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いけ【池】🔗⭐🔉
いけ [2] 【池】
(1)地面を掘って,水をたたえたところ。主に庭園に風趣を添えるためにつくる。
(2)地面にできたくぼみに水のたまったところ。普通,湖沼より小さいものをいう。
(3)硯(スズリ)の,水を入れるくぼみの部分。海。
⇔陸(オカ)
いけ【活け】🔗⭐🔉
いけ 【活け】
〔動詞「生(イ)く」の連用形から〕
気絶した者に活(カツ)を入れること。「引き起して死活の―/浄瑠璃・伊賀越道中双六」
いけ🔗⭐🔉
いけ (接頭)
卑しめののしる意を表す形容詞・形容動詞などに付いて,さらにその程度を強める意を表す。「―ずうずうしい」「―好かない」「―ぞんざい」「―しゃあしゃあ」
〔近世以降の語。近世前期の上方語では,名詞に付いて用いられた。「―腰抜け」「―年寄り」など〕
い-けい【医系】🔗⭐🔉
い-けい [0] 【医系】
「医科系統」の略。
い-けい【畏敬】🔗⭐🔉
い-けい
― [0] 【畏敬】 (名)スル
心からおそれ敬うこと。「―の念を抱く」「―する人物」
― [0] 【畏敬】 (名)スル
心からおそれ敬うこと。「―の念を抱く」「―する人物」
い-けい【異形・異型】🔗⭐🔉
い-けい [0] 【異形・異型】
普通とは違ったかたち。
いけい-さいせい【異形再生】🔗⭐🔉
いけい-さいせい [4] 【異形再生】
動物体で,再生された器官または組織が,失われる以前のものと質的に異なること。トカゲの切断された後肢のあとに尾が再生する場合など。異質形成。
いけい-せつごうたい【異型接合体】🔗⭐🔉
いけい-せつごうたい ―セツガフ― [0] 【異型接合体】
⇒ヘテロ接合体
いけい-はいぐうし【異型配偶子・異形配偶子】🔗⭐🔉
いけい-はいぐうし [6] 【異型配偶子・異形配偶子】
合体する配偶子の大きさや形,行動が異なるもの。
いけい-ぶんれつ【異型分裂】🔗⭐🔉
いけい-ぶんれつ [4] 【異型分裂】
〔生〕 減数分裂で二回続いて行われる核分裂のうち,接合していた相同染色体が分離する際の分裂。還元的分裂。
→同型分裂
いけい-よう【異形葉】🔗⭐🔉
いけい-よう ―エフ [2] 【異形葉】
一つの植物体から生じた,通常とは形の異なった葉。コウホネの水面上の葉に対する水中葉などをいう。
いけい-こうはい【異系交配】🔗⭐🔉
いけい-こうはい ―カウ― [4] 【異系交配】
〔生〕 系統の異なった品種・変種・種・属などの間で行う交配。
⇔同系交配
い-けい【縊刑】🔗⭐🔉
い-けい [0] 【縊刑】
絞首刑。絞罪。
いけい【怡渓】🔗⭐🔉
いけい 【怡渓】
(1644-1714) 江戸前・中期の僧・茶人。号,宗悦。大徳寺第二五四世住持。江戸東海寺高源院の開山。片桐石州に茶を学ぶ。のち,自らを祖として石州流怡渓派をたてる。
いけい-は【怡渓派】🔗⭐🔉
いけい-は 【怡渓派】
石州流茶道の一流派。怡渓宗悦を祖とする。江戸怡渓と越後怡渓とがある。
いけい-ざい【違警罪】🔗⭐🔉
いけい-ざい
ケイ― [2] 【違警罪】
重罪・軽罪とともに,旧刑法で犯罪を三分類したうちの一。拘留・科料にあたる軽い罪。
ケイ― [2] 【違警罪】
重罪・軽罪とともに,旧刑法で犯罪を三分類したうちの一。拘留・科料にあたる軽い罪。
い-けいれん【胃痙攣】🔗⭐🔉
い-けいれん
― [2] 【胃痙攣】
上腹部に起こる発作(ホツサ)性の痛みの総称。胃潰瘍(イカイヨウ)・胆石(タンセキ)症・虫垂炎(チユウスイエン)などに付随して起こる症状で,単一の疾患ではない。
〔俗には胃の急激な痛みをいう〕
― [2] 【胃痙攣】
