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あみだ【阿弥陀】🔗⭐🔉
あみだ【阿弥陀】
(梵語Amitāyusは無量寿、Amitābhaは無量光と漢訳)
①〔仏〕西方にある極楽世界を主宰するという仏。法蔵菩薩として修行していた過去久遠の昔、衆生しゅじょう救済のため四十八願を発し、成就して阿弥陀仏となったという。その第十八願は、念仏を修する衆生は極楽浄土に往生できると説く。浄土宗・浄土真宗などの本尊。阿弥陀仏。阿弥陀如来。略して弥陀。無量寿(仏)。無量光(仏)。
阿弥陀
②「あみだがさ」「あみだかぶり」「あみだくじ」の略。
③(放射状の輻やが阿弥陀仏の光背に似ることから)輪金をはめた車輪の周囲の木。
⇒あみだ‐がさ【阿弥陀笠】
⇒あみだ‐かぶり【阿弥陀被り】
⇒あみだ‐が‐みね【阿弥陀ヶ峰】
⇒あみだ‐きょう【阿弥陀経】
⇒あみだ‐くじ【阿弥陀籤】
⇒あみだ‐こう【阿弥陀講】
⇒あみだ‐ごう【阿弥陀号】
⇒あみだ‐ごま【阿弥陀護摩】
⇒あみだ‐さんぞん【阿弥陀三尊】
⇒あみだ‐じ【阿弥陀寺】
⇒あみだ‐どう【阿弥陀堂】
⇒あみだ‐にじゅうごぼさつ【阿弥陀二十五菩薩】
⇒あみだ‐の‐ひかり【阿弥陀の光】
⇒あみだ‐ひじり【阿弥陀聖】
⇒あみだ‐ほう【阿弥陀法】
⇒あみだ‐まんだら【阿弥陀曼荼羅】
⇒あみだ‐らいごう‐ず【阿弥陀来迎図】
⇒あみだ‐わり【阿弥陀割】
⇒阿弥陀の光も金次第

あみだ‐がさ【阿弥陀笠】🔗⭐🔉
あみだ‐がさ【阿弥陀笠】
あみだかぶりにかぶった笠。あみだ。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐かぶり【阿弥陀被り】🔗⭐🔉
あみだ‐かぶり【阿弥陀被り】
阿弥陀仏が光背を負うたように、帽子などを後頭部に傾けてかぶること。あみだ。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐が‐みね【阿弥陀ヶ峰】🔗⭐🔉
あみだ‐が‐みね【阿弥陀ヶ峰】
(もと山腹と山麓に阿弥陀堂があったからという)京都市東山の一峰。七条の東にある。豊太閤の廟がある。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐きょう【阿弥陀経】‥キヤウ🔗⭐🔉
あみだ‐きょう【阿弥陀経】‥キヤウ
浄土三部経の一つ。402年鳩摩羅什くまらじゅうの訳。1巻。仏が西方極楽浄土の荘厳を説き、称名念仏をすすめるもの。小経。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐くじ【阿弥陀籤】🔗⭐🔉
あみだ‐くじ【阿弥陀籤】
(籤の線の引き方が、阿弥陀の光背に似て放射状であったのによる)人数分引いた線の一端に金額を記して籤とし、各自が引き当てた額の銭を出し、菓子を買ったり飲食したりなどするもの。近年は平行線に梯子はしご状の横線を書き加えたものが普通。あみだ。あみだのひかり。くものすごこう。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐こう【阿弥陀講】‥カウ🔗⭐🔉
あみだ‐こう【阿弥陀講】‥カウ
阿弥陀仏の功徳くどくをたたえる法会。往生講。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐ごう【阿弥陀号】‥ガウ🔗⭐🔉
あみだ‐ごう【阿弥陀号】‥ガウ
中世以降、浄土系の僧・仏工・画工・能役者などの名の下に「阿弥陀仏」「阿弥」「阿」などとつけたもの。妙本阿弥陀仏・本阿弥・世阿の類。阿号。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐ごま【阿弥陀護摩】🔗⭐🔉
あみだ‐ごま【阿弥陀護摩】
密教で、阿弥陀如来を本尊として息災・延命などを祈るために修する護摩。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐さんぞん【阿弥陀三尊】🔗⭐🔉
あみだ‐さんぞん【阿弥陀三尊】
阿弥陀仏とその左右に脇侍きょうじする観世音・勢至せいしの二菩薩。弥陀三尊。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐じ【阿弥陀寺】🔗⭐🔉
あみだ‐じ【阿弥陀寺】
①京都市上京区にある浄土宗の寺。もと西陣の元伊佐町にあり、織田信長父子の墓所。1587年(天正15)今の地に移転。
②下関市にあった真言宗の寺。もと浄土宗で、壇ノ浦の合戦後、安徳天皇や戦死者を境内に葬る。1875年(明治8)神社となり赤間神宮(旧称、赤間宮)という。
③山口県防府市牟礼にある真言宗の寺。東大寺再興の拠点として1187年(文治3)重源の創立。東大寺別処。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐どう【阿弥陀堂】‥ダウ🔗⭐🔉
