複数辞典一括検索+

備 つぶさに🔗🔉

【備】 12画 人部 [五年] 区点=4087 16進=4877 シフトJIS=94F5 《常用音訓》ビ/そな…える/そな…わる 《音読み》 ビ/ヒ〈bi〉 《訓読み》 そなえる(そなふ)/そなわる(そなはる)/そなえ(そなへ)/つぶさに 《名付け》 そなう・そなわる・たる・とも・なが・なり・のぶ・まさ・みつ・みな・よ・よし・より 《意味》 {動}そなえる(ソナフ)。そなわる(ソナハル)。ぴたりとそろえて用意しておく。また、あらかじめそろえておく。「準備」「備他盗之出入与非常也=他盗ノ出入ト非常トニ備ヘシナリ」〔→史記{動}そなわる(ソナハル)。そなえる(ソナフ)。ひとそろいの列や数の中にはいる。広く、参加する。また、参加させる。「君、即以遂備員而行矣=君、即チ遂ヲ以テ員ニ備ヘテ行ケ」〔→史記{動・形}そなえる(ソナフ)。そなわる(ソナハル)。ぴったりと必要なものをそろえる。また、必要なものがそろうさま。「完備」「求備焉=備ハランコトヲ求ム」〔→論語{名}そなえ(ソナヘ)。都合のよくないことがおこったときのてだて・用意。「因為之備=因リテコレガ備ヘヲ為ス」〔→韓非{副}つぶさに。ひとそろい、何から何まで。〈類義語〉→具グ。「備述其本末=備ニ其ノ本末ヲ述ブ」〔離魂記〕 《解字》 会意兼形声。右側(音ビ)は、矢を射る用意として矢をぴたりとそろえて入れたえびらを描いた象形文字で、箙フクとも書く。備はそれを音符とし、人をそえた字で、主役の事故を見越して用意のためそろえておく控えの人の意。用意のためにそろえておくの意の動詞に用い、また、転じて、ひとそろい、そろえての意の副詞となる。 《単語家族》 副フクと同系。 《類義》 具ツブサニは、具体的に、こまごまとの意。 《異字同訓》 そなえる/そなわる。備える/備わる「台風に備える。調度品を備える。老後の備え。必要品はすべて備わっている。人徳が備わる」供える「お神酒を供える。お供え物」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

具 つぶさに🔗🔉

【具】 8画 八部 [三年] 区点=2281 16進=3671 シフトJIS=8BEF 《常用音訓》グ 《音読み》 グ/ク〈j〉 《訓読み》 そなわる(そなはる)/そなえる(そなふ)/つぶさに/ともに 《名付け》 とも 《意味》 {動}そなわる(ソナハル)。そなえる(ソナフ)。おぜんだてがそろう。必要な物をそろえる。「具備」「令既具未布=令既ニ具ハリテ未ダ布カズ」〔→史記{動}そなわる(ソナハル)。そなえる(ソナフ)。いちおう形をそなえる。どうにか数だけそろえる。「具数(頭数だけそろえる)」「冉牛閔子顔淵、則具体而微=冉牛閔子顔淵ハ、則チ体ヲ具ヘテ微ナリ」〔→孟子{名}仕事のためそろえておく用具。「道具」 {副}つぶさに。具体的に。こまごまと。欠けめなくひとそろい。「具答之=具ニコレニ答フ」〔→陶潜{副}ともに。あれもこれも。 《解字》 会意。上部は鼎カナエの形、下部に両手を添えて、食物を鼎にそろえてさし出すさまを示す。そろえる、ひとそろい、そろえた用具などの意を含む。 《類義》 →備 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

呟 つぶやく🔗🔉

【呟】 8画 口部  区点=5076 16進=526C シフトJIS=99EA 《音読み》 ケン 《訓読み》 つぶやく 《意味》 {動}たぶらかす。あいまいなことばで誘う。 〔国〕つぶやく。ぶつぶつひとりごとをいう。 《解字》 会意兼形声。「口+音符玄(あいまいな)」。

潰 つぶす🔗🔉

【潰】 15画 水部  区点=3657 16進=4459 シフトJIS=92D7 《音読み》 カイ(クイ)/エ(〈hu・ku〉 《訓読み》 ついえる(つひゆ)/ついやす(つひやす)/つぶれる(つぶる)/つぶす 《意味》 {動}ついえる(ツヒユ)。ついやす(ツヒヤス)。くずれさる。ぶちこわす。「直夜潰囲、南出馳走=直チニ夜囲ミヲ潰ヤシ、南ニ出デテ馳走ス」〔→史記{動・名}堤防が崩壊して、水が外に流れる。また、そのこと。〈同義語〉→壊。「決潰ケッカイ」 {動}戦争にまけて、隊列がくずれる。「潰走カイソウ」 {名}内臓の組織のただれ。「潰瘍カイヨウ」 〔国〕つぶれる(ツブル)。つぶす。ぺちゃんこになって、だめになる。だめにする。 《解字》 形声。「水+音符貴キ」で、穴があいてくずれおちること。 《単語家族》 屈(穴があいてくぼむ)掘(穴をほる)匱キ(くぼんだ箱)壊(くずれる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

粒 つぶ🔗🔉

【粒】 11画 米部 [常用漢字] 区点=4619 16進=4E33 シフトJIS=97B1 《常用音訓》リュウ/つぶ 《音読み》 リュウ(リフ)〈l〉 《訓読み》 つぶ 《意味》 {名}つぶ。穀物のつぶ。また、別々にまるく小さくかたまりながら、同じ形をして並ぶもの。「砂粒」「粒子」 {単位}つぶ。つぶ状をした物をかぞえることば。「丸薬三粒」 《解字》 会意兼形声。立リュウは、同じ形の両足を並べてたつさまを示す会意文字。粒は「米+音符立」で、同じ形をして並ぶ米つぶ。林(木が並ぶ)・淋リン(並んでたれる水滴)は、粒の語尾が転じたことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

顆 つぶ🔗🔉

【顆】 17画 頁部  区点=8089 16進=7079 シフトJIS=E8F7 《音読み》 カ(ク〈k〉 《訓読み》 つぶ 《意味》 {名・単位}つぶ。まるい頭。小さなまるいもの。また、つぶ状のものを数える単位。〈類義語〉→粒。「顆粒カリュウ」「円顆(まるいつぶ)」 {名}小さいつちくれ。土のかたまり。〈類義語〉→塊。 《解字》 会意兼形声。「頁(あたま)+音符果(まるい実)」。 《熟語》 →下付・中付語

飛礫 ツブテ🔗🔉

【飛礫】 ツブテ〔国〕小石をなげること。また、その小石。

漢字源つぶで始まるの検索結果 1-7