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なべて【並べて】🔗🔉

なべて【並べて】 (副) 総じて。一般に。

なみ【並み】🔗🔉

なみ【並み】 良くも悪くもなく,平均的であること。

なみあし【並み足】🔗🔉

なみあし【並み足】 (1)速くも遅くもない普通の歩き方。 (2)馬術で,最も遅い歩度。常に少なくとも馬の 2 肢が地面についている歩き方。

なみ・いる【並み居る】🔗🔉

なみ・いる【並み居る】 (動上一) その場に並んで座っている。いならぶ。

なみかわやすゆき【並河靖之】🔗🔉

なみかわやすゆき【並河靖之】 (1845-1927) 七宝工芸家。京都生まれ。伝統的有線七宝の作品を発表。また,黒色透明釉を開発し,新境地を拓いた。

なみき【並木】🔗🔉

なみき【並木】 道路のわきなどに,植えられた樹木。街路樹。「―道」

なみきごへい【並木五瓶】🔗🔉

なみきごへい【並木五瓶】 (1747-1808) (初世)歌舞伎脚本作者。大坂の人。並木正三の門人。代表作「天満宮菜種御供(なたねのごくう)」「五大力恋緘(こいのふうじめ)」「金門五三桐」など。

なみきしょうぞう【並木正三】🔗🔉

なみきしょうぞう【並木正三】 (1730-1773) (初世)歌舞伎脚本作者。大坂の人。浄瑠璃的な手法で,雄大な構想の時代物を得意とした。回り舞台の考案者。代表作「幼稚子敵討(おさなごのあだうち)」「三十石始(よぶねのはじまり)」など。

なみきそうすけ【並木宗輔】🔗🔉

なみきそうすけ【並木宗輔】 (1695-1751) 江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。豊竹座・竹本座の作者として活躍。人形浄瑠璃の最盛期を現出した。代表作は「夏祭浪花鑑(なにわかがみ)」「菅原伝授手習鑑(てならいかがみ)」「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」など。「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」が絶筆。

なみすう【並数】🔗🔉

なみすう【並数】 ⇒モード

なみせい【並製】🔗🔉

なみせい【並製】 上製・特製などに対して,普通の作り方。また,その製品。

なみたいてい【並大抵】🔗🔉

なみたいてい【並大抵】 ひととおり。普通。多く,下に打ち消しの語を伴う。「―の苦労ではない」

なみてがた【並手形】🔗🔉

なみてがた【並手形】 金融機関が日本銀行から貸付を受ける際に,単に貸付の担保となるだけの手形。⇔優遇手形

なみてんとう【並瓢虫】🔗🔉

なみてんとう【並瓢虫】 テントウムシ科の昆虫。体長約 7mm。上ばねは黒色の円形斑が散在するもの,二つの橙色斑をもつものなど変異に富む。アブラムシ類を捕食する益虫。テントウムシ。

なみなみ【並並】🔗🔉

なみなみ【並並】 普通であること。通りいっぺんであること。「―ならぬ苦労」

なみにく【並肉】🔗🔉

なみにく【並肉】 品質が中肉より劣り,値段の安い肉。

なみはず・れる【並外れる】🔗🔉

なみはず・れる【並外れる】 (動下一) 性質・能力・規模などが普通とはなはだしくかけはなれている。「―・れた体格」

なみはば【並幅・並巾】🔗🔉

なみはば【並幅・並巾】 和服地では鯨尺 9 寸 5 分(約 36cm)。洋服地では 1 ヤール(約 91cm)。

ならび【並び】🔗🔉

ならび【並び】 (1)並ぶこと。並んでいる状態。列。「歯の―」 (2)並べて比べるもの。たぐい。比類。「―もない大学者」

ならびだいみょう【並び大名】🔗🔉

ならびだいみょう【並び大名】 (1)歌舞伎の,殿中の場面などで,大名に扮して並んでいるだけの役柄。また,それに扮した下級の役者。 (2)列席しているばかりで何の役にも立たない人。

ならびた・つ【並び立つ】🔗🔉

ならびた・つ【並び立つ】 (動五) (1)並んで立つ。 (2)対等の関係で勢力を張る。「両雄―・たず」

ならびな・い【並びない】🔗🔉

ならびな・い【並びない】 (形) 他に比べるものがない。たぐいない。

ならびに【並びに】🔗🔉

ならびに【並びに】 (接続) および。また。「A―C」

なら・ぶ【並ぶ】🔗🔉

なら・ぶ【並ぶ】 (動五) (1)列を作る。「―・んで歩く」 (2)ある場所にきちんと置かれている。「書棚に―・んでいる本」 (3)匹敵する。「―・ぶものがない」

ならべかえ【並べ替え】🔗🔉

ならべかえ【並べ替え】 ⇒ソート

ならべた・てる【並べ立てる】🔗🔉

ならべた・てる【並べ立てる】 (動下一) 一つ一つ数えるように並べあげて言う。

なら・べる【並べる】🔗🔉

なら・べる【並べる】 (動下一) (1)二つ以上のものを列を作るように置く。「肩を―・べて歩く」 (2)きちんと配置する。「テーブルに料理を―・べる」 (3)次々に言いたてる。「不平を―・べる」 (4)匹敵させる。 (5)碁石を盤上に置く。

へいこう【並行・併行】🔗🔉

へいこう【並行・併行】 (1)並んで行くこと。 (2)物事が同時に並び行われること。平行。「2 種の調査を―して行う」

へいこうきじ【並行記事】🔗🔉

へいこうきじ【並行記事】 聖書などで,同一の事柄が同一の文書中で複数の箇所あるいは別な文書に記されていること,また,その内容。諸文書の成立過程や伝承過程を知る手がかりとなる。黄金律はその例。

