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つかい【使い・遣い】ツカヒ🔗🔉

つかい使い・遣いツカヒ ①命ぜられて用たしをすること。また、その人。使者。万葉集8「なが月のその初雁の―にも思ふ心は聞え来ぬかも」。「お―に行く」 ②神仏の使者をつとめる鳥獣。つかわしめ。 ③召し使われる人。そばめ。竹取物語「御―とおはしますべきかぐや姫の」 ④(多く複合語の要素として)使用すること。「両刀―」「手品―」 ⑤消費する金銭。男色大鑑「是を道の―にして」 ◇「遣」は、「…遣い」の形で特定の語との複合でのみ用いる傾向が強まっている。「息遣い」「上目遣い」「言葉遣い」「人形遣い」「無駄遣い」など。ただし、「剣術使い」「魔法使い」などは、慣用として「使」が用いられる。 ⇒つかい‐あるき【使い歩き】 ⇒つかい‐おとこ【使い男】 ⇒つかい‐がって【使い勝手】 ⇒つかい‐がね【遣銀】 ⇒つかい‐がら【使い柄】 ⇒つかい‐からし【使い枯らし】 ⇒つかい‐がわ【使い川】 ⇒つかいきり‐カメラ【使い切りカメラ】 ⇒つかい‐ぎん【遣銀】 ⇒つかい‐げす【使下衆】 ⇒つかい‐こみ【遣い込み】 ⇒つかい‐さき【使い先】 ⇒つかい‐ざね【使真】 ⇒つかい‐すて【使い捨て】 ⇒つかい‐ぜに【遣銭】 ⇒つかい‐だい【使い代】 ⇒つかい‐だち【遣太刀】 ⇒つかい‐だて【使い立て】 ⇒つかい‐ちょう【遣帳】 ⇒つかい‐ちん【使い賃】 ⇒つかい‐て【使い手・遣い手】 ⇒つかい‐で【使い出・遣い出】 ⇒つかい‐どころ【使い所】 ⇒つかい‐にっき【遣日記】 ⇒つかい‐ぬし【使い主】 ⇒つかい‐のこり【使い残り・遣い残り】 ⇒つかい‐ば【使い場】 ⇒つかい‐ばしり【使い走り】 ⇒つかい‐はやま【使早馬】 ⇒つかい‐ばらい【使い払い・遣い払い】 ⇒つかい‐ばん【使番】 ⇒つかい‐びと【使人】 ⇒つかい‐ひめ【使姫】 ⇒つかい‐ふるし【使い古し】 ⇒つかい‐みち【使い道・遣い道】 ⇒つかい‐め【使女】 ⇒つかい‐もの【使い物・遣い物】 ⇒つかい‐やく【使役】 ⇒つかい‐やっこ【使奴】 ⇒つかい‐りょう【使い料】 ⇒つかい‐わけ【使い分け】

つかい‐あるき【使い歩き】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐あるき使い歩きツカヒ‥ 用事をいいつけられてあちこち歩くこと。また、その人。つかいばしり。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐おとこ【使い男】ツカヒヲトコ🔗🔉

つかい‐おとこ使い男ツカヒヲトコ ①使者に立つ男。 ②召使の男。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐がって【使い勝手】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐がって使い勝手ツカヒ‥ 使用したときの使いやすさの程度。「―が悪い」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐がら【使い柄】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐がら使い柄ツカヒ‥ 使者の人物・才能の程度。宇津保物語国譲上「そそのかし聞え奉れよ。―か見ん」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐からし【使い枯らし】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐からし使い枯らしツカヒ‥ 使用したあとの残りのもの。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐がわ【使い川】ツカヒガハ🔗🔉

つかい‐がわ使い川ツカヒガハ 川岸に設けた洗い場。使い場。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかいきり‐カメラ【使い切りカメラ】ツカヒ‥🔗🔉

つかいきり‐カメラ使い切りカメラツカヒ‥ あらかじめ装填そうてんされたフィルムを使い終わると、カメラごと現像処理に出す、極めて安価なカメラ。レンズ付きフィルム。使い捨てカメラ。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐き・る【使い切る・遣い切る】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐き・る使い切る・遣い切るツカヒ‥ 〔他五〕 つかってしまう。すっかり消費する。「旅先で金を―・る」

つかい‐こな・す【使いこなす】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐こな・す使いこなすツカヒ‥ 〔他五〕 十分に役に立たせて使う。自分の思うままに使う。うまく使う。夏目漱石、こゝろ「中々御上手ね。空からつぽな理窟を―・す事が」。「コンピューターを―・す」

つかい‐こ・む【使い込む・遣い込む】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐こ・む使い込む・遣い込むツカヒ‥ 〔他五〕 ①依託された金銭を私用に使ってしまう。「会社の金を―・む」 ②金銭を予定額以上につかう。「今月はだいぶ―・んだ」 ③器具などを長く使って具合よくする。人などを使い馴らす。「―・んだ辞書」

