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かな‐き【鉗】🔗⭐🔉
かな‐き【鉗】
(「鉄木」、すなわち堅い木の意)鉄製または木製の頸枷くびかせ。孝徳紀「―つけ吾あが飼ふ駒は」
かん‐きゃく【鉗脚】🔗⭐🔉
かん‐きゃく【鉗脚】
「はさみ(鋏・剪刀)2」参照。
かん‐こう【箝口・鉗口】🔗⭐🔉
かん‐こう【箝口・鉗口】
(ケンコウの慣用読み)
①口をつぐみ、ものを言わないこと。緘口かんこう。
②人にものを言わせないこと。発言を封ずること。
⇒かんこう‐れい【箝口令】
かん‐し【鉗子】🔗⭐🔉
かん‐し【鉗子】
鋏はさみのような形をした刃のないもので、器官・組織などを固持したり挟はさんだりして圧迫するのに用いる金属製外科手術用具。産科鉗子・止血鉗子・腎臓鉗子・鉤状鉗子・翼状鉗子などがある。
⇒かんし‐ぶんべん【鉗子分娩】
かんし‐ぶんべん【鉗子分娩】🔗⭐🔉
かんし‐ぶんべん【鉗子分娩】
鉗子を用いて胎児の頭を挟んで膣外に引き出し、人工的に分娩させること。母体あるいは胎児が危険な場合などで自然分娩が困難な場合に行う。
⇒かん‐し【鉗子】
けんきょうじん【鉗狂人】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
けんきょうじん【鉗狂人】‥キヤウ‥
(「鉗」は口を閉じる意)国学書。1巻。本居宣長著。1785年(天明5)成立、1821年(文政4)刊。藤とう貞幹の著「衝口発しょうこうはつ」を論駁したもの。
けん‐こう【鉗口・箝口】🔗⭐🔉
けん‐こう【鉗口・箝口】
⇒かんこう
けん‐つい【鉗鎚】🔗⭐🔉
けん‐つい【鉗鎚】
(「鉗」はやっとこ、「鎚」はかなづちの意)仏教で、師僧が弟子を厳しく鍛錬すること。
つぐ・む【噤む・鉗む】🔗⭐🔉
つぐ・む【噤む・鉗む】
〔他五〕
(古くはツクムと清音)口を閉じてものを言わない。だまる。もだす。太平記4「群臣口を―・み、万人目を以てす」
はさみ【鋏・剪刀】🔗⭐🔉
はさみ【鋏・剪刀】
①2枚の刃で挟むようにして物を切る道具。切符などに穴をあけるパンチのこともいう。〈倭名類聚鈔15〉
②(「螯」「鉗」とも書く)節足動物のカニ・サソリなどの脚の(→)鋏1のような部分。これを持つ脚を特に鋏脚(鉗脚かんきゃくとも)という。
③(じゃんけんで)2本の指を伸ばした形。ちょき。「石、紙、―」
⇒はさみじょう‐かかくさ【鋏状価格差】
⇒はさみ‐ばん【鋏盤】
⇒はさみ‐むし【鋏虫・蠼螋】
⇒鋏を入れる
[漢]鉗🔗⭐🔉
鉗 字形
〔金部5画/13画/7873・6E69〕
〔音〕カン(慣) ケン(漢)
[意味]
①ふさぐ。とじる。(同)箝。「鉗口令」
②はさむ道具。はさみ。「鉗子」

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