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広辞苑の検索結果 (14)

き【柵・城】🔗🔉

柵・城】 敵を防ぐための構築物。垣や堀など。城塞。垂仁紀「稲を積みて―を作る」。播磨風土記「―を掘りし処は」

き‐か・う【柵養ふ】‥カフ🔗🔉

き‐か・う柵養ふ‥カフ 〔他四〕 未詳。囲いの中に飼うの意か。また、その意の名詞か。また、柵の役人の指揮に従う意、陸奥の国にあった地名とも。斉明紀「―・ふの蝦夷九人」

き‐の‐へ【柵戸】🔗🔉

き‐の‐へ柵戸】 古代、蝦夷えぞに備えるための城柵に付属させた民戸。屯田兵の一種。きへ。さくこ。

くべ【垣・柵】🔗🔉

くべ垣・柵】 (奈良時代にはクヘ)かき。さく。万葉集14「―越しに麦食む小馬の」

さく【柵】🔗🔉

さく】 ①角材または丸太をまばらに立てて貫ぬきを通し、土地の境界・区画などに設けるかこい。 柵 撮影:関戸 勇 ②木の柱を建て並べて、敵を防ぐために作ったとりで。古代、東北の辺境に設けられた城郭。→き(柵・城)。 ③しがらみ。

さく‐いたべい【柵板塀】🔗🔉

さく‐いたべい柵板塀】 柵の裏に板を張った塀。 柵板塀

さくじょう‐そしき【柵状組織】‥ジヤウ‥🔗🔉

さくじょう‐そしき柵状組織‥ジヤウ‥ 海綿状組織とともに葉肉を構成する重要な組織。柱状の細胞が密接してほとんど間隙をつくらずに並ぶ。葉の上面の表皮下にあり、葉緑体を含み、光合成を行う。

さく‐の‐き【柵の木】🔗🔉

さく‐の‐き柵の木(→)「さく(柵)」に同じ。

さく‐もん【柵門】🔗🔉

さく‐もん柵門】 城柵の入口の門。

さく‐やらい【柵矢来】🔗🔉

さく‐やらい柵矢来】 木の柵で作った矢来。

さく‐るい【柵塁】🔗🔉

さく‐るい柵塁】 木柵を立てて構えたとりで。

しがらみ【柵】🔗🔉

しがらみ】 ①水流を塞きとめるために杭くいを打ちならべて、これに竹や木を渡したもの。万葉集2「あすか川―渡しせかませば」 柵 ②転じて、柵さく。また、せきとめるもの。まといつくもの。源氏物語「袖の―せきあへぬまで」。「浮き世の―」

しがら・む【柵む】🔗🔉

しがら・む柵む】 〔他四〕 ①からみつける。古今和歌集「秋萩を―・みふせて鳴く鹿の」 ②しがらみを設けて水流を塞きとめる。狭衣物語2「涙川流るる跡はそれながら―・みとむる面影ぞなき」

[漢]柵🔗🔉

 字形 〔木部5画/9画/2684・3A74〕 〔音〕サク(漢) 〔訓〕しがらみ [意味] ①木や竹を編んで造った垣根(をめぐらしたとりで)。「柵をめぐらす」「柵塁・鉄柵・木柵」 ②しがらみ。流れをせきとめるために水中に①を仕掛けたもの。 ▷は異体字。

大辞林の検索結果 (15)

き【柵・城】🔗🔉

【柵・城】 堀や垣をめぐらして内外を限り,敵の攻撃を防ぐ建造物。とりで。「筑紫の国は敵(アタ)守るおさへの―そと/万葉 4331」

き-の-へ【柵の戸】🔗🔉

き-の-へ 【柵の戸】 古代,東北経営のために城柵(ジヨウサク)を設けてその中に土着させた民家。さくこ。

くえ【柵】🔗🔉

くえ クヘ 【柵】 柵(サク)。かき。「―越しに麦食(ハ)む小馬/万葉 3537」

くへ【柵】🔗🔉

くへ 【柵】 ⇒くえ(柵)

さく【柵】🔗🔉

さく [2] 【柵】 (1)木や竹を一定の間をおいて立て,それに横木をとりつけて,人や動物が勝手に出入りできないようにした垣。 (2)とりで。

さく-いたべい【柵板塀】🔗🔉

さく-いたべい [4] 【柵板塀】 柵の裏に板を張った塀。

さく-こ【柵戸】🔗🔉

さく-こ [0][1] 【柵戸】 奈良時代,辺境の開拓・経営と防備のために移住させられた戸。きのへ。きべ。

さく-し【柵址】🔗🔉

さく-し [0][1] 【柵址】 古代の城柵の遺跡。柵跡。

さくじょう-そしき【柵状組織】🔗🔉

さくじょう-そしき サクジヤウ― [5] 【柵状組織】 同化組織の一。葉の表皮の下にあって,細長い細胞が密に一〜数層縦に配列する。その下の海綿状組織とともに葉肉を構成する。細胞内に葉緑体を多く含み,光合成を行う。 →海綿状組織

さく-もん【柵門】🔗🔉

さく-もん [0] 【柵門】 城柵の門。

さく-やらい【柵矢来】🔗🔉

さく-やらい [3] 【柵矢来】 木を粗く組んで作った囲い。

しがらみ【柵・🔗🔉

しがらみ [0] 【柵・】 (1)水の勢いを弱めるため,川の中に杭(クイ)を一定の距離に打ち並べ,柴(シバ)や竹などをからみつけたもの。「明日香川―渡し塞(セ)かませば/万葉 197」 (2)まとわりついて,引き止めるもの。関係を絶ちがたいもの。「恋の―」「浮き世の―」

しがら・む【柵む・む】🔗🔉

しがら・む 【柵む・む】 (動マ四) (1)からみつく。「友禅メリンスの袖口の―・む繊弱(キヤシヤ)な手を突き/其面影(四迷)」 (2)からみつける。「秋萩を―・み伏せて鳴く鹿の/古今(秋上)」 (3)柵(シガラミ){(1)}を作る。「涙河流るる跡はそれながら―・みとむる面影ぞなき/狭衣 2」

やなはら【柵原】🔗🔉

やなはら 【柵原】 岡山県東部,久米郡の町。吉井川中流,吉備高原に位置する。硫化鉄を産する柵原鉱山がある。

さく【柵】(和英)🔗🔉

さく【柵】 a fence;→英和 a stockade;→英和 palings.〜を作る fence round.〜で囲う enclose with a palisade.→英和

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