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ウラジミルツォフ【Boris Yakovlevich Vladimirtsov】🔗🔉

ウラジミルツォフBoris Yakovlevich Vladimirtsov】 ロシア(ソ連)の東洋語学・モンゴル学者。モンゴルの言語・歴史の研究に貢献。著「蒙古社会制度史」など。(1884〜1931)

エイヘンバウム【Boris Mikhailovich Eikhenbaum】🔗🔉

エイヘンバウムBoris Mikhailovich Eikhenbaum】 ロシア(ソ連)の文学史家・文芸理論家。文学作品の表現手法を重視するロシア‐フォルマリズムの論客。著「ゴーゴリの外套は如何に作られているか」「若きトルストイ」など。(1886〜1959)

エリツィン【Boris N. El'tsyn】🔗🔉

エリツィンBoris N. El'tsyn】 ロシアの政治家。ゴルバチョフのもとでペレストロイカを推進。1991年6月ロシア共和国大統領。ソ連崩壊後、ロシア連邦の大統領(1991〜1999)。(1931〜2007)

ストルガツキー‐きょうだい【ストルガツキー兄弟】‥キヤウ‥🔗🔉

ストルガツキー‐きょうだいストルガツキー兄弟‥キヤウ‥ ロシア(ソ連)の二人組のSF作家。兄アルカジー(Arkadii N. Strugatskii1925〜1991)は筆名ベレシコフで日本文学研究者、弟ボリス(Boris N. S.1933〜)は天文学者でもある。作品は鋭い社会批判を含む。「醜い白鳥」「路傍のピクニック」など。

パステルナーク【Boris L. Pasternak】🔗🔉

パステルナークBoris L. Pasternak】 ロシア(ソ連)の詩人・小説家。未来派に連なる前衛詩人として出発し、独自の斬新な詩風を確立。スターリン時代はシェークスピア・ゲーテなどの翻訳に携わる。1958年ノーベル文学賞をソ連共産党の圧力により辞退。詩集「わが妹人生」、小説「ドクトル‐ジバゴ」など。(1890〜1960)

ピリニャーク【Boris A. Pil'nyak】🔗🔉

ピリニャークBoris A. Pil'nyak】 ロシア(ソ連)の小説家。革命後の厳しい世相を実験的文体で描いた。日本・アメリカなどへ旅し旅行記を著す。スターリンの粛清に遭い銃殺された。長編「裸の年」など。(1894〜1941) ○皮裏の陽秋ひりのようしゅう [晋書外戚伝、褚裒](「陽秋」は五経の一つ「春秋」のこと。その筆法の中に孔子の歴史批判が含められているとされる)心中で是非善悪を批判し、おもてにはあらわさないこと。 ⇒ひ‐り【皮裏】

ベールイ【Andrei Belyi】🔗🔉

ベールイAndrei Belyi】 (本名Boris N. Bugaev)ロシア(ソ連)の詩人・小説家。ロシア象徴派の代表者の一人。哲学者ソロヴィヨフや人智学者シュタイナーの影響を受ける。詩集「るり色の中の黄金」の他、言語的技巧を駆使した散文詩「交響楽」や長編「ペテルブルグ」、評論集「象徴主義」など。(1880〜1934)

ボア【bore】🔗🔉

ボアbore(→)海嘯かいしょう

ほう‐さん【硼酸】ハウ‥🔗🔉

ほう‐さん硼酸ハウ‥ (boric acid)分子式HBO 無色・無臭で、真珠光沢をもつ鱗片状の結晶。温水に溶解し、微弱な酸性を示す。うがい薬・消毒および軟膏製剤として用いる。ガラス・顔料などの原料。 ⇒ほうさん‐なんこう【硼酸軟膏】

ほう‐しゃ【硼砂】ハウ‥🔗🔉

ほう‐しゃ硼砂ハウ‥ (borax)硼酸ナトリウムの結晶。化学式Na[BO(OH)]・8HO(NaBO・10HOとも表す) 白色のもろい柱状結晶。天然にも産し、人工的には硼酸に炭酸ナトリウムを加え中和して製する。金属の鑞ろう付けや防腐剤、ガラス・セラミックスの製造原料として用いる。南蛮砂。ボラックス。

ほう‐そ【硼素・ホウ素】ハウ‥🔗🔉

ほう‐そ硼素・ホウ素ハウ‥ (boron)非金属元素の一種。元素記号B 原子番号5。原子量10.81。黒褐色の固体で、天然には硼砂ほうしゃなどの化合物として産する。強熱すると酸化ホウ素となり、硫酸とともに熱するとホウ酸となる。原子炉で中性子吸収材として使用。

