ば‐す【馬尾毛】 馬の尻尾の毛。馬巣織_ばすおり・釣糸などに用いる。す（馬尾）。

バス【bass ドイツ】 (英語読みでベースとも) ①男声の最低音域。また、その音域の歌手。 ②和声または対位法で、最低声部。 ③弦楽器では、コントラバスの略。管楽器では、低音部を受け持つバスーン・バス‐クラリネット・チューバの類を指す。

バス【bath】 洋風の浴槽。また、浴室。

バス【bus】 (omnibusの略) ①大型の乗合自動車。通常、一定の路線を運行し、一定の運賃で乗客の輸送をする。「市―」「観光―」 ②複数の信号源からの信号をそれぞれ複数の宛先へまとめて伝送するための信号線。 ⇒バスに乗り遅れる

ばすい‐ぼく【馬酔木】 〔植〕アセビの異称。

バスーン【bassoon】 オーボエ属の大型低音木管楽器。管弦楽で木管群の最低音部を担当。ファゴット。

ば‐すえ【場末】_‥スヱ 都市で、中心部からはずれた所。町はずれ。「―の酒場」

ばす‐おり【馬巣織】 (hair cloth)経_たてに綿糸・麻糸を、緯_よこに馬尾毛_ばすを用いた織物。多く洋服の襟芯_えりしんに用いる。

バス‐ガール (和製語bus girl)バスの女車掌。 ○筈が合わぬ_{はずがあわぬ} ぴったりと合わない。適合しない。傾城禁短気「請け出され、人の妻_さいとなつて筈が合はず」 ⇒はず【筈・弭・彇】

バス‐ガイド (和製語bus guide)観光バスの案内係の乗務員。

バスク【Basque フランス】 ピレネー山脈西部、フランス・スペイン国境にまたがる地方。1960年頃から独立運動が活発化。スペイン語名バスコ（Vasco）。 ⇒バスク‐ご【バスク語】 ⇒バスク‐じん【バスク人】

バスク‐ご【バスク語】 (Basque)バスク地方で使われている言語。系統は不明で孤立した言語。能格構文をもつ。 ⇒バスク【Basque フランス】

バスク‐じん【バスク人】 バスク地方に住む民族。現在のヨーロッパ諸民族のうち最も古い民族の一つ。海外へも移住。 ⇒バスク【Basque フランス】

バス‐クラリネット【bass clarinet】 普通のものより1オクターブ低音の大形のクラリネット。

バスケ バスケット‐ボールの略。

バス‐ケープ【bath cape】 入浴後、肩からはおるタオル地のケープ。

バスケット【basket】 ①かご。特に、籐_とう製箱型で、ふたに手のついたもの。 ②競技用具。 ㋐バスケット‐ボールの用具。金属製の輪に下げた底のない網。この中にボールを投げ入れて得点する。 ㋑ハイアライのボールを打つ具。 ③バスケット‐ボールの略。 ⇒バスケット‐つうか【バスケット通貨】 ⇒バスケット‐とりひき【バスケット取引】 ⇒バスケット‐ボール【basketball】

バスケット‐つうか【バスケット通貨】_‥クワ (currency basket)複数の通貨を加重平均して作られる通貨。ＩＭＦの特別引出権（ＳＤＲ）やユーロ導入以前のECUなど。通貨バスケット。 ⇒バスケット【basket】

バスケット‐とりひき【バスケット取引】 多数の銘柄の株式を一括して売買する取引方法。パッケージ取引。 ⇒バスケット【basket】

バスケット‐ボール【basketball】 球技の一つ。5人ずつ（選手の交替は何度でもできる）の2組が、規定時間内におのおの相手方のバスケット2㋐にボールを入れ合い、その得点の多寡によって勝敗を決めるもの。米国で始まる。籠球_{ろうきゅう}。 ⇒バスケット【basket】

バスコ‐ダ‐ガマ【Vasco da Gama】 ⇒ヴァスコ=ダ=ガマ

バスター【bastard】 野球で、打者がバントすると見せかけて強振すること。擬装バント。

バス‐ターミナル【bus terminal】 バスの総合発着場。

バス‐タオル【bath towel】 湯上がりに使う大形のタオル。湯上がりタオル。

ば-す [1] 【馬尾毛】 馬の尾の毛。釣り糸・馬巣(バス)織りなどに用いる。

バス [1] bass （１）最低音域の男声。 （２）楽曲の中の最低声部。 （３）コントラバスの略。 （４）同族楽器の中で最も低い音域を受け持つもの。「―-クラリネット」