へいこうゆにゅう【並行輸入】🔗🔉

へいこうゆにゅう【並行輸入】 総代理店が輸入している外国商品を,別の輸入業者が第三国の総代理店から輸入するなどの方法により輸入すること。高い価格が維持されている輸入ブランド品などについて行われることが多い。

へいこうろん【並行論】🔗🔉

へいこうろん【並行論】 〔parallelism〕 心的現象と物的現象の間には並行的対応関係はあっても因果的関係はないとの説。スピノザ・ユングなどを代表とする。精神物理的並行論。⇔相制説

へいしょう【並称・併称】🔗🔉

へいしょう【並称・併称】 合わせて呼ぶこと。(勝れたものとして)他と並べていうこと。「李杜(りと)と―する」

へいしん【並進】🔗🔉

へいしん【並進】 並んで進むこと。

へいしんうんどう【並進運動】🔗🔉

へいしんうんどう【並進運動】 物体が行う運動のうち,それを構成するすべての点が同一の速度で移動する運動。また,気体分子の運動で,分子の回転・振動に対応させて直進運動をさす。

へいそう【並走】🔗🔉

へいそう【並走】 並んでいっしょに走ること。

へいそん【併存・並存】🔗🔉

へいそん【併存・並存】 〔「へいぞん」とも〕 二つ以上のものが同時に存在すること。

へいりつ【並立】🔗🔉

へいりつ【並立】 二つ以上のものが対等に並ぶこと。また,並んで存在すること。「各地に諸侯が―する」

へいりつご【並立語】🔗🔉

へいりつご【並立語】 文の成分の一。互いに対等の資格で並んでいる語,または文節。「大きくきれいな花」のような例で,「大きく」と「きれいな」の両方をいう説と,「大きく」だけをいう説とがある。

へいりつじょし【並立助詞】🔗🔉

へいりつじょし【並立助詞】 助詞の一類。いろいろの語に付いて,2 つ以上の同じ趣のことばを並べて言うのに用いる。口語では「と」「に」「だの」など。並列助詞。

へいれつ【並列】🔗🔉

へいれつ【並列】 (1)並びつらなること。 (2)電池などのつなぎ方。同極どうしをつなぐこと。パラレル。⇔直列

へいれつしょり【並列処理】🔗🔉

へいれつしょり【並列処理】 コンピューターで,一連の処理を複数台の処理装置で同時に並行して行うこと。

【並】🔗🔉

【並】 〔画 数〕8画 − 常用漢字 〔区 点〕4234〔JIS〕4A42〔シフトJIS〕95C0 〔異体字〕竝 〔音 訓〕ヘイ・なべて・なみ・ならべる・ならぶ・ならびに 〔名乗り〕なみ・なめ・ならぶ・み・みつ 〔熟語一覧〕 →鮎魚女・鮎並(あいなめ) →足並み(あしなみ) →家並み(いえなみ) →居並ぶ(いならぶ) →押し並べて(おしなべて) →御手並み(おてなみ) →御手並み拝見(おてなみはいけん) →門並み(かどなみ) →禁中並公家諸法度(きんちゅうならびにくげしょはっと) →毛並み(けなみ) →五並べ(ごならべ) →五目並べ(ごもくならべ) →作並温泉(さくなみおんせん) →七並べ(しちならべ) →十人並み(じゅうにんなみ) →小選挙区比例代表並立制(しょうせんきょくひれいだいひょうへいりつせい) →杉並(すぎなみ) →精神物理的並行論(せいしんぶつりてきへいこうろん) →世間並み(せけんなみ) →宅地並み課税(たくちなみかぜい) →立ち並ぶ(たちならぶ) →超並列コンピューター(ちょうへいれつコンピューター) →月並・月次(つきなみ) →手並み(てなみ) →並べて(なべて) →並み(なみ) →並み足(なみあし) →並み居る(なみいる) →並河靖之(なみかわやすゆき) →並木(なみき) →並木五瓶(なみきごへい) →並木正三(なみきしょうぞう) →並木宗輔(なみきそうすけ) →並数(なみすう) →並製(なみせい) →並大抵(なみたいてい) →並手形(なみてがた) →並瓢虫(なみてんとう) →並並(なみなみ) →並肉(なみにく) →並外れる(なみはずれる) →並幅・並巾(なみはば) →並び(ならび) →並び大名(ならびだいみょう) →並び立つ(ならびたつ) →並びない(ならびない) →並びに(ならびに) →並ぶ(ならぶ) →並べ替え(ならべかえ) →並べ立てる(ならべたてる) →並べる(ならべる) →農地の宅地並み課税(のうちのたくちなみかぜい) →軒並み(のきなみ) →歯並み(はなみ) →歯並び(はならび) →等し並み(ひとしなみ) →人並み(ひとなみ) →日並み(ひなみ) →並行・併行(へいこう) →並行記事(へいこうきじ) →並行輸入(へいこうゆにゅう) →並行論(へいこうろん) →並称・併称(へいしょう) →並進(へいしん) →並進運動(へいしんうんどう) →並走(へいそう) →併存・並存(へいそん) →並立(へいりつ) →並立語(へいりつご) →並立助詞(へいりつじょし) →並列(へいれつ) →並列処理(へいれつしょり) →町並み(まちなみ) →家並み・屋並み(やなみ) →山並み・山脈(やまなみ)

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