上腹部に起こる発作(ホツサ)性の痛みの総称。胃潰瘍(イカイヨウ)・胆石(タンセキ)症・虫垂炎(チユウスイエン)などに付随して起こる症状で,単一の疾患ではない。
〔俗には胃の急激な痛みをいう〕
いけ-うお【活け魚・生け魚】🔗⭐🔉
いけ-うお ―ウヲ [0][2] 【活け魚・生け魚】
生け簀(ス)に入れて生かしてある魚。「―料理」
いけうち【池内】🔗⭐🔉
いけうち 【池内】
姓氏の一。
いけうち-ひろし【池内宏】🔗⭐🔉
いけうち-ひろし 【池内宏】
(1878-1952) 東洋史学者。東京生まれ。東大教授。朝鮮・満州(中国東北部)の古代・中世史を考証学的に研究。著「元寇の新研究」「満鮮史研究」など。
いけ-うんじょう【池運上】🔗⭐🔉
いけ-うんじょう ―ウンジヤウ [3] 【池運上】
江戸時代の雑税。池で藻草・真菰(マコモ)を採集したり漁をする者,その請負人,池の持ち主に課した。
いけ-がき【生(け)垣・生け籬】🔗⭐🔉
いけ-がき [0][2] 【生(け)垣・生け籬】
植物を主な材料とした,仕切りの垣根。
いけがみそね-いせき【池上曾根遺跡】🔗⭐🔉
いけがみそね-いせき ―
セキ 【池上曾根遺跡】
大阪府和泉市にある弥生前・中期の集落。拠点的な大環濠集落であり,方形周溝墓,鳥形木製品・木製農具・磨製石斧が発見されている。
セキ 【池上曾根遺跡】
大阪府和泉市にある弥生前・中期の集落。拠点的な大環濠集落であり,方形周溝墓,鳥形木製品・木製農具・磨製石斧が発見されている。
いけがみ-ほんもんじ【池上本門寺】🔗⭐🔉
いけがみ-ほんもんじ 【池上本門寺】
⇒本門寺(ホンモンジ)(1)
いけ-くち【いけ口】🔗⭐🔉
いけ-くち 【いけ口】
〔「いけ」は接頭語〕
相手の口や物言いをののしっていう語。「そ奴を帰して―叩かれては此方とらが身の破滅/浄瑠璃・近頃河原達引」
いけこみ-ばしら【埋け込み柱・生け込み柱】🔗⭐🔉
いけこみ-ばしら [5] 【埋け込み柱・生け込み柱】
根もとを土中に埋めて立てた柱。掘っ立て柱。
いけ-こ・む【埋け込む】🔗⭐🔉
いけ-こ・む [0] 【埋け込む】 (動マ五[四])
地面や灰を掘って埋める。「炭火を火鉢に―・む」
[可能] いけこめる
いけ-ころし【活け殺し】🔗⭐🔉
いけ-ころし [0] 【活け殺し】
歌舞伎で,舞台の進行状況に従って,音を強めたり弱めたりすること。下座音楽のほか,浄瑠璃,俳優のせりふなどでもいう。
いけ-しめ【活け締め】🔗⭐🔉
いけ-しめ [0] 【活け締め】
〔「いけじめ」とも〕
(1)味や品質をよくしたり,輸送の途中で死なないようにするために,魚を数日間絶食させておくこと。
(2)生け簀(ス)で飼った魚を殺すこと。また,そのもの。
→野締め
いけ-しゃあしゃあ🔗⭐🔉
いけ-しゃあしゃあ [5][3] (副)
〔「いけ」は接頭語〕
しゃくにさわるほど平然としているさま。「―とうそを言う」
いけじり-でら【池後寺】🔗⭐🔉
いけじり-でら 【池後寺】
法起寺(ホツキジ)の別名。
いけ-す【生け簀】🔗⭐🔉
いけ-す [0] 【生け簀】
取った魚などを生かして飼っておく所。水面下を竹などで囲ったり,網を張ったり,また箱・かごなどを沈めたりする。
いけす-ぶね【生け簀船】🔗⭐🔉
いけす-ぶね [4] 【生け簀船】
水中に沈めて中に魚を生かしておく箱。生け船。[季]夏。
いけ-ず🔗⭐🔉
いけ-ず [2][0] (名・形動)
〔「行けず」の意から。関西地方でいう〕
(1)意地の悪いさま。にくたらしいさま。また,その人。「―な男」
(2)悪人。ならず者。「今も今とて―達がわつぱさつぱ/浄瑠璃・夏祭」
いけ-ずうずうし・い🔗⭐🔉
