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いと【糸】🔗🔉

いと【糸】 (1)繊維が長く線状に連続したもの。 (2)細く長くて,(1)のようになっているもの。「蜘蛛(くも)の―」 (3)釣り糸。「―を垂れる」 (4)三味線や琴などの弦。また,三味線や琴などの弦楽器。「三味線の―」 (5)手掛かり。経路。道筋。「推理の―をたぐる」

いと【意図】🔗🔉

いと【意図】 (1)何かをしようと考えること。 (2)こうしようと考えていること。おもわく。「相手の―を見抜く」

いといがわ【糸魚川】🔗🔉

いといがわ【糸魚川】 新潟県南西部,姫川下流域にある市。もと北陸街道と松本街道の分岐点にあたり,宿場町として発展。古くから,翡翠(ひすい)を産出する。

いといがわしずおかこうぞうせん【糸魚川静岡構造線】🔗🔉

いといがわしずおかこうぞうせん【糸魚川静岡構造線】 本州を地質学的に東北日本と西南日本とに 2 分する大断層線。糸魚川付近から松本盆地・諏訪盆地・甲府盆地・富士川流域を経て静岡に至り S 字状を描く。フォッサ-マグナの西縁。

いとう🔗🔉

いとう サケ目の淡水魚。全長 1.5m にも達する。背は暗緑青色,腹部は灰白色。かつては青森県にも生息したが,現在は北海道・サハリンにのみ分布。イト。(「伊富魚」とも書く)

いとう【伊東】🔗🔉

いとう【伊東】 静岡県東部伊豆半島東岸の市。伊豆の代表的な温泉地・観光地。伊豆シャボテン公園などがある。

いと・う【厭う】🔗🔉

いと・う【厭う】 (動五) (1)それをすることを嫌がる。「何事も―・わず働く」 (2)大切にする。いたわる。「体をお―・い下さい」 (3)きらう。避ける。「世を―・う」

いとういっとうさい【伊藤一刀斎】🔗🔉

いとういっとうさい【伊藤一刀斎】 江戸時代前期の剣客。伊豆の人。名は景久。姓は「伊東」とも。鐘巻自斎に剣法をまなび,一刀流を興した。生没年未詳。

いとうえいのすけ【伊藤永之介】🔗🔉

いとうえいのすけ【伊藤永之介】 (1903-1959) 小説家。秋田県生まれ。本名は栄之助。「梟」「鴉」「鶯」などで,東北農村の生活を独自な説話文体で描き,社会主義的な農民文学者として活躍。

いとうお【糸魚】🔗🔉

いとうお【糸魚】 イトヨの別名。

いとうきさく【伊藤熹朔】🔗🔉

いとうきさく【伊藤熹朔】 (1899-1967) 舞台美術家。東京生まれ。東京美校卒。春陽会に舞台美術部を創設するなど舞台美術の発展に貢献。

いとうけいすけ【伊藤圭介】🔗🔉

いとうけいすけ【伊藤圭介】 (1803-1901) 幕末・明治の博物学者。名古屋生まれ。東大教授。シーボルトにまなび,リンネ分類を日本に初めて紹介。著「日本産物誌」など。

いとうげんぼく【伊東玄朴】🔗🔉

いとうげんぼく【伊東玄朴】 (1800-1871) 幕末の蘭方医。肥前の人。名は淵。シーボルトに学ぶ。神田に種痘所を創設し,のち,その後身の医学所取締となる。著「医療正始」など。

いとうさちお【伊藤左千夫】🔗🔉

いとうさちお【伊藤左千夫】 (1864-1913) 歌人・小説家。千葉県生まれ。本名は幸次郎。正岡子規に師事。「馬酔木(あしび)」「アララギ」を刊行,短歌の生命を「叫び」にあると主張。小説に「野菊の墓」などがある。

いとうしずお【伊東静雄】🔗🔉

いとうしずお【伊東静雄】 (1906-1953) 詩人。長崎県生まれ。京大卒。「コギト」「日本浪曼派」同人。逆説的で鋭い抒情性に満ちた詩で知られる。詩集「わがひとに与ふる哀歌」「夏花」など。

いとうじゃくちゅう【伊藤若冲】🔗🔉

いとうじゃくちゅう【伊藤若冲】 (1716?-1800) 江戸中期の画家。京都の人。動植物画に独自の画境を開く。とくに鶏の画をよくした。代表作「花鳥魚貝図三十幅」「群鶏図」

