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さい‐づか【采柄】🔗🔉

さい‐づか采柄】 采配1の柄。 ⇒采柄を握る

○采柄を握るさいづかをにぎる🔗🔉

○采柄を握るさいづかをにぎる 指図をする。指揮する。采配を振る。 ⇒さい‐づか【采柄】 さい‐つ‐ころ先つ頃】 (サキツコロの音便)さきごろ。先日。源氏物語若紫「―まかり下りて侍りしついでに」 さい‐づち才槌・木槌】 小型の木の槌。胴の部分がふくれた形をしている。番匠槌。〈倭名類聚鈔15⇒さいづち‐あたま【才槌頭】 さいづち‐あたま才槌頭】 後頭・前頭のつき出て、木槌の頭部のような形をした頭。さいづちがしら。 ⇒さい‐づち【才槌・木槌】 さい‐つ‐とし先つ年】 (サキツトシの音便)先年。 さい‐で割出】 (サキデの音便) ①布帛のきれはし。たちはずし。小切れ。枕草子30「―の押しへされて、草子の中などにありける見つけたる」 ②漆を拭う布切れ。(嬉遊笑覧) さい‐てい再訂】 書物などの文字・文章の誤りなどを再び訂正すること。 さい‐てい最低】 最も低いこと。最下。「―気温」「―の成績」「人の悪口をいうなんて―だ」↔最高。 ⇒さいてい‐おんどけい【最低温度計】 ⇒さいてい‐けつあつ【最低血圧】 ⇒さいてい‐げん【最低限】 ⇒さいてい‐せいかつひ【最低生活費】 ⇒さいてい‐ちんぎん‐せい【最低賃金制】 さい‐てい裁定】 当否を判断して決定すること。さばくこと。→仲裁⇒さいてい‐かわせそうば【裁定為替相場】 ⇒さいてい‐とりひき【裁定取引】 ざい‐てい在廷】 ①朝廷に仕えていること。在朝。 ②法廷に出頭していること。 ⇒ざいてい‐しょうにん【在廷証人】 さいてい‐おんどけい最低温度計‥ヲン‥ 一定時間内の最低温度を示すように工夫された温度計。 ⇒さい‐てい【最低】 さい‐ていかい蔡廷鍇】 (Cai Tingkai)中国の軍人。1932年上海事変に十九路軍を指揮。人民共和国政府に参加。中国国民党革命委員会副主席。(1892〜1968) さいてい‐かわせそうば裁定為替相場‥カハセサウ‥ クロス‐レートを用いて基準為替相場から間接的に算出される為替相場。 ⇒さい‐てい【裁定】 さいてい‐けつあつ最低血圧】 心臓拡張期の血圧。青年男性で平均値は水銀柱80ミリメートル。血流の末梢抵抗を反映する。 ⇒さい‐てい【最低】 さいてい‐げん最低限】 それ以上は低くしたり質を落としたりできない限度。「―の生活」「―これだけは守ってほしい」 ⇒さい‐てい【最低】 ざいてい‐しょうにん在廷証人】 〔法〕裁判所構内にいるために、召喚手続なしに尋問することのできる証人。 ⇒ざい‐てい【在廷】 さいてい‐せいかつひ最低生活費‥クワツ‥ ある社会において最低限度の生活を維持していくために必要とされる費用。 ⇒さい‐てい【最低】 さいてい‐ちんぎん‐せい最低賃金制】 労働者の賃金の最低限度を法定し、使用者はそれ以下で労働者を雇用してはならないとする制度。1959年制定の日本の最低賃金法は業種別・地域別。 ⇒さい‐てい【最低】 さいてい‐とりひき裁定取引】 (arbitrage)市場間や現物・先物さきもの間などの価格差を利用して利益を得る目的で行う取引。鞘取り。→プログラム売買 ⇒さい‐てい【裁定】 サイディングsiding】 建物の外壁に張る仕上げ板材のこと。ふつうセメント製や金属製のものをいう。 さい‐てがた再手形】 為替手形が支払を拒絶された時、所持人が手形義務者に宛てて償還金額を限度としてさらに振り出す手形。多くは外国宛為替手形の支払が拒絶された場合に振り出される。 さい‐てき最適】 最も適していること。