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いけ【池】🔗🔉

いけ【池】 (1)地面を掘って,水をためた所。 (2)地面にできたくぼみに水のたまった所。普通,湖沼より小さいところをいう。 (3)硯(すずり)の水を入れるくぼみのところ。⇔陸(おか)

いけい【医系】🔗🔉

いけい【医系】 「医科系統」の略。

いけい【畏敬】🔗🔉

いけい【畏敬】 心からおそれ敬うこと。「―する人物」

いけい【異形・異型】🔗🔉

いけい【異形・異型】 普通とは違ったかたち。

いけい【異系】🔗🔉

いけい【異系】 系統が違うこと。

いけい【怡渓】🔗🔉

いけい【怡渓】 (1644-1714) 江戸前・中期の僧・茶人。号,宗悦。大徳寺第 254 世住持。片桐石州に茶を学ぶ。のち石州流怡渓派をたてる。

いけいこうはい【異系交配】🔗🔉

いけいこうはい【異系交配】 〔生〕系統の異なった品種・変種・種・属などの間で行う交配。⇔同系交配

いけいさいせい【異形再生】🔗🔉

いけいさいせい【異形再生】 動物体で,再生された器官または組織が,失われる以前のものと質的に異なること。トカゲの切断された後肢のあとに尾が再生する場合など。異質形成。

いけいせつごうたい【異型接合体】🔗🔉

いけいせつごうたい【異型接合体】 ⇒ヘテロ接合体

いけいはいぐうし【異型配偶子・異形配偶子】🔗🔉

いけいはいぐうし【異型配偶子・異形配偶子】 合体する配偶子の大きさや形,行動が異なるもの。

いけいぶんれつ【異型分裂】🔗🔉

いけいぶんれつ【異型分裂】 〔生〕減数分裂で 2 回続いて行われる核分裂のうち,接合していた相同染色体が分離する際の分裂。還元的分裂。

いけいよう【異形葉】🔗🔉

いけいよう【異形葉】 一つの植物体から生じた,通常とは形の異なった葉。コウホネの水面上の葉に対する水中葉などをいう。

いけいれん【胃痙攣】🔗🔉

いけいれん【胃痙攣】 上腹部に起こる発作(ほつさ)性の痛みの総称。胃潰瘍(いかいよう)・胆石(たんせき)症・虫垂炎(ちゆうすいえん)などに付随して起こる症状で,単一の疾患ではない。〔俗には胃の急激な痛みをいう〕

いけうお【活け魚・生け魚】🔗🔉

いけうお【活け魚・生け魚】 生け簀(す)に入れて生かしてある魚。「―料理」

いけうちひろし【池内宏】🔗🔉

いけうちひろし【池内宏】 (1878-1952) 東洋史学者。東京生まれ。東大教授。著「元寇の新研究」「満鮮史研究」など。

いけがき【生け垣】🔗🔉

いけがき【生け垣】 植物を主な材料とした仕切りの垣根。

いけがみそねいせき【池上曾根遺跡】🔗🔉

いけがみそねいせき【池上曾根遺跡】 大阪府和泉市にある弥生前・中期の集落。拠点的な大環濠集落であり,方形周溝墓,鳥形木製品・木製農具・磨製石斧が発見されている。

いけしめ【活け締め】🔗🔉

いけしめ【活け締め】 (1)味や品質をよくしたり,輸送の途中で死なないようにするために,魚を数日間絶食させておくこと。 (2)生け簀(す)で飼った魚を殺すこと。また,そのもの。→野(の)締め

