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つぶ【粒】
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つぶ【粒】
[一][1]〔雅語「つび[1]」の変化。もと、陰核と同義・同形であったため、衝突を避けて変化したもの〕
(一)指先でつかめる程度の大きさの、角のとれた極微な多面体状の物。〔普通、穀物の実を指す。多くは球形で堅い〕
「―〔=粒としての もとの形〕 が無くなるまで煮る/米―・飯メシ―・ごはん―・豆―・アワ―・ゴマ―・ケシ―・雨―・砂―・大―・小―・―状[0]」
(二)同類の物の間で、そろっていることが期待される形態上の形。正・不正や大小及び品質の良否・優劣など。
「―をそろえる」
(三)(A)〔東北・関東・中部方言〕 タニシ。 (B)〔伊勢の方言〕 巻貝のバイ。
「―焼き[0]〔=つぶを焼いた料理〕」
[二](造語)
「粒[一](一)」及び丸薬・丸形の飴(アメ)、小形のギョーザ、ブドウなどを算(カゾ)える語。また宝石・真珠や雨・水滴・涙・星・散弾や おがくず・細胞・分子・魚や虫の卵などをも算える。

つぶぎん【粒銀】[0]🔗⭐🔉
つぶぎん【粒銀】[0]
江戸時代、 豆粒の 形を した 銀貨。 豆板銀。
つぶさに【具に】[1]🔗⭐🔉
つぶさに【具に】[1]
(副)
(一)〔大まかではなく〕細部にまでわたってその事が行われ 漏れる所が無いことを表わす。
「―〔=丁寧に〕説明する/―〔=詳しく〕見ると」
(二)〔一つ二つではなく〕多くの種類にわたって、その事が行われることを表わす。
「―〔=いろいろ〕辛酸を嘗ナめる」
[表記]「《備に」とも書く。
つぶし【潰し】【潰】🔗⭐🔉
つぶし【潰し】【潰】
[一][0] 潰△すこと(したもの)。
「―がきく〔=本来の職以外の事をしても、うまくやる能力がある〕」
[二](造語)
動詞「潰す」の連用形。
つぶしあん【潰し餡】【潰餡】[0]🔗⭐🔉
つぶしあん【潰し餡】【潰餡】[0]
アズキなどを煮て、皮ごと潰して作った餡。
こしあん

つぶしねだん【潰し値段】【潰値段】[4]🔗⭐🔉
つぶしねだん【潰し値段】【潰値段】[4]
(一)金属製品などの、地金とした時の値段。
(二)器具などの、△原(材)料としての値段。
つぶす【潰す】
[3][0]:[0]🔗⭐🔉
つぶす【潰す】
[3][0]:[0]
(他五)
〈(なにデ)なにヲ―〉
(一)〔外部から力を加えて〕原状が認められないようにしたり 元来の機能を失わせたり する。
「ぺちゃんこに―/農用地を―/ジャガイモを擂スり―〔=もとの形を無くす〕/身上シンシヨウを―〔=財産をすっかり使い果たす〕/顔を―〔=面目をすっかり失わせるような事をする〕/目を―〔=見えなく△なる(する)〕/声を―〔=(a)がらがら声になったり しわがれ声になったり する。 (b)声が出なくなる〕/きもを―〔=びっくりして、心の平静を失う〕/酔い―〔=酔わせて、正気を失わせる〕/△メダル(鐘)を―〔=熔トかして、地金にする〕/鶏トリを―〔=ニワトリを、食べるために殺す〕」
(二)あいている所を、他のものでうめる。
「時間を―〔=△持て余している(偶然あいた)時間を、何か他の事をして過ごす〕/塗り―」 [
潰し[二]]


つぶぞろい【粒揃い】【粒揃】ツブゾロヒ[3]🔗⭐🔉
つぶぞろい【粒揃い】【粒揃】ツブゾロヒ[3]
粒が揃っていること。
粒

つぶだつ【粒立つ】[3]:[3]🔗⭐🔉
つぶだつ【粒立つ】[3]:[3]
(自五)
物の表面に粒がたくさん出来る。あわだつ。
つぶつぶ【粒粒】🔗⭐🔉
つぶつぶ【粒粒】
[一][0] 多くの粒(の一つひとつ)。また、粒状のもの。
[二][1](副)
―する 粒立つことを表わす。
つぶて【礫】[0][1]🔗⭐🔉
つぶて【礫】[0][1]
△投げるものとしての(投げられた)小石。
「―を打つ〔=小石を投げる〕/ナシの―〔=
なし(梨)〕/闇夜ヤミヨの―/人―・雪―[3]」
[表記]「{飛〈礫}」とも書く。

つぶやく【呟く】[3]:[3]🔗⭐🔉
つぶやく【呟く】[3]:[3]
(自五)
小声で△ひとりごと(不平)を言う。
[名]呟き[0][4]
つぶより【粒選り】【粒選】[0]🔗⭐🔉
つぶより【粒選り】【粒選】[0]
多くの中から、すぐれたものを より抜△くこと(いたもの)。えりぬき(のもの)。
「―のエリートを集めたコンクール」
つぶら【円ら】【円】[0][1]🔗⭐🔉
つぶら【円ら】【円】[0][1]
―な/―に まる(くてかわい)い様子。
「―な瞳ヒトミ」
――か[2]
つぶる【瞑る】[3][0]:[3][0]🔗⭐🔉
つぶる【瞑る】[3][0]:[3][0]
(他五)
目を閉じる。つむる。
「目を―〔=(a)死ぬ。 (b)不正などを、見て見ないふりをする〕」
つぶれる【潰れる】
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つぶれる【潰れる】
[4][0]:[0]
(自下一)
〈(なにデ)―〉
(一)力を加えられて、形がくずれたり 本来の機能が失われたり する。
「地震で家が―/胸が―〔=ひどい悲しみや恐怖などで、衝撃を受ける〕/きもが―〔=びっくりする〕/酔い―」
(二)〔使い△過ぎ(方が悪く)て〕その物が役に立たなくなる。
「鋸ノコギリの目が―〔=すりへって切れなくなる〕/声が―〔=(a)出なくなったり しわがれ声になったり する。 (b)修練の結果、謡や浪花ナニワ節独特の発声が身につく〕/会社が―〔=破産する〕/面目が―〔=他に対し顔向けが出来なくなる〕/目が―〔=失明する〕」
(三)〔容易に得られないものが〕むだに使われる。
「チャンスが―/時間が―」
[名] 潰れ[0]
「やすりの目の―」

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