「彼に―の役」「行楽に―なシーズン」 ⇒さいてき‐か【最適化】 ⇒さいてき‐つうかけん【最適通貨圏】 さいてき‐か最適化‥クワ (optimize)特定の目的に最適の計画・システムを設計すること。プログラムを特定の目的に最も効率的なように生成すること。 ⇒さい‐てき【最適】 さいてき‐つうかけん最適通貨圏‥クワ‥ (optimum currency area)国・地域ごとに個別の通貨を使用するより、共通の単一通貨を使用した方が望ましい経済圏。 ⇒さい‐てき【最適】 ざい‐テク財テク】 財務テクノロジーの略。企業や個人が金融商品や不動産に投資するなどして、資金の効率的な運用を図ること。 さい‐てつ衰絰】 [左伝僖公6年](「衰」は胸の前に着け、「絰」は首と腰とに着ける麻)中国で、喪中に着る衣服。 さいで‐らん再出卵】 翌春に発生すべき蚕の越年卵のうち、不時に発生する卵。産卵後15日頃から随時見られる。 ザイデル‐の‐ごしゅうさザイデルの五収差‥シウ‥ 〔理〕レンズに現れる球面収差を、オーストリアの数学者ザイデル(L. Seidel1821〜1896)が五つに分類して特徴づけたもの。狭義の球面収差、非点収差、コマ、像のゆがみ、像面の湾曲をいう。 さい‐てん再転】 一度転じた物事が、さらにまた転ずること。「―三転」 さい‐てん西天】 ①西の空。 ②〔仏〕西方さいほう浄土。 ③西方にある天竺てんじくの称。宇治拾遺物語15「仏法を伝へんために遥に―より来り渡れるなり」 さい‐てん采椽】 山から伐り出したままの材を用いたたるき。 さい‐てん採点】 点数をつけて成績の優劣を表すこと。「試験を―する」 さい‐てん祭天】 天を祭ること。 さい‐てん祭典】 祭りの儀式。祭礼。また単に、祭り。盛大な行事。「―を行う」「若人の―」 さい‐てん祭奠】 祭祀の供物。 さい‐でん祭殿】 祭祀を行う殿舎。 さい‐でん斎田】 神に供える米を栽培する田。御供田ごくうでん。神饌田。いつきた。 さい‐でん斎殿】 神仏を祭る殿舎。 ざい‐てん在天】 天上にあること。「―の霊」 さいと西都】 宮崎県中部の市。日向国府の所在地。市街地西方に西都原さいとばる古墳群がある。人口3万4千。 サイト (「一覧払」を表すat sightから)手形などの振出日から満期日までの期間。決済期限。 サイトsite】 ①用地。敷地。「キャンプ‐―」 ②〔電〕インターネットにおいて、特定の情報を蓄積しているコンピューターまたはそのコンピューターを含むシステム全体。「ウェブ‐―」 ⇒サイト‐マップ【site map】 ⇒サイト‐ライセンス【site license】 さい‐ど才度】 才知と器量。才能と人柄。 さい‐ど再度】 ふたたび。2度。両度。「―の挑戦」「―警告する」 さい‐ど西土】 西方さいほう浄土。極楽。 さい‐ど妻孥】 (「孥」は子、または妻子の意)妻と子。家族。眷族けんぞくさい‐ど砕土】 播種はしゅや苗の移植のために圃場ほじょうの土を砕く作業。ロータリーやハローを使う。 さい‐ど彩度】 色のあざやかさ、純粋さの程度。それぞれの色について、白・灰・黒色の混ざっている度合。これらが混ざらないほど、その色はあざやかになる。純度。飽和度。→色いろ さい‐ど済度】 仏・菩薩が苦海にある衆生しゅじょうを済すくい出して涅槃ねはんに度わたらせること。法を説いて人々を迷いから解放し悟りを開かせること。 さい‐ど細土】 〔農〕礫を除いた後の直径2ミリメートル以下の土粒。細土はさらに粘土・シルト・砂に分画する。 サイドside】 ①横。側がわ。脇。側面。「プール‐―」 ②競技で、敵味方それぞれの陣地。 ③相対するものの一方。「住民―の反発」 ④「副次的」「補助的」の意。