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広辞苑の検索結果 (11)
さん‐だん【三段】🔗⭐🔉
さん‐だん【三段】
①三つの段階。
②歌舞伎の大道具で、高足の二重舞台に設置する3段の階段。これを赤毛氈もうせんで包み、幕切れに舞台前面に持ち出し、主役がこの上に上がり見得を切る。
⇒さんだん‐がまえ【三段構え】
⇒さんだん‐ぎれ【三段切れ】
⇒さんだん‐とび【三段跳】
⇒さんだん‐ぬき【三段抜き】
⇒さんだん‐の‐かかり【三段の係り】
⇒さんだん‐の‐むすび【三段の結び】
⇒さんだん‐め【三段目】
⇒さんだん‐ろんぽう【三段論法】
⇒さんだんろんぽうがい‐の‐すいり【三段論法外の推理】
さんだん‐がまえ【三段構え】‥ガマヘ🔗⭐🔉
さんだん‐がまえ【三段構え】‥ガマヘ
支障の起こった場合に困らないように、3段階の備えをすること。
⇒さん‐だん【三段】
さんだん‐きょう【三段峡】‥ケフ🔗⭐🔉
さんだん‐きょう【三段峡】‥ケフ
広島県北西部、太田川支流の柴木しわき川の峡谷。長さ約11キロメートル。滝と紅葉で知られる。
三段峡
撮影:佐藤 尚
さんだん‐ぎれ【三段切れ】🔗⭐🔉
さんだん‐ぎれ【三段切れ】
連歌・俳諧で、切字きれじの一種。はじめ句中が3段に切れる発句を広く指したが、のちには五・七・五の各句がともに物の名で切れる発句をいう。「目には青葉山時鳥はつ鰹」の類。
⇒さん‐だん【三段】
さんだん‐とび【三段跳】🔗⭐🔉
さんだん‐とび【三段跳】
(triple jump)陸上競技のフィールド競技の一つ。疾走してきて踏切線で跳躍(ホップ)し、踏み切った足で着地し、次の跳躍では踏切と反対の足で着地し(ステップ)、最後のジャンプでは両足を揃えて着地する。踏切線から最後の着地点までの距離を測定し、勝負を決める。
⇒さん‐だん【三段】
さんだん‐ぬき【三段抜き】🔗⭐🔉
さんだん‐ぬき【三段抜き】
新聞で、3段にわたって紙面を使ったもの。「―の見出し」
⇒さん‐だん【三段】
さんだん‐の‐かかり【三段の係り】🔗⭐🔉
さんだん‐の‐かかり【三段の係り】
係結びの一つ。「こそ」の係りの旧称。
⇒さん‐だん【三段】
さんだん‐の‐むすび【三段の結び】🔗⭐🔉
さんだん‐の‐むすび【三段の結び】
係結びの一つ。「こそ」の結びの旧称。
⇒さん‐だん【三段】
さんだん‐め【三段目】🔗⭐🔉
さんだん‐め【三段目】
相撲の番付で、幕下の下、序二段の一段上に記名される地位。また、その力士。
⇒さん‐だん【三段】
さんだん‐ろんぽう【三段論法】‥パフ🔗⭐🔉
さんだん‐ろんぽう【三段論法】‥パフ
(syllogism)アリストテレスが理論化した推論の型式。大前提と小前提という2個の命題から必然的に第3の命題(結論)が帰結するもの。前提命題の性質により、単純様相・必然様相・可能様相などの種類があり、単純様相の例は、「植物(M)は生物(P)である」(大前提)・「松(S)は植物(M)である」(小前提)・「故に松(S)は生物(P)である」(結論)。大前提・結論に出てくる概念(P)を大概念、小前提・結論に出てくる概念(S)を小概念、両前提に出てくる概念(M)を中概念または媒概念という。推論式。→仮言的三段論法→選言的三段論法→定言的三段論法。
⇒さん‐だん【三段】
さんだんろんぽうがい‐の‐すいり【三段論法外の推理】‥パフグワイ‥🔗⭐🔉
さんだんろんぽうがい‐の‐すいり【三段論法外の推理】‥パフグワイ‥