つかい‐さき【使い先】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐さき使い先ツカヒ‥ ①使いに行った出さき。 ②金銭の使用目的。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐すて【使い捨て】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐すて使い捨てツカヒ‥ ちょっと使ったばかりで(修理や洗濯などせずに)捨ててしまうこと。また、一度使えば捨てるように作られた物。「―のライター」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐だい【使い代】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐だい使い代ツカヒ‥ (→)「使い賃」に同じ。人情本、春色辰巳園「アヽそして―はヱ」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐だて【使い立て】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐だて使い立てツカヒ‥ 人に用事をさせること。「お―して済みません」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐ちん【使い賃】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐ちん使い賃ツカヒ‥ 使いに行った者に与える金銭。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐つ・ける【使い付ける・遣い付ける】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐つ・ける使い付ける・遣い付けるツカヒ‥ 〔他下一〕[文]つかひつ・く(下二) つかうことに馴れる。常につかう。「―・けた象牙の箸」「―・けた洗剤」

つかい‐て【使い手・遣い手】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐て使い手・遣い手ツカヒ‥ ①物をつかう人。 ②巧みにつかう人。「槍の―」 ③金銭をむやみにつかう人。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐で【使い出・遣い出】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐で使い出・遣い出ツカヒ‥ 使ってもなかなか無くならないこと。相当長く使えること。「―がある」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐どころ【使い所】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐どころ使い所ツカヒ‥ そのものを使うに適当なみち。用途。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐なら・す【使い馴らす】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐なら・す使い馴らすツカヒ‥ 〔他五〕 長く使ってその事に馴れさせる。常に使って親しませる。源氏物語末摘花「の給ひ戯れなどして―・し給へれば」。「筆を―・す」

つかい‐な・れる【使い馴れる】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐な・れる使い馴れるツカヒ‥ 〔他下一〕[文]つかひな・る(下二) 永く使用してその事になれる。また、使いやすくなる。使用法に熟練する。「―・れた万年筆」

つかい‐ぬし【使い主】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐ぬし使い主ツカヒ‥ 使う人。使う主人。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐のこり【使い残り・遣い残り】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐のこり使い残り・遣い残りツカヒ‥ つかった残り。つかいあまり。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐ば【使い場】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐ば使い場ツカヒ‥ 流れの岸に設けた洗い場。使い川。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐ばしり【使い走り】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐ばしり使い走りツカヒ‥ 用事をいいつけられて、あちこち出向くこと。また、その人。つかいあるき。つかいはしり。つかいっぱしり。「―を頼む」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐はた・す【使い果たす・遣い果たす】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐はた・す使い果たす・遣い果たすツカヒ‥ 〔他五〕 金銭などを残らずつかってしまう。「力を―・す」「金を―・す」

つかい‐は・てる【使い果てる】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐は・てる使い果てるツカヒ‥ 〔他下一〕[文]つかひは・つ(下二) 使ってしまう。

つかい‐ばらい【使い払い・遣い払い】ツカヒバラヒ🔗🔉

つかい‐ばらい使い払い・遣い払いツカヒバラヒ 支払い。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐ふるし【使い古し】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐ふるし使い古しツカヒ‥ 長い間使って古くなってしまったもの。「父の―の万年筆」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐ふる・す【使い古す】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐ふる・す使い古すツカヒ‥ 〔他五〕 使って古くする。古くなるまで使う。「―・した道具」「―・された表現」

つかい‐まわ・す【使い回す】ツカヒマハス🔗🔉

つかい‐まわ・す使い回すツカヒマハス 〔他五〕 一度使ったものを別の機会や用途にくりかえし使う。

つかい‐みち【使い道・遣い道】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐みち使い道・遣い道ツカヒ‥ ①つかいかた。使用法。「金の―を知らない」 ②つかいどころ。用途。「―のない品物」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐もの【使い物・遣い物】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐もの使い物・遣い物ツカヒ‥ ①使用する物。使って役に立つ物。「―にならない」 ②おくりもの。進物。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐りょう【使い料】ツカヒレウ🔗🔉

つかい‐りょう使い料ツカヒレウ ①使用するためのもの。 ②使用料。 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐わけ【使い分け】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐わけ使い分けツカヒ‥ 同じものをいろいろに分けて使うこと。それぞれを適所に使うこと。「相手によって言葉の―をする」 ⇒つかい【使い・遣い】

つかい‐わ・ける【使い分ける】ツカヒ‥🔗🔉

つかい‐わ・ける使い分けるツカヒ‥ 〔他下一〕 事の性質・条件・目的などに応じて区別して使う。「言葉を―・ける」

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