いけ-ずうずうし・い ―ヅウヅウシイ [7] (形)
〔「いけ」は接頭語〕
腹が立つほどずうずうしい。「―・いやつだ」
いけ-すか
ない【いけ好かない】🔗⭐🔉
いけ-すか
ない [0][4] 【いけ好かない】 (連語)
〔「いけ」は接頭語〕
気に食わない。感じが悪くて嫌いだ。「―
ない男」
ない [0][4] 【いけ好かない】 (連語)
〔「いけ」は接頭語〕
気に食わない。感じが悪くて嫌いだ。「―
ない男」
いけずき【生
・生食】🔗⭐🔉
いけずき 【生
・生食】
〔「池月」とも書く〕
宇治川の先陣争いの際,佐々木高綱の乗った馬。もと源頼朝の愛馬。
→摺墨(スルスミ)
・生食】
〔「池月」とも書く〕
宇治川の先陣争いの際,佐々木高綱の乗った馬。もと源頼朝の愛馬。
→摺墨(スルスミ)
いけ-ずみ【埋け炭・活け炭】🔗⭐🔉
いけ-ずみ [2] 【埋け炭・活け炭】
灰の中に埋め込んだ炭火。いけび。うずみ火。
いけ-ぞんざい🔗⭐🔉
いけ-ぞんざい [5][0] (形動)
〔「いけ」は接頭語〕
ひどく粗略であるさま。丁寧さを欠くさま。「―な口のきき方」
いけだ【池田】🔗⭐🔉
いけだ 【池田】
(1)大阪府北西部の市。もと市場町。住宅地として発展。酒造業や植木の産地として知られる。
(2)北海道南東部,十勝支庁中川郡の町。近年ワインの生産で知られる。
(3)長野県中部,北安曇(アズミ)郡の町。千国(チクニ)街道の宿駅として発達。
(4)岐阜県南西部,揖斐郡の町。工場が多く,また古墳も多い。
(5)福井県中部,今立郡の町。
(6)徳島県西部,三好郡の町。吉野川の屈曲部に位置し,古来交通の要地。阿波きざみタバコの産地。
いけだ-ざけ【池田酒】🔗⭐🔉
いけだ-ざけ [3] 【池田酒】
池田{(1)}で醸造される酒。辛口で江戸時代伊丹(イタミ)酒と並んで最上等の酒とされた。
いけだ-ずみ【池田炭】🔗⭐🔉
いけだ-ずみ [3] 【池田炭】
良質のクヌギ炭。兵庫県川西市一庫(ヒトクラ)付近で生産され,池田{(1)}を集散地とした。
いけだ【池田】🔗⭐🔉
いけだ 【池田】
姓氏の一。安土桃山・江戸期の大名。戦国期織田氏に仕え,関ヶ原戦後,池田輝政が姫路城主となり興隆。のち備前岡山藩・因幡国鳥取藩などの有力大名となる。
いけだ-えいせん【池田英泉】🔗⭐🔉
いけだ-えいせん 【池田英泉】
⇒渓斎英泉(ケイサイエイセン)
いけだ-きかん【池田亀鑑】🔗⭐🔉
いけだ-きかん 【池田亀鑑】
(1896-1956) 国文学者。鳥取県生まれ。東大教授。中古文学,特に源氏物語の権威で,日本文献学を確立。著「宮廷女流日記文学」「伊勢物語に就きての研究」「古典の批判的処置に関する研究」「源氏物語大成」など。
いけだ-きくなえ【池田菊苗】🔗⭐🔉
いけだ-きくなえ ―キクナヘ 【池田菊苗】
(1864-1936) 物理化学者。京都生まれ。東大教授。コンブの抽出液からうま味の成分を発見,のち「味の素」として商品化。理化学研究所の創立に尽力。
いけだ-こううん【池田好運】🔗⭐🔉
いけだ-こううん ―カウウン 【池田好運】
江戸初期の天文学者。長崎の人。通称弥右衛門。ポルトガル人から航海術を学び,ルソン島へ実地航海した。生没年未詳。著「元和航海記」「按針術」
いけだ-しげあき【池田成彬】🔗⭐🔉
いけだ-しげあき 【池田成彬】
(1867-1950) 実業家・政治家。山形県生まれ。慶応義塾・ハーバード大卒。三井銀行・三井財閥の発展・改革に努めた。日銀総裁,大蔵・商工大臣,枢密顧問官を歴任。
いけだ-ずいせん【池田瑞仙】🔗⭐🔉
いけだ-ずいせん 【池田瑞仙】
