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広辞苑の検索結果 (11)

かな‐き【鉗】🔗🔉

かな‐き】 (「鉄木」、すなわち堅い木の意)鉄製または木製の頸枷くびかせ。孝徳紀「―つけ吾が飼ふ駒は」

かん‐きゃく【鉗脚】🔗🔉

かん‐きゃく鉗脚「はさみ(鋏・剪刀)2」参照。

かん‐こう【箝口・鉗口】🔗🔉

かん‐こう箝口・鉗口】 (ケンコウの慣用読み) ①口をつぐみ、ものを言わないこと。緘口かんこう。 ②人にものを言わせないこと。発言を封ずること。 ⇒かんこう‐れい【箝口令】

かん‐し【鉗子】🔗🔉

かん‐し鉗子】 鋏はさみのような形をした刃のないもので、器官・組織などを固持したり挟はさんだりして圧迫するのに用いる金属製外科手術用具。産科鉗子・止血鉗子・腎臓鉗子・鉤状鉗子・翼状鉗子などがある。 ⇒かんし‐ぶんべん【鉗子分娩】

かんし‐ぶんべん【鉗子分娩】🔗🔉

かんし‐ぶんべん鉗子分娩】 鉗子を用いて胎児の頭を挟んで膣外に引き出し、人工的に分娩させること。母体あるいは胎児が危険な場合などで自然分娩が困難な場合に行う。 ⇒かん‐し【鉗子】

けんきょうじん【鉗狂人】‥キヤウ‥🔗🔉

けんきょうじん鉗狂人‥キヤウ‥ (「鉗」は口を閉じる意)国学書。1巻。本居宣長著。1785年(天明5)成立、1821年(文政4)刊。藤とう貞幹の著「衝口発しょうこうはつ」を論駁したもの。

けん‐こう【鉗口・箝口】🔗🔉

けん‐こう鉗口・箝口⇒かんこう

けん‐つい【鉗鎚】🔗🔉

けん‐つい鉗鎚】 (「鉗」はやっとこ、「鎚」はかなづちの意)仏教で、師僧が弟子を厳しく鍛錬すること。

つぐ・む【噤む・鉗む】🔗🔉

つぐ・む噤む・鉗む】 〔他五〕 (古くはツクムと清音)口を閉じてものを言わない。だまる。もだす。太平記4「群臣口を―・み、万人目を以てす」

はさみ【鋏・剪刀】🔗🔉

はさみ鋏・剪刀】 ①2枚の刃で挟むようにして物を切る道具。切符などに穴をあけるパンチのこともいう。〈倭名類聚鈔15〉 ②(「螯」「鉗」とも書く)節足動物のカニ・サソリなどの脚の(→)鋏1のような部分。これを持つ脚を特に鋏脚(鉗脚かんきゃくとも)という。 ③(じゃんけんで)2本の指を伸ばした形。ちょき。「石、紙、―」 ⇒はさみじょう‐かかくさ【鋏状価格差】 ⇒はさみ‐ばん【鋏盤】 ⇒はさみ‐むし【鋏虫・蠼螋】 ⇒鋏を入れる

[漢]鉗🔗🔉

 字形 〔金部5画/13画/7873・6E69〕 〔音〕カン(慣) ケン(漢) [意味] ①ふさぐ。とじる。(同)箝。「鉗口令」 ②はさむ道具。はさみ。「鉗子」

大辞林の検索結果 (10)

かな-き【鉗・金木】🔗🔉

かな-き 【鉗・金木】 〔「かなぎ」とも〕 (1)金属のように堅い木。 (2)堅い木や鉄で製した首かせ。「―つけ吾(ア)が飼ふ駒は引出せず/日本書紀(孝徳)」

かん-こう【箝口・鉗口】🔗🔉

かん-こう [0] 【箝口・鉗口】 (名)スル 〔「けんこう(箝口)」の慣用読み〕 (1)他人の言論を束縛すること。 (2)口をつぐんでものを言わないこと。緘口(カンコウ)。「―結舌」

かんこう-れい【箝口令・鉗口令】🔗🔉

かんこう-れい [3] 【箝口令・鉗口令】 ある事柄について他人に話すことを禁止すること。また,その命令。「―をしく」

かん-し【鉗子】🔗🔉

かん-し [1] 【鉗子】 主に外科手術用の,組織や器物を把持するための鋏形の金属器具の総称。体内の組織や異物をはさんだり,引き出したり,また血管の血流の遮断に使用される。「止血―」 鉗子 [図]

かんし-ぶんべん【鉗子分娩】🔗🔉

かんし-ぶんべん [4] 【鉗子分娩】 母体または胎児に危険がある場合,産科鉗子で胎児の頭をはさんで引っ張って分娩させること。 →吸引分娩

かん・する【箝する・鉗する】🔗🔉

かん・する [3] 【箝する・鉗する】 (動サ変)[文]サ変 かん・す 〔竹ではさむ,の意〕 「口を箝する」の形で,口を閉ざす,発言させないの意を表す。「人がわが口を―・するからである/野分(漱石)」

けん-こう【鉗口・箝口】🔗🔉

けん-こう [0] 【鉗口・箝口】 ⇒かんこう(箝口)

けん-つい【鉗鎚】🔗🔉

けん-つい [0] 【鉗鎚】 〔「鉗」は金属を挟むやっとこ,「鎚」はかなづち〕 禅宗で,師僧が弟子を厳格に鍛練し,教導することをいう。

つぐ・む【噤む・鉗む】🔗🔉

つぐ・む [2][0] 【噤む・鉗む】 (動マ五[四]) 〔古くは「つくむ」と清音〕 口をとじる。黙る。「固く口を―・む」

かんし【鉗子】(和英)🔗🔉

かんし【鉗子】 《外科》a forceps.→英和

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