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広辞苑の検索結果 (4)
かんざん【寒山】🔗⭐🔉
かんざん【寒山】
唐代の僧。天台山の近くに拾得じっとくとともに住み、奇行が多く、豊干ぶかんに師事したと伝える。その詩は「寒山詩」中に収載。文殊の化身と称せられ、画題にされる。生没年未詳。→拾得。
⇒かんざん‐じっとく【寒山拾得】
かんざん‐じ【寒山寺】🔗⭐🔉
かんざん‐じ【寒山寺】
中国江蘇省蘇州市楓橋鎮にある寺。寒山が草庵を結んだ地に、希遷が元和(806〜820)年間に創建したという。唐の張継の「楓橋夜泊」の詩で有名。
かんざん‐じっとく【寒山拾得】🔗⭐🔉
かんざん‐じっとく【寒山拾得】
①(画題)寒山・拾得の飄逸な姿を組み合わせた中国・日本画の題材の一つ。鎌倉末期以後、漢画系諸派や狩野派の画家に好まれた。寒山は経巻を披ひらき、拾得は箒を持つ図様が多い。
②日本舞踊。長唄。坪内逍遥作詞。4世吉住小三郎・3世杵屋六四郎(稀音家浄観)作曲。寒山・拾得が絵から抜け出して踊る趣向。1911年(明治44)初演。
⇒かんざん【寒山】
かんざん‐ちく【寒山竹】🔗⭐🔉
かんざん‐ちく【寒山竹】
ササ(メダケ属)の一種。高さ7メートル、径5センチメートル。枝多く、上向き。葉は細長く鋭尖、強直。観賞用。
カンザンチク
撮影:関戸 勇

大辞林の検索結果 (5)
かん-ざん【寒山】🔗⭐🔉
かん-ざん [1] 【寒山】
冬の,草木の枯れたものさびしい山。
かんざん【寒山】🔗⭐🔉
かんざん 【寒山】
中国,唐代の伝説的な詩僧。拾得(ジツトク)とともに天台山国清寺に住し,その詩と称されるものが伝えられる。
かんざん-じっとく【寒山拾得】🔗⭐🔉
かんざん-じっとく 【寒山拾得】
寒山と拾得。二人とも詩禅一如の生活を送り,その挙動すこぶる奇矯であったという。後世,禅画の好題材となったほか,文芸・芸能の材ともなった。
かんざん-じ【寒山寺】🔗⭐🔉
かんざん-じ 【寒山寺】
中国,江蘇省蘇州市にある寺。唐の詩僧寒山が草庵を結んだのが起源という。唐の張継の詩「楓橋夜泊」の「月落烏啼霜満
天,江楓漁火対
愁眠
,姑蘇城外寒山寺,夜半鐘声到
客船
」によって有名。
寒山寺
[カラー図版]






かんざん-ちく【寒山竹】🔗⭐🔉
かんざん-ちく [3] 【寒山竹】
タケの一種。中国原産。高さ3〜5メートルで深緑色。稈の上部で分枝し,枝・葉ともに上向きにつく形を,「寒山拾得」の絵に描かれる箒に見立てて付いた名という。観賞用。
広辞苑+大辞林に「寒山」で始まるの検索結果。