「―‐ジョブ」 ⇒サイド‐アウト【side out】 ⇒サイド‐アタック ⇒サイド‐カー【sidecar】 ⇒サイド‐ステップ【side step】 ⇒サイド‐ストローク【sidestroke】 ⇒サイド‐スラスター【side-thruster】 ⇒サイド‐スロー ⇒サイド‐テーブル【side table】 ⇒サイド‐ドラム【side-drum】 ⇒サイド‐トロール ⇒サイド‐ビジネス ⇒サイド‐ブック ⇒サイド‐ブレーキ ⇒サイド‐ベンツ【side vents】 ⇒サイド‐ボード【sideboard】 ⇒サイド‐ポール【side pole】 ⇒サイド‐ミラー ⇒サイド‐ライト【sidelight】 ⇒サイド‐ライン【sideline】 ⇒サイド‐リーダー ⇒サイド‐ワーク ⇒サイド‐ワインダー【sidewinder】 サイド‐アウトside out】 ①テニスなどで、ボールがサイド‐ラインの外へ出ること。 ②バレー‐ボールで、サーブ側のチームが得点できなかった場合、サーブを相手側に譲ること。 ⇒サイド【side】 サイド‐アタック (和製語side attack)サッカー・ラグビーなどで、相手の側面から攻めること。ラグビーでは、スクラム・ラック・モールからボールを受け、その脇をついて攻める戦法。 ⇒サイド【side】 さい‐とう西島‥タウ 京都の西部にある島原遊郭の異称。西郭さいかくさい‐とう西塔‥タフ ①寺院内の東西両塔のうち、西にあるもの。 ②東塔・横川よかわとともに比叡山延暦寺の三塔の一つ。釈迦堂(転法輪堂)・相輪橖そうりんとう・法華堂・椿堂・常行堂の総称で、宝幢ほうとう院ともいう。 さい‐とう采頭】 武具の指物さしものの一種。竿の頭に采配の総ふさのようなものをつけて垂らしたもの。 さい‐とう柴灯・斎灯】 神仏の灯明とうみょうとして焚く柴火しばび。古今著聞集1「熊野に盲の者、―を焚きて眼の明らかならん事を祈るありけり」 さい‐とう彩陶‥タウ 彩色文様のある土器。特に中国の先史・原史時代のものをいい、甘粛・河南・山西の仰韶ぎょうしょう文化期の遺跡の出土品が代表的。→彩文さいもん土器 さい‐とう菜豆】 インゲンマメの別称。 さいとう斎藤】 姓氏の一つ。 ⇒さいとう‐げっしん【斎藤月岑】 ⇒さいとう‐さねもり【斎藤実盛】 ⇒さいとう‐せつどう【斎藤拙堂】 ⇒さいとう‐たかお【斎藤隆夫】 ⇒さいとう‐たけし【斎藤勇】 ⇒さいとう‐ちくどう【斎藤竹堂】 ⇒さいとう‐どうさん【斎藤道三】 ⇒さいとう‐とくげん【斎藤徳元】 ⇒さいとう‐ひこまろ【斎藤彦麿】 ⇒さいとう‐ひでお【斎藤秀雄】 ⇒さいとう‐ひでさぶろう【斎藤秀三郎】 ⇒さいとう‐ふみ【斎藤史】 ⇒さいとう‐まこと【斎藤実】 ⇒さいとう‐もきち【斎藤茂吉】 ⇒さいとう‐やくろう【斎藤弥九郎】 ⇒さいとう‐よししげ【斎藤義重】 ⇒さいとう‐りょくう【斎藤緑雨】 さい‐どう西堂‥ダウ 〔仏〕 ⇒せいどう さい‐どう斎堂‥ダウ 禅寺の食堂。 ざい‐とう財投】 財政投融資の略。 ⇒ざいとう‐きかん‐さい【財投機関債】 ⇒ざいとう‐さい【財投債】 ざいとう‐きかん‐さい財投機関債‥クワン‥ 財政投融資の対象機関が市場で発行する債券。2001年より、それらの機関は財投債による間接的な資金調達のほかに、この債券によって自ら資金を調達。 ⇒ざい‐とう【財投】 さいとう‐げっしん斎藤月岑】 幕末の著述家。名は幸成。江戸神田雉子町の草分け名主。和漢の学を修め、博覧強記で、「武江年表」「東都歳事記」「声曲類纂」など著述が多い。「江戸名所図会」は祖父幸雄が撰し、父幸孝が補修、月岑が校刊した。(1804〜1878) →文献資料[江戸名所図会] ⇒さいとう【斎藤】 ざいとう‐さい財投債】 財政融資資金特別会計国債の略。