複数辞典一括検索+
○鶯の谷渡りうぐいすのたにわたり🔗⭐🔉
○鶯の谷渡りうぐいすのたにわたり
鶯が枝から枝をあちこち飛び渡ること。また、その時の鳴き声。
⇒うぐいす【鶯】
うぐいす‐のみ【鶯呑み】ウグヒス‥
10杯の酒を5杯ずつ二組とし、梅花の5弁に擬して並べ、早く呑み終わった方を勝とするもの。
⇒うぐいす【鶯】
うぐいす‐ばり【鶯張り】ウグヒス‥
踏むと鶯の鳴くような音を発するように張った廊下などの板。京都知恩院のは有名。
⇒うぐいす【鶯】
うぐいす‐ぶえ【鶯笛】ウグヒス‥
①子供の吹き遊ぶ竹製などの笛で、鶯のさえずる音を出すもの。初音の笛。〈[季]春〉
②鶯の鳴き声を笛にたとえていう語。
⇒うぐいす【鶯】
うぐいす‐まめ【鶯豆】ウグヒス‥
アオエンドウをやわらかく煮、砂糖と塩とで煮つけたもの。
⇒うぐいす【鶯】
うぐいす‐まゆ【鶯眉】ウグヒス‥
①江戸時代、奥女中の描いた眉。眉を細く剃りつけて、中にこね墨をさしたもの。16〜17歳から行う。
②江戸時代、公武家で生まれた女子の額に白粉で描いた眉。
⇒うぐいす【鶯】
うぐいす‐もち【鶯餅】ウグヒス‥
餅または求肥ぎゅうひに餡を包み、青黄粉あおきなこをまぶした菓子。色・形を鶯に似せる。〈[季]春〉
鶯餅
撮影:関戸 勇
⇒うぐいす【鶯】
うぐ・うウグフ
〔自四〕
灸きゅうのあとがひろがる。また、うんで膿汁うみが出る。〈日葡辞書〉
うぐし
(千葉県で)民家の棟。
うく‐たから【浮宝】
船の美称。うきたから。神代紀上「杉及び櫲樟くす…は以て―とすべし」
う‐ぐち【兎欠】
(→)兎唇としんに同じ。〈倭名類聚鈔(十巻本)2〉
うぐつ・く【驟く・蹢く】
〔自四〕
馬が速く走る。また、そのように、走り回る。三蔵法師伝永久点「心田に馳はせ驟ウクツキ」
うぐめ
(→)「うぶめ」2に同じ。
うぐも・つ
〔自四〕
「うごもつ」に同じ。
うくやか
ふくやかなこと。類聚名義抄「絮、ウクヤカナリ」
ウクラード【uklad ロシア】
(組織・制度の意)経済構造を歴史的にとらえ、一つの社会の経済的構造の構成部分を成す個々の生産関係をいう。例えば、資本主義から社会主義への移行過程にあった1920年代のソ連経済では、家父長的現物経済・小商品生産・私経済的資本主義・国家資本主義・社会主義などのウクラードがあった。
ウクライナ【Ukraina】
東ヨーロッパ平原の南西部を占める共和国。東はロシア、北西はポーランド、南西はルーマニア、南は黒海・アゾフ海に接する。肥沃なステップ地帯で、小麦の大産地。住民の4分の3はウクライナ人。1991年ソ連解体で独立。面積60万3000平方キロメートル。人口4727万1千(2004)。首都キエフ。小ロシア。→CIS(図)
ウクレレ【ukulele】
ギターに似た小型の4弦楽器。コア(koa)の木材で製作、ハワイアン音楽で使用。元来はハワイ先住民が使用。
うぐろもち【土豹】
(動詞ウグロモツの連用形から)モグラの異称。うぐらもち。〈日葡辞書〉
うぐろも・つ
〔自四〕
「うごもつ」に同じ。〈類聚名義抄〉
うけ【受け・請け・承け】
①受けること。支えること。受身に立つこと。また、そのもの。「―皿」「新聞―」「―にまわらずに攻めよ」
②受けとられかた。評判。「上司の―がよい」「―をねらう」
③受け入れること。承認。
④《請》請人うけにん。保証人。好色五人女4「お七が約束せし物は、我が―に立つ」
⑤華道の役枝やくえだの名称。立華りっかでは陰の方の中段に出ている役枝。生花せいかでは流派によって下段の枝や中段の枝をいう。
うけ【食】
(ウカの転)くいもの。食物。〈神代紀上訓注〉
うけ【浮け・浮子・泛子】
釣魚用・漁網用のうき。万葉集11「つもり網引あびきの―の緒の」
うけ【筌】
(→)「うえ(筌)」に同じ。
うけ【槽】
①中が空っぽの大きないれもの。古事記上「―伏せて踏みとどろこし」
②樽などを使った漁業用の浮き。
う‐け【有卦】
陰陽道おんようどうで、その人の生年の干支えとにより、7年間吉事が続くという年まわり。→十二運
⇒有卦七年
⇒有卦に入る
うけ‐あい【請合い・受合い】‥アヒ