いとうしょうう【伊藤松宇】🔗🔉

いとうしょうう【伊藤松宇】 (1859-1943) 俳人。正岡子規らと「椎の友」を結成,俳誌「俳諧」「筑波」を創刊。句集「松宇家集」

いとうじんさい【伊藤仁斎】🔗🔉

いとうじんさい【伊藤仁斎】 (1627-1705) 江戸前期の儒学者。古義学の祖。京都の人。名は維(これえだ),字(あざな)は源佐(げんすけ)。直接古典,特に「論語」「孟子」の真義をつかんで仁義の実践躬行(きゆうこう)を求める古義学を首唱。京都堀川に古義堂を開いて堀川学派と呼ばれ,門弟 3000 余人におよんだ。著「論語古義」「孟子古義」「童子問」など。

いとうしんすい【伊東深水】🔗🔉

いとうしんすい【伊東深水】 (1898-1972) 日本画家・版画家。東京生まれ。江戸浮世絵の伝統を継いだ美人画家。代表作「銀河祭」「聞香」など。

いとうすけちか【伊東祐親】🔗🔉

いとうすけちか【伊東祐親】 (?-1182)平安末期の武将。伊豆伊東荘の人。伊豆に流された源頼朝を預かり,殺害しようとしたが失敗。のち,頼朝にとらえられ自殺。曾我兄弟の祖父。

いとうせい【伊藤整】🔗🔉

いとうせい【伊藤整】 (1905-1969) 詩人・小説家・評論家。北海道生まれ。東京商大中退。本名は整(ひとし)。詩から小説に転じ,昭和初期に「新心理主義」を唱え「得能物語」などを書く。戦後は創作と文学理論の統一をめざし活躍。小説「鳴海仙吉」「氾濫」,評論「日本文壇史」など。

いとうそうかん【伊藤宗看】🔗🔉

いとうそうかん【伊藤宗看】 (1)(初代)(618-1694) 江戸前期,将棋 3 世名人。出雲の人。大橋本家で修業し,1635 年に独立して家元伊藤家をおこし,のち 3 世名人となる。在野派の挑戦を退けた数多の争い将棋で有名。 (2)(3 代)(1706-1761)f江戸中期,将棋 7 世名人。将軍に献上した詰め将棋集「象戯図式」は難解かつ名作で,「詰むや詰まざるや百番」と称して有名。

いとうだいすけ【伊藤大輔】🔗🔉

いとうだいすけ【伊藤大輔】 (1898-1981) 映画監督。愛媛県生まれ。小山内薫に師事。「忠次旅日記」「丹下左膳」などサイレント時代劇に傑作を残す。

いとうためきち【伊藤為吉】🔗🔉

いとうためきち【伊藤為吉】 (1864-1943) 建築家。三重県生まれ。機械学・数学・漢学などを学び,渡米。帰国後,職工徒弟の教育・地位向上に腐心。のちに鉄筋コンクリート部材の研究・生産を行う。晩年は,永久動力機関の発明に没頭する。

いとうちゆう【伊藤痴遊】🔗🔉

いとうちゆう【伊藤痴遊】 (1867-1938) 講談師・政治家。横浜生まれ。本名は仁太郎。普通選挙第 1 回で衆議院議員に当選。双木舎(そうぼくしや)痴遊と名乗り自作の政治講談を読む。のち,講談が本業となる。著「伊藤痴遊全集」全 30 巻。

いとうちゅうた【伊東忠太】🔗🔉

いとうちゅうた【伊東忠太】 (1867-1954) 建築学者。山形県生まれ。東大教授。明治神宮・築地本願寺の設計者。著「法隆寺建築論」「伊東忠太建築文献」など。

いとうとうがい【伊藤東涯】🔗🔉

いとうとうがい【伊藤東涯】 (1670-1736) 江戸中期の儒学者。名は長胤・源蔵,別号を慥々斎。仁斎の長男。京都堀川にあって子弟の育成に従事,仁斎の古義学を大成。著「制度通」「弁疑録」「操觚字訣」など。

いとうのえ【伊藤野枝】🔗🔉

いとうのえ【伊藤野枝】 (1895-1923) 女性解放運動家。福岡県生まれ。青鞜(せいとう)社に参加。のち,無政府主義運動を展開。関東大震災直後,夫大杉栄とともに憲兵隊に虐殺された(甘粕(あまかす)事件)。

