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広辞苑の検索結果 (11)
かっ‐せい【活性】クワツ‥🔗⭐🔉
かっ‐せい【活性】クワツ‥
①物質のある機能が活発であること。反応性が高いこと。ある種の変化または効果をもたらす能力をもつこと。
②いきいきとした性質。
⇒かっせい‐アルミナ【活性アルミナ】
⇒かっせい‐おでい【活性汚泥】
⇒かっせい‐おでい‐ほう【活性汚泥法】
⇒かっせい‐か【活性化】
⇒かっせいか‐エネルギー【活性化エネルギー】
⇒かっせい‐ざい【活性剤】
⇒かっせい‐さくたい【活性錯体】
⇒かっせい‐さんそ【活性酸素】
⇒かっせい‐たん【活性炭】
⇒かっせい‐ちゅうしん【活性中心】
かっせい‐アルミナ【活性アルミナ】クワツ‥🔗⭐🔉
かっせい‐アルミナ【活性アルミナ】クワツ‥
吸着能力の大きいアルミナ微粉末。気体や液体から水分などを吸着除去するのに使い、またクロマトグラフィーの固定相に利用する。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐おでい【活性汚泥】クワツ‥ヲ‥🔗⭐🔉
かっせい‐おでい【活性汚泥】クワツ‥ヲ‥
下水など有機物を含む排水の処理の過程で生じる汚泥。その中の微生物が水中の有機物や無機物を分解するのを処理に利用。活性スラッジ。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐おでい‐ほう【活性汚泥法】クワツ‥ヲ‥ハフ🔗⭐🔉
かっせい‐おでい‐ほう【活性汚泥法】クワツ‥ヲ‥ハフ
水に溶けた有機物の処理方法の一つ。下水の二次処理や工場の排水処理に広く使われる。活性汚泥中の微生物の働きを利用する。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐か【活性化】クワツ‥クワ🔗⭐🔉
かっせい‐か【活性化】クワツ‥クワ
沈滞していた機能が活発に働くようになること。また、そのようにすること。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせいか‐エネルギー【活性化エネルギー】クワツ‥クワ‥🔗⭐🔉
かっせいか‐エネルギー【活性化エネルギー】クワツ‥クワ‥
化学反応が進行して最初の状態から最後の状態に移る時、途中でエネルギーの最も高い状態を通過する。この状態のエネルギーと最初の状態のエネルギーとの差を活性化エネルギーという。活性化エネルギーが大きいほど反応速度は遅い。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐ざい【活性剤】クワツ‥🔗⭐🔉
かっせい‐ざい【活性剤】クワツ‥
触媒・酵素・燐光体などに添加して、目標とする機能を増大する物質。活性化剤。賦活剤。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐さくたい【活性錯体】クワツ‥🔗⭐🔉
かっせい‐さくたい【活性錯体】クワツ‥
化学反応の途中で生じるエネルギーの最も高い状態にある物質。活性錯合体。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐さんそ【活性酸素】クワツ‥🔗⭐🔉
かっせい‐さんそ【活性酸素】クワツ‥
通常の酸素に比べていちじるしく化学反応を起こしやすい酸素。一重項酸素・超酸化物イオン(スーパーオキシド‐イオン)の類。生体内で有害な過酸化脂質生成に関与する。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐たん【活性炭】クワツ‥🔗⭐🔉
かっせい‐たん【活性炭】クワツ‥
吸着性の強い炭素質の物質。粉状または粒状。用途は吸着剤として防毒マスク、ガスまたは液体の精製、溶液の脱色、触媒担体など。