(1734-1816) 江戸中・後期の医師。周防岩国の人。名は独美。痘科を家学とし,天然痘の流行の時,京・大坂に迎えられ,のち幕府医学館で痘科を講じた。著「痘科弁要」「痘疹戒草」など。
いけだ-そうあん【池田草庵】🔗⭐🔉
いけだ-そうあん ―サウアン 【池田草庵】
(1813-1878) 幕末の儒学者。丹波の人。名は緝,字は子敬。朱王一致を説き,幕末の動乱期に山中に静居し講学と子弟の教授に専念した。
いけだ-そうたん【池田宗旦】🔗⭐🔉
いけだ-そうたん 【池田宗旦】
(1636-1693) 江戸前期の俳人。京都の人。松江重頼に師事。のち,摂津伊丹に移り,伊丹風の祖と仰がれた。
いけだ-だいご【池田大伍】🔗⭐🔉
いけだ-だいご 【池田大伍】
(1885-1942) 劇作家。東京生まれ。本名,銀次郎。早大卒。西欧近代劇および江戸文学に通暁。代表作「名月八幡祭」「西郷と豚姫」「根岸の一夜」など。
いけだ-たいしん【池田泰真】🔗⭐🔉
いけだ-たいしん 【池田泰真】
(1825-1903) 幕末・明治期の蒔絵(マキエ)師。京都生まれ。柴田是真の門に入る。独立後は師の作風を継承し弟子を多く育て,薬研堀派と称された。
いけだ-つねおき【池田恒興】🔗⭐🔉
いけだ-つねおき 【池田恒興】
(1536-1584) 安土・桃山時代の武将。出家して勝入と号す。織田信長に仕えて活躍,本能寺の変後は豊臣秀吉に仕え,小牧・長久手の戦で戦死。
いけだ-てるまさ【池田輝政】🔗⭐🔉
いけだ-てるまさ 【池田輝政】
(1564-1613) 安土桃山時代の武将。織田信長・豊臣秀吉に仕え,関ヶ原の戦いでは徳川方について戦功あり,播磨五二万石を領する姫路城の城主となった。
いけだ-はやと【池田勇人】🔗⭐🔉
いけだ-はやと 【池田勇人】
(1899-1965) 政治家。広島県生まれ。京大卒。大蔵省から政界入り。1960(昭和35)〜64年首相となり,三次にわたる内閣を組織。所得倍増を唱え,高度経済成長政策を推進。
いけだ-みつまさ【池田光政】🔗⭐🔉
いけだ-みつまさ 【池田光政】
(1609-1682) 江戸初期の大名。備前岡山藩主。熊沢蕃山(バンザン)を登用し,儒教主義に基づいて藩政の改革・農事改良・学問・文化の興隆に努めた。
いけだ-ロバートソン-かいだん【池田―会談】🔗⭐🔉
いけだ-ロバートソン-かいだん ―クワイダン 【池田―会談】
1953年(昭和28)10月に行われた自民党政調会長池田勇人とアメリカ国務次官補ロバートソンとの日本の防衛問題に関する会談。MSA 協定受け入れにともない日本の防衛力増強,愛国心教育の推進などが約束された。
いけ-たいが【池大雅】🔗⭐🔉
いけ-たいが 【池大雅】
(1723-1776) 江戸中期の南画家。京都の人。柳沢淇園(キエン)・祇園南海に師事。日本風な文人画を大成。代表作「山水人物図」「十便帳」など。いけのたいが。
いけだ-こ【池田湖】🔗⭐🔉
いけだ-こ 【池田湖】
鹿児島県薩摩半島の南端近くにある湖。面積11平方キロメートル。カルデラ湖で湖岸は急斜面。
いけたに【池谷】🔗⭐🔉
いけたに 【池谷】
姓氏の一。
いけたに-しんざぶろう【池谷信三郎】🔗⭐🔉
いけたに-しんざぶろう ―シンザブラウ 【池谷信三郎】
(1900-1933) 小説家・劇作家。東京生まれ。東大中退。新感覚派の作家と交流,都会的でモダンな作風で知られる。作「望郷」「橋」「有閑夫人」「 GO ・ STOP! 」など。
いけだや-じけん【池田屋事件】🔗⭐🔉
いけだや-じけん 【池田屋事件】
1864年6月新撰組が尊攘派志士を京都三条小橋の旅宿池田屋に襲撃した事件。宮部鼎蔵(テイゾウ)・吉田稔麿らが斬(キ)られた。池田屋騒動。
いけ-ちょうがい【池蝶貝】🔗⭐🔉