財政投融資の対象機関は、資金運用部の資金を借り入れていたが、2001年より財投機関債による自主調達のほかに、この国債によって特別会計が調達した資金を借り入れている。 ⇒ざい‐とう【財投】 さいとう‐さねもり斎藤実盛】 平安末期の武士。もと在原氏、後に藤原氏。代々越前に住んだが、武蔵国長井に移り、初め源為義・義朝に、のち平宗盛に仕えた。平維盛に従って源義仲と戦った折、鬚髪を黒く染めて奮戦し、手塚光盛に討たれたという。( 〜1183)→実盛⇒さいとう【斎藤】 さいどう‐し採銅使】 古代、銅の採掘のために派遣された使。 さいとう‐せつどう斎藤拙堂‥ダウ 江戸後期の儒学者。名は正謙。津藩儒。昌平黌しょうへいこうに入り、古賀精里に学び、藩校有造館の督学となる。詩文に秀で、また実用の学を尊び、種痘を藩内で実施させた。著「拙堂文集」「月瀬記勝」「拙堂文話」など。(1797〜1865) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐たかお斎藤隆夫‥ヲ 政治家。兵庫県生れ。イェール大学に学ぶ。弁護士から政界に入る。民政党に属し、二‐二六事件直後に粛軍演説で陸軍を批判、1940年日中戦争処理に関する質問演説のため議員除名。第二次大戦後、進歩党の結成に当たる。(1870〜1949) →資料:議会質疑[斎藤隆夫議会質疑] ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐たけし斎藤勇】 英文学者。福島県生れ。東大教授。国際基督教大学の創立に参画。著「英詩概論」「イギリス文学史」。(1887〜1982) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐ちくどう斎藤竹堂‥ダウ 江戸後期の儒学者。陸奥の人。仙台藩校養賢堂に学び、後に昌平黌しょうへいこうに入り、その舎長となる。江戸で私塾を開き、歴史や時事を論じた。著「鴉片始末あへんしまつ」「竹堂文鈔」など。(1815〜1852) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐どうさん斎藤道三‥ダウ‥ 室町末期の武将。長井新九郎、斎藤利政と称。もと山城の油商人で、美濃に往来し、守護土岐氏にとり入った(これは道三の父という説が有力)が、1552年(天文21)土岐氏を追放して美濃国を領し、織田信秀と結び、信長を女婿とする。子義竜と戦って敗死。(1494〜1556) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐とくげん斎藤徳元】 江戸初期の俳人。岐阜城主織田秀信の臣。名は元信。別号、帆亭。関ヶ原の戦に敗れ、江戸に出て連歌を業とし、俳諧に遊んだ。著「誹諧初学抄」のほか、仮名草子「尤之双紙もっとものそうし」など。(1559〜1647) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐ばらい道祖土払‥バラヒ (→)道祖土焼さいとやきに同じ。 さいとう‐ひこまろ斎藤彦麿】 江戸後期の国学者。石見浜田藩に仕え、江戸に住む。賀茂季鷹・伊勢貞丈に学ぶ。著「勢語図説抄」「蓬蕽集」など。(1768〜1854) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐ひでお斎藤秀雄‥ヲ チェロ奏者・指揮者・音楽教育者。秀三郎の子。ドイツに留学。1948年、「子供のための音楽教室」を設立。桐朋学園大学へと発展後も教授を務め、多くの指揮者・演奏家を育てた。著「指揮法教程」。(1902〜1974) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐ひでさぶろう斎藤秀三郎‥ラウ 英語学者。