いとうひろぶみ【伊藤博文】🔗🔉

いとうひろぶみ【伊藤博文】 (1841-1909) 政治家。長州の人。初名は俊輔。松下村塾に学び,討幕運動に活躍。明治政府にあって,帝国憲法の制定,天皇制の確立に尽力。初代首相・枢密院議長・立憲政友会総裁などを歴任。組閣 4 度に及び,その間日清戦争を遂行。1905 年(明治 38)初代韓国統監。ハルビンで安重根に暗殺された。

いとうへいざえもん【伊藤平左衛門】🔗🔉

いとうへいざえもん【伊藤平左衛門】 (1829-1913) 宮大工。名古屋の人。京都東本願寺大師堂などを造営し,社寺建築の伝統をささえた。帝室技芸員。

いとうマンショ【伊東満所】🔗🔉

いとうマンショ【伊東満所】 (1570 頃-1612) 室町末期のキリスト教徒。日向の人。天正遣欧使節の正使。

いとうみよじ【伊東巳代治】🔗🔉

いとうみよじ【伊東巳代治】 (1857-1934) 官僚・政治家。長崎の生まれ。大日本帝国憲法の起草・制定に参画。のち,枢密顧問官となり,枢密院内に勢力を扶植(ふしよく),時の内閣を牽制(けんせい)して対外積極策を主張。

いとおし・い【愛おしい】🔗🔉

いとおし・い【愛おしい】 (形) かわいく,大事に思うさま。いとしい。

いとおし・む【愛おしむ】🔗🔉

いとおし・む【愛おしむ】 (動五) (1)愛着を感じて,大事にする。大切にする。「青春を―・む」 (2)深い愛情をもってかわいがる。「わが子を―・む」

いとがかずお【糸賀一雄】🔗🔉

いとがかずお【糸賀一雄】 (1914-1968) 教育家。鳥取県生まれ。京大卒。知的障害児の福祉と教育に尽力。

いとかけそう【糸掛草】🔗🔉

いとかけそう【糸掛草】 ミカエリソウの別名。

いときり【糸切り】🔗🔉

いときり【糸切り】 (1)製陶の際,轆轤(ろくろ)で成形した器を台から切り離す時使用した糸の跡。 (2)⇒いとぞこ(糸底)

