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広辞苑の検索結果 (3)
にぶ・い【鈍い】🔗⭐🔉
にぶ・い【鈍い】
〔形〕[文]にぶ・し(ク)
①切れ味がわるい。鋭利でない。枕草子259「いと―・き刀して切るさまは、一重だに断つべくもあらぬに」。徒然草「よき細工は、少し―・き刀を使ふと言ふ」
②頭の働きが遅い。動作・反応がのろい。源氏物語幻「思したつほど―・きやうに侍らむや」。徒然草「これは―・くして、過ちあるべし」。日葡辞書「ニブイヒト」。「勘が―・い」「運動神経が―・い」
③光や音がはっきりしない。また機械などの感度がわるい。「―・い日差し」
のろ・い【鈍い】🔗⭐🔉
のろ・い【鈍い】
〔形〕[文]のろ・し(ク)
①おそい。はかどらない。平家物語(延慶本)「宇治河は上は―・くて底はやし」。「歩みが―・い」「仕事が―・い」
②動作や頭の働きがおそい。おろかである。にぶい。狭衣物語3「例の―・き涙ぞ、ことわり知らぬものなりけり」
③女にあまい。色におぼれやすい。東海道中膝栗毛初「娘…かけ値は申しやせぬと弥次郎をじろりと見る、たちまち―・くなりて」
大辞林の検索結果 (5)
おそ・い【遅い・鈍い】🔗⭐🔉
おそ・い [0][2] 【遅い・鈍い】 (形)[文]ク おそ・し
(1)物事の時期や順序があとである。基準になる時から時間がかなり経過している。《遅》
⇔はやい
「入社は彼の方が―・い」「例年より開花が―・い」「今日はもう―・いから明日にしよう」
〔時刻・時期の場合は「晩い」とも書く〕
(2)時期がすでに過ぎていて役に立たない。間に合わない。《遅》「今ごろ来たってもう―・い」
(3)物事をするのに時間がかかる。また,進む程度が小さい。のろい。
⇔はやい
「スピードが―・い」「仕事は―・いが丁寧だ」「発育が―・い」
(4)にぶい。愚かだ。「さ様のことにも,心―・くて物し給ふ/源氏(蓬生)」
[派生] ――さ(名)
[慣用] 今や遅し
にぶ・い【鈍い】🔗⭐🔉
にぶ・い [2] 【鈍い】 (形)[文]ク にぶ・し
(1)切れ味が悪い。鋭利でない。「切れ味の―・い刀」
(2)動作や動きがのろい。「動作が―・い」「機械の回転が―・い」
(3)感覚や判断力が鋭くない。反応がすばやくない。「デザイン感覚の―・い人」「頭のはたらきの―・い男」「勘が―・い」
(4)光がぼんやりしている。「―・い街灯の光」
(5)音が澄んでいない。また,はっきりしない。「人の倒れるような―・い音がした」「感度が―・い」
⇔するどい
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
のろ・い【鈍い】🔗⭐🔉
のろ・い [2] 【鈍い】 (形)[文]ク のろ・し
(1)動作や進行の速度がおそい。「足が―・い」「仕事が―・い」「この列車はひどく―・い」
(2)頭の働きがにぶい。愚鈍だ。「てめへなんぞはかうべが―・いぜ/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(3)異性に甘い。異性の魅力に弱い。「なぜあの女に―・くなつたらう/滑稽本・浮世床(初)」
[派生] ――さ(名)
にぶい【鈍い】(和英)🔗⭐🔉
のろい【鈍い】(和英)🔗⭐🔉
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