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なべ‐て【並べて】🔗🔉

なべ‐て【並べて】 おしなべて。一般に。総じて。 「どの企業も━景気が悪い」

なみ【並・並み】🔗🔉

なみ【並・並み】 特によくも悪くもないこと。ふつうの程度。 「━の成績」 「━の人間にはできない」 商品などの等級が、中程度であること。 「━の製品」 「握りずしの━」 「━肉」 (造)並み 同じ種類のものが並んでいること。 「山━・家━・町━」 「足━・毛━」 それぞれがみなそうであること。 「軒━(に)断られた」 同じ程度・部類であること。 「昨年━の売り上げ」 「人━の生活」 「世間━」 「真冬━の寒さ」 関連語 大分類‖程度‖ていど 中分類‖標準‖ひょうじゅん

なみ‐あし【並足】🔗🔉

なみ‐あし【並足】 速くも遅くもない、ふつうの歩調。 馬術で、最もゆるやかな歩法。右前・左後ろ・左前・右後ろの順で四肢を一肢ずつ運ぶもの。ウォーク。常歩じょうほ常足」とも。

なみ・いる【並み居る】ナミヰル🔗🔉

なみ・いる【並み居る】ナミヰル 自上一その場にずらりと並んでいる。列座する。 「━人々を驚かす」 ◇「並み」は、古語の動詞「並む」の連用形。従って、一般に表内訓とされるが、正しくは表外訓である。 なみ・ゐる(上一)

なみ‐き【並木】🔗🔉

なみ‐き【並木】 街路・参道などに沿って一列に並べて植えた樹木。街路樹。 「桜━」 「━道」 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖‖き

なみ‐せい【並製】🔗🔉

なみ‐せい【並製】 上製・特製などに対して、普通に作ること。また、その製品。 「━のスーツケース」 ⇔上製特製

なみ‐たいてい【並大抵】🔗🔉

なみ‐たいてい【並大抵】 名・形動ふつうの程度であるさま。ひととおり。 「━の苦労ではない」 「彼の地の寒さは━でない」 ◇多く下に打ち消しを伴う。

なみなみ‐ならぬ【並並ならぬ】🔗🔉

なみなみ‐ならぬ【並並ならぬ】 連体ひととおりでない。大変な。 「━努力」

なみ‐はず・れる【並外れる】━ハヅレル🔗🔉

なみ‐はず・れる【並外れる】━ハヅレル 自下一普通とは目立って違っている。 「━・れた語学力」 「━・れて腕力が強い」 なみはづ・る(下二)

なみ‐はば【並幅】🔗🔉

なみ‐はば【並幅】 反物のごく一般的な幅。鯨尺くじらじゃくの九寸五分(約三六センチメートル)。小幅。

ならび【並び】🔗🔉

ならび【並び】 並ぶこと。並んでいること。また、並んでいる状態。 「銀行の━にある書店」 並べて比べるもの。たぐい。比類。 「天下に━もない剣客」

ならび‐だいみょう【並び大名】━ダイミャウ🔗🔉

ならび‐だいみょう【並び大名】━ダイミャウ 歌舞伎の殿中の場面などで、大名に扮してただ並んでいるだけの役。また、それを務める下級の役者。 名を連ねているだけであまり重要ではない人。

ならび‐な・い【並び無い】🔗🔉

ならび‐な・い【並び無い】 他に比べるものがないさま。たぐいない。 「天下に━剣豪」

ならび‐に【並びに】🔗🔉

ならび‐に【並びに】 および。 「住所・氏名、━年齢を明記してください」 及び

なら・ぶ【並ぶ】🔗🔉

なら・ぶ【並ぶ】 自五 人が同じ方向を向いて列をつくる。また、隣り合って位置する。 「開店前から客が店先に━・んでいる」 「生徒たちが二列になって校庭に━」 「二人━・んで歩く」 物が列をなして配置される。また、(秩序正しく)配置される。 「両側には土産物店がずらりと━・んでいる」 「コンビニが二軒━・んで建っている」 「本棚には全集が━・んでいる」 「会員の名前が五十音順に━・んでいる」 「卓上には豪華な料理が━・んでいる」 言い切りでは「━・んでいる」の形が多い。 《「…に/と━」の形で、連体形を使って》程度に差がなく対等である。肩を並べる。匹敵する。 「長打力では彼に━者がない」 「世界記録に━好タイム」 ◆対をなしてならぶ意で「双ぶ」、ずらりとならぶ意で「列ぶ」とも。 並べる 並び

ならべ‐た・てる【並べ立てる】🔗🔉

ならべ‐た・てる【並べ立てる】 他下一 多くの物を一つ一つ並べる。 「店頭に品物を━」 次から次に列挙して言う。 「相手の欠点を━」 ならべた・つ(下二)

なら・べる【並べる】🔗🔉

なら・べる【並べる】 他下一 列をつくるように位置させる。また、隣り合うように位置させる。 「生徒を横一列に━」 「椅子を縦に━」 「彼とは三年ほど机を━・べて仕事をした」 秩序正しく(次々に)置く。配置する。 「食卓に料理を━」 「店先に特売品を━」 「盤に碁石を━」 「見出し語を五十音順に━」 「紅白を交互に━」 次々に言いたてたり提示したりする。並べ立てる。列挙する。 「不平[屁理屈]を━」 「弁解[口実]を━」 「証拠を━」 引き当ててその優劣などをくらべる。比較する。 「両者を━・べてみると実力の程が分かる」 ◆対をなしてならべる意で「双べる」、ずらりとならべる意で「列べる」とも。 なら・ぶ(下二) 自下一〔「並ぶ」の可能形〕並ぶことができる。

へい【並】🔗🔉

へい【並】 (造)同列にならぶ。ならべる。 「━行・━存・━列」

へい‐き【併記(並記)】🔗🔉

へい‐き【併記(並記)】 名・他サ変二つ以上の事柄を並べ合わせて書き記すこと。 「現住所と本籍を━する」

へい‐こう【並行(併行)】━カウ🔗🔉

へい‐こう【並行(併行)】━カウ 名・自サ変 並んで進むこと。 「二台のトラックが━して走る」 二つ以上の物事が同時に行われること。平行。 「二つの議案を━して審議する」

へい‐しょう【併称・並称】🔗🔉

へい‐しょう【併称・並称】 名・他サ変合わせて呼ぶこと。また、すぐれたものとして、並べていうこと。 「李白と━される杜甫」 受身が多い。

へい‐しん【並進(併進)】🔗🔉

へい‐しん【並進(併進)】 名・自サ変並んで進むこと。 「艦隊が━する」

へい‐そう【並走(併走)】🔗🔉

へい‐そう【並走(併走)】 名・自サ変並んで走ること。 「列車が━する」

へい‐そん【併存(並存)】🔗🔉

へい‐そん【併存(並存)】 名・自サ変二つ以上のものが同時に存在すること。へいぞん。 「新旧の勢力が━する」 関連語 大分類‖有る‖ある 中分類‖存在‖そんざい

へい‐りつ【並立】🔗🔉

へい‐りつ【並立】 名・自サ変二つ以上のものが並んで立つこと。また、並んで存在すること。 「二つの政府が━する」 「併立」は標準的でない。

へい‐れつ【並列】🔗🔉

へい‐れつ【並列】 自他サ変二つ以上のものが並び連なること。また、並べ連ねること。 「部材を一定間隔に━する」 電池・蓄電池・抵抗器などの、同じ極どうしをつなぐこと。並列接続。 ⇔直列

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