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にぶ・い【鈍い】🔗⭐🔉
にぶ・い【鈍い】
〔形〕[文]にぶ・し(ク)
①切れ味がわるい。鋭利でない。枕草子259「いと―・き刀して切るさまは、一重だに断つべくもあらぬに」。徒然草「よき細工は、少し―・き刀を使ふと言ふ」
②頭の働きが遅い。動作・反応がのろい。源氏物語幻「思したつほど―・きやうに侍らむや」。徒然草「これは―・くして、過ちあるべし」。日葡辞書「ニブイヒト」。「勘が―・い」「運動神経が―・い」
③光や音がはっきりしない。また機械などの感度がわるい。「―・い日差し」
のろ・い【鈍い】🔗⭐🔉
のろ・い【鈍い】
〔形〕[文]のろ・し(ク)
①おそい。はかどらない。平家物語(延慶本)「宇治河は上は―・くて底はやし」。「歩みが―・い」「仕事が―・い」
②動作や頭の働きがおそい。おろかである。にぶい。狭衣物語3「例の―・き涙ぞ、ことわり知らぬものなりけり」
③女にあまい。色におぼれやすい。東海道中膝栗毛初「娘…かけ値は申しやせぬと弥次郎をじろりと見る、たちまち―・くなりて」
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