バス [1] bath 洋風の浴槽・浴室。「―-ルーム」

バス [1] bus （１）大勢の人を乗せることのできる大型自動車。乗り合い自動車。 （２）コンピューターの内部で制御部・メモリー部・入出力部を並列に接続している回線。各部間のデータのやりとりはこの回線を通じて行われる。

は-すい [0] 【破水】 （名）スル 分娩時，胎胞が破れて羊水が出ること。

はす-いけ [0] 【蓮池】 蓮を植えてある池。れんち。[季]夏。

はす-いと [0] 【蓮糸】 「蓮の糸」に同じ。

ばすい-ぼく [2] 【馬酔木】 アセビに当てた「馬酔木」の字を音読みにした語。

はす-いも [0] 【蓮芋・白芋】 サトイモ科の多年草で，栽培品種。葉や茎が緑白色で短い。芋は小さくかたくて食用にならないが，葉柄を食用にする。

バスーン [2] bassoon ⇒ファゴット

ば-すえ ―ス 【場末】 繁華街の中心から離れた所。「―の酒場」

ばす-おり [0] 【馬巣織(り)】 たて糸に綿糸・麻糸を用い，よこ糸に馬尾毛(バス)を用いた織物。洋服の襟芯(エリシン)などに用いる。ホースヘア-クロス。

バス-ガール [3] 〔和 bus＋girl〕 バスの女性車掌をいった語。

はす-かい ―カヒ [0] 【斜交い】 ななめ。また，ななめにまじわること。「―にまじわる道路」

バス-ガイド [3] 〔和 bus＋guide〕 観光バスで，観光の案内をしたり，乗客の世話をする乗務員。

はす-かけ [0] 【斜掛(け)】 〔「はすがけ」とも〕 （１）ななめ。はす。「―に切る」 （２）「斜掛け本多」の略。「―の先を左巻きに散らし/洒落本・辰巳婦言」

バスカラ Bhskara 八世紀後半インドのベーダーンタ学派の学者。シャンカラを批判して，個別的現象と普遍的現象の相違点に注目する不一不異説を主張。

バスカラ-にせい 【―二世】 〔Bhskara II〕 (1114-?) インドの天文学者・数学者。七世紀の同名の天文学者と区別して「二世」を付す。その天文学書「シッダーンタ-シローマニ」の一部をなす数学書「リーラーヴァティー」「ビージャガニタ」はインド数学の集大成の著として著名。

バスク Basque ピレネー山脈西部，フランスとスペインにまたがる地域。中心都市ビルバオ。独自の言語・風習をもつバスク人が居住し，分離独立運動が根強い。

バスク-ご [0] 【―語】 バスク地方で話される言語。系統は不明。西欧で唯一の前印欧語的特徴をもち，言語学研究上注目される。 →バスク語[音声]

バス-クラリネット [6] bass clarinet クラリネット族のバス楽器。普通のクラリネットより一オクターブ低音。

バスケット [3] basket （１）籠(カゴ)。 （２）バスケットボールのゴールとして用いる，底のない網。また，バスケットボール。

バスケット-ほうしき ―ハウ― [6] 【―方式】 ⇒マーケット-バスケット方式

バスケット-ボール [6] basketball 球技の一。五人ずつから成る二チームで一つのボールを取り合って，相手方の陣内にあるゴールに投げ入れて得た得点数を争う競技。籠球(ロウキユウ)。バスケット。

バスコ-ダ-ガマ Vasco da Gama ⇒ガマ

バス-コントロール [6] birth control ⇒バース-コントロール

バス-ストップ [4] bus stop バスの停留所。

バスター [1] bastard 〔日本語の独自用法〕 野球で，打者がバントの構えから強打すること。バスター-ヒット。

バス (1)[乗合バス]a bus;→英和 a (motor) coach (長距離観光用). (2)[風呂]a bath.→英和 (3)《楽》bass.→英和 〜で行く go by bus.‖バス歌手 a bass singer.バスセンター[ターミナル]a bus station[terminal].バス停留所 a bus stop.バスルーム a bathroom.

ばすえ【場末】 the outskirts (of a town).→英和

バスケット a basket (かご);→英和 basketball (球技).→英和 〜一杯(の)… a basketful (of).→英和