複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (5)

ほとど【殆ど】🔗🔉

ほとど殆ど】 〔副〕 「ほとほと」の転。枕草子23「―つぎ目もはなちつべし」

ほと‐ほと【殆・幾】🔗🔉

ほと‐ほと殆・幾】 〔副〕 ①今少しで。すんでのことで。万葉集8「見せず―散らしつるかも」 ②大体。ほとんど。源氏物語東屋「声など―うちゆがみぬべく」 ③非常に。本当に。「―困った」「―あきれた」

ほと‐ほと・し【殆し・幾し】🔗🔉

ほと‐ほと・し殆し・幾し】 〔形シク〕 ①ほとんど…しそうだ。すんでのところで…である。万葉集7「神の祝はふりが鎮斎いつく杉原薪伐り―・しくに手斧取らえぬ」。土佐日記「漕げども漕げどもしりへしぞきにしぞきて―・しくうちはめつべし」 ②もう少しで死にそうである。宇治拾遺物語7「―・しきさまに見ゆれば誠に騒ぎまどひて」 ③きわめて危うい。源氏物語「かぞへの頭かみが―・しかりけむ」

ほとんど【殆ど・幾ど】🔗🔉

ほとんど殆ど・幾ど】 〔名・副〕 (ホトホトの転) ①大方。大略。「―が賛成だ」「雨は―止んでいる」 ②今少しで。すんでのことで。「―轢かれるところだった」

[漢]殆🔗🔉

 字形 〔歹部5画/9画/4356・4B58〕 〔音〕タイ(漢) 〔訓〕あやうい・ほとんど [意味] ①あやうい。危険がせまっている。「危殆」「知彼知己百戦不殆=彼を知り己を知らば百戦あやうからず」〔孫子〕 ②ほとんど。…にちかい。「殆不可復=殆ほとんど復すべからず」〔孟子〕

大辞林の検索結果 (4)

ほと-ほと【殆・幾】🔗🔉

ほと-ほと [0][3] 【殆・幾】 (副) (1)たいへん。まったくもう。多く,嫌な思いをしたり,困りはてたりした時にいう。「―困りはてた」「―愛想がつきた」 (2)ほとんど。だいたい。「―古きにもたちまさりてや侍らむ/増鏡(おどろの下)」 (3)もう少しのところで。すんでのことに。「帰り来(ケ)る人来たれりと言ひしかば―死にき君かと思ひて/万葉 3772」

ほとほと・し【殆し・幾し】🔗🔉

ほとほと・し 【殆し・幾し】 (形シク) (1)もう少しでそうなるところである。すんでのことで…しそうだ。「ゆくりなく風吹きて,漕げども漕げども,後(シリ)へしぞきにしぞきて,―・しくうちはめつべし/土左」 (2)危険がさし迫っている。無事に済みそうもない。「かぞへの頭(カミ)が―・しかりけむなどぞ,かの監がゆゆしさを思しなすらへ給ふ/源氏(蛍)」 (3)生命があぶない。危篤である。「―・しきさまに見ゆれば,誠にさわぎまどひて/宇治拾遺 7」

ほとんど【殆ど】🔗🔉

ほとんど [2] 【殆ど】 ■一■ (副) 〔「ほとほと」の転〕 (1)すべてといっていいくらい。だいたい。おおよそ。あらかた。「―出来上がっている」「―終わりました」 (2)もう少しのところで。すんでのことに。「―成功するかにみえた」 (3)切実であるさま。全く。非常に。本当に。「―当惑して居た処へ/婦系図(鏡花)」 ■二■ (名) 大部分。「会員の―が賛成だ」「―の人が参加した」

ほとんど【殆ど】(和英)🔗🔉

ほとんど【殆ど】 (1) almost;→英和 nearly.→英和 (2)[殆ど…ない]hardly;→英和 scarcely.→英和 〜見込みがない There is little hope.

広辞苑+大辞林で始まるの検索結果。