⇒かっ‐せい【活性】
かっせい‐ちゅうしん【活性中心】クワツ‥🔗⭐🔉
かっせい‐ちゅうしん【活性中心】クワツ‥
触媒作用を示す個体表面上の特定の部分。酵素の蛋白質分子の場合は活性部位ともいい、基質が結合して触媒作用を受ける酵素上の特定の部分。
⇒かっ‐せい【活性】
大辞林の検索結果 (13)
かっせい-アルミナ【活性―】🔗⭐🔉
かっせい-アルミナ クワツ― [5] 【活性―】
吸着能力の大きい非結晶性のアルミナ。気体・有機溶媒中からの水分の除去やクロマトグラフィーに用いる。
かっせい-おでい【活性汚泥】🔗⭐🔉
かっせい-おでい クワツ―ヲ― [5] 【活性汚泥】
下水や廃水中に生じる,細菌などの微生物からなる汚泥。水中の有機物質や無機物質を酸化あるいは還元し,分解する能力をもつ。下水・廃水処理に利用。活性スラッジ。
かっせい-おでい-ほう【活性汚泥法】🔗⭐🔉
かっせい-おでい-ほう クワツ―ヲデイハフ [0] 【活性汚泥法】
下水・排水に空気を吹き込んで活性汚泥を発生させ,これを利用して,水中の有機物を分解し,浄化する方法。大都市の下水処理に広く用いられている。
かっせい-か【活性化】🔗⭐🔉
かっせい-か クワツ―クワ [0] 【活性化】 (名)スル
(1)物質の反応性が高まること。(ア)原子や分子が光・熱などのエネルギーを得て高いエネルギー状態になること。(イ)触媒が表面状態の変化や他の微量物質の添加により,その作用を著しく高めること。(ウ)酵素作用をもたない酵素前駆体が酵素作用をもつ酵素に変わること。
(2)社会・組織などを活発にすること。「社内の―を図る」
かっせい-か-エネルギー【活性化―】🔗⭐🔉
かっせい-か-エネルギー クワツ―クワ― [7] 【活性化―】
化学反応が進行するために反応物に必要な最小のエネルギー。反応物の分子のうち,活性化エネルギーよりも大きいエネルギーをもったものだけが,原子間の結合の組み換えをし,生成物の分子に変わることができる。化学反応だけでなく,輸送現象についても用いられる。
かっせい-か-ざい【活性化剤】🔗⭐🔉
かっせい-か-ざい クワツ―クワ― [5][0] 【活性化剤】
(1)少量加えることによって,触媒の作用を増大させる物質。助触媒。促進剤。
(2)酵素活性をもたない酵素前駆体に作用して,酵素活性をもつようにさせる物質。賦活剤。賦活物質。
かっせい-か-じょうたい【活性化状態】🔗⭐🔉
かっせい-か-じょうたい クワツ―クワジヤウタイ [6] 【活性化状態】
化学反応の際に,反応物の分子が生成物の分子に移り変わる途中で通過する,エネルギーの高い状態。活性状態,遷移状態ともいう。
かっせい-さくたい【活性錯体】🔗⭐🔉
かっせい-さくたい クワツ― [5] 【活性錯体】
化学反応の際に,活性化状態となって存在すると考えられる不安定な一種の複合分子。活性錯合体,活性複合体ともいう。
かっせい-さんそ【活性酸素】🔗⭐🔉
かっせい-さんそ クワツ― [5] 【活性酸素】
原子状態の酸素や電子状態が不安定な酸素分子。生体内では白血球の殺菌作用など多くの生理現象に関与する。細胞を直接的あるいは間接的に傷つけ,老化の一因をつくる。
かっせい-たん【活性炭】🔗⭐🔉
かっせい-たん クワツ― [0] 【活性炭】
気体や色素の分子などに対して特に高い吸着能力を示す炭素質の粒状または粉状物質。ヤシ炭・褐炭・泥炭などを原料とする。脱臭・脱色剤,ガスや溶液の精製,ガスマスク用など用途は広い。
かっせい-ちゅうしん【活性中心】🔗⭐🔉
かっせい-ちゅうしん クワツ― [5] 【活性中心】
固体触媒の表面にあって,反応物質が触媒作用を受ける特定の部位。また,特に,酵素分子中で,基質が結合して触媒作用を受ける特定の部位。活性部位。
広辞苑+大辞林に「活性」で始まるの検索結果。