‐げいじゅつ【第二芸術】🔗⭐🔉
だいに‐げいじゅつ【第二芸術】
(桑原武夫の説による)第二義的芸術。伝統的詩型である俳句のもつ前近代性を批判しての言。「―論」
⇒だい‐に【第二】
だいに‐けいようし【第二形容詞】🔗⭐🔉
だいに‐けいようし【第二形容詞】
シク活用の形容詞。
⇒だい‐に【第二】
だいにじ‐せかいたいせん【第二次世界大戦】🔗⭐🔉
だいにじ‐せかいたいせん【第二次世界大戦】
ファシズム体制をとる日・独・伊3国(枢軸国)と米・英・仏・ソなど連合国との間に起こった世界的規模の大戦争。1939年9月ドイツのポーランド侵入、英・仏の対独宣戦により開始。41年6月独ソ戦争が勃発、同年12月太平洋戦争が起こり、戦域は全世界に拡大。42年夏以降連合国軍は総反攻に転じ、43年にはスターリングラードにおけるドイツ軍の大敗、イタリアの降伏、45年5月ドイツの降伏、8月には日本の降伏となって終了。第二次大戦。
⇒だい‐に【第二】
だいにしゅ‐うんてん‐めんきょ【第二種運転免許】🔗⭐🔉
だいにしゅ‐うんてん‐めんきょ【第二種運転免許】
有償で旅客や貨物を運送する自動車を運転するために取得しなければならない運転免許。
⇒だい‐に【第二】
だいにしゅ‐ゆうびんぶつ【第二種郵便物】‥イウ‥🔗⭐🔉
だいにしゅ‐ゆうびんぶつ【第二種郵便物】‥イウ‥
内国通常郵便物の一種。郵便はがきをいい、通常はがき・往復はがきがある。
⇒だい‐に【第二】
だい‐よん【第四】🔗⭐🔉
だいよん‐かいきゅう【第四階級】‥キフ🔗⭐🔉
だいよん‐かいきゅう【第四階級】‥キフ
(vierter Stand ドイツ・quatrième état フランス)第三階級に対して、無産階級または労働者階級の別称。第四身分。プロレタリア。
⇒だい‐よん【第四】
だいよん‐き【第四紀】🔗⭐🔉
だいよん‐き【第四紀】
(Quaternary Period)地質年代の一つ。新生代の末期、約180万年前から現在に至る時代。地球史上最近の氷河時代にほぼ該当し、氷期と間氷期とが何十回もくりかえされた。生物史の上では、人類の進化が特筆される。更新世・完新世に分ける。→地質年代(表)。
⇒だい‐よん【第四】
だいよんき‐そう【第四紀層】🔗⭐🔉
だいよんき‐そう【第四紀層】
第四紀にできた地層。第四系。
⇒だい‐よん【第四】
だいよん‐けい【第四系】🔗⭐🔉
だいよん‐けい【第四系】
(→)第四紀層に同じ。
⇒だい‐よん【第四】
だいよん‐けんりょく【第四権力】🔗⭐🔉
だいよん‐けんりょく【第四権力】
マス‐メディアのこと。社会的重要性・影響力から、立法・司法・行政の三権に次ぐ四番目の権力の意味でこう呼ぶ。
⇒だい‐よん【第四】
だいよんしゅ‐ゆうびんぶつ【第四種郵便物】‥イウ‥🔗⭐🔉
だいよんしゅ‐ゆうびんぶつ【第四種郵便物】‥イウ‥
内国通常郵便物の一種。通信教育教材・盲人用点字・農産種苗・学術刊行物などを内容とする開封のもの。
⇒だい‐よん【第四】
だいよん‐せいびょう【第四性病】‥ビヤウ🔗⭐🔉
だいよん‐せいびょう【第四性病】‥ビヤウ
(梅毒・淋りん病・軟性下疳げかんに次ぐ第四番目の性病の意)(→)鼠径淋巴そけいりんぱ肉芽腫症に同じ。
⇒だい‐よん【第四】
てい‐たく【邸宅・第宅】🔗⭐🔉
てい‐たく【邸宅・第宅】
大きな住宅。やしき。「大―」
ていない‐しゃ【邸内社・第内社】🔗⭐🔉
ていない‐しゃ【邸内社・第内社】
邸内に設けたやしろ。
⇒てい‐ない【邸内】
[漢]第🔗⭐🔉
第 字形
筆順
〔竹部5画/11画/教育/3472・4268〕
〔音〕ダイ(呉) テイ(漢)
[意味]
①順序。序列。「次第しだい・譜第」
②順序を表す数字の上につける語。「第一義・第二次・第三者」
③やしき。「邸第・第宅ていたく・別第べってい・聚楽第じゅらくだい」
④(官吏登用)試験。「及第・落第」
⑤ただ。ひたすら。「汝第往=汝なんじただ往ゆけ」〔史記〕▶⑤の意は、事の次第を立てる意からとも、「只」「但」「特」と音が似るところからとも。
[解字]
形声。「竹」+音符「弟」(=棒くいに階段状に巻きついたつる)の省略形。順序よく並んだ竹の節の意。一説に、竹簡のふだの順序の意。
筆順
〔竹部5画/11画/教育/3472・4268〕
〔音〕ダイ(呉) テイ(漢)
[意味]
①順序。序列。「次第しだい・譜第」
②順序を表す数字の上につける語。「第一義・第二次・第三者」
③やしき。「邸第・第宅ていたく・別第べってい・聚楽第じゅらくだい」
④(官吏登用)試験。「及第・落第」
⑤ただ。ひたすら。「汝第往=汝なんじただ往ゆけ」〔史記〕▶⑤の意は、事の次第を立てる意からとも、「只」「但」「特」と音が似るところからとも。
[解字]
形声。「竹」+音符「弟」(=棒くいに階段状に巻きついたつる)の省略形。順序よく並んだ竹の節の意。一説に、竹簡のふだの順序の意。
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