いけしゃあしゃあ🔗🔉

いけしゃあしゃあ (副) しゃくにさわるほど平然としているさま。

いけす【生け簀】🔗🔉

いけす【生け簀】 取った魚などを生かして飼っておく所。

いけず🔗🔉

いけず 〔「行けず」の意から。関西地方でいう〕 意地の悪いさま。また,その人。「―な男」

いけずうずうし・い🔗🔉

いけずうずうし・い (形) 腹が立つほどずうずうしい。「―・いやつだ」

いけすかない【いけ好かない】🔗🔉

いけすかない【いけ好かない】 (連語) 気に食わない。感じが悪くて嫌いだ。

いけずみ【埋け炭・活け炭】🔗🔉

いけずみ【埋け炭・活け炭】 灰の中に埋め込んだ炭火。いけび。うずみ火。

いけぞんざい🔗🔉

いけぞんざい (形動) ひどく粗略であるさま。「―な口をきく」

いけだ【池田】🔗🔉

いけだ【池田】 (1)大阪府北西部の市。もと市場町。住宅地として発展。酒造業や植木の産地として知られる。 (2)北海道南東部,十勝支庁中川郡の町。近年ワインの生産で知られる。 (3)長野県中部,北安曇(あずみ)郡の町。千国(ちくに)街道の宿駅として発達。 (4)岐阜県南西部,揖斐郡の町。工場が多く,また古墳も多い。 (5)福井県中部,今立郡の町。 (6)徳島県西部,三好郡の町。吉野川の屈曲部に位置し,古来交通の要地。阿波きざみタバコの産地。

いけたいが【池大雅】🔗🔉

いけたいが【池大雅】 (1723-1776) 江戸中期の南画家。京都の人。柳沢淇園(きえん)・祇園南海に師事。日本風な文人画を大成。代表作「山水人物図」「十便帳」など。いけのたいが。

いけだきかん【池田亀鑑】🔗🔉

いけだきかん【池田亀鑑】 (1896-1956) 国文学者。鳥取県生まれ。東大教授。日本文献学を確立。著「宮廷女流日記文学」「伊勢物語に就きての研究」「古典の批判的処置に関する研究」「源氏物語大成」など。

いけだきくなえ【池田菊苗】🔗🔉

いけだきくなえ【池田菊苗】 (1864-1936) 物理化学者。京都生まれ。東大教授。コンブの抽出液からうま味の成分を発見,のち「味の素」として商品化。理化学研究所の創立に尽力。

いけだこ【池田湖】🔗🔉

いけだこ【池田湖】 鹿児島県薩摩半島の南端近くにある湖。面積 11km2。カルデラ湖で湖岸は急斜面。

いけだこううん【池田好運】🔗🔉

いけだこううん【池田好運】 江戸初期の天文学者。長崎の人。通称弥右衛門。ポルトガル人から航海術を学び,ルソン島へ実地航海した。生没年未詳。著「元和航海記」「按針術」

いけだしげあき【池田成彬】🔗🔉

いけだしげあき【池田成彬】 (1867-1950) 実業家・政治家。山形県生まれ。慶応義塾・ハーバード大卒。三井銀行・三井財閥の発展・改革に努めた。日銀総裁,大蔵・商工大臣,枢密顧問官を歴任。

いけだずいせん【池田瑞仙】🔗🔉

いけだずいせん【池田瑞仙】 (1734-1816) 江戸中・後期の医師。周防岩国の人。名は独美。痘科を家学とし,天然痘の流行の時,京・大坂に迎えられ,のち幕府医学館で痘科を講じた。著「痘科弁要」「痘疹戒草」など。

いけだそうたん【池田宗旦】🔗🔉

いけだそうたん【池田宗旦】 (1636-1693) 江戸前期の俳人。京都の人。松江重頼に師事。のち,摂津伊丹に移り,伊丹風の祖と仰がれた。

いけだだいご【池田大伍】🔗🔉

いけだだいご【池田大伍】 (1885-1942) 劇作家。東京生まれ。早大卒。西欧近代劇および江戸文学に通暁。代表作「名月八幡祭」「西郷と豚姫」「根岸の一夜」など。

いけだてるまさ【池田輝政】🔗🔉

いけだてるまさ【池田輝政】 (1564-1613) 安土桃山時代の武将。織田信長・豊臣秀吉に仕え,関ヶ原の戦いでは徳川方について戦功あり,播磨 52 万石を領する姫路城の城主となった。

いけだにじっせいきびじゅつかん【池田 20 世紀美術館】🔗🔉

いけだにじっせいきびじゅつかん【池田 20 世紀美術館】 静岡県伊東市にある現代美術館。1975 年(昭和 50)開館。実業家池田英一のコレクションを公開している。

いけたにしんざぶろう【池谷信三郎】🔗🔉

いけたにしんざぶろう【池谷信三郎】 (1900-1933) 小説家・劇作家。東京生まれ。東大中退。都会的でモダンな作風で知られる。作「望郷」「橋」「有閑夫人」など。

いけだはやと【池田勇人】🔗🔉

いけだはやと【池田勇人】 (1899-1965) 政治家。広島県生まれ。京大卒。大蔵省から政界入り。1960(昭和 35)〜64 年首相となり,3 次にわたる内閣を組織。所得倍増を唱え,高度経済成長政策を推進。