(extra-syllogistic reasoning)三段論法の形式には一致しないが、しかも正確であり得る推理。「AはBより大である」「BはCより大である」「故にAはCより大である」の類。数量に関するものについてはこの種の推理が可能である。
⇒さん‐だん【三段】
大辞林の検索結果 (10)
さん-だん【三段】🔗⭐🔉
さん-だん 【三段】
(1) [1]
三つの段。三つの段階。
(2) [0]
歌舞伎で使う高さ約1メートルほどの三段の階段。高足の二重舞台に配して階段とし,また幕切れにこれを赤い毛氈(モウセン)で包んで持ち出し,演者が見得をきる時に乗る。
さんだん-がまえ【三段構え】🔗⭐🔉
さんだん-がまえ ―ガマヘ [5] 【三段構え】
支障の起こった場合を考えて,前もって三つの段階の対策を立てておくこと。あらゆる場面に対応できるように準備すること。
さんだん-ぎれ【三段切れ】🔗⭐🔉
さんだん-ぎれ [0] 【三段切れ】
連歌・俳諧で,発句が三段に切れること。のちには,「奈良七重七堂伽藍(ガラン)八重桜」のように,各句が名詞によって区切られることをいう。みつぎれ。三名(ミナ)ぎれ。三字切れ。
さんだん-とび【三段跳び】🔗⭐🔉
さんだん-とび [3][0] 【三段跳び】
陸上競技の一。連続した三つの跳躍による飛距離を競う種目。最初に踏み切った(ホップ)のと同じ足で第二歩めの跳躍(ステップ)を,反対の足で第三歩めの跳躍(ジャンプ)を行い両足で着地する。トリプル-ジャンプ。
さんだん-め【三段目】🔗⭐🔉
さんだん-め [5] 【三段目】
相撲の番付で,幕下の下,序二段の上に記される地位。また,その力士。
さんだん-ろんぽう【三段論法】🔗⭐🔉
さんだん-ろんぽう ―パフ [5] 【三段論法】
〔論〕
〔syllogism〕
間接推理の中の演繹(エンエキ)的推理。「(1)すべての M は P である。(2)すべての S は M である。故に,(3)すべての S は P である」のように二つの前提から一つの結論を導き出す推理。結論の主語( S )を小概念,それを含む前提(2)を小前提といい,結論の述語( P )を大概念,それを含む前提(1)を大前提という。また,S と P を結びつける概念( M )を媒概念(中項)という。右の例のようなものを定言的三段論法というが,その他に,前提に仮言的判断,選言的判断を含むものを,それぞれ仮言的三段論法,選言的三段論法という。推論式。推理式。
さんだん-ろんぽうがい-の-すいり【三段論法外の推理】🔗⭐🔉
さんだん-ろんぽうがい-の-すいり ―ロンパフグワイ― 【三段論法外の推理】
〔extra-syllogistic reasoning〕
三段論法の形式をとらないが,正確な推論の方法であり得る推理。「 a は b より大,b は c より大,故に a は c より大」などの類。
さんだんかい-ろん【三段階論】🔗⭐🔉
さんだんかい-ろん [5] 【三段階論】
(1)物理学者武谷三男が唯物弁証法の立場から提唱した科学認識論。科学的認識は「現象論・実体論・本質論」の三段階を経ながら発展するとしたもの。
(2)経済学者宇野弘蔵が提唱した経済学研究の方法論。経済学研究をその研究対象の次元の差に基づいて「原理論・段階論・現状分析」の三分野に分ける立場。
さんだんとび【三段跳】(和英)🔗⭐🔉
さんだんとび【三段跳】
a triple jump.
さんだんろんぽう【三段論法】(和英)🔗⭐🔉
さんだんろんぽう【三段論法】
a syllogism.→英和
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