いときりば【糸切り歯】🔗🔉

いときりば【糸切り歯】 〔糸を切る時に用いることから〕 犬歯のこと。

いとく【威徳】🔗🔉

いとく【威徳】 威厳と徳望。

いとく【遺徳】🔗🔉

いとく【遺徳】 故人が後世に残した徳。

いとく【懿徳】🔗🔉

いとく【懿徳】 麗しい立派な徳。

いとぐち【糸口・緒】🔗🔉

いとぐち【糸口・緒】 (1)糸の端。 (2)物事の始まり。手がかり。「事件解決の―」

いとくてんのう【懿徳天皇】🔗🔉

いとくてんのう【懿徳天皇】 記紀所伝の第 4 代天皇,大日本彦耜友尊(おおやまとひこすきとものみこと)の漢風諡号(しごう)。安寧天皇の第 2 皇子。

いとぐら【糸倉・糸座】🔗🔉

いとぐら【糸倉・糸座】 三味線などの棹(さお)の上部の,糸巻きを納めるためにくりぬいた長方形の部分。

いとくり【糸繰り】🔗🔉

いとくり【糸繰り】 (1)繭や綿花から糸を引き出してつむぐこと。また,それをする人。糸取り。 (2)オダマキの別名。

いとぐるま【糸車】🔗🔉

いとぐるま【糸車】 手で車を回して糸をつむいだり,よりをかけたりする道具。

いとけな・い【幼い・稚い】🔗🔉

いとけな・い【幼い・稚い】 (形) おさない。あどけない。「―・いしぐさ」

いとこ【従兄弟・従姉妹】🔗🔉

いとこ【従兄弟・従姉妹】 父または母の兄弟・姉妹の子。〔年齢・性別の違いで,「従兄」「従弟」「従姉」「従妹」などと書き分ける〕

いとこちがい【従兄弟違い】🔗🔉

いとこちがい【従兄弟違い】 (1)自分の父母のいとこ。 (2)自分のいとこの子供。

いとこに【従兄弟煮】🔗🔉

いとこに【従兄弟煮】 小豆または豆と野菜類の煮物。

いとこんにゃく【糸蒟蒻】🔗🔉

いとこんにゃく【糸蒟蒻】 細長く切ったこんにゃく。→しらたき

いとさばき【糸捌き】🔗🔉

いとさばき【糸捌き】 (1)糸の取り扱い方。 (2)弦楽器の弦の取り扱い方。「あざやかな―」

いとさん【愛様】🔗🔉

いとさん【愛様】 〔主に関西地方でいう〕 お嬢さん。いとはん。

いとし・い【愛しい】🔗🔉

いとし・い【愛しい】 (形) 〔「いとおしい」の転〕 かわいく思うさま。恋しい。「―・い人」

いとしご【愛し子】🔗🔉

いとしご【愛し子】 かわいいと思う子供。大切にしている子供。

いとしば【糸芝】🔗🔉

いとしば【糸芝】 コウライシバの別名。

いとじり【糸尻】🔗🔉

いとじり【糸尻】 ⇒糸底(いとぞこ)

いとすぎ【糸杉】🔗🔉

いとすぎ【糸杉】 (1)ヒノキ科の常緑高木。高さ 30m に達する。ホソイトヒバ。セイヨウヒノキ。イタリアン-サイプレス。 (2)コノテガシワの栽培変種。枝は下を向き,小枝は下垂する。

いとせんそう【伊土戦争】🔗🔉

いとせんそう【伊土戦争】 ⇒イタリア-トルコ戦争

いとぞこ【糸底】🔗🔉

いとぞこ【糸底】 〔轆轤(ろくろ)から糸でくくり取るところから〕 陶磁器の底の部分。いとじり。いときり。

いとたけ【糸竹】🔗🔉

いとたけ【糸竹】 (1)〔「糸」は琴・三味線などの弦楽器,「竹」は笛・笙(しよう)などの管楽器〕 和楽器の総称。管弦。 (2)音楽。音曲。「―の道」

いとづくり【糸作り】🔗🔉

いとづくり【糸作り】 ごく細く切る,刺身の切り方。

いととんぼ【糸蜻蛉・豆娘】🔗🔉

いととんぼ【糸蜻蛉・豆娘】 (1)イトトンボ科のトンボの総称。体は小形で細長く,体長 3cm ほど。トウスミトンボ。トウシントンボ。 (2)一般に,小形で体の細いトンボの称。

いとなみ【営み】🔗🔉

いとなみ【営み】 (1)行為。作業。「巣を作る野鳥の―」 (2)性行為。「夜の―」 (3)生業。なりわい。「日々の―」

いとな・む【営む】🔗🔉

いとな・む【営む】 (動五) (1)生活のための物事を行う。生活をする。「社会生活を―・む」 (2)事業・商店を経営する。「呉服屋を―・む」 (3)神事・仏事を行う。「法要を―・む」 (4)すみかを作って家族と共に住む。「愛の巣を―・む」

いとのこ【糸鋸】🔗🔉

いとのこ【糸鋸】 鋸(のこぎり)の一種。細い鋸の歯を半円形の金具枠に取り付けたもの。板の中を切り抜くときや,曲線状に板を切るときなどに用いる。

いとはん【嬢はん】🔗🔉

いとはん【嬢はん】 〔関西地方で用いる〕 おじょうさん。

いとひき【糸引き】🔗🔉

いとひき【糸引き】 糸を引き伸ばしたような状態になること。「―納豆」

いとひきあじ【糸引鰺】🔗🔉

いとひきあじ【糸引鰺】 スズキ目の海魚。全長約 80cm。体高が高く側扁する。幼魚は背びれ・尻びれの前端の数条が,糸のように伸びている。食用。観賞魚。カンザシダイ。ノボリサシ。

いとひば【糸檜葉】🔗🔉

いとひば【糸檜葉】 サワラの園芸変種。高さ約 3m。枝は多数に分枝し,先端が下垂する。比翼檜葉(ひよくひば)。

いとへん【糸偏】🔗🔉

いとへん【糸偏】 (1)漢字の偏の一。「綿」「織」などの「糸」の部分。 (2)繊維関係の産業。「―景気」

いとま【暇・遑】🔗🔉

いとま【暇・遑】 (1)時間の余裕。ひま。「応接に―がない」 (2)職務をやめること。また,やめさせること。 (3)別れて去ること。辞去。「―を告げる」 (4)離縁。「妻に―を出す」