いけ-ちょうがい ―テフガヒ [3] 【池蝶貝】
淡水産の二枚貝。琵琶湖特産。殻長24センチメートル,殻高13センチメートルに達し,殻は厚い。水深2メートルまでの砂泥底にすむ。淡水真珠の養殖用母貝とし,殻は貝細工に利用する。霞ヶ浦にも移殖されている。
い-けつ【遺闕】🔗⭐🔉
い-けつ
― [0] 【遺闕】
欠けて不足すること。
― [0] 【遺闕】
欠けて不足すること。
いけ-づくり【生け作り・生け造り・活け造り】🔗⭐🔉
いけ-づくり [3] 【生け作り・生け造り・活け造り】
(1)生きたままの鯉(コイ)・鯛(タイ)などを頭・尾・大骨はそのままに肉をそいで刺身に作り,もとの形に並べた料理。いきづくり。姿づくり。
(2)新鮮な魚の刺身。
いけどう-ずり【いけどう掏摸】🔗⭐🔉
いけどう-ずり 【いけどう掏摸】
〔「いけ」「どう」ともに接頭語〕
すりをののしっていう語。また,一般に人をののしっていう。ずうずうしいやつ。「女房子供の身の皮剥ぎ,その金でおやま狂ひ,―め/浄瑠璃・天の網島(中)」
いけ-どし【いけ年】🔗⭐🔉
いけ-どし 【いけ年】
相当の年輩。いい年。「能(イイ)―をして,いつまで居候に成てゐる気だ/滑稽本・浮世床(初)」
いけ-どの【池殿】🔗⭐🔉
いけ-どの 【池殿】
京都の六波羅蜜寺の西にあった平頼盛(ヨリモリ)の邸宅。また,頼盛の通称。
いけ-どり【生け捕り・生け擒】🔗⭐🔉
いけ-どり [0] 【生け捕り・生け擒】
人や動物を生きたまま捕らえること。また,その人や動物。「敵将を―にする」
いけ-ど・る【生け捕る】🔗⭐🔉
いけ-ど・る [0][3] 【生け捕る】 (動ラ五[四])
人・動物を生きたままつかまえる。捕虜にする。「殺すな。―・れ」
[可能] いけどれる
いけ
ない🔗⭐🔉
いけ
ない (連語)
〔「行(イ)く」の可能動詞「行ける」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの〕
(1)「悪い」の婉曲(エンキヨク)な言い方。よくない。「この文章はここが―
ない」「タバコは体に―
ない」
(2)悪い結果をもたらした行為について,それは非難されるべきである,という話し手の気持ちを表す。「お前がよく注意していなかったのが―
ないんだ」「思っていたことを話しただけだけど,何か―
ないことを言ったかしら」
(3)回復の見込みがない状態であるということを表す。「会社は円高で―
なくなった」
(4)(用言の連用形に「…て(で)いけない」の形で付いて)…という点が非常に困るという意を表す。「木の椅子(イス)は腰が冷えて―
ない」「この部屋はどうにも寒くて―
ない」「彼の絵はどれも陰気で―
ない」
(5)(用言の終止形に「…といけない」の形で付いて)(ア)そのような事態・状態になると,そのものにとってよくないという意を表す。「この薬は湿気ると―
ないそうだ」(イ)(「…といけないから」「…といけないので」などの形で)そのような事態・状態が予想されるが,それに対する備えが必要だという話し手の気持ちを表す。「雨が降ると―
ないから,傘を持って行きなさい」「山の上は寒いと―
ないので,コートを持って行きます」
(6)(用言の連用形に「…て(で)はいけない」の形で付いて)何らかの理由や規則によって,…してはならない,…であってはだめだなどの意を表す。「熱のある人は風呂に入っては―
ない」「定形郵便物は五〇グラムより重くては―
ない」「登校の際の服装はあまり派手では―
ない」
(7)(動詞の未然形に「…なくてはいけない」「…なければいけない」の形で付いて)何らかの理由・規則によって,…する必要・義務があるの意を表す。…しなければならない。「九時までに,うちへ帰らなくては―