約束すること。また、保証すること。転じて、保証付き。歌舞伎、傾城壬生大念仏「是は遣手のたまが―なれば」。「成功は―です」「安―」
うけ‐あ・う【請け合う・受け合う】‥アフ
〔他五〕
約束する。保証する。ひきうける。「納期を―・う」「品質を―・う」
うけ‐あみ【受網】
引網の一種。中央に袋があって、魚を網の中に追いこんで捕らえるもの。
うけ‐あゆみ【浮け歩み】
(傾城けいせい道中で)足を浮かせてゆっくり歩くこと。うきあゆみ。好色一代女1「素足道中くり出しの―」
うけい【祈請・誓約】ウケヒ
(動詞ウケフの連用形から)神に祈って成否や吉凶を占うこと。〈神代紀上訓注〉
⇒うけい‐がり【祈狩】
⇒うけい‐ゆ【誓湯】
う‐けい【右傾】
国粋主義・ファシズムなど右翼的思想に傾くこと。右翼化。↔左傾
うけい‐がり【祈狩】ウケヒ‥
事の吉凶を獲物で占うため、神に祈ってする狩。古事記中「斗賀野とがのに進み出でて―をしき」
⇒うけい【祈請・誓約】
うけい‐ゆ【誓湯】ウケヒ‥
(→)「くかたち(盟神探湯)」に同じ。
⇒うけい【祈請・誓約】
うけ‐いり【受入り】
①魚のすり身を小さく丸め、湯引いたもの。汁の実や煮物にする。
②受入豆腐の略。1にヤマノイモ・豆腐を加えたもの。うけいれ。
うけ‐いれ【受入れ】
①うけいれること。「―態勢」
②会計帳簿で、収入。
③承諾。承認。
④⇒うけいり
⇒うけいれ‐ほしょうがく【受入補償額】
うけいれ‐ほしょうがく【受入補償額】‥シヤウ‥
(willingness to accept)財を手放したり損害を被ったりすることを、人に受け入れさせるために必要な金額。WTA →支払意思額
⇒うけ‐いれ【受入れ】
うけ‐い・れる【受け入れる・受け容れる】
〔他下一〕[文]うけい・る(下二)
①収め入れる。「外来文化を―・れる」
②引き受けて面倒を見る。迎え入れる。「亡命者を―・れる」
③人の言うことを承認する。「要求を―・れる」
うけ・う【祈誓ふ】ウケフ
〔他四〕
①神に祈って事の成否・吉凶を占う。古事記中「―・ひし其の鷺、地つちに堕ちて死にき」
②神に祈る。万葉集4「―・ひて寝ぬれど夢に見え来こぬ」
③のろう。伊勢物語「罪もなき人を―・へば」
うけ‐うた【受け歌】
代作してもらった歌。袋草紙「常に―を以て心にくくつくる」
うけ‐うら【浮裏】
兜かぶとの浮張うけばりのこと。
うけ‐うら【請浦】
江戸時代、浦役2・漁業年貢を負担する浦。請浦は、その浦が漁場を占有利用できる根拠となり、税の負担は浦の惣百姓の連帯責任であった。
うけ‐うり【請売り・受売り】
①問屋から買い受けて売りさばくこと。小売。日本永代蔵3「―の焼酎・もろはく」
②他人の意見や学説をそのまま自分の説のようにして述べること。仮名草子、清水物語「学文にも―の人こそ多く候へ」。「人の説を―する」
うけ‐お【受緒】‥ヲ
①鎧よろいの肩上わたがみの袖付の茱萸ぐみにつなぐ緒。→大鎧おおよろい(図)。
②箙えびら・靫ゆぎ・空穂うつぼなどにつける緒。
うけ‐おい【請負】‥オヒ
①保証すること。うけあうこと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「小まんが願ひ―故、出牢仰せつけられた」
②ある仕事の完成を全責任をもって引き受けること。建築・土木工事で多く行われる。「―仕事」「―業」「―契約」
⇒うけおい‐ぎょう【請負業】
⇒うけおい‐こうさく【請負耕作】
⇒うけおい‐こさく【請負小作】
⇒うけおい‐し【請負師】
⇒うけおい‐ちんぎん【請負賃金】
⇒うけおい‐にん【請負人】
うけおい‐ぎょう【請負業】‥オヒゲフ
請負契約によって仕事を行う営業。建設業はその代表的なもの。
⇒うけ‐おい【請負】
うけおい‐こうさく【請負耕作】‥オヒカウ‥
他の農家の農地の一部または全部を双務契約で借り入れて耕作すること。
⇒うけ‐おい【請負】
うけおい‐こさく【請負小作】‥オヒ‥
江戸時代、一定年限、ある土地の小作を一手に引き受け、自分で経営し、または細分して他人に小作させること。
⇒うけ‐おい【請負】
うけおい‐し【請負師】‥オヒ‥
