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すい‐い【翠帷】‥ヰ🔗🔉

すい‐い翠帷‥ヰ みどり色のとばり。翠帳。

すい‐いん【翠陰】🔗🔉

すい‐いん翠陰】 青葉のかげ。緑陰。

すい‐う【翠雨】🔗🔉

すい‐う翠雨】 青葉に降りかかる雨。緑雨。

すい‐うん【翠雲】🔗🔉

すい‐うん翠雲】 あおあおとした雲。みどりの雲。

すい‐えい【翠影】🔗🔉

すい‐えい翠影】 葉があおあおと繁った木のかげ。

すい‐えん【翠煙】🔗🔉

すい‐えん翠煙】 ①みどり色のけむり。 ②遠く緑樹などにかかるかすみ。

すい‐か【翠花・翠華】‥クワ🔗🔉

すい‐か翠花・翠華‥クワ (中国で、昔、旗の上のかさを翡翠かわせみの羽で飾ったからいう)天子の旗。

すい‐か【翠霞】🔗🔉

すい‐か翠霞】 みどりのかすみ。

すい‐ぎょく【翠玉】🔗🔉

すい‐ぎょく翠玉(→)エメラルドのこと。

すい‐しょく【翠色】🔗🔉

すい‐しょく翠色】 みどりいろ。みどり。

すい‐たい【翠苔】🔗🔉

すい‐たい翠苔】 みどり色のこけ。

すい‐たい【翠黛】🔗🔉

すい‐たい翠黛】 ①みどりのまゆずみ。また、それをほどこした美しいまゆ。和漢朗詠集「―紅顔錦繍のよそほひ」 ②みどりにかすむ山のけしき。平家物語灌頂「緑蘿の牆かき、―の山、画にかくとも筆もおよびがたし」

すいちょう‐こうけい【翠帳紅閨】‥チヤウ‥🔗🔉

すいちょう‐こうけい翠帳紅閨‥チヤウ‥ みどりのとばりと、くれないのねや。すなわち、貴婦人の寝室。和漢朗詠集「―万事の礼法異なりといへども」

すい‐び【翠眉】🔗🔉

すい‐び翠眉】 ①みどりの眉。美しい眉。 ②柳の葉の青く細いさま。 ③遠山が薄緑に見えるさま。

すい‐び【翠微】🔗🔉

すい‐び翠微】 ①山の中腹、8合目あたり。芭蕉、幻住庵記「―に登る事三曲二百歩にして、八幡宮たたせたまふ」 ②薄緑色の山気。

すい‐らん【翠嵐】🔗🔉

すい‐らん翠嵐】 みどりに映えた山の気。

すい‐らん【翠巒】🔗🔉

すい‐らん翠巒】 みどり色の山。みどり色の連山。

すい‐りゅう【翠柳】‥リウ🔗🔉

すい‐りゅう翠柳‥リウ 青々とした柳。

すい‐りょく【翠緑】🔗🔉

すい‐りょく翠緑】 みどりいろ。 ⇒すいりょく‐ぎょく【翠緑玉】

すいりょく‐ぎょく【翠緑玉】🔗🔉

すいりょく‐ぎょく翠緑玉(→)エメラルドに同じ。 ⇒すい‐りょく【翠緑】

すい‐れい【翠嶺】🔗🔉

すい‐れい翠嶺】 みどりのみね。

すい‐れん【翠簾】🔗🔉

すい‐れん翠簾】 緑色のすだれ。あおすだれ。

すい‐ろ【翠露】🔗🔉

すい‐ろ翠露】 緑葉のみずみずしく滴したたるようなさまを露に見立てていう語。

すい‐ろう【翠楼】🔗🔉

すい‐ろう翠楼】 ①みどりに塗った高い建物。 ②昔の中国で、遊女屋。妓楼。青楼。

みす‐うち【御簾内・翠簾内】🔗🔉

みす‐うち御簾内・翠簾内】 ①垂れ下げた御簾の内。 ②歌舞伎・文楽で、御簾を垂れた中で浄瑠璃を語ること。また、修業中のものは御簾の中で語ることから、未熟者の義太夫語りの称。

みどり【緑・翠】🔗🔉

みどり緑・翠】 (ミドが語根で、「瑞々みずみずし」のミヅと関係があるか) ①草木の新芽。また、初夏の若葉。広く、植物一般。〈[季]夏〉。日葡辞書「ミドリガタツ」。「―したたる山々」「地球の―を護る」 ②青と黄との間色。草木の葉のような色。みどりいろ。万葉集10「春は萌え夏は―に紅の綵色しみいろに見ゆる秋の山かも」。「―の大地」 Munsell color system: 2.5G5/10 ③深い藍色。天草本伊曾保物語「海の―のなごやかなを見れば」 ⇒みどり‐いし【緑石】 ⇒みどり‐がめ【緑亀】 ⇒みどり‐ご【緑児・嬰児】 ⇒みどり‐ざる【緑猿】 ⇒みどり‐の‐おばさん【緑のおばさん】 ⇒みどり‐の‐かいろう【緑の回廊】 ⇒みどり‐の‐かくめい【緑の革命】 ⇒みどり‐の‐くろかみ【緑の黒髪】 ⇒みどり‐の‐ころも【緑の衣】 ⇒みどり‐の‐そで【緑の袖】 ⇒みどり‐の‐ダム【緑のダム】 ⇒みどり‐の‐とう【緑の党】 ⇒みどり‐の‐はやし【緑の林】 ⇒みどり‐の‐ひ【みどりの日】 ⇒みどり‐の‐ほら【緑の洞】 ⇒みどり‐の‐まどぐち【みどりの窓口】 ⇒みどり‐むし【緑虫】

[漢]翠🔗🔉

 字形 〔羽(羽)部8画/14画/人名/3173・3F69〕 [] 字形 〔羽(羽)部8画/14画〕 〔音〕スイ(呉)(漢) 〔訓〕みどり [意味] ①鳥の名。かわせみ。「翡翠ひすい」▶おすを「翡」、めすを「翠」という。 ②みどり。「翠煙・翠黛すいたい・翠嵐すいらん・翠帳」▶かわせみの羽の色から。 ▷[翆]は異体字。

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