つかい【使い】 (１)使うこと。使う人。「―心地」「魔法―」 (２)用足しのために外出すること。「―に行く」 (３)使者。「―を出す」 (４)（「遣い」とも書く）神仏の使者とされる動物。つかわしめ。「狐は稲荷様のお―」

つかいがって【使い勝手】 （道具や部屋などを）実際に使った時の使い具合。

つかいき・る【使い切る・遣い切る】 （動五） 全部使ってしまう。使い果たす。

つかいこな・す【使いこなす】 （動五） うまく使って，十分に利用する。「二か国語を―・す」

つかいこみ【使い込み・遣い込み】 他人の金銭を私用に使いこむこと。

つかいこ・む【使い込む・遣い込む】 （動五） (１)会社などの金銭を私用に使う。 (２)予算以上に金を使う。 (３)長い間使う。使いならす。「―・んだ辞書」

つかいすて【使い捨て】 一度使っただけで，捨てること。

つかいて【使い手・遣い手】 (１)その物を使う人。 (２)刀・槍などの名手。

つかいで【使い出】 使ってみて感じとれる量の多さ。「―がある」

つかいどころ【使い所】 そのものを使うのに適当な場面。「―を間違える」

つかいばしり【使い走り】 言いつけられた用をするためにあちこち行くこと。また，その人。

つかいはた・す【使い果たす・遣い果たす】 （動五） 使い切る。

つかいふるし【使い古し】 長い間使って古くなったもの。

つかいみち【使い途】 (１)用途。「―がない」 (２)役立て方。「金の―を知らない」

つかいもの【使い物】 使って役に立つもの。「―にならない」