いとまき【糸巻き】🔗🔉

いとまき【糸巻き】 (1)糸を巻くこと。また,そのための板きれや道具。 (2)釣り糸を巻き収める道具。 (3)三味線・琵琶・バイオリンなど弦楽器の頭部にあって,弦を巻きつけ,音高を調節するねじ。転手(てんじゆ)。

いとまきえい【糸巻🔗🔉

いとまきえい【糸巻 エイ目の海魚。全長 2.5m,体重 500kg にも達する。尾部はむち状で,体長より長い毒針をもつ。体の前方に耳のようにみえる鰭(ひれ)が一対ある。ギンメ。ヒラ。イソナデ。

いとまきひとで【糸巻海星】🔗🔉

いとまきひとで【糸巻海星】 ヒトデの一種。多くは五角形で,各辺が浅く湾入し,糸巻き(1)に似る。貝・ウニ・ゴカイ類を食べる。全国の浅海・岩礁上にすむ。

いとまごい【暇乞い】🔗🔉

いとまごい【暇乞い】 (1)別れのあいさつをすること。 (2)(雇い主などに)暇(ひま)をくれるように願うこと。

いとまん【糸満】🔗🔉

いとまん【糸満】 沖縄島最南端にある市。漁業が盛んで,独特の追い込み網漁法が古くから有名。「ひめゆりの塔」がある。

いとみみず【糸蚯蚓】🔗🔉

いとみみず【糸蚯蚓】 環形動物イトミミズ類の総称。下水・池沼などに群生する。赤い糸状で,観賞魚の餌。アカコ。

いとみゃく【糸脈】🔗🔉

いとみゃく【糸脈】 絹糸の一端を脈所にかけ他端を医者が持ち,糸に伝わる脈を間接的にはかること。

いとめ【糸目】🔗🔉

いとめ【糸目】 (1)器物に刻みつけた細い線。 (2)凧(たこ)の釣り合いをとるために,表面につける数本の糸。 (3)ゴカイの一種。体は細長く 20cm 内外。河口近くの浅海や汽水湖にすむ。10〜12 月,生殖のため泳ぎ出し,これをバチと呼ぶ。釣り餌(え)に使う。

いと・める【射止める】🔗🔉

いと・める【射止める】 (動下一) (1)うまく射あてて捕らえる。射殺す。「1 発で獲物を―・める」 (2)うまく自分のものにする。獲得する。「賞金を―・める」

いとめわん【糸目椀】🔗🔉

いとめわん【糸目椀】 轆轤(ろくろ)で糸目を施した漆塗りの椀。蜆椀(しじみわん)。

いとも🔗🔉

いとも (副) 大変。非常に。「―簡単」

いとやなぎ【糸柳】🔗🔉

いとやなぎ【糸柳】 シダレヤナギの別名。

いとゆう【糸遊】🔗🔉

いとゆう【糸遊】 晩秋や早春の頃,空中に蜘蛛(くも)の糸が浮遊する現象。あるかなきかのものにたとえられることが多い。遊糸。

いとよ【糸魚】🔗🔉

いとよ【糸魚】 トゲウオ目の魚。全長約 5cm。背びれに 3 本のとげがある。幼魚が海へ下るものと陸封型とがある。ハリウオ。

いとよりだい【糸縒鯛】🔗🔉

いとよりだい【糸縒鯛】 スズキ目の海魚。全長約 40cm。体は赤黄色・薄赤色。尾びれの上端が糸状にのびる。冬,美味。金線魚。イトヨリ。イトヒキ。

いとらん【糸蘭】🔗🔉

いとらん【糸蘭】 ユリ科の多年草。メキシコ原産。葉の縁から淡褐色の繊維が糸のようにほぐれる。夏,鐘状の白色六弁花をつける。ユッカ。

いとわし・い【厭わしい】🔗🔉

いとわし・い【厭わしい】 (形) 嫌だ。不愉快だ。「顔を見るのも―・い」

いとわっぷ【糸割符】🔗🔉

いとわっぷ【糸割符】 江戸初期に確立した中国産生糸(白糸)輸入の方式。ポルトガルなど外国船の貿易利益独占を排するため,1604 年堺など 3 か所(のち 5 か所)の特定商人に輸入生糸購入の特権を与え,それを各商人に分配するもの。白糸(しらいと)割符。

いとん【猗頓】🔗🔉

いとん【猗頓】 中国,春秋時代末の富豪。陶朱公(范蠡(はんれい))に教えられて牧畜や製塩を行い,王者に劣らない巨万の富を蓄積したという。生没年未詳。

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