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広辞苑の検索結果 (13)

し‐れい【砥礪】🔗🔉

し‐れい砥礪】 (「砥」は細石、「礪」は黒石の意) ①といし。 ②とぎみがくこと。品性・学問などを修養すること。砥磨。

と【砥】🔗🔉

】 砥石といし。「荒―」 ⇒砥の如し

と‐いし【砥石】🔗🔉

と‐いし砥石】 刃物・石材などを研ぎ磨く石。質によって荒砥・中砥・仕上砥の別がある。砂岩・粘板岩などの天然砥石と、金剛砂などを固めて作る人造砥石がある。砥。砥礪しれい。 砥石(左から荒砥、中砥、仕上砥) 提供:竹中大工道具館 ⇒といし‐ぐるま【砥石車】

といし‐ぐるま【砥石車】🔗🔉

といし‐ぐるま砥石車】 研削盤の回転軸に取りつけて工作物を研削する砥石。 ⇒と‐いし【砥石】

とが‐じんじゃ【砥鹿神社】🔗🔉

とが‐じんじゃ砥鹿神社】 愛知県豊川市一宮町にある元国幣小社。祭神は大己貴神おおなむちのかみ。三河国一の宮。

とくさ【木賊】🔗🔉

とくさ木賊】 (砥草とくさの意)トクサ科の常緑シダ植物。根茎は横走し、地上茎は高さ約50センチメートル、円筒形で分枝しない。葉は小さく黒褐色で節に輪生し、集まって鞘さやを形成する。子嚢穂は土筆つくしに似、茎の先端に1個をつける。茎はケイ酸を含み堅く、茎の充実している秋に刈り、物を砥ぎ磨くのに用いる。〈[季]秋〉。〈倭名類聚鈔15〉 とくさ トクサ 撮影:関戸 勇 ⇒とくさ‐いた【木賊板】 ⇒とくさ‐いろ【木賊色】 ⇒とくさ‐ぶき【木賊葺き】

と‐くそ【砥糞】🔗🔉

と‐くそ砥糞】 刃物をといだとき砥石にたまる、あかのようなもの。

ととり‐やま【砥取山】🔗🔉

ととり‐やま砥取山】 京都市西部高雄の付近にあり、古く砥石の産地であった山。

と‐の‐こ【砥の粉】🔗🔉

と‐の‐こ砥の粉】 砥石といしを削って作った粉末。また、黄土を焼いて作った粉末。刀などを磨き、また、板・柱などの色づけ、漆器の塗下地用とし、あるいは白粉と混ぜて舞台化粧に用いる。

○砥の如しとのごとし🔗🔉

○砥の如しとのごとし [詩経小雅、大東「周道砥の如く、其の直きこと矢の如し」]道路などが砥石のように平坦なことにいう。 ⇒と【砥】

と‐の‐ちゃ【礪茶・砥茶】🔗🔉

と‐の‐ちゃ礪茶・砥茶】 江戸時代の染色の名。赤黒い色の勝った茶色。 ⇒とのちゃ‐こもん【礪茶小紋】

とべ‐やき【砥部焼】🔗🔉

とべ‐やき砥部焼】 愛媛県伊予郡砥部町で作られる陶磁器。江戸中期頃から陶器を焼いたが、大洲おおず藩主加藤泰候やすときの命を受け、1777年(安永6)以降、磁器も産出。白磁は青白色を帯びるのが特色。

[漢]砥🔗🔉

 字形 〔石部5画/10画/3754・4556〕 〔音〕シ(呉)(漢) 〔訓〕と [意味] ①といし。「砥石しせき・といし・砥礪しれい」▶きめの細かいのを「砥」、粗いのを「礪」という。 ②みがく。とぐ。「砥磨」

大辞林の検索結果 (13)

し-れい【砥礪】🔗🔉

し-れい [0][1] 【砥礪】 (名)スル (1)といし。 (2)学問・修養などを高めようと努力すること。とぎみがくこと。「富貴福沢の人の品行を―するは/西国立志編(正直)」

てい-れい【砥礪】🔗🔉

てい-れい [0] 【砥礪】 ⇒しれい(砥礪)

と【砥】🔗🔉

[1] 【砥】 砥石(トイシ)。

と=の如(ゴト)し🔗🔉

――の如(ゴト)し 〔詩経(小雅,大東)〕 道路などが砥石のように平坦であることにいう。

と-いし【砥石】🔗🔉

と-いし [0] 【砥石】 石材などを磨いたり,刃物をとぐための石。荒砥(アラト)・中砥・仕上げ砥の別があり,荒砥には砂岩,中砥には粘板岩・石英粗面岩,仕上げ砥にはケイ質粘板岩などが多く使われる。

といし-ぐるま【砥石車】🔗🔉

といし-ぐるま [4] 【砥石車】 円盤形の砥石で,回転させて工作物の研削に用いるもの。回転砥。

と-くさ【木賊・砥草】🔗🔉

と-くさ [0][3] 【木賊・砥草】 トクサ目の常緑性シダ植物。山中の湿地に自生。観賞用に庭園などに植える。茎は叢生し,硬く中空で節があり,高さ70センチメートル内外。表面は深緑色で縦溝があってざらつき,節には黒色の鞘(サヤ)がつく。夏,茎頂に卵状楕円形の胞子嚢穂(ホウシノウスイ)をつける。茎をゆでて乾燥させたものを木製器具や角・骨を磨くのに用いる。 木賊 [図]

と-くそ【砥糞】🔗🔉

と-くそ [0] 【砥糞】 砥石で物を研いだ時に出る泥状のもの。

と-の-こ【砥粉】🔗🔉

と-の-こ [0][3] 【砥粉】 粘土(黄土)を焼いて粉にしたもの。また,砥石を山から切り出す時に出る石の粉末。刀剣を磨いたり,木材の色付け・塗装下地・目止めに用いたり,漆器の漆下地の原料として用いる。

とべ【砥部】🔗🔉

とべ 【砥部】 愛媛県中央部,伊予郡の町。松山市に隣接。砥部川流域を占め,河畔に中央構造線の砥部衝上断層が露出。柑橘(カンキツ)類の栽培が盛ん。砥部焼で知られる。

とべ-やき【砥部焼】🔗🔉

とべ-やき [0] 【砥部焼】 愛媛県松山市の郊外で産する磁器。1775年,大洲藩主加藤侯が家臣加藤三郎兵衛に諮り,有田から陶工を招いて砥部村字五本松で開窯。

といし【砥石】(和英)🔗🔉

といし【砥石】 a whetstone;→英和 a grindstone (円い);→英和 a hone (かみそり用).→英和

とのこ【砥の粉】(和英)🔗🔉

とのこ【砥の粉】 polishing powder.

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