あみだ‐どう【阿弥陀堂】‥ダウ
①阿弥陀如来を安置した堂。
②利休好みの茶の湯釜。利休が釜師与次郎に命じて作らせたもの。名の由来とされる有馬の阿弥陀堂との関連は諸説あって不詳。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐の‐ひかり【阿弥陀の光】🔗⭐🔉
あみだ‐の‐ひかり【阿弥陀の光】
(→)「あみだくじ」に同じ。犬筑波「一筋に―たのむなり」
⇒あみだ【阿弥陀】
○阿弥陀の光も金次第あみだのひかりもかねしだい
阿弥陀仏でも賽銭を多く奉るものに利益を多く与える。世の中は万事金次第であるの意。「阿弥陀も銭ほど光る」とも。
⇒あみだ【阿弥陀】
○阿弥陀の光も金次第あみだのひかりもかねしだい🔗⭐🔉
○阿弥陀の光も金次第あみだのひかりもかねしだい
阿弥陀仏でも賽銭を多く奉るものに利益を多く与える。世の中は万事金次第であるの意。「阿弥陀も銭ほど光る」とも。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐ひじり【阿弥陀聖】
①平安中期の僧、空也くうやの俗称。
②平安末期から鎌倉時代にかけて、空也にならって皮衣をつけて鹿角の杖をつき、金鼓こんくを叩きながら阿弥陀の名号を唱えて民衆を勧化して遊行した法師。また、踊念仏の信徒、広くは念仏行者の称。あみだのひじり。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐ほう【阿弥陀法】‥ホフ
密教で、阿弥陀を本尊とし滅罪などを祈願する修法しゅほう。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみ‐だま【網玉】
(玉は、沖縄八重山列島などで共同収穫の配当のこと)網主への配当。あみしろ。たます。
あみだ‐まんだら【阿弥陀曼荼羅】
阿弥陀如来を中尊として構成された曼荼羅。往生・滅罪などのために阿弥陀法を修するときに用いる。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐らいごう‐ず【阿弥陀来迎図】‥ガウヅ
(→)来迎図に同じ。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみ‐だれ【編垂】
目のあらい簾すだれ。〈日葡辞書〉
あみだ‐わり【阿弥陀割】
町の道路の割り方で、大道を中央から諸方に放射状に設けるもの。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみ‐づな【網綱】
曳網につけた綱。あみなわ。
あみ‐つ・れる【編み連れる】
〔他下一〕
糸などを編み連ねる。狂言、宗論「そちと身共と―・れた身ではあるまいぞ」
あみ‐てん【網点】
写真・絵画のような濃淡のある画像の印刷物に見られる、肉眼では判然としない程度の大きさの、規則的に並べられた大小の点。大きな点が集まった部分は濃い色に見える。
あみ‐ど【網戸】
夏の通風・虫よけのため、網を張った戸。
あみ‐ど【編戸】
竹・葦または木のへぎを編んで作った戸。
アミド【amide】
〔化〕
①アンモニアの水素原子をアシル基(RCO‐)で置換した化合物の総称。アセトアミド(CH3CONH2)の類。酸アミド。
②アンモニアまたはアミンの水素原子を金属原子で置換した化合物の総称。金属アミド。
あみ‐とり【網取り】
網を張って鳥などを捕獲すること。万葉集19「―にとりて懐なつけな」
あみ‐どり【網鳥】
ホトトギスの異称。
あみだ‐ひじり【阿弥陀聖】🔗⭐🔉
あみだ‐ひじり【阿弥陀聖】
①平安中期の僧、空也くうやの俗称。
②平安末期から鎌倉時代にかけて、空也にならって皮衣をつけて鹿角の杖をつき、金鼓こんくを叩きながら阿弥陀の名号を唱えて民衆を勧化して遊行した法師。また、踊念仏の信徒、広くは念仏行者の称。あみだのひじり。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐ほう【阿弥陀法】‥ホフ🔗⭐🔉
あみだ‐ほう【阿弥陀法】‥ホフ
密教で、阿弥陀を本尊とし滅罪などを祈願する修法しゅほう。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐まんだら【阿弥陀曼荼羅】🔗⭐🔉
あみだ‐まんだら【阿弥陀曼荼羅】
阿弥陀如来を中尊として構成された曼荼羅。往生・滅罪などのために阿弥陀法を修するときに用いる。
⇒あみだ【阿弥陀】
あみだ‐わり【阿弥陀割】🔗⭐🔉
あみだ‐わり【阿弥陀割】
町の道路の割り方で、大道を中央から諸方に放射状に設けるもの。
⇒あみだ【阿弥陀】
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