仙台の人。正則英語学校を創立。英和・和英辞書を編集。著「熟語本位英和中辞典」など。(1866〜1929) ⇒さいとう【斎藤】 さいどう‐ふう砕動風】 (世阿弥の用語)能の鬼の風体。形は鬼だが心は人である役で、身心に力を入れず、こまかに身を動かして所作をする。それに対し力動風りきどうふうは、形も心も鬼で力一杯に身を動かす。 さいとう‐ふみ斎藤史】 歌人。東京生れ。モダニズムから出発し、力強い語と主題を有する独自の歌風を築く。歌集「魚歌」「ひたくれなゐ」など。(1909〜2002) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐まこと斎藤実】 軍人・政治家。海軍大将。岩手、水沢藩士の子。海相・朝鮮総督・首相・内大臣を歴任。二‐二六事件で青年将校により殺害される。子爵。(1858〜1936) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐もきち斎藤茂吉】 歌人・精神科医。山形県生れ。東大医科出身。伊藤左千夫に師事、雑誌「アララギ」を編集。長崎医専教授としてドイツなどに留学、のち青山脳病院長。作歌1万7000余、「赤光しゃっこう」以下「つきかげ」に至る歌集17冊のほか、「柿本人麿」をはじめ評論・随筆も多い。文化勲章。(1882〜1953) 斎藤茂吉 撮影:田村 茂 →作品:『赤光』 ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐やくろう斎藤弥九郎‥ラウ 幕末の剣客。名は善道。篤信斎と号す。越中の人。江戸に出て神道無念流の岡田十松に入門。のち道場練兵館を開く。門下に桂小五郎らがいる。(1798〜1871) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐よししげ斎藤義重】 美術家。東京生れ。古賀春江・東郷青児に師事。美術文化協会結成に参加。第二次世界大戦後は抽象的作風を展開し、インスタレーションへと向かう。作「鬼」など。(1904〜2001) ⇒さいとう【斎藤】 さいとう‐りょくう斎藤緑雨】 作家。名は賢まさる。筆名、正直正太夫など。伊勢(三重県)生れ。仮名垣魯文に学び、諷刺と皮肉味を帯びた評論・短文に長じた。作「かくれんぼ」「油地獄」「門三味線」「あられ酒」など。(1867〜1904) ⇒さいとう【斎藤】 サイド‐カーsidecar】 ①オートバイなどの横につけた運搬車。側車。また、それのついたオートバイ。 ②カクテルの一つ。ブランデーにレモン果汁・キュラソーを混ぜたもの。 ⇒サイド【side】 サイトカイニンcytokinin】 植物ホルモンの一つ。細胞分裂を促進するほか、芽の分化促進、老化抑制などの作用を示す。 サイトカインcytokine】 生体諸組織の細胞が産生し、細胞間相互作用に関与する生物活性因子の総称。一般に蛋白質分子を指し、低分子量の化学物質は含めない。各種の成長因子・インターフェロン・インターロイキンなど。 さい‐とく才徳】 才知と徳行。「―の備わった人」 さい‐どく再読】 ①ふたたび読むこと。くりかえして読むこと。「―に耐えない」「名作を―する」 ②漢文を訓読する場合に、同じ字を2度読むこと。底返り。 ⇒さいどく‐もじ【再読文字】 さい‐どく細読】 くわしく読むこと。精読。 さいどく‐もじ再読文字】 漢文訓読の際に、「猶(ナオ…ゴトシ)」「将(マサニ…ムトス)」のように、1字で2度に読む漢字。再読字。 ⇒さい‐どく【再読】 サイトシーイングsightseeing】 観光。観光旅行。 サイド‐ステップside step】 ①ダンスで、片足を横に出し、他の足を引き寄せて揃える足取り。 ②ボクシング・テニスなどで、横に足を踏み出すこと。 ⇒サイド【side】 サイド‐ストロークsidestroke(→)「横泳ぎ」に同じ。 ⇒サイド【side】 サイド‐スラスターside-thruster】 船舶の横移動のための推力発生装置。水線下の左右に貫通するトンネル内のプロペラを回転させて推力を得る。 ⇒サイド【side】 サイド‐スロー (和製語side throw)野球などで、手を横に振り出してボールを投げる投球法。横手投げ。 ⇒サイド【side】 さい‐とつにゅう再突入‥ニフ 宇宙船など一度大気圏外へ飛び出した飛行体が再び大気圏内に戻ること。高速で大気に突入するため空気摩擦が大きくなり飛行体は高温になる。 サイド‐テーブルside table】 ベッドなどの脇におく小型の卓。 ⇒サイド【side】 さい‐ととし一昨昨年】 サキオトトシの転。 サイド‐ドラムside-drum】 軍楽・管弦楽などに用いる小太鼓。2本の木棒で打って鳴らす。 ⇒サイド【side】 サイド‐トロール (和製語side trawl)トロール漁業の一種。オッター‐トロールを舷側より投入し引網ののち舷側より揚網するもの。 ⇒サイド【side】 さいと‐ばる西都原】 宮崎県中部、西都市の市街地西方に広がる洪積台地。斎殿原つきどのばる。さいとのはる。 西都原古墳 撮影:新海良夫 ⇒さいとばる‐こふんぐん【西都原古墳群】 さいとばる‐こふんぐん西都原古墳群】 宮崎県西都市にある古墳群。3世紀後半から7世紀にかけて造営された前方後円墳31基、方墳1基、300近い円墳などからなり、女狭穂めさほ塚古墳は墳丘長176メートルで九州最大規模の前方後円墳。 ⇒さいと‐ばる【西都原】 サイド‐ビジネス (和製語side business)副業。 ⇒サイド【side】 サイド‐ブック (和製語side book)副読本。サイド‐リーダー。 ⇒サイド【side】 サイド‐ブレーキ (和製語side brake)自動車で、運転席の横にある手動の駐車用ブレーキ。 ⇒サイド【side】 サイド‐ベンツside vents】 上着やコートなどのうしろ両脇の裾に、左右対称に入れた開き。↔センター‐ベンツ。→ベンツ⇒サイド【side】 サイド‐ボードsideboard】 脇棚。食器棚。 ⇒サイド【side】 サイド‐ポールside pole】 路面電車の軌道の両側に立てられた電車架線の支柱。側柱。 ⇒サイド【side】 サイト‐マップsite map】 ウェブ‐サイトの構成を簡便かつ視覚的に示したもの。 ⇒サイト【site】 サイド‐ミラー (和製語side mirror)自動車の車体の両側に取り付けた、後方を見るための鏡。側鏡。 ⇒サイド【side】 サイトメガロ‐ウイルスcytomegalovirus】 ヘルペス科に属するウイルス。胎盤を通して感染すると新生児に小頭症・肺炎・肝脾腫を含む先天異常をおこす。生後に感染しても症状は現れないが、免疫不全状態下では肺炎・肝炎・発熱などの多彩な全身症状を呈する。日本では30歳までに90パーセント近くの人が感染を受けている。唾液腺ウイルス。巨細胞性封入体症ウイルス。 さいと‐やき道祖土焼】 小正月に行う道祖神の火祭。関東・中部・北陸地方でいう。さいのちょう。さいとうばらい。せえとんび。どんど焼。→左義長さぎちょう サイト‐ライセンスsite license】 企業や大学などの組織が、ソフトウェアやコンテンツの使用権を組織単位で購入する方式。 ⇒サイト【site】 サイド‐ライトsidelight】 ①側灯。舷灯。 ②撮影の際、被写体の横から照らす光。側光。 ⇒サイド【side】 サイド‐ラインsideline】 ①テニス・バスケット‐ボール・バレー‐ボールなどで、コート両翼の区画線。↔エンド‐ライン。 ②傍線。 ⇒サイド【side】 さい‐とり刺捕】 (サシトリの音便)刺捕竿で鳥を捕ること。また、その人。刺捕さし。 ⇒さいとり‐ざお【刺捕竿】 ⇒さいとり‐さし【刺捕差】 さい‐とり才取り】 ①売買を仲介して口銭を取ること。また、それを業とする人。大阪で「とんび」という。 ②左官の手伝いで、漆喰しっくいや壁土を下から差し出すこと。また、その人。 ③「才取り棒」の略。 ⇒さいとり‐かいいん【才取会員】 ⇒さいとり‐ぼう【才取り棒】 サイド‐リーダー (和製語side reader)外国語の副読本。 ⇒サイド【side】 さいとり‐かいいん才取会員‥クワイヰン 証券取引所の市場内で正会員間の売買を取り次ぐことを専業とした一種の会員。大阪では仲立会員と称した。鳶とんび⇒さい‐とり【才取り】 さいとり‐ざお刺捕竿‥ザヲ 鳥を捕らえるのに用いる、先端に鳥黐とりもちを塗りつけた竿。 ⇒さい‐とり【刺捕】 さいとり‐さし刺捕差】 刺捕竿で鳥をとる人。とりさし。 ⇒さい‐とり【刺捕】 さいとり‐ぼう才取り棒‥バウ 「才取り」2が漆喰・壁土などを足場上の左官に渡すための棒。先に容器あるいは板をつけてある。さいとり。 ⇒さい‐とり【才取り】 サイド‐ワーク (和製語side work)副業。内職。 ⇒サイド【side】 サイド‐ワインダーsidewinder】 ①ガラガラヘビの一種。体長約70センチメートル。北アメリカ南西部の砂漠にすみ、砂上を、体を浮かせながらくねらせて、横ばいに進む性質がある。頭部に、餌とする小動物の体温を感受する孔器官を備える。 ②空対空ミサイルの一種。エンジンの排気などからの赤外線を感知し、追跡する。 ⇒サイド【side】 さい‐とん細屯】 綿わたのこと。江家次第「―一連」 さいなあ 〔感〕 (サレバイナアの転)相手の言葉を受けて応答する語。そうですね。さいな。さいの。 さい‐ない塞内】 ①とりでのうち。 ②中国の北方の国境すなわち万里の長城の内。↔塞外 さいな・む嘖む・苛む】 〔他五〕 (サキナムの音便) ①しかる。責める。宇津保物語楼上上「かかる勘当は仲忠こそは―・まれめ」。「良心の呵責かしゃくに―・まれる」 ②いじめる。苦しめる。むごく当たる。折檻せっかんする。地蔵十輪経元慶点「諸仏の所呵サイナまれむかと恐るといふ」。古今著聞集9「妻を―・みせめたて問ひければ」。「不安に―・まれる」 さい‐なん災難】 思いがけず起こる不幸な出来事。わざわい。災厄。「―に遭う」「―が襲う」 ⇒さいなん‐よけ【災難除け】 さいなん済南】 (Jinan)中国山東省の省都。黄河の南岸に位置し、京滬けいこ・膠済こうさい両鉄道の交点。物産集散地で、重工業も発達。人口300万(2000)。 ⇒さいなん‐じけん【済南事件】 さいなん‐じけん済南事件】 1928年5月、中国国民革命軍が北上して山東省に入った時、日本が居留邦人保護の名目で山東に出兵、済南を占領、多数の市民を殺傷した事件。これ以来、中国の対日感情は極度に悪化。→山東出兵 ⇒さいなん【済南】 さい‐なんぜん崔南善⇒チェ=ナムソン さいなん‐よけ災難除け】 災難をよけること。また、そのためのまじない・お札または祈祷。 ⇒さい‐なん【災難】

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さい-づか【采柄】🔗🔉

さい-づか [0] 【采柄】 采配のつかの部分。

さいづか=を握・る🔗🔉

――を握・る 指図をする。指揮する。采配を振る。

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