ない」「借金は期日までに返済しなければ―
ない」
〔この語の丁寧な言い方は「いけません」〕
ない (連語)
〔「行(イ)く」の可能動詞「行ける」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの〕
(1)「悪い」の婉曲(エンキヨク)な言い方。よくない。「この文章はここが―
ない」「タバコは体に―
ない」
(2)悪い結果をもたらした行為について,それは非難されるべきである,という話し手の気持ちを表す。「お前がよく注意していなかったのが―
ないんだ」「思っていたことを話しただけだけど,何か―
ないことを言ったかしら」
(3)回復の見込みがない状態であるということを表す。「会社は円高で―
なくなった」
(4)(用言の連用形に「…て(で)いけない」の形で付いて)…という点が非常に困るという意を表す。「木の椅子(イス)は腰が冷えて―
ない」「この部屋はどうにも寒くて―
ない」「彼の絵はどれも陰気で―
ない」
(5)(用言の終止形に「…といけない」の形で付いて)(ア)そのような事態・状態になると,そのものにとってよくないという意を表す。「この薬は湿気ると―
ないそうだ」(イ)(「…といけないから」「…といけないので」などの形で)そのような事態・状態が予想されるが,それに対する備えが必要だという話し手の気持ちを表す。「雨が降ると―
ないから,傘を持って行きなさい」「山の上は寒いと―
ないので,コートを持って行きます」
(6)(用言の連用形に「…て(で)はいけない」の形で付いて)何らかの理由や規則によって,…してはならない,…であってはだめだなどの意を表す。「熱のある人は風呂に入っては―
ない」「定形郵便物は五〇グラムより重くては―
ない」「登校の際の服装はあまり派手では―
ない」
(7)(動詞の未然形に「…なくてはいけない」「…なければいけない」の形で付いて)何らかの理由・規則によって,…する必要・義務があるの意を表す。…しなければならない。「九時までに,うちへ帰らなくては―
ない」「借金は期日までに返済しなければ―
ない」
〔この語の丁寧な言い方は「いけません」〕
いけなみ【池波】🔗⭐🔉
いけなみ 【池波】
姓氏の一。
いけなみ-しょうたろう【池波正太郎】🔗⭐🔉
いけなみ-しょうたろう ―シヤウタラウ 【池波正太郎】
(1923-1990) 劇作家・小説家。東京生まれ。新国劇の脚本作家から小説に転じ,幕末以前の時代小説を多作。代表作「鬼平犯科帳」
いけ-にえ【生け贄・犠牲】🔗⭐🔉
いけ-にえ ―ニヘ [0] 【生け贄・犠牲】
(1)神への供え物として,生きている人や獣を捧(ササ)げること。また,そのもの。
(2)ある物事や人のために犠牲になること。
いけにし【池西】🔗⭐🔉
いけにし 【池西】
姓氏の一。
いけにし-ごんすい【池西言水】🔗⭐🔉
いけにし-ごんすい 【池西言水】
(1650-1722) 江戸前・中期の俳人。奈良の人。通称,八郎兵衛。初号は則好,別号は兼志ほか。江戸で芭蕉らと交わり,延宝期(1673-1681)の代表的な撰集を刊行して俳壇に重きをなした。編著「江戸新道」「江戸蛇之鮓(エドジヤノスシ)」「東日記」など。
いけの【池野】🔗⭐🔉
いけの 【池野】
姓氏の一。
いけの-せいいちろう【池野成一郎】🔗⭐🔉
いけの-せいいちろう ―セイイチラウ 【池野成一郎】
(1866-1943) 植物学者。東京生まれ。帝国大学農科大学教授。1896年(明治29)ソテツの精子を発見,種子植物とシダ植物の類縁を明確にし,植物分類学に貢献。ローマ字論者で「実験遺伝学」をローマ字で著す。
