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広辞苑の検索結果 (3)
きた‐おもて【北面】🔗⭐🔉
きた‐おもて【北面】
①北に向いた方。北むき。きたうけ。
②北むきの部屋。客間などに対して台所など奥むきの部屋。枕草子196「里などにて、―よりいだしてはいかがはせん」
③北面ほくめんの武士。宇治拾遺物語12「西おもて・―の者どもめんめんにこれを見あらはして」
ほく‐めん【北面】🔗⭐🔉
ほく‐めん【北面】
①北方に面すること。北向き。きたおもて。
②(古く中国で、君主は南に面して座し、それに伺候する臣下は北に面したことから)臣下または弟子の座位。また、臣下として君主に仕えること。
③北面の武士の伺候する所。
④(→)「北面の武士」の略。愚管抄2「此の御時院中に上下の―を置かれて」
⇒ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】
ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】🔗⭐🔉
ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】
院の御所の北面きたおもてにあって、院中を警護した武士。官位により四位・五位の者を上北面、六位の者を下げ北面または北面の下臈げろうという。白河法皇の時に始まる。北面の侍。北面。きたおもて。
⇒ほく‐めん【北面】
大辞林の検索結果 (3)
きた-おもて【北面】🔗⭐🔉
きた-おもて 【北面】
(1)北向き。北方。「西の町は―築(ツ)きわけて,御蔵町なり/源氏(乙女)」
(2)北向きの部屋。「この猫を―にもいださず思ひかしづく/更級」
(3)北面(ホクメン)の武士のこと。「西面(ニシオモテ),―の者ども/宇治拾遺 12」
ほく-めん【北面】🔗⭐🔉
ほく-めん [0] 【北面】 (名)スル
(1)北方に面すること。
⇔南面
(2)〔中国で,臣下は北に面して天子に対面することから〕
臣下として主君に仕えること。
(3)「北面の武士」の略。また,北面の武士の伺候するところ。
ほくめん-の-ぶし【北面の武士】🔗⭐🔉
ほくめん-の-ぶし [6] 【北面の武士】
院の北面に詰めて近侍した武者。四位の者を上(シヨウ)北面,五位・六位の者を下(ゲ)北面と呼び,院の武力組織の中心。白河院のとき初めて設置。北面の者。きたおもて。
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