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か‐こ【鹿子】🔗🔉

か‐こ鹿子】 鹿の愛称。また、鹿の子。万葉集7「海中わたなかに―そ鳴くなるあはれその―」

かのこ‐あし【鹿の子足】🔗🔉

かのこ‐あし鹿の子足】 馬の歩み方。足並の拍子の間が大きく、跳ぶさまがシカの走るのに似るもの。かのこ。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐あみ【鹿の子編み】🔗🔉

かのこ‐あみ鹿の子編み】 棒針編みの一種。表目と裏目を上下左右交互に配列し、鹿の子斑の模様を表す編み方。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐うお【鹿の子魚】‥ウヲ🔗🔉

かのこ‐うお鹿の子魚‥ウヲ イットウダイの別称。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐うち【鹿の子打】🔗🔉

かのこ‐うち鹿の子打】 木材を手斧でまだらに削ること。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐おび【鹿の子帯】🔗🔉

かのこ‐おび鹿の子帯】 鹿の子絞りの文様の帯。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこぎ【鹿子木】🔗🔉

かのこぎ鹿子木】 姓氏の一つ。 ⇒かのこぎ‐たけしろう【鹿子木孟郎】

かのこぎ‐たけしろう【鹿子木孟郎】‥ラウ🔗🔉

かのこぎ‐たけしろう鹿子木孟郎‥ラウ 洋画家。号、不倒。岡山生れ。小山正太郎の不同舎に学ぶ。渡欧し、ジャン=ポール=ローランスに師事。作「新夫人」など。(1874〜1941) ⇒かのこぎ【鹿子木】

かのこ‐じ【鹿の子地】‥ヂ🔗🔉

かのこ‐じ鹿の子地‥ヂ 鹿の子絞り用の縮緬ちりめんの極めて薄い布地。丹後国(京都府)の特産。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐シー‐いせき【鹿の子C遺跡】‥ヰ‥🔗🔉

かのこ‐シー‐いせき鹿の子C遺跡‥ヰ‥ 茨城県石岡市鹿の子にある奈良時代後半から平安時代前期の遺跡。常陸国衙こくがに付属する工房跡と考えられる。多数の墨書土器や漆紙文書などが出土。

かのこ‐しぼり【鹿の子絞り】🔗🔉

かのこ‐しぼり鹿の子絞り】 絞り染の文様で、布を白い粒状に隆起させて染め出したもの。鹿の子染。鹿の子目結い。鹿の子結い。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ずり【鹿の子摺】🔗🔉

かのこ‐ずり鹿の子摺】 壁の凹んだ所を直すため、その部分だけまだらに漆喰しっくいを塗ること。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐そう【鹿の子草・纈草】‥サウ🔗🔉

かのこ‐そう鹿の子草・纈草‥サウ オミナエシ科の多年草。東アジアの温帯に分布し、日本の山地草原にも自生。5〜6月頃、淡紅色の小花を密生。根茎・根は生薬の纈草けっそう根・吉草根で、鎮痙剤。ハルオミナエシ。〈[季]春〉 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ぬい【鹿の子繍】‥ヌヒ🔗🔉

かのこ‐ぬい鹿の子繍‥ヌヒ 日本刺繍の一技法。鹿の子絞りのように見せるもの。手絡てがら・半襟に応用。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐まだら【鹿の子斑】🔗🔉

かのこ‐まだら鹿の子斑】 シカの毛にある斑のように、全体茶褐色で白い斑点の散在するもの。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐めゆい【鹿の子目結い】‥ユヒ🔗🔉

かのこ‐めゆい鹿の子目結い‥ユヒ (→)「鹿の子絞り」に同じ。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐もち【鹿の子餅】🔗🔉

かのこ‐もち鹿の子餅】 ①餅菓子の一種。餡あんでくるんだ餅に、甘く煮た小豆を粒のままつけたもの。形が鹿の子絞りに似るからいう。京鹿子。 鹿の子餅 撮影:関戸 勇 ②宝暦(1751〜1764)頃江戸の道化役者嵐音八が人形町で売り出した餅。(書名別項) ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこもち【鹿の子餅】(作品名)🔗🔉

かのこもち鹿の子餅】 咄本はなしぼん。1冊。木室卯雲きむろぼううん作。1772年(明和9)刊。63話。本書より咄本の書型が小本となり、多彩な話題、軽妙な文章とあいまって好評を博し、安永(1772〜1781)期小咄の全盛をもたらす。 →文献資料[鹿の子餅]

かのこ‐もん【鹿の子紋】🔗🔉

かのこ‐もん鹿の子紋】 文様を鹿の子絞りにしたもの。 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ゆい【鹿の子結い】‥ユヒ🔗🔉

かのこ‐ゆい鹿の子結い‥ユヒ (→)「鹿の子絞り」に同じ。梁塵秘抄「纐纈前垂こうけちまえだりの寄生木ほやの―」 ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

かのこ‐ゆり【鹿の子百合】🔗🔉

かのこ‐ゆり鹿の子百合】 四国・九州の崖に稀に自生するユリの一種。観賞用に栽培。高さ1〜1.5メートル。夏、大型の花を2〜3個つける。白色で内側は淡紅色、多数の鮮紅色の斑点がある。白色花もある。タキユリ。〈[季]夏〉 かのこゆり ⇒か‐の‐こ【鹿の子】

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