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イタコン‐さん【イタコン酸】🔗🔉

イタコン‐さんイタコン酸】 (itaconic acid)二重結合1個を含むジカルボン酸。分子式HOOCC(=CH)CHCOOH 特異な臭気のある無色結晶。工業的にはコウジカビの一種などをサトウキビで培養して製する。合成樹脂・合成繊維・可塑剤の原料。

イタリア【Italia・伊太利】🔗🔉

イタリアItalia・伊太利】 ヨーロッパの南部、地中海に突出した長靴形の半島およびシチリア・サルデーニャその他の諸島から成る共和国。面積30万1000平方キロメートル。人口5817万5千(2004)。ローマ時代以来、ギリシアとともに西洋文明の源流をなした。中世以降、諸州・諸都市が分立したが、1861年イタリア王国成立。1922年以後、ムッソリーニを首領とするファシスト党が独裁。36年エチオピア併合以来帝国と称し、ドイツ・日本と三国同盟を結んで第二次大戦に参加し敗退。降服後、46年より共和制。宗教は主にカトリック。首都ローマ。イタリー。→ヨーロッパ(図)。 ローマ 撮影:田沼武能 ⇒イタリア‐ご【イタリア語】 ⇒イタリア‐せいさく【イタリア政策】

イタリア‐ご【イタリア語】🔗🔉

イタリア‐ごイタリア語】 (Italian)イタリア・スイスなどで用いられる言語。フィレンツェ方言を中心に俗ラテン語から発達。インド‐ヨーロッパ語族中のイタリック語派に属する。方言が多い。 ⇒イタリア【Italia・伊太利】

イタリア‐せいさく【イタリア政策】🔗🔉

イタリア‐せいさくイタリア政策】 (Italienische Politik ドイツ)10〜13世紀ドイツの神聖ローマ帝国皇帝が行なったイタリアへの攻略・干渉政策。オットー1世によって開始され、ローマ教皇に優越する地位を獲得しようとして繰り返されたが、成功しないままに終わった。 ⇒イタリア【Italia・伊太利】

イタリアン【Italian】🔗🔉

イタリアンItalian】 イタリア人。イタリア風。「―‐レストラン」 ⇒イタリアン‐サイプレス【Italian cypress】 ⇒イタリアン‐ライグラス【Italian ryegrass】

イタリアン‐サイプレス【Italian cypress】🔗🔉

イタリアン‐サイプレスItalian cypress】 〔植〕(→)いとすぎ⇒イタリアン【Italian】

イタリアン‐ライグラス【Italian ryegrass】🔗🔉

イタリアン‐ライグラスItalian ryegrass】 イネ科の一年草。地中海地方原産の牧草。日本には明治初年に導入、第二次大戦後に全国に広く普及。飼料価値が高く、家畜の嗜好性もよい。 ⇒イタリアン【Italian】

イタリー【Italy イギリス・Italie フランス・伊太利】🔗🔉

イタリーItaly イギリス・Italie フランス・伊太利⇒イタリア

イタリック【italic】🔗🔉

イタリックitalic】 欧文活字の書体の一つ。やや右方に傾斜したものをいう。注意すべき語句や他国語を示す時などに用いる。例italic →ローマン体

イタリック‐ごは【イタリック語派】🔗🔉

イタリック‐ごはイタリック語派】 (Italic)インド‐ヨーロッパ語族の一語派。古典ラテン語・オスク語(古代イタリア南部地方)・ウンブリア語(古代イタリア北・中部地方)のほか、俗ラテン語やロマンス語群の諸言語が含まれる。古くからアルファベット文字を持つ。

イタル‐タス【ITAR-TASS】🔗🔉

イタル‐タスITAR-TASS】 (ITARはInformatsionnoe Telegrafnoe Agentstvo Rossiiの略)ロシアの国営通信社。1925年ソ連の国営通信社タスとして創立。ソ連解体後、92年現名に改称。

イ‐テジュン【李泰俊】🔗🔉

イ‐テジュン李泰俊】 (I T‘ae-jun)朝鮮の作家。江原道鉄原出身。号は尚虚。朝鮮近代小説の技法的基盤を作る。作「鴉」「福徳房」など。1946年訪ソ後は北朝鮮に在住。(1904〜 )

カルヴィーノ【Italo Calvino】🔗🔉

カルヴィーノItalo Calvino】 イタリアの小説家。第二次大戦後の文学を牽引した。作品は「まっぷたつの子爵」など「われわれの祖先」三部作、また「見えない都市」「レ‐コスミコミケ」など。ほかに「イタリア民話集」を編纂。(1923〜1985)

ズヴェーヴォ【Italo Svevo】🔗🔉

ズヴェーヴォItalo Svevo】 イタリアの小説家。トリエステの実業家であったが、文学に執着。初めて精神分析の手法を取り入れた「ゼーノの意識」を友人ジョイスが推挙し、声価を得た。ほかに「トリエステの謝肉祭」。(1861〜1928)

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