請負で土木・建築などの仕事を営む人。
⇒うけ‐おい【請負】
うけおい‐ちんぎん【請負賃金】‥オヒ‥
仕事の出来高に応じて支払う賃金。出来高賃金。
⇒うけ‐おい【請負】
うけおい‐にん【請負人】‥オヒ‥
請負契約によって、仕事を完成する義務を負う人。
⇒うけ‐おい【請負】
うけ‐お・う【請け負う】‥オフ
〔他五〕
ひきうける。特に、その仕事の完成に責任をもち、一定の報酬を得て仕事を引き受ける。曠野「代参りただやすやすと―・ひて」(荷兮)。「工事を―・う」
うけ‐おり【浮折】‥ヲリ
親骨の上端を外側に反らせて開いたように扇をつくること。中啓や末広の製法。↔沈折しずめおり
うけ‐おり【浮織】
(→)「うきおり」に同じ。〈日葡辞書〉
うけが・う【肯ふ】ウケガフ
〔他下二・四〕
承知する。承諾する。うべなう。がえんずる。
うけがえ【肯へ】ウケガヘ
肯定。承諾。〈類聚名義抄〉
うけ‐かえ・す【請け返す】‥カヘス
〔他四〕
(→)「うけもどす」に同じ。日葡辞書「シチ(質)ヲウケカエス」
うけ‐かか・る【請け懸る】
〔自四〕
引き受ける。保証人になる。〈日葡辞書〉
うけ‐がき【請書】
(→)「うけしょ」に同じ。
うけ‐かた【受け方】
①受ける方法。受けるさま。「電話の―」
②受ける側の人。
③受ける側の立場。受け身。「―になる」
④(取引用語)受渡しのとき実物をひきとる側。買い方。
うけ‐かぶ【受株】
株式市場で買方が受渡期日に約束の株式を受け取ること。また、受け取った株式。
うけ‐かわせ【受為替】‥カハセ
逆為替の一種。近世、大坂商人が売渡し商品の代金などの資金取立て方法として用いた。
うけ‐き【浮木】
水の上にうかぶ木。船。うきき。神代紀下「無目堅間まなしかたまを以て―に為つくりて」
うけ‐ぎ【受け木】
(建築などで)他の部分を支え受ける材木。
う‐げき【羽檄】
急を要することを示すための鳥の羽をつけた回状。至急を要する檄文げきぶん。羽書うしょ。飛檄。
うけ‐ぐち【受け口・承口】
①物を投げ入れるように作った器物の受入れ口。
②下唇が上唇よりも出ている口もと。うけくち。
③伐木する場合、樹を倒そうとする側。また、その側につける斧の切り口。↔追口おいくち
うけ‐ぐち【請口】
(→)請料うけりょうに同じ。
うけ‐ぐつ【穿沓】
はき古して穴のあいたはきもの。万葉集5「―を脱棄ぬきつる如く」
うけ‐ごし【受け腰】
物を受けとめよう、または、受け取ろうとする腰つきや態度。受動的な姿勢・態度。
うけ‐こたえ【受け答え】‥コタヘ
話しかけられ、または問いかけられて答えること。応答。「そつのない―」
うけ‐こみ【請込み・受込み】
引き受けること。また、引き受けたもの。浮世草子、好色敗毒散「さきぐりにまづ―の中勘胸算用して見れば、四千七百両の不足」
⇒うけこみ‐て【請込み手】
⇒うけこみ‐や【請込み屋】
うけこみ‐て【請込み手】
引受け人。傾城禁短気「主人屈託の最中なれば―のあるを悦び」
⇒うけ‐こみ【請込み・受込み】
うけこみ‐や【請込み屋】
(諸事を引き受ける所の意から)損料貸し屋のこと。傾城禁短気「都の自由それぞれの―有つて」
⇒うけ‐こみ【請込み・受込み】
うけ‐こ・む【請け込む・受け込む】
〔他四〕
引き受ける。浄瑠璃、吉野忠信「お勝が方へ妹様を―・み給へ」
うけ‐ざ【請座】
開閉する扉の軸のはまる金物。請座金物。
うけ‐さかや【請酒屋】
造り酒屋から仕入れて小売りする酒屋。好色一代男2「椙すぎ立てて―あつて」
うけ‐さく【請作】
荘園や国衙領こくがりょうで農民が領主に対し年貢納入を請け負ってその土地を耕作すること。近世では小作こさくと同義に用いられた。
うけ‐ざけ【請酒】
造り酒屋から仕入れて小売りする酒。
うけ‐ざら【受け皿】
①雫しずくなどのたれるのを受けるための皿。
②比喩的に、ある地位や役目を他から引き継ぎ受け取る者。「政権の―」

おう‐こく【鶯谷】アウ‥🔗⭐🔉
おう‐こく【鶯谷】アウ‥
[羅隠の詩「花綵服を迎え鶯谷を離る」]鶯が谷に居ること。転じて、世の中でまだ高い地位や名誉を得ないこと。
広辞苑に「鶯谷」で始まるの検索結果 1-2。