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こう‐よう【黄葉】クワウエフ🔗⭐🔉
こう‐よう【黄葉】クワウエフ
秋に葉が黄色に変わること。また、その葉。葉緑素が分解し、黄色色素(カロテノイド)が残るためにおこる。イチョウ・ダケカンバなどで著明。→紅葉こうよう
こうようせきようそんしゃし【黄葉夕陽村舎詩】クワウエフ‥ヤウ‥🔗⭐🔉
こうようせきようそんしゃし【黄葉夕陽村舎詩】クワウエフ‥ヤウ‥
漢詩文集。正編5冊・後編4冊・遺稿4冊。菅茶山作。1812〜32年(文化9〜天保3)刊。宋詩に学んだ平明な詩風で、生活に密着した世界を写実的に詠む。
→文献資料[黄葉夕陽村舎詩]
もみじ【紅葉・黄葉】モミヂ🔗⭐🔉
もみじ【紅葉・黄葉】モミヂ
(上代にはモミチと清音。上代は「黄葉」、平安時代以後「紅葉」と書く例が多い)
①秋に、木の葉が赤や黄色に色づくこと。また、その葉。〈[季]秋〉。万葉集15「秋山の―をかざし」→紅葉こうよう→黄葉こうよう。
②(→)カエデの別称。〈[季]秋〉
③「もみじば」の略。
④襲かさねの色目。「雑事鈔ぞうじしょう」によると、表は紅、裏は濃い蘇芳すおう。「雁衣鈔」では表は赤、裏は濃い赤。もみじがさね。
⑤(鹿にはもみじが取り合わされるところから)鹿の肉。「―鍋」
⑥(関西で)麦のふすま。もみじご。
⑦茶を濃く味よくたてること。「紅葉こうよう」を「濃う好う」にかけたしゃれ。醒睡笑「お茶を―にたてよ。…ただこうようにといふ事なり」
⇒もみじ‐あえ【紅葉和え】
⇒もみじ‐あおい【紅葉葵】
⇒もみじ‐いちご【紅葉苺】
⇒もみじ‐おろし【紅葉卸し】
⇒もみじ‐がい【紅葉貝】
⇒もみじ‐がさ【紅葉笠・紅葉傘】
⇒もみじ‐がさね【紅葉襲】
⇒もみじ‐からまつ【紅葉唐松・槭唐松】
⇒もみじ‐がり【紅葉狩】
⇒もみじ‐ごろも【紅葉衣】
⇒もみじ‐づき【紅葉月】
⇒もみじ‐どり【紅葉鳥】
⇒もみじ‐の‐が【紅葉賀】
⇒もみじ‐の‐かさ【紅葉の笠】
⇒もみじ‐の‐ころも【紅葉の衣】
⇒もみじ‐の‐とばり【紅葉の帳】
⇒もみじ‐の‐にしき【紅葉の錦】
⇒もみじ‐の‐はし【紅葉の橋】
⇒もみじ‐ば【紅葉・黄葉】
⇒もみじば‐の【紅葉の・黄葉の】
⇒もみじば‐ふう【紅葉楓】
⇒もみじ‐ぶくろ【紅葉袋】
⇒もみじ‐ぶな【紅葉鮒】
⇒もみじ‐マーク【紅葉マーク】
⇒もみじ‐み【紅葉見】
⇒もみじ‐むしろ【紅葉蓆】
⇒紅葉散る
⇒紅葉のような手
⇒紅葉を散らす
もみじ‐ば【紅葉・黄葉】モミヂ‥🔗⭐🔉
もみじ‐ば【紅葉・黄葉】モミヂ‥
紅葉(黄葉)した草木の葉。〈[季]秋〉
⇒もみじ【紅葉・黄葉】
もみじば‐の【紅葉の・黄葉の】モミヂ‥🔗⭐🔉
もみじば‐の【紅葉の・黄葉の】モミヂ‥
〔枕〕
「過ぎ」「散り」「移り」「朱あけ」にかかる。万葉集1「―過ぎにし君が」
⇒もみじ【紅葉・黄葉】
もみ・ず【紅葉づ・黄葉づ】モミヅ🔗⭐🔉
もみ・ず【紅葉づ・黄葉づ】モミヅ
〔自上二〕
(奈良時代には清音で四段活用。平安時代以後、濁音化し、上二段活用に転じた)草木の葉が秋の末に、紅または黄に変わる。後撰和歌集秋「斯くばかり―・づる色の濃ければや」
もみた・う【紅葉たふ・黄葉たふ】‥タフ🔗⭐🔉
もみた・う【紅葉たふ・黄葉たふ】‥タフ
〔自四〕
(モミツの未然形に接尾語フの付いた語)紅葉している。草木の葉が色づいている。万葉集15「浅茅山しぐれの雨に―・ひにけり」
もみ‐た・す【紅葉たす・黄葉たす】🔗⭐🔉
もみ‐た・す【紅葉たす・黄葉たす】
〔他四〕
紅葉・黄葉させる。万葉集10「春日の山を―・すものは」
もみ・つ【紅葉つ・黄葉つ】🔗⭐🔉
もみ・つ【紅葉つ・黄葉つ】
〔自四〕
(上代語)紅葉・黄葉する。万葉集8「秋山に―・つ木の葉の」→もみず
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