いけだますお【池田満寿夫】🔗🔉

いけだますお【池田満寿夫】 (1934-1997) 版画家・小説家。旧満州奉天生まれ。国際的な版画家として活躍。独自な官能的世界を描く「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞受賞。著「女のいる情景」など。

いけだみつまさ【池田光政】🔗🔉

いけだみつまさ【池田光政】 (1609-1682) 江戸初期の大名。備前岡山藩主。熊沢蕃山(ばんざん)を登用し,儒教主義に基づいて藩政の改革・農事改良・学問・文化の興隆に努めた。

いけだやじけん【池田屋事件】🔗🔉

いけだやじけん【池田屋事件】 1864 年 6 月新撰組が尊攘派志士を京都三条小橋の旅宿池田屋に襲撃した事件。宮部鼎蔵(ていぞう)・吉田稔麿らが斬(き)られた。池田屋騒動。

いけだロバートソンかいだん【池田ロバートソン会談】🔗🔉

いけだロバートソンかいだん【池田ロバートソン会談】 1953 年(昭和 28)10 月に行われた自民党政調会長池田勇人とアメリカ国務次官補ロバートソンとの日本の防衛問題に関する会談。MSA 協定受け入れにともない日本の防衛力増強,愛国心教育の推進などが約束された。

いけちょうがい【池蝶貝】🔗🔉

いけちょうがい【池蝶貝】 淡水産の二枚貝。琵琶湖特産。殻長 24cm。淡水真珠の養殖用母貝。

いけづくり【生け作り・生け造り・活け造り】🔗🔉

いけづくり【生け作り・生け造り・活け造り】 生きたままの鯛(たい)などを刺身に作り,もとの姿に盛り付けた料理。いきづくり。姿づくり。

いけどり【生け捕り】🔗🔉

いけどり【生け捕り】 人や動物を生きたまま捕らえること。

いけど・る【生け捕る】🔗🔉

いけど・る【生け捕る】 (動五) 生け捕りにする。「殺すな。―・れ」

いけなみしょうたろう【池波正太郎】🔗🔉

いけなみしょうたろう【池波正太郎】 (1923-1990) 劇作家・小説家。東京生まれ。新国劇の脚本作家から小説に転じ,幕末以前の時代小説を多作。代表作「鬼平犯科帳」

いけにえ【生け贄・犠牲】🔗🔉

いけにえ【生け贄・犠牲】 (1)神への供え物として,生きている人や獣を捧(ささ)げること。また,そのもの。 (2)ある物事や人のために犠牲になること。

いけにしごんすい【池西言水】🔗🔉

いけにしごんすい【池西言水】 (1650-1722) 江戸前・中期の俳人。奈良の人。初号は則好,別号は兼志ほか。松江重頼の門。江戸で芭蕉らと交わり,延宝期の代表的な撰集を刊行して俳壇に重きをなした。編著「江戸新道」「江戸蛇之鮓(えどじやのすし)」「東日記」など。

いけのせいいちろう【池野成一郎】🔗🔉

いけのせいいちろう【池野成一郎】 (1866-1943) 植物学者。東京生まれ。帝国大学農科大学教授。1896 年(明治 29)ソテツの精子を発見,種子植物とシダ植物の類縁を明確にし,植物分類学に貢献。

いけのぜんに【池禅尼】🔗🔉

いけのぜんに【池禅尼】 平安末期の女性。平忠盛の後妻。藤原宗兼の娘。平家盛・頼盛の母。平治の乱で捕らえられた源頼朝の助命を請い命を救った。生没年未詳。

いけのたいが【池大雅】🔗🔉

いけのたいが【池大雅】 ⇒いけたいが(池大雅)

いけのだいなごん【池大納言】🔗🔉

いけのだいなごん【池大納言】 平頼盛(たいらのよりもり)の通称。

いけのぼう【池坊】🔗🔉

いけのぼう【池坊】 〔京都の紫雲山頂法寺(通称は六角堂)の坊の名〕 生け花の一流派。また,この流派の家元の姓。

いけのぼうせんけい【池坊専慶】🔗🔉

いけのぼうせんけい【池坊専慶】 池坊立花(たてはな)の開祖。室町時代,長禄・寛正年間に活躍。供花から立花への展開をもたらした。生没年未詳。

いけのぼうせんこう【池坊専好】🔗🔉

いけのぼうせんこう【池坊専好】 (1)(初代)(?-1621)安土桃山・江戸前期の花道家。新様式の立花(たてはな)を樹立。 (2)(2 代)(?-1658)江戸前期の花道家。公家の間に立花を広める。