いけ-の-ぜんに【池禅尼】🔗⭐🔉
いけ-の-ぜんに 【池禅尼】
平安末期の女性。平忠盛の後妻。藤原宗兼の娘。平家盛・頼盛の母。平治の乱で捕らえられた源頼朝の助命を請い命を救った。生没年未詳。
いけ-の-たいが【池大雅】🔗⭐🔉
いけ-の-たいが 【池大雅】
⇒いけたいが(池大雅)
いけ-の-だいなごん【池大納言】🔗⭐🔉
いけ-の-だいなごん 【池大納言】
平頼盛(タイラノヨリモリ)の通称。
いけのぼう【池坊】🔗⭐🔉
いけのぼう イケノバウ [3] 【池坊】
〔京都の紫雲山頂法寺(通称は六角堂)の坊の名〕
生け花の流派名。また,この流派の家元の姓。
いけのぼう-せんけい【池坊専慶】🔗⭐🔉
いけのぼう-せんけい イケノバウ― 【池坊専慶】
池坊立花(タテハナ)の開祖。長禄・寛正年間(1457-1466)に活躍。室町将軍家の同朋衆のものとはことなる立花を立てて有名になる。生没年不詳。
いけのぼう-せんこう【池坊専好】🔗⭐🔉
いけのぼう-せんこう イケノバウセンカウ 【池坊専好】
(1)(初代)(1536-1621) 安土桃山・江戸初期の立花(タテハナ)師。立花の構成理論を儒教に求め,自然界の景色を表現するものとした。
(2)(二代)(1570-1658) 江戸前期の立花師。初代の理論に仏教をも加え,立花の構成理論をより緻密にした。後水尾天皇の宮廷を中心に活躍した。
(3)(三代)(1680-1734) 元禄末期から享保期にかけて活躍した立華(リツカ)師。立華の整理と伝統の維持に努めた。
いけのぼう-せんのう【池坊専応】🔗⭐🔉
いけのぼう-せんのう イケノバウセンオウ 【池坊専応】
(1482-1543) 室町時代の六角堂の住僧。専慶のあとをうけ,立花(タテハナ)を造形芸術とし,その表現法を明らかにした。伝書に「池坊専応口伝」がある。
いけのもくず【池の藻屑】🔗⭐🔉
いけのもくず ―モクヅ 【池の藻屑】
歴史物語。一四巻。荒木田麗女作。1771年成立。「増鏡」の後を受け,後醍醐天皇から後陽成天皇まで一四代270年間を,「太平記」「吉野拾遺」などをもとに,老尼が物語る形式で記す。
いけ-はぎ【生け剥ぎ】🔗⭐🔉
いけ-はぎ 【生け剥ぎ】
「天つ罪」の一種。獣の皮を生きたままはぐこと。いきはぎ。「―・逆剥,屎戸(クソヘ),ここだくの罪を天つ罪とのり別けて/祝詞(六月晦大祓)」
いけ-ばな【生け花・活花・挿花】🔗⭐🔉
いけ-ばな [2] 【生け花・活花・挿花】
(1)草木の枝・茎・花・葉などを素材に花器と組み合わせ,形をととのえて鑑賞用の作品を作る日本固有の伝統芸術。立花(タテハナ)・立華(リツカ)・生花・抛入花(ナゲイレバナ)・盛花・投入・自由花などの形式がある。
(2)室町時代,手桶などに生かしていた花材を室内の飾りに用いたもの。
(3)植物の出生(シユツシヨウ)を理論化し,表現法を形式化して役枝を定めた花。格花。
いけい【畏敬】(和英)🔗⭐🔉
いけいれん【胃痙攣】(和英)🔗⭐🔉
いけいれん【胃痙攣】
《医》gastralgia;a cramp in the stomach.→英和
いけがき【生垣】(和英)🔗⭐🔉
いけがき【生垣】
a hedge.→英和
いけす【生簀】(和英)🔗⭐🔉
いけす【生簀】
a fish preserve;a crawl.→英和
いけすかない(和英)🔗⭐🔉
いけどる【生け捕る】(和英)🔗⭐🔉
いけどる【生け捕る】
capture;→英和
catchalive.
いけない(和英)🔗⭐🔉
いけにえ【生贄】(和英)🔗⭐🔉
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