ボーダー‐プリント【border print】🔗🔉

ボーダー‐プリントborder print】 布地の幅の片方に縁飾りのように模様を染め出したもの。 ⇒ボーダー【border】

ボーダー‐ライン【borderline】🔗🔉

ボーダー‐ラインborderline】 ①境界線。 ②どちらとも決めがたい位置。「当落の―」 ⇒ボーダー【border】

ボーダー‐レス【borderless】🔗🔉

ボーダー‐レスborderless】 境界がないこと。境界の曖昧なこと。 ⇒ボーダー【border】

ボーリング【boring】🔗🔉

ボーリングboring】 ①孔あなをうがつこと。穿孔。鑽孔さんこう。 ②〔地〕(→)試錐しすい⇒ボーリング‐マシン【boring machine】

ボラ【bora】🔗🔉

ボラbora】 (ギリシア語の北風boreasに由来)颪おろしの一種。フェーンと異なり、吹きはじめると気温の下がるものをいう。バルカン半島のアドリア海沿岸に吹き下ろす強い北東風の名前が一般化した。

ボラン【borane】🔗🔉

ボランborane】 ホウ素の水素化物の総称。構造・組成は多岐にわたる。ジボラン(BH)、テトラボラン(BH10)など。ジボランは無色の猛毒な気体で、燃焼熱が大きいのでロケット燃料にする。

ボリス‐ゴドゥノフ【Boris F. Godunov】🔗🔉

ボリス‐ゴドゥノフBoris F. Godunov】 ロシアのツァーリ。タタール系の大貴族で、妹を嫁がせたフョードル帝の後見人として権力をふるい、その死後即位。この間先帝の皇太子ドミトリーを暗殺したといわれる。積極的な統治を行なったが、動乱時代となり、失意の中で没。その生涯はプーシキンの詩劇やそれに基づくムソルグスキーの歌劇に描かれる。(在位1598〜1605)(1552頃〜1605)

ボルシチ【borshch ロシア】🔗🔉

ボルシチborshch ロシア】 ビート(西洋赤蕪)などの野菜・肉を使ってつくる、ロシアの赤色のスープ。

ボルゾイ【borzoi ロシア】🔗🔉

ボルゾイborzoi ロシア】 イヌの一品種。肩高約80センチメートル。毛色はふつう白地に茶の斑紋。顔付きは尖り、脚は長く、後半身は細い。垂れ耳、垂れ尾。ロシアでオオカミ猟用に作出され、走るのが速い。番犬・愛玩用。

ボルドー【Bordeaux】🔗🔉

ボルドーBordeaux】 ①フランス南西部、ガロンヌ川に沿う港市。葡萄ぶどう酒の集散地。また、砂糖・ブランデー・綿織物などを産出する。人口21万5千(1999)。 ②ボルドー地方から産する葡萄酒。赤葡萄酒はクラレットとも呼ぶ。 ③色目の名。赤葡萄酒のような色。 Munsell color system: 2.5R2.5/3 ④酸性染料の一種。絹や毛を葡萄えび色に染めるのに用いる。 ⇒ボルドー‐えき【ボルドー液】

ボルヌ【Bornu】🔗🔉

ボルヌBornu】 アフリカのチャド湖西方の地域。→カネム

ボルネオ【Borneo】🔗🔉

ボルネオBorneo】 世界第3の大島。ジャワ島の北、セレベス(スラウェシ)島の西に位置し、熱帯雨林の開発が進む。石油を産出。南部はもとオランダ領。1945年よりインドネシアの一部となりカリマンタンと呼ばれる。北部は19世紀半ば以降イギリスの勢力下にあったが、63年にサバ・サラワクがマレーシアに加入、残るブルネイも84年独立。面積74万平方キロメートル。カリマンタン島。

ボルネオール【borneol】🔗🔉

ボルネオールborneol(→)竜脳2に同じ。

ボロブドゥール【Borobudur】🔗🔉

ボロブドゥールBorobudur】 インドネシアのジャワ島中部にある仏跡。安山岩の石材で築いた高さ30メートル余、1辺約120メートルの9層の塔。8〜9世紀創建。長く地中に埋没、1814年発見。

りゅう‐のう【竜脳】‥ナウ🔗🔉

りゅう‐のう竜脳‥ナウ ①フタバガキ科の常緑大高木。ボルネオ・スマトラの原産。高さ50メートル以上に達し、葉は楕円形で厚く、光沢がある。花は白色5弁で、香気がある。雄しべ多数。果実は球形で翼をもつ。心材部の割れ目に結晶を含み、薬用。材は堅くマホガニーの代用。 ②〔化〕(borneol)分子式C10H17OH テルペンに属するアルコール。無色透明の板状結晶。1から採取し、人工的には樟脳しょうのう・テレビン油から合成。樟脳に似た芳香があり、香料の調合原料あるいは薫香・口腔清涼剤・防虫剤に用いる。ボルネオール。 ⇒りゅうのう‐ぎく【竜脳菊】

ロープシン【Boris V. Ropshin】🔗🔉

ロープシンBoris V. Ropshin】 (本姓Savinkov)ロシアの社会革命党(エスエル)の革命家・小説家。小説「蒼ざめた馬」でテロリストの内面を告白体で書く。十月革命後ソ連政権に捕らえられ自殺(謀殺説もある)。他に回想「テロリスト群像」。(1879〜1925)

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