いけのぼうせんのう【池坊専応】🔗🔉

いけのぼうせんのう【池坊専応】 (1482-1543) 専慶の後継者で,立花(たてはな)の大成者。伝書に「池坊専応口伝」がある。

いけばな【生け花・活け花・挿花】🔗🔉

いけばな【生け花・活け花・挿花】 草木の枝・花・葉などを素材に,花器と組み合わせ形をととのえて,鑑賞用の作品を作る日本固有の伝統芸術。

いけはらダム【池原ダム】🔗🔉

いけはらダム【池原ダム】 奈良県吉野郡下北山村,熊野川支流の北山川にある発電用ダム。アーチ式で,堤高 111m。総貯水量 3 億 3800 万 m3。1964 年(昭和 39)完成。

いけぶくろ【池袋】🔗🔉

いけぶくろ【池袋】 東京都豊島区の地名。山手線や私鉄・地下鉄のターミナルとして,東京有数の繁華街に発展。

いけべさんざん【池辺三山】🔗🔉

いけべさんざん【池辺三山】 (1864-1912) 新聞記者。肥後の人。慶大中退。本名,吉太郎。日露関係において対露強硬論・主戦論を展開。東京朝日新聞主筆として活躍する一方,夏目漱石・二葉亭四迷などの起用でも知られる。

いけべよしかた【池辺義象】🔗🔉

いけべよしかた【池辺義象】 (1864-1923) 国文学者。肥後の人。号,藤園。小中村清矩の養子,のちに復姓。一高教授・御歌所寄人。古代法制に精通。著「日本文学全書」(萩野由之・落合直文と共編)「日本法制史書目解題」「日本文学史」など。

いけま【生馬】🔗🔉

いけま【生馬】 〔もとアイヌ語で神の足の意〕 ガガイモ科のつる性多年草。山地に自生。根は有毒,干して利尿剤とする。ヤマコガメ。コサ。

い・ける【生ける・活ける】🔗🔉

い・ける【生ける・活ける】 (動下一) (1)花や葉・枝を,器に形よく入れる。 (2)生かしておく。

い・ける【埋ける】🔗🔉

い・ける【埋ける】 (動下一) (1)炭火を灰の中に埋める。 (2)物を土中に埋める。「芋を―・けておく」

い・ける【行ける】🔗🔉

い・ける【行ける】 (動下一) (1)物事をうまくすることができる。「彼はスポーツも―・ける」 (2)酒を相当量飲むことができる。「相当―・ける口だ」 (3)料理や酒などの味が相当に良い。「これは―・ける」

いけん【威権】🔗🔉

いけん【威権】 威力と権力。

いけん【異見】🔗🔉

いけん【異見】 違った意見。異論。異議。「―を述べる」

いけん【意見】🔗🔉

いけん【意見】 (1)ある事についてもっている考え。「―を述べる」「―書」 (2)道理や利害を説いて他人を戒めること。説教。「どら息子に―する」

いけん【違憲】🔗🔉

いけん【違憲】 法律・命令・規則・処分などが憲法の規定に違反すること。

いけん【遺賢】🔗🔉

いけん【遺賢】 官職に登用されず,民間にうずもれている有能な人物。「野(や)に―なし」

いけんこうこく【意見広告】🔗🔉

いけんこうこく【意見広告】 組織または個人が,特定の事柄についての自らの意見を主張するために行う広告。

いけんはんけつ【違憲判決】🔗🔉

いけんはんけつ【違憲判決】 裁判所が違憲立法審査権に基づいて,ある法律・命令・規則・処分が憲法に違反すると判断する判決。

いけんりっぽうしんさけん【違憲立法審査権】🔗🔉

いけんりっぽうしんさけん【違憲立法審査権】 一切の法律,命令,規則または処分が憲法に違反するか否かを審査する裁判所の権限。具体的訴訟事件の取り扱いにおいて行使され,裁判所は法令等が違憲であると判断するとき,その無